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【ミステリ】巨大幽霊マンモス事件

本→二階堂黎人
06 /19 2022
巨大幽霊マンモス事件
二階堂黎人
講談社ノベルス
B0759C2WF7

「この世のものじゃない……人間を、食って生きている……ゆ、幽霊なんだ……巨大な、幽霊マンモスが……」

巨大幽霊マンモス事件』本文より

蘭子シリーズ『巨大幽霊マンモス事件』。

人狼城の前日譚。

完全に事件は過去のものであり、蘭子たちによる推理劇を見るというよりはほぼ事件パート。
巨大で幽霊でマンモス。
なんちゅータイトルだと思うも、いや、実際その通りでもあり、まったくもってその通りではなかったというような。
ともあれ冒険ものであり、ミステリとしても昇華してくるというとんでもなくいい出来の小説なんだけど、でもやっぱりタイトルと長大すぎる蘭子シリーズのどこに属するのかというところあたりがとっつきにくいかもしれない。

【ミステリ】覇王の死

本→二階堂黎人
07 /13 2012
覇王の死 二階堂蘭子の帰還
二階堂黎人
講談社ノベルス
覇王の死 二階堂蘭子の帰還 (講談社ノベルス)覇王の死 二階堂蘭子の帰還 (講談社ノベルス)
(2012/02/07)
二階堂 黎人

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少なくとも、ラビリンスの名前を聞いて、じっとしているわけにはいかないわ。あの悪魔のような犯罪者との戦いの決着を、そろそろ付けるべきだと思うのよ。

覇王の死 二階堂蘭子の帰還』本文より


ラビリンスサーガ完結。

ついにこの時が来ちゃったよ…
犯罪者ラビリンスとの最後の対決。
そして過去から現在へと時間は戻り、蘭子が人狼城から日本に帰還してきた時へと物語はようやく前に進んだ。

ラビリンス・サーガから先は二階堂黎人が過去に起きた話から執筆しているっていう設定だけに、あの人狼城から帰還した二階堂蘭子が読めて、なおかつラビリンス・サーガの最終章だというのだから、盛り上がる。

人狼城の話も読了し、魔術王と双面獣は必須。
よっぽどの二階堂蘭子ファンじゃないとこの本は読んじゃだめだ。
明らかに完結編だし、魔術王と双面獣は読んでないと正直面白さも半減だし。
名探偵が登場するのが随分後からになった上に、彼女の特上が特殊すぎるゆえに人狼城のエピソードを知っていることがもっとも楽しめるはず。

そこまで読んでいたら、もうなにもいうまい。
あとは楽しむだけである。

いくつもの事件につぐ事件。
そして人生に絶望した青年と弁護士が挑む、能登の昔ながらの風習に囲まれた村の財を手に入れるための挑戦と、もっとも無慈悲なラビリンスによる罠。

おどろおどろしさと、昭和というあの年代の犯罪の空気をはらみながらの感覚は、最後のラビリンス・サーガに相応しい。

ああ。
もう。
満足した。

彼女の帰還が見られただけでもなんだけど、やっぱり宿敵であり犯罪の悪魔であるラビリンスとの決着がついたのがなにより安心した。

【ミステリ】双面獣事件

本→二階堂黎人
05 /29 2008
双面獣事件
二階堂黎人
講談社ノベルス
双面獣事件 (講談社ノベルス ニF- 13)双面獣事件 (講談社ノベルス ニF- 13)
(2007/12/07)
二階堂 黎人

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「究極の悪は常に究極の悪でしかない。家畜のように飼い慣らすことなど、絶対にできないのだ!」

双面獣事件』本文より

二階堂黎人のラビリンス・サーガ3作目『双面獣事件』。
前作『魔術王事件』と対になる事件。

二階堂蘭子のシリーズを読み続けていてキャラクターにも愛着を持つ人にとってはもはやテンションあがりっぱなしなんじゃないだろうか(笑
ついにあのラビリンスの尻尾が見え始める。
そしてラビリンスがなにを成そうとしているのかも。

