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【コミック】しおんの王 8

コミック→しおんの王
12 /21 2008
しおんの王
原作:かとりまさる
漫画:安藤慈朗
アフタヌーン連載
しおんの王 8 (8) (アフタヌーンKC)しおんの王 8 (8) (アフタヌーンKC)
(2008/05/23)
安藤 慈朗かとり まさる

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あなたは 私と……
同じじゃない!!

しおんの王 8』本文より

しおんの王」最終巻。
決着。

ついに判明した真犯人。
なぜ殺人の現場で紫音は将棋を打っていたのか。
犯人の残した「生き続けたければ言葉を忘れろ」と言ったのか。

まさに鬼だな…


そして決勝のラストの対局もまさに鬼と鬼の対決。
彼らにとって将棋とは一体なんなのか。
そのあまりの「高み」というものに圧倒された。

なんという白熱する展開。
しかもそれすらもたった1冊で見事に終わらせ、物語のラストまでたどり着かせるとは。

将棋というまるで別次元においての真剣勝負。
特に目と目で語り合うかのような戦いは読んでいて思わずぞくっとした。
また紫音の両親を殺した犯人へたどり着くまでのサスペンス、紫音のたどり着く将棋に対する回答。

どれをとっても非常にワクワクしながら読めた気がします。
将棋というテーマでここまで楽しめるとは思わなかったです(笑

【コミック】しおんの王 7

コミック→しおんの王
12 /16 2008
しおんの王
原作:かとりまさる
漫画:安藤慈朗
アフタヌーン連載
しおんの王 7 (7) (アフタヌーンKC)しおんの王 7 (7) (アフタヌーンKC)
(2008/01/23)
安藤 慈朗かとり まさる

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それは違うだろ
俺は…… 自分のために精一杯指してる紫音が見たいんだ

しおんの王 7』本文より

しおんの王』7巻目。
ラスト直前。

いよいよ決勝。
事件のほうも決勝戦と同じく大詰め。

悟との戦いがまさか事件にあれだけ大きく関わってくるとは。
犯人は明らかに近くにいる。
しかし……誰だ。


話の布石はすべて打たれた感じ。
あとはラストを迎えるのみ、か……


紫音が可愛いとか、スケッチブック最高!とか歩との関係にニヤニヤしたりと色んな楽しめる要素があった。
もちろん盤上の真剣勝負も非常に楽しく読めた。
だが、やはりそれら以上に事件の核心という最大の謎がもたらすページを捲らせる力はもはや比ではないな。

あと1冊!

【コミック】しおんの王 6

コミック→しおんの王
12 /10 2008
しおんの王
原作:かとりまさる
漫画:安藤慈朗
アフタヌーン連載
しおんの王 6 (6) (アフタヌーンKC)しおんの王 6 (6) (アフタヌーンKC)
(2007/10/23)
安藤 慈朗かとり まさる

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だが棋士としては愚かなだけだ
俺達には心を乱されるほど愛する者など必要ない

しおんの王 6』本文より

羽仁兄に恐ろしいほどのラスボスオーラが漂いはじめた ((( ;゚Д゚)))

しおんの王』6巻目。
決勝開始。
ひとりひとりが物語と共にトーナメントの舞台を降り、紫音と羽仁弟と兄の対決の時が迫ってくる。
また事件の真相もだいぶ近づいてきたような気がする。

真相は一体どこにあるのか。
そして舞台を降りたはずの歩はこれから何に挑んでいくのか。
将棋の高みを目指すのか。
高みを目指すときの指針となる師匠の目指す将棋の影響はどう出てくるんだろう…


6巻はまさに過去と未来が交錯していく展開。
将棋もまた同じ。
あらゆる棋譜を学び、学んだ上で新しい一手を作り出していく。

展開とテーマがラストに向けて急加速してきたなぁ…。

【コミック】しおんの王 5

コミック→しおんの王
12 /06 2008
しおんの王
原作:かとりまさる
漫画:安藤慈朗
アフタヌーン連載
しおんの王 5 (5) (アフタヌーンKC)しおんの王 5 (5) (アフタヌーンKC)
(2007/05/23)
安藤 慈朗かとり まさる

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俺はあの子の笑い声が好きなんだ
だから幸せになってほしい……
幸せに――

しおんの王 5』本文より

しおんの王』5巻目。
父と娘の戦いがあまりに苛烈。

何十回、何百回と戦っていた相手。
しかし、今度の戦いはトーナメントの中でのこと。
ふたりの愛情互いにぶつかりあいながら戦う様は美しいよなぁ。


そろそろ『しおんの王』も終盤かな。
おのおのが自身の壁と戦っていくのがこれほど面白いものとは。

それぞれの対局も話数をそれほど使うわけでもなく、短く、それでもかなりのインパクトを携えながら進んでいくんだよなぁ。
まだ5冊しか読んでいないということに驚愕するくらいだし。
密度的にはもう15冊20冊くらい読んでる気分なんだけれども(笑


