ザ・ゲームスターズ ４
オノ・ナツメ
モーニング・ツー連載

お前もLJも異能力者
オカルト野郎ってことだ

『ザ・ゲームスターズ ４』本文より

『ザ・ゲームスターズ』４巻。

異能力者チームができはじめた。
そりゃあ他にもあるわけで。
普通の人がそういう能力をもって普通に生きていて、突如としてこの物語に巻き込まれてしまう感がすごく面白いよな。

ＢＡＤＯＮ　９
オノ・ナツメ
ビッグガンガン連載
全９巻

皆に賛同してもらえてよかった…
ったり前じゃん！

『BADON ９』本文より

『BADON』９巻。

ついに終わった…
彼らの日常が、いわうる普通の日常に戻っていったことが何よりうれしい。
厄介ごとや、出所前のいろいろにさいなまれることなくという日常にたどり着くまでがほんといろいろあったもんなぁ。

まさかACCAと同じ舞台の物語がここまで長くなるとは思わなかったが、終わってみるとさみしいものだ。

ACCA13区監察課　10th Anniversary Book
オノ・ナツメ

他区のものも受け入れるし手に入る
いいものをよしとする　それがここバードンだろ

『ACCA13区監察課　10th Anniversary Book』本文より

『ACCA13区監察課　10th Anniversary Book』。
イラスト集＋短編集の２冊の箱入り本。

買うつもりはなかったけれども、実物を見たら買ってた。
これは再販難しいだろうし、この豪華さでこの値段とかいえる出来。

素晴らしかった。
イラスト集の筆致もそうだし、数々のこれまで収録されなかったACCAとBADONの短編たち、キャラクターたちの邂逅、
バードンの原点ともいえる短編。
どれもこの世界のことを深く知ることができるよう。

いい本だ。

ザ・ゲームスターズ ３
オノ・ナツメ
モーニング・ツー連載

…嘘をついているのは
彼のほう

『ザ・ゲームスターズ ３』本文より

『ザ・ゲームスターズ』３巻。

ほんと大人な話だよな。
能力ものなのに、いい年齢をした大人たちしか出てこない。
ビターもビターな雰囲気がやっぱいい。

ＢＡＤＯＮ　８
オノ・ナツメ
ビッグガンガン連載

…プリミエラは守る
絶対に

『BADON ８』本文より

『BADON』８巻。

新たなタバコ店の登場で不穏さが増す。
そりゃあちらさんにとっても元受刑者で作ったタバコ店がある地域だぜ、ってなるとそれもそうだが。
単なる新たな勢力ってわけでもなさそうだ。

面白い展開だ。

僕らが恋をしたのは　４
オノナツメ
ｋｉｓｓ連載
全４巻

ここに来た以上
ここを好きになってもらいたい

『僕らが恋をしたのは　４』本文より

『僕らが恋をしたのは』最終巻。

何歳になろうとも恋はするし、
結局根幹にある若い時の経験や感情がそのままで年齢を重ねていくもんなんよな…

年齢は７０歳前後なのに、読んでいてその年齢を感じさせないというか、自分たちの延長線上だなってあらためて感じさせられたかな。

ザ・ゲームスターズ ２
オノ・ナツメ
モーニング・ツー連載

今こうしてあなたとこんなワクワクする場所でグラスを傾けていられるのは
…楽しむことを忘れない我々に
違うでしょうね

『ザ・ゲームスターズ ２』本文より

『ザ・ゲームスターズ』２巻。

いい年をした大人たちが、自分たちの少し特殊な能力を使って犯罪などに立ち向かう。
ヒーローぶるわけではなく、楽しんでいるかのような。
なんだろうなぁ。
この独特な感じ。
とにかく大人な会話を挟みながらの物語は心地いい。

ＢＡＤＯＮ　７
オノ・ナツメ
ビッグガンガン連載

今回の件は忘れてほしい
交換条件は？

『ＢＡＤＯＮ ７』本文より

『ＢＡＤＯＮ』７巻。

前科者だからこその裏社会に通じるところがあって、それが活かされる今回。
こういう危ない橋、一触即発になりかねないひりついたところがあるのに、どこか乾いてる感じ。
ACCAの世界であり、その中でもバードンというのがまさに今回の話だ。

僕らが恋をしたのは　３
オノナツメ
ｋｉｓｓ連載

あなたはどうしても謝りたいのよね

『僕らが恋をしたのは　３』本文より

『僕らが恋をしたのは』３巻。

お嬢がいよいよ動く始めた。
サークルの姫的な存在を高齢の人たちの中でやるのかと思いきや、もっと違う方向へといった。
自分たち自身が高齢であるというキャラクターたちだからこそできる、年齢の重みを感じさせる方向で物語をきっちり動かしてきた。
さぁ、次がすごく楽しみ。