次だな。
今回あそこまで描いてしまったらから、おそらく次あたりがラビリンスとの最終的な対決になるはず。
もうそれが楽しみでならない。


目から光線を出し人を焼き、怪力のような力で人をねじ伏せ、吐く息は毒ガスという二つの顔を持ち四つの腕を持つ不気味な生命体「双面獣」。
その「双面獣」によって滅ぼされた村があり、それにあの蘭子を苦しめた犯罪者ラビリンスが絡んでいる。

名探偵vs魔獣という怪奇ものであり、冒険もの。
蘭子シリーズの1作であるために当然古きよき名探偵たちの冒険ものかのような本だった。

この決死の覚悟で怪物という怪奇現象に挑んでいく様がハラハラドキドキもの。
それがまた懐かしい感覚だった(笑
子供の頃に読んだ冒険ものってこんなだったよなぁ、と。
そんな大人でも楽しめる冒険ものかと思います。


あと『魔術王事件』は先に読んでおいたほうがいいかと思う。
というのも2つが対を成す事件でもあるのだけれども、『双面獣事件』を先に読むと『魔術王事件』の楽しみがちょっと減ってしまうような気もするんで。

【ミステリ】魔術王事件

本→二階堂黎人
05 /21 2007
魔術王事件
二階堂黎人
講談社ノベルス
魔術王事件 (講談社ノベルス)魔術王事件 (講談社ノベルス)
(2004/10/07)
二階堂 黎人

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つまり、恋慕・嫉妬・憎悪・復讐の四つが、人を犯罪へと走らせる最も重い動機とされているわけです。



二階堂蘭子シリーズ7作目。
ようやく最新作まで追いついた。

ラビリンス・サーガ2作目『魔術王事件』。

あのラビリンス、そして今回の敵「魔術王」。
絶対に逃げられない場所から消えうせ、誰にも盗めないはずの宝石を盗み、大量の虐殺さえ行う殺人鬼であり、仮面の奇術師。


今はもうこのような名探偵の確固たる敵などは現代のミステリにおいてはなかなかいないだろう。
いたとしてもなんか珍奇な奴になってしまいがちな気がする。

でもなんか二階堂蘭子シリーズだと全然OKなんだよなぁ。
血なまぐさくも情緒あるあの懐かしい古典的で怪奇的なミステリの雰囲気を作ってるシリーズだし。


壮大な名探偵と怪人の対決であり、殺人鬼ラビリンスとの本格的な戦いの幕開けであり、この「魔術王事件」と対になる「双面獣事件」の伏線であり、今後のシリーズの行き先を示したシリーズの中でも重要な作品になっていたと思う。

でも長いよ orz
人狼城のときもそうだったけど(笑
今回は新書で800P弱。
人狼城に比べればこれくらいなんでもないけど(苦笑


次の「双面獣事件」が非常に楽しみになる1冊だった。


ディケンズエドウィン・ドルードの謎」の話を知らなかっただけにさっぱり驚けなかったことが残念。

【ミステリ】人狼城の恐怖 第四部=完結編

本→二階堂黎人
09 /27 2006
人狼城の恐怖 第四部=完結編
La Terreur en Chateau du Loup-garou La Quatrieme Partie;Accomplissement

二階堂黎人
講談社文庫
人狼城の恐怖〈第4部〉完結編 (講談社文庫)人狼城の恐怖〈第4部〉完結編 (講談社文庫)
(2001/09)
二階堂 黎人

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「おお、そうだとも。私こそが、君たちの探している《人狼城》の城主だよ」


城主の登場シーンがめっちゃカコエエ…


二階堂蘭子シリーズ5作目。
世界最長ミステリ、完結編の第四部。


読み終わってから分かる。
表紙のすごさが…
あぁこういうことだったのか。
目玉の描き方もなんとも素敵だ。


ドイツの人狼城、そしてフランスの人狼城での大量虐殺。
そして、バックグラウンドのハーメルンの笛吹き男伝説、ナチスドイツが行っていた実験の数々。
それらの着地点が旧ドイツが残した実験の延長か…