5巻の表紙にもなっている二階堂さん。
胸がめちゃめちゃ強調されすぎちゃあいないだろうか(笑
だが、それもいいと思いますw

【コミック】しおんの王 4

コミック→しおんの王
12 /05 2008
しおんの王
原作:かとりまさる
漫画:安藤慈朗
アフタヌーン連載
しおんの王 4 (4) (アフタヌーンKC)しおんの王 4 (4) (アフタヌーンKC)
(2006/07/21)
安藤 慈朗かとり まさる

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あんな事件を背負って 何度も脅しを受けて
それでも前に進むのを止めない……
紫音は苦しみや悲しみを笑顔に変える

しおんの王 4』本文より

騙しあいの将棋がはじまった『しおんの王』。
羽仁悟の嘘をつく将棋との対戦が非常におもしろい。
これまでが真剣にぶつかり合っていた将棋だっただけに、この「騙し、嘘をつく」将棋の違った味わいが、ね。

紫音の両親を殺した事件も盛り上がってきた。
現在のトーナメントの間にも明らかに犯人と思われるものの接触や、彼が残した手がかりがふっと姿を現したり。

しかし、これではまるで犯人は見つけてくれと言わんばかり。
なぜ今なお紫音に接触しようとするのか。
一体なにをしようとしているのか。
これは紫音への妨害なのか、それとも自分のいるところまで引き寄せようとしているのか。

謎は深まるばかりだな……


よーく見てみたら、紫音の字って汚いよな (*´Д`)
それがまたなんとも可愛いんだけど(笑

【コミック】しおんの王 3

コミック→しおんの王
12 /04 2008
しおんの王
原作:かとりまさる
漫画:安藤慈朗
アフタヌーン連載
しおんの王 3 (3) (アフタヌーンKC)しおんの王 3 (3) (アフタヌーンKC)
(2006/01/23)
安藤 慈朗かとり まさる

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血溜まりってのはなあ 将棋盤の裏にある四角い穴の事だ
昔から助言した者 勝負に口出しした者は首を刎ねられて そこに晒されたのさ
分かるか?
勝負ってのはそれだけ厳しいんだぜ

しおんの王 3』本文より

いよいよアマプロオープントーナメントがはじまった『しおんの王』3巻。
しおんの両親を殺した犯人に関する手がかりも出てた。
歩も絶対負けられない境地に立たされる。

それだけじゃない。
プロアマ、師弟も関係なく、それぞれがそれぞれの想いを抱えながらまさしく真剣勝負に挑んでいく様は圧倒的。

勝負に挑むものだけじゃなく、スポンサー側にしても、主催者側、警察サイドも一気に動き出したところが実に面白い。

まさしく全てが動き始めた巻だな…

【コミック】しおんの王 2

コミック→しおんの王
12 /03 2008
しおんの王
原作:かとりまさる
漫画:安藤慈朗
アフタヌーン連載
しおんの王 2 (2) (アフタヌーンKC)しおんの王 2 (2) (アフタヌーンKC)
(2005/05/23)
安藤 慈朗かとり まさる

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将棋だけ
他には何も必要ない……
お嬢さんはそんな世界に生きているんです

しおんの王 2』本文より

しおんの王』2巻。

なんだこの鬼気迫る勝負の世界は ((( ;゚Д゚)))

金のため、将棋という世界に取り憑かれたため。
理由は様々ながらも、登場人物たちはひたすらに盤上に向かう。

これだけ表情豊かな登場人物たちを揃えながら、こんな切迫した世界を描くのかよっ。


次々に変わる服も素敵です(*´Д`)

【コミック】しおんの王 1

コミック→しおんの王
12 /02 2008
しおんの王
原作:かとりまさる
漫画:安藤慈朗
アフタヌーン連載
しおんの王 1 (1) (アフタヌーンKC)しおんの王 1 (1) (アフタヌーンKC)
(2004/10/22)
安藤 慈朗かとり まさる

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あたしは 勝ちたいんだ
この人に…… この将棋に―
勝ちたいんだ!

しおんの王 1』本文より

そういえばこのマンガの1話だけアフタで読んだ気がする。

あるまじろう氏による百鬼夜翔のイラストがかなり好きだったので、いつかは読もうと思ってた。
ついに完結したと聞いたので、読み始めた。

そういや、いつの間にかこの安藤慈朗という名前で活動するようになったんだなぁ。

声を失った少女が棋士の道を歩み、自らの声を奪い、そして両親を殺した仇を探すというなんともサスペンスチックな話。
それでいて、実にかわいらしい少女が主人公ときたもんだ。

真剣勝負の時の誰にも負けない目の力強さが印象的。
それと普段の仕草のなんと可憐なことか。

スケッチブックでの筆談にノックアウトされた ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
その昔「ONE」というゲームに澪という声が出せない少女がおりましてな。
いや、その話はいいんだ。
まぁとにかく紫音の筆談がなんともよいのです(笑

その彼女が過去の両親を殺害した将棋に関する人物へ近づこうとし、自らも強くなろうとする。
彼女がどういった道を辿るのか。
それを楽しみに読んでいくとします。

∀ki(あき)

自由に生きてます。
色々読んだり見たりしてます。

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