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シーズン４の４話と５話の後日談。
砂本量の脚本の傑作ともいえる話の続きをやろうとは。

あの連続殺人のあとに、犯人が精神鑑定されている。
もちろん有罪にはできない。

さて、例の精神科医であの犯人の上司も登場し、「人が人を鑑定できるのか」という心の闇と対決していく。
もう前作で十分じゃないかと思っていたら違う角度からアプローチしてきた。

前作での悪は誰にでも持ちうるといわんばかりのダークさ、
今回は人の心とはなんぞやというところに主題を置いてきた。

相棒シリーズの中でもかなり奇異なミステリーでも探偵ものでも警察ものでもなく、非常に哲学的なものとなっていた。

ほんと、まさかこんな話が見られるとはな…