わんこら式数学の勉強法(畠田式、畠田方式、わんちゃん式、はたけっち流など色々な言われ方が…)で、
究めて短期にわんこら式を体感するために考案した具体的なやり方の要領の例です。
普段からも使いやすいやり方の例で、数学以外にも適用しやすくなったと思います。
[具体的な方法]
問題を見てすぐに解答、解説を読みます。
英語なら英語を読んですぐに対応する日本語を読みます。
最初に30秒ぐらいで出来た範囲をすぐに7周ぐらい繰り返す感じでやります。
1,最初の周は問題も解答も意味わからんわ~って感じで読むだけで超高速で終わらせます。
2,またその範囲を、意味や理解などすぐに拾えるものだけ拾って一周します。
3,またその範囲を、すぐに拾えるものだけ拾って一周します。
4,またその範囲を、すぐに拾えるものだけ拾って一周します。
5,またその範囲を、すぐに拾えるものだけ拾って一周します。
…
こんな感じで7周ぐらいやってみてください。
これで、だんだん理解出来ていったり、処理が速くなったり、覚えられてきたら成功です。
拾えるものだけ拾うって言うのは
○こういう意味だから、こうなのか
○これとあれは似てる
○こういう計算になるから、こうなる
○語呂合わせ
などです。
目安タイムは最初の1周目で
白チャートなら1例題10秒
シンプルな英単語帳の例文は1つ1秒
大学受験の数学の二次試験の過去問なら1問20~40秒
数学の専門書なら1ページで10~30秒
最初の周は意味わからないスピードにするのがポイントです(限界突破)
2周目からは、スピードを余り落とさないで意味を拾えるだけ拾っていきます。
ほんまに速すぎたり、めっちゃ難しいのは、何も拾えずに出来ないので注意して下さい。
拾えるものを拾おうとしたり、計算を紙に書いて確認して結構時間かかっても大丈夫です。
繰り返すたびに整理していって、話を簡単にしていくようにします。
[よくあるQ&A]
Q,時間がたつと忘れるか?
A,意外と忘れないようです。
普通にやるよりは時間かかってないのに、かなり持続するようです。
忘れたとしたら、それは今までの経験や知識が足りなくて関連付けが弱いわけです。
だからどんどん気にせずにやりまくると、
これは前にも同じような考え方、形を見た
って関連付けが強固になって、そこで本当に理解したり覚えたりできます。
Q,完全に覚えられない、理解できない
A,完全に覚えられるか、理解できるかは、その人の今の段階と、難易度や複雑さによります。
その人が出来るところまで覚えられます。
これは弱点ではなく、ここがメリットなわけです。
出来ないところを
ずっと理解しようとしたり、
覚えようとしたら挫折します。
それを回避するために、
理解できるところから理解したり、
覚えられるところから 覚えてるわけです。
繰り返すたびに
覚えられるところから覚えたから理解力があがり、
理解できるところから理解したから覚えられ、
覚えられるところから覚えたから理解できた
って言うように1問の中でも徹底的に出来ることをやっています。
だから普段ではありえなかった理解と暗記が出来るわけです。
そして完全に理解できたり、覚えられなくても意味がある勉強が出来たわけです。
Q,完全に理解できなかったり、覚えられなかったところはどうしたらいいですか?
A,理解できなかったところ、覚えられなかったところは、
まだ出来るだけのレベルに達していないだけので適度な雑魚でレベル上げしてください。
倒せないレベルやのにやり続けると、倒せないものは倒せないので
挫折して結局勉強やらなくなります。
「出来ることをやる」
って言う当たり前のことは実は非常に難しくて、みんな実はそんな当たり前のことが出来てないので差がつくわけです。
Q何周繰り返せばいいですか?
A,やってるうちに体感してきて、覚えられてきた!って自分で判断できます。
つまり、自分で何周がいいかわからない場合は余り体感できていないと言うことになります。
4,5回くらい繰り返すと、ほぼ覚えてきて1周がだんだん一瞬になってきます。
つまり10回も15回もそんなにはかかる時間は変わりません。
Q問題は解かなくていいんですか?
A,スポーツでも何でも、我流でやっても全く伸びません。
我流でやると、自分でまたノウハウを発見しないといけなくなるので、原始生活に戻るわけです。
昔は三平方の定理を発見しただけ天才です。
今、紙と鉛筆だけで部屋に篭って45歳くらいになって三平方の定理を発見した!
と喜びまくってその辺の人に言ってたら病院に連れていかれます。
解答を真似して繰り返すことで成長します。
それをまた自分で発見してたら、発展スピードが遅すぎて文明は発展しません。
実は頭の良し悪しではなく、ノウハウがあるかどうか、それを生かせるかで決まります。
それが本当の意味の「頭の良さ」です。
まずは解答をモノマネして最先端にたった上で、自分の解答を書く。
これが本当の個性であり、我流です。
Q,書き写さなくていいか?
A,書き写しは自分で考案しておきながら上手くわんこら式を説明できなかったので、
わんこら式を掴んでもらうためには書き写しが有効と言うことにしていました。
しかし今は高速読みでわんこら式の意図を伝えられるようになり、書き写しに拘る人も多いため削りました。
複雑な計算とかでは、書き写してみたりした方が上手くいくことがあります。
Q,前みたいに1日1回を5日間とかはしなくていいんですか?
5日間も待てない人が多かったり、
どれだけ覚えられるかとか確認しにくく修正を出来ない人がいました。
誰にでも出来る方法がすばらしいと言うことで、わんこら式2の要領でいいと思います。
それに一周が1ヶ月や3ヶ月など物凄く長い範囲にする勘違いが何故か多かったです。
Q,学校でやらされる問題集に答えが略解しかないんですが、どうしたらいいですか?
A,諦めてください。
すぐにわかればいいですが、わからないのは考えるだけ時間が無駄で、
例え「やっとわかった!だから数学は楽しいな♪」と言っても、時間や体力、気力の浪費が激しく対価に全然あいません。
しかも、問題をやるハードルが高くなっていって次に勉強する気、集中力が知らず知らずなくなっています。
わからない→考える→実質の勉強時間が少なくなる→余計にわからなくなる→考える→実質の勉強時間が少なくなる→もっとわからなくなる→…
の負の連鎖を断ち切るために、勇気を持って切り捨ててください。
生徒の精神力や能力に頼らず、出来ることをやらせるのが本当のリーダーです。
[まとめ]
わんこら式数学の勉強法とは要領は違いますが、原理の説明は同じなので読んでおいてください。
ほんまはこれは体感してわんこら式を理解するための入り口やしな。
セミナーとか人に教えたりするときに、その場でわんこら式を身体で体感してもらえるために開発してきたやり方で、これが普段でも効果的であると言うことと、高速読みのやり方がよくわかってきたことからこの形が出来てきました。
やっぱり、書いてる本人もまだわかってなかったなと思います。
からんでくれる周りの人のおかげですね。
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