加古川市の「泊神社」です

入り口にある「随神門」です
重厚な立派な門です

手水舎には、あちこちの神社で目にする説明板が

絵馬殿・拝殿・本殿が連なる造り
神代に伊勢神宮の御神体の一つである御鏡がここに泊まり着いたことから起こったといわれています
祭神は「天照大神」「少彦名神」「國懸大神」の3柱です
宮本武蔵の養子・伊織が社殿を改築した際に寄進した絵馬や棟札、花崗岩製の石灯篭などが残っています。

神話の時代…
天照大神が岩戸の中に隠れた時に八百万の神々が、大神の怒りを解くために二つの鏡を造ったそうな
1つは伊勢神宮に祀られ、1つは海に流された
時代が下り大和朝廷の時代、それが当神社のある場所に泊まり着き、「泊(とまり)神社」としたのが創建らしいです
今はこの神社は海から5kmくらいは離れているんですが、大和時代はこの辺りまで海だったということでしょうね
飛鳥時代に聖徳太子が鶴林寺を建立した際、側近で棟梁であった秦河勝が紀伊国から彼の氏神である国懸大神を勧請し社殿を建立したという
ということはかなり歴史のある神社ですね
絵馬殿の向かいには「能舞台」

絵馬殿です

宮本伊織が奉納したとされる絵馬です
百人一首に出てくる歌と歌人が描かれています


本殿裏に置かれた石灯篭
これも宮本伊織の奉納です

「白龍稲荷大神」

なにか大事なモノを納めているように思える蔵

鍵穴が歴史を感じます

気になる説明板がありました
「石弾(いしはじき)城跡」だって…南北城時代のお城(といっても当時は堅牢な屋敷だったんでしょうね)らしい

説明板の後ろにビニールシートが…
「城跡の遺構や石垣でも保護しているのでは?」なんて思いましたが、よく見たら土俵でした(笑)
遺構は今は地下に埋もれているんでしょうね

播磨には、まだ私の知らない歴史のある神社が多いということに驚きます
これからもドンドン探して訪ねてみよう
- 2025/02/27(木) 06:38:19|
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やはりまだまだ先になりそうですね梅は…

高砂市の「曽根(そね)天満宮」です
たまたま通りかかって寄ってみた次第です
創建は、菅原道真が太宰府に流される際に立ち寄ったことが起源という、山陽・瀬戸内地域にある天満宮に共通したお話です

境内には数百本もの梅が植えられており、3月初旬に行われる「梅まつり」には大勢のカメラマンたちがワンサカやってきます

灯篭の穴からわずかに咲いている花を狙ったりして

まだ「一分咲き」にもなっていないですね(笑)

仕方がないので、境内のスナップを色々

この石橋は、京保8年(1723年)に寄進された高砂市指定の文化財です

随神門から参道を望む

随神門の柱
歴史の重みを感じますね


天満宮と言えば牛さんですね

あと2週間くらいしたら再訪してみます
早く暖かくならないだろうか…
- 2025/02/23(日) 06:23:40|
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明石市の海沿い鎮座する「住吉神社」です
昨日の金曜日は、会社にお休みを頂いて午前中は自治会の用事をやっていました
昼過ぎに時間が出来たので、カミさんとやってきた次第です
鳥居の先には播磨灘

この時はNikonD40にいつものお散歩用スナップレンズの45㎜f2.8P
手水舎はドラコンさんではなく、珍しくうさぎさんでした

拝殿です
この住吉神社は、あの大阪の住吉大社の神様が「播磨の地にも祀るように」との宣託でこの地にも祀ったのが始まりだそうです


鉢植えの梅ですが、早くも咲いていました

お雛様も置かれていました



波打って、雑草も生えている屋根
でもそれも味があって好きです

すぐそばに「魚住(うおずみ)漁港」があります
向こう見えるは淡路島

しかしこのレンズとD40の組み合わせはイイ感じですね
チョイ固めの描写ですが、それがスナップには丁度良い

この時に、お宮参りの夫婦とカメラマンが写真撮影に来ていました

ちょっとお顔を見せてもらいましたが、可愛い男の子でしたね
「この神社にお参りに来たから
きっと元気に育つぞ」って狛犬さんも見守っていました(笑)

こんな感じの住吉神社でした
この時は海からの風が寒かった…
春の便りはまだかな…
- 2025/02/22(土) 06:21:52|
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坂越からの帰りに冬の海にって来た
「波切不動に陽が昇る」でたまに日の出時間に通っている新舞子海岸です

風が強く、雲の流れも速かった

あえて陽を入れて撮影

この海岸は、引き潮時に出来る干潟が有名で、日の出時間や日没時間が干潮と重なると多くのカメラマンたちがやってきます


波切り不動さん
冬の寒い時ももうやって風に打たれながらも私たちを守ってくれています

夕暮れや日の出時間の海もいいけれど、昼間のキラキラ輝いた海もイイもんですね
- 2025/02/13(木) 06:22:09|
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妙見寺から降りてきて、坂越の街並みを歩きました

兵庫県赤穂市の東部に位置する坂越は瀬戸内海に面した港町になります
2018年には、北前船の寄港地の一つとして、坂越の町並みや文化財が「日本遺産」に認定されました
自転車屋さんです

先日訪れた鞆の浦や吹屋町のように、古い母屋をリノベーションしたお店が多いですね
江戸時代から続く酒蔵です

北前船の船乗りたちがここで酒を買ったんでしょうかね


坂越の会所だった建物
今では町の資料館となっています

防火用の水桶でしょうか

私は坂越の街並みはフィルムカメラの頃から何度も歩いています
10年ほど前にメイン道に石畳が敷かれました

良いですね~

観光の方も多かったです

時間があったら、こんな路地裏も探索したかった

坂越の浜に立つポール
説明板を読みと
「とうろん台」を復元したものらしい

とうろん台は有線電信(明治時代)の時代に坂越浦を航行する船に海洋気象を知らせる施設だそうです
神戸海洋気象台から気象情報を、浜にあった坂越の郵便局で電信で受けて、職員がこのポールに蛇腹式の帆布を吊るして、その高さなどで、沖を航行する船に気象情報知らせていたそうな
こんな感じの坂越の街並みぶらりでした

街並みスナップは楽しい
- 2025/02/11(火) 06:23:44|
- 写真散歩(兵庫県)
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