ザ・ゲームスターズ １
オノ・ナツメ
モーニング・ツー連載

私が持っている力は欠陥品だ
その穴を埋めるのがあなたなんですよ

『ザ・ゲームスターズ』本文より

『ザ・ゲームスターズ』１巻。

オノ・ナツメのオッサンもので相棒もの。
そしてニューヨークが舞台で少しの能力もある。

…オノ・ナツメ感が満載だ。

ＢＡＤＯＮ　６
オノ・ナツメ
ビッグガンガン連載

いい一日だった！

『BADON ６』本文より

『ＢＡＤＯＮ』６巻。

平和！
普通の平和な、そう、普通の日常だ。
そんな日常がこんなに尊いというか、いつまでも続いてほしいというものになるとは…

僕らが恋をしたのは　２
オノナツメ
ｋｉｓｓ連載

お嬢のおかげかな？

『僕らが恋をしたのは　２』本文より

『僕らが恋をしたのは』２巻。

お嬢様の不穏さというか、何を目的にというのは教授あたりか。
それとも。
それもあるけど、４人の男と１人のお嬢様のわちゃわちゃ感が読んでて楽しい。
みんな高齢のはずなのだけれども、なにか若さを取り戻していくかのよう。

ＢＡＤＯＮ　５
オノ・ナツメ
ビッグガンガン連載

…待ってる

『BADON ５』本文より

『ＢＡＤＯＮ』５巻。

みんながバラバラになる可能性だって、そりゃあ当たり前にあったのだ。
これが若さゆえの解散的なところではなく、年も経験もあるからこその、待つということの重みの描き方がめちゃ好き。

そして別の道を行こうともタバコ店をもっと大きくするという目的は同じというのがまたカッコイイよな。

ぼくらが恋をしたのは　１
オノナツメ
ｋｉｓｓ連載

お嬢さん
なんてどうですか？

『ぼくらが恋をしたのは　１』本文より

オノ・ナツメの『ぼくらが恋をしたのは』１巻。

初老の男性ばかりの楽園に来た１人のお嬢さん。
みな初老。
でもこんな年代からはじまる恋というだけに、普段見ないものが見れている。
それにしてもお嬢さんが一筋縄ではいかないな。
ただの嘘つきではないだろう…

ＢＡＤＯＮ　４
オノ・ナツメ
ビッグガンガン連載

お祝いしませんか？
お祝い
…したいです

『BADON ４』本文より

『BADON』４巻。

リリーちゃんもただものではないとは思っていたけれども、こうくるか。
あの色々事情を抱えた男たちとともに生活するだけの胆力というか、そういう素養持っていたのはそういうことか、と。

案の定犯罪が絡んだ時にこそ主人公たち４人はほんと頼れる男たちだな、もう。
そして事件が終わった後の平穏へと戻っていけるとことかほんと好き。

ＢＡＤＯＮ　３
オノ・ナツメ
ビッグガンガン連載

やり直すのだという意思を
私は受け取った

『ＢＡＤＯＮ　３』本文より

『ＢＡＤＯＮ』３巻。

前科者の４人。
彼らの一人一人の性格もなんとなくわかってきたし、彼らのある意味中心のリリーちゃんの存在感も大きくなってきた。
４人だとすごく危ういバランスなんだけど、５人の家となると居場所としてこんなに心地よく描かれるのか。

ハヴ・ア・グレイト・サンデー　４
オノ・ナツメ
月刊モーニングtwo連載
全４巻

いつも通りじゃなかったことが
いつも通りになってさ　今に感謝だね

『ハヴ・ア・グレイト・サンデー　４』本文より

『ハヴ・ア・グレイト・サンデー』完結巻。

ああ。
こんなにこの彼らの休日が遠いものになろうとは。
もはや憧れですらある。
憧れではあったんだけど。
誰かとあって、誰かと過ごす。
そのなんて素敵なことか。
あらためて思わされる。

ＢＡＤＯＮ　２
オノ・ナツメ
ビッグガンガン連載

俺は
あんたから嘘を感じない

『BADON ２』本文より

『ＢＡＤＯＮ』２巻。

犯罪に巻き込まれる前科者たち。
もうこの構図だけで引き込まれる。
もちろん彼らはそれだけで疑いの目をかけられるわけだけど、それを仕事で見せてくれる男前さ。
いやー、かっこええわ。

レディ＆オールドマン　８
オノ・ナツメ
ウルトラジャンプ連載
全８巻

100年
長いわよね

『レディ＆オールドマン　８』本文より

『レディ＆オールドマン』最終巻。

ついに弟との対峙。
この時を待っていた。
そしてそこで何が語られたか。
いや、もうそこよりもレディとオールドマンがこれで対等なバディになれた気がする。

ああ、
ほんといい時代と国を背景に描いてくれたわ。
後日談見てみたい。

ＢＡＤＯＮ　１
オノ・ナツメ
ビッグガンガン連載

ここで俺たちは第二の人生を始めるんだろ
俺たちの煙草店と共に

『ＢＡＤＯＮ　１』本文より

オノ・ナツメのＡＣＣＡの世界でのあらたな物語『ＢＡＤＯＮ』。

刑務所帰りの４人組。
彼らが営むのはこの世界では高級品の煙草。
過去もいろいろあり、あえての煙草という手段。
何をもってここでこの商売をやり、そしてやりなおそうとしているのか。
単に気が合っただけ？いやいや、そんなこともないだろうし、あえてのこの商売もなんだろう。
まだ見せてくれない「顔」がたくさん見えてきそう。

もう雰囲気抜群。