奈良から帰りの電車で大阪の難波で途中下車
ここは大阪でも有名な繁華街です
法善寺横丁の「浮世小路」です
幅1m満たない狭い通りを観光客がひっきりなしで通るので中々撮影には入れませんでした(笑)
そうしていると、法善寺の「水かけ不動尊」の周辺に修験道の出で立ちをしたお方たちが集まってきて、お不動さんの前に祭壇を設け始めました
聞くところによると、今からお不動さんの前で
「護摩焚き」が行われるそうです準備が終わって、護摩焚き開始のホラ貝が一斉に鳴らされます
傍で聞いていて、チョイ耳が痛くなるくらいでした(笑)
そして般若心経の合唱が始まりました
もちろん私も参加しました
点火されました!
バチバチと薪が燃やされる音と臭いが充満します
凄い熱です
護摩を焚いている人は火傷が心配になるくらい…
私は祈祷する行者さんの
「所作」に注目していました左手に「三鈷杵」右手は「刀印」
そのまま「刀印」で邪気を切り裂きます
何の「印」だろうか…
手の動きが早いので読めません
今度は刀を振りかざします
邪気を払うんでしょうね
108玉の数珠をずらしていきます
これで108個あると言わるの煩悩を滅します
水かけ不動さんも喜んでいるようでした良いものを見させていただきました
今年も良いスタートが切れそうです再び電車に乗って大阪を離れ、次に神戸で途中下車しました
続く
- 2025/01/08(水) 06:13:27|
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今回は超マニアックな日記なのでテキトーに飛ばしてください
お昼ご飯を済ませて奈良国立博物館に行きました
この博物館の旧館でもある「なら仏像館」が目当てです
私は奈良国立博物館のHPを定期的に閲覧して、なら仏像館で入れ替わり展示している(「名品展」という常設展示)仏像のなかで
京都加茂にある浄瑠璃寺の
重要文化財「馬頭観音」さんが展示されているかをチェックしています
※浄瑠璃寺の馬頭観音さんは修復・保存維持のため、この奈良国立博物館に委託保管をしているそうです
たまたま12月24日から展示されてるのを見つけて、今回のツアーに組み込んだわけです
(このツアーのメインと言っていい)
なら仏像館に入ると入口で受付のオネエサンから、撮影可能の仏像と撮影不可の仏像の切り分けで以下のマークが仏像の説明板に掲示されているという説明を受けました
これはありがたい!ということで10年ぶりの仏像館に入ります
現在の「名品展」の目玉である、吉野の「金峯山寺(きんぷせんじ)」金剛力士のお二人です
高さ5m以上の巨大な仁王さんたち
目の前にいる守衛さんが見守る前で堂々と撮影
こんなことはこの博物館では初めてです足の血管の浮き出し…
やはり金剛力士像は「力強さ」を強調するのが王道
そして私が10年ぶりにお会いしたかったのがこのお方
馬頭観音さんです!※重要文化財クラスのこのお方はもちろん撮影禁止なので、私の手持ちの本からのスキャン
NHK出版「国宝への旅」12巻「浄瑠璃寺」からのスキャン優しいお顔が多い観音像で唯一、「憤怒(怒りの表情)」のお方
左右と後頭部に別の顔を持ち、頭部にはお馬さんを乗せています
そして牙をむき、額には「第三の目」を備えて
「お前の全てを見透かして見ているぞ」って言っているように思えます
煩悩の多い私はこの方の前では金縛りにあったような感覚に陥り、
何故か目が合ったら視線を
中々逸らせなくなります以前の展示では、この馬頭観音さんは単体でガラスケースの中で居られて、360度ぐるっと回って拝観出来て「真後ろの顔」も観れたのでですが、今回は複数の仏像と同じケースで、しかも壁際の配置だったので、後ろの顔が観れなくて残念だった…
10分くらいこのお方の前にいましたが、何時までもそこにいると次からくる拝観者の邪魔になるので「また次の展示期間に来ますね」と馬頭さんに涙のお別れを告げて順路を進みました
これは同じ馬頭観音さんでも「破損仏」、しかも焼けた跡が生々しい
戦国時代などの戦火で焼かれたのでしょうね、頭の上のお馬さんは「後補」でしょうね
重要文化財に指定されていないのが不思議なくらいご立派な「聖観音立像」
繋ぎ合わせていない、一本の木から彫りだした「一木作り」の逸品です
いけない事だけど…
「欲しいなァ…」って一瞬思ったりして(笑)
普段は文殊菩薩がお乗りになる「獅子像」
ご主人は何処に行ったのか??
