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書体の展示会って珍しいなあ

昨日、東京ミッドタウンの5Fで見つけたチラシで知った展覧会が気になる。

ギンザ・グラフィック・ギャラリー第294回企画展秀英体1002011年1月11日(火)~1月31日(月)

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ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
2011年1月11日(火) - 1月31日(月)
〒104-0061 中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル  tel.03.3571.5206
日曜・祝祭日休館 11:00a.m.-7:00p.m.(土曜日は6:00p.m.まで)  入場無料


電子書籍になれば、ますます「書体」の重要性がクローズアップされるんじゃないかと思っているので
この展覧会の意義はよくわかる。
そして、gggはDNPの展示施設だから、この企画もなるほどなのだ。

>秀英体は、大日本印刷の前身である秀英舎の時代から、100 年以上にわたって開発を続けている書体です。
近代化が急速に進展した明治初期に、秀英舎は印刷を「文明の営業」と表現して活版印刷に力を注ぎ、やがて自社で活字の開発にも取り組み始めました。ちょうど100年前の明治45年(1912)には、初号から八号までの各活字サイズの明朝体が揃います。完成した秀英体は「和文活字の二大潮流」と評され、現在のフォントデザインに大きな影響を与えています。
活字書体として誕生した秀英体のデザインは、活字の大きさや時代のニーズに合わせた、豊富なバリエーションが特徴です。気骨ある迫力の初号、流れるように繊細な三号、そして安心感と明るさを兼ね備えた秀英明朝Lなど……。根底に共通するいきいきとした筆づかいは、言葉に雄弁な表情を与え、あざやかに彩ります。
この100年、文字をめぐる環境は活版印刷からDTP、そして電子書籍へと大きく変化しています。しかし、いかに環境が変わろうとも、文字はコミュニケーションの基盤であり、美しく読みやすい書体が果たす重要性は変わりません。
さらに変化するであろう次の100年に向け、秀英体はいま、リニューアルプロジェクト「平成の大改刻」に取り組んでいます。常に新しく生まれ変わり、最前線で使われ続ける書体であること――秀英体とは、革新の姿勢そのものだといえるでしょう。


そして、展示は「新しい秀英体」の作品のようだ。

■ 新作「秀英体の四季」出展作家 25名(予定、五十音順、敬称略)
浅葉克己・井上嗣也・葛西 薫・勝井三雄・佐藤晃一・佐野研二郎・澁谷克彦・杉浦康平・杉崎真之助・祖父江 慎・高橋善丸・立花文穂・永井一正・中島英樹・長嶋りかこ・仲條正義・中村至男・南部俊安・服部一成・原 研哉・平野敬子・平野甲賀・松永 真・三木 健 + コントラプンクト(デンマーク)

このメンバーもまた懐かしいというか大御所ぞろいというか、気になる。

今月中だから、銀座に観に行きたいなと思ってます。
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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
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2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
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