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【コミック】マクロス7TRASH 4

コミック→マクロス7TRASH
04 /01 2013
マクロス7TRASH 新装版 4
美樹本晴彦
コミックエース連載
全4巻
新装版 マクロス7TRASH (4) (角川コミックス・エース 6-25)新装版 マクロス7TRASH (4) (角川コミックス・エース 6-25)
(2009/12/26)
美樹本 晴彦

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………私の歌は…………
一人のためで……いいんです

マクロス7TRASH 新装版 4』本文より


マクロス7TRASH』新装版4巻目。
単行本7~8巻。

最終決戦の為だけの2冊。
もうここが単行本の時はものすごく待ってた(笑
なかなか出なかったもんなぁ。

エニカとシバのふたりの近づきそうで近づかなかった距離も、言葉じゃなく歌と行動でどんどん近づいていく様が気恥ずかしいくらいに純愛もの。
特に最後のエニカの旅に必要な要素「どこ」じゃなくて「誰とどうやって」いくかなんて応えるところの表情と言葉なんてこれ以上のハッピーエンドはないだろう。

ラストの「愛おぼえていますか」に乗せてのラストアタックも美麗なシーンでした。

【コミック】マクロス7TRASH 3

コミック→マクロス7TRASH
03 /26 2013
マクロス7TRASH 新装版 3
美樹本晴彦
コミックエース連載
全4巻
新装版 マクロス7TRASH (3) (角川コミックス・エース 6-24)新装版 マクロス7TRASH (3) (角川コミックス・エース 6-24)
(2009/12/26)
美樹本 晴彦

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自分の気持ちくらい
そろそろ分かっているのだろう?

マクロス7TRASH 新装版 3』本文より

単行本5~6巻。
ジュビルとの決勝戦に向けて加速する。

ゼントラの感情が理解できないという側面と、シバとエニカの自分たちの気持ちに真っ向からはなかなか向き合えないもどかしさ、逆に乙女心をしっかり持ちながらシバを見守るエニカの後任パシャさんがメイン。

この感情のもやもや感がほんともやもやする(笑

シバとエニカはもうさっさとくっついちゃえばいいのにーと思ったりだとか、ジュビルが感情を理解しはじめるところなんてかわいいとしか言いようがないし。
パシャさんは当て馬キャラのはずなのに、乙女すぎてしかもどうやっても勝ち目ないからこそ見ててつらいものもある。

そんな展開をこのTRASH以降の美樹本晴彦らしさを象徴するかのような見せ方の漫画へとどんどん変化してってるのがこのあたりだよな。
単行本ではほんとなかなか出なくてやきもきしたのもいい思い出。
イラスト集でストーリーを読むような感じだよなぁ。

【コミック】マクロス7TRASH 2

コミック→マクロス7TRASH
03 /18 2013
マクロス7TRASH 新装版 2
美樹本晴彦
コミックエース連載
全4巻
新装版 マクロス7TRASH (2) (角川コミックス・エース 6-23)新装版 マクロス7TRASH (2) (角川コミックス・エース 6-23)
(2009/11/26)
美樹本 晴彦

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努力なんぞしているうちは
振っ切れやしないんだよっ!!

マクロス7TRASH 新装版 2』本文より

マクロス7TRASH』新装版2巻目。
単行本3~4巻あたり。

ここからが本番。
エニカが歌手デビューを果たし、シバもいよいよ陰謀渦巻くトルネードクラッシュの本線に復帰する。

ふたりが歩むまったく違う道とすれ違い。
努力を阻むまったく違った力。
その壁にはばまれ突破していこうともがくさまがやっぱり7TRASHの見どころだねぇ。

本編マクロス7とのコラボで花束の少女をメインとした挿入エピソードも7を見ていた人にはニヤニヤしっぱなしの場面だ。
あえて花束の少女でマクロス7よ7TRASHを繋ぐんだもんなー。
ニヤリエピソードである。

【コミック】マクロス7TRASH 1

コミック→マクロス7TRASH
03 /14 2013
マクロス7TRASH 新装版 1
美樹本晴彦
コミックエース連載
全4巻
新装版 マクロス7TRASH (1) (角川コミックス・エース 6-22)新装版 マクロス7TRASH (1) (角川コミックス・エース 6-22)
(2009/11/26)
美樹本 晴彦

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才能がどうとか容姿がどーしたとか家柄が何だとか
そんな下らない事で何かを諦めるようなのはゴメンだからな!

マクロス7TRASH 新装版 1』本文より

美樹本晴彦の『マクロス7TRASH』新装版。
単行本の1~2巻。

マクロス7という名前はついているけれども、マクロス7を舞台としたまったく違う話。
切ない恋心とスポーツと陰謀と歌と。
王道でありながら、マクロス7のマックス艦長に関わる話がちょびっとあったり。

「才能」というのがひとつのテーマだよなと再読して思った。
いいじゃない。
この「才能」に振り回され、利用され、葛藤する。

それを言葉少なに表現していく、マンガというより絵で語るのも美樹本晴彦だよなー。
これ以前の「マリオネット・ジェネレーション」などで培われたものがいよいよ長期連載で発揮されたって感じがする。

「マクロス7」と全然違うじゃないかという人が当時ものすごくいたけど、そもそも違うものというか…
漫画とイラストレーションの融合だよなぁ。

∀ki(あき)

自由に生きてます。
色々読んだり見たりしてます。

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