「ご主人様、どこに行ったんでしょうか?」と獅子も困っているように見えたりして(笑)
マニアックな日記でスイマセン…
こんな感じの「なら仏像館」でした
そして電車に乗って奈良に別れを告げて、姫路への帰り途中下車であちこち寄ることに
続く
- 2025/01/06(月) 07:07:11|
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東大寺に続いて興福寺周辺から「ならまち」をブラブラしてきました
興福寺南円堂傍のお地蔵さんたち
水かけ地蔵さん
バックは南円堂です
南円堂は「西国三十三か所霊場」の第九番札所でもあります
もちろん南円堂にはお参りしました
興福寺の五重塔は完全に鉄骨カバーに覆われて解体修理中です
しかし予想以上に人が多すぎます
ゆっくり撮るにはやり観光地は平日に休みを取って行くべきですね(当たり前だけど後で後悔)
次に「ならまち」を歩きます
「蚊帳のれん」のお店
おそらく江戸時代辺りまでは「蚊帳専門店」だったのが、時代の流れとともに蚊帳の生地を利用して別のモノを作って売っているとみましたね
「ならまち」は、江戸時代から存在する、元興寺の旧境内を中心にしたかつての「奈良町」を指すもので、太平洋戦争の戦災をまぬがれ、閑静な住宅地に変貌した1980年代に、当時の20代の若者が中心となって町家リノベーションを中心に「まちづくり」が始まり、現在の訪客の絶えない町になったわけです
町屋をリノベーションした宿のようです
錆び好きな私はすぐに食いついた…
いったい何に使っていたのでしょうか、気になる鎖だ
こういう懐かしいものがたくさん残っています
と思ったらこういった庶民的な風景も(笑)
町中のいたるところにこういった小さい神社があります
「菩薩珈琲」とは!ご利益ありそうだけど、中が暗かったので入るのをやめました(笑)
可愛らしい仏さんの前に水の入ったペットボトルが…
多分お供えよりも「猫除け」の気がします(笑)
「身代わり猿」を多く見かけました
この地域は「庚申信仰」が残っており、「庚申」さんのお使いの猿を型どったお守りは、魔除けとして使われてます
こんな感じの「ならまち」ぶらりでした
次に奈良国立博物館の「なら仏像館」へ向かいます
私が是非会いたかった仏像を観に行きます
続く
- 2025/01/05(日) 06:59:35|
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今年最初の写真ブラリはなんと東大寺です
電車の「1dayきっぷ」を買って、3日の始発から奈良~大阪~神戸と巡ってきました
まずは奈良の東大寺から…
ここでは全てモノクロで撮りました
モノクロで撮ると、いつも以上に仁王さんたちが怒っているように見えるのが不思議だ…
二月堂に上がります
手前の石畳の艶が出るのはモノクロならでは
いつものように「般若心経」を唱えます
この方は二月堂をぐるぐる回って、本殿の裏でお参りしておられます
おそらく「お百度参り」の方なんでしょうね
皆さん二月堂の舞台から大仏殿、そして奈良の景色を楽しんでます
ここで収穫されたお米は、二月堂にお供えするそうです
久々に大仏殿に入る
この四天王さんを横から見たら相当な前傾姿勢だと思う
鬼子母神をお祀りするお堂にザクロがお供えされています
鬼子母神の好物ですね
東大寺をモノクロで撮るなんてフィルムカメラ(たしかCONTAX167だったか)以来なのでもう30年ぶりかな…
こんな感じの東大寺でした
このあと興福寺辺りから「ならまち」をブラブラします
続く
- 2025/01/04(土) 06:57:38|
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吹屋小学校にて
その他のショットです
階段の踊り場
何人の子供たちが掴んできたんでしょうね
理科の実験機器です
ガラスケース越しの撮影です
歴史を刻んできた床板
「骨董品」レベルのオルガンですね
壁に吊られた書にピントを合わせました
そうそう、昔のランドセルって使って来るとこんな感じで表面が割れてくるんですよね
鍵盤を見つけたら撮りたくなるんですよね(笑)
入場の際に、係りの人が「入場券の裏は名札になっていますから」って言ったのを最後に思い出した
ポケットから取り出したら折れていた…(スイマセン)
「名前」にピントを合わせる
こんな感じの吹屋小学校でした
良い場所を見つけました(しかし寒かった!)
終わり
- 2024/12/23(月) 06:06:44|
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