大量虐殺のトリックは………
確かに一連の推理によると可能だ。
けど……なんか想像の斜め上を飛び越えて行ったような感じがする。
でもお見事でした。


人狼城を読み終わったので、これで世界最長本格ミステリ読了のホルダーをゲット(笑
文庫約2500P超。
読了後だからこそ思うんだけど、
長いから無駄な部分が多いわけじゃなく、無駄な部分がなくてこの長さなんだから驚異的だよなぁ。

【ミステリ】人狼城の恐怖 第三部=探偵編

本→二階堂黎人
09 /25 2006
人狼城の恐怖 第三部=探偵編
Dei Furcht in der Burg des Werwolfs Dritte Teil;Detektiv

二階堂黎人
講談社文庫
人狼城の恐怖〈第3部〉探偵編 (講談社文庫)人狼城の恐怖〈第3部〉探偵編 (講談社文庫)
(2001/08)
二階堂 黎人

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「決まっているじゃありませんか。行き先は《人狼城》ですよ」



人狼城の恐怖第三部。
折り返し点もすぎ残るは完結編を残すのみ。

ようやく第三部にして二階堂蘭子の登場。
なぜヨーロッパはドイツまで行くことになったのか。
なぜ事件に関わることになったのか。

事件に関わることで"人狼城の外"でも惨劇が起こっていることが発覚していき、さらに事件は大きくなっていく。

事件は起こった。
しかしその舞台が見つからない。

だが第三部の最後でーーーー。
ここで終わりかよっ、ってとこで終わってしまった。

次ー次ー


第三部までで1900ページほど。
残り4分の1!
しかし長いな(笑
おもしろいけど。

【ミステリ】人狼城の恐怖 第二部=フランス編

本→二階堂黎人
09 /21 2006
人狼城の恐怖 第二部=フランス編
La Terreur en Chateau du Loup-garou La Second Partie;France

二階堂黎人
講談社文庫
人狼城の恐怖〈第2部〉フランス編 (講談社文庫)人狼城の恐怖〈第2部〉フランス編 (講談社文庫)
(2001/07)
二階堂 黎人

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どうして、僕らは、こんな目に遭わなくてはならないのだ



人狼城の恐怖第二部。
問題編その2。


ドイツの人狼城の崖を挟んだ向かい側にあるフランスの人狼城での惨劇。

ロンギヌスの槍、ナチスドイツが開発した脅威の兵器。
そんなものを背景におきながらこちらの事件は進んでいく。


一人また一人といなくなっていく事態に対峙し、徐々に追い込まれていく感じがぞくぞくさせてくれるなぁ。

問題編の中でいくつかの謎は解かれたけれどもまだまだ謎が残っている。
ここから残り2冊でどんな真相が明らかにされるのかが楽しみ。


人狼城の恐怖第二部までで1350p突破。
残り半分!

【ミステリ】人狼城の恐怖 第一部=ドイツ編

本→二階堂黎人
09 /20 2006
人狼城の恐怖 第一部=ドイツ編
Dei Furcht in der Burg des Werwolfs Erster Teil:Deutschland

二階堂黎人
講談社文庫
人狼城の恐怖〈第1部〉ドイツ編 (講談社文庫)人狼城の恐怖〈第1部〉ドイツ編 (講談社文庫)
(2001/06)
二階堂 黎人

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……ま、満月……今日は、満月だった……



二階堂蘭子シリーズ第5弾。
第一部。
世界最長の本格ミステリ問題編。


ハーメルンの笛吹き男伝説からはじまり、狼男伝説。
人里離れた城で起こる惨劇。
無作為に選ばれたはずの人間が次から次へと不可解な死に方をしていく。
動き出す甲冑。
外には逃げられない。
逃げられるのは断崖絶壁から飛び降りることのみ。


ぐは。
おもしれー。
探偵二階堂蘭子は出てこない。
だからこそ余計な推測なども出ず、ひたすらその惨劇を目撃することになるのは面白い。
ミステリとしてヒントをいくら出されようとも探偵はヒントすらくれない、という状態なわけか。


これで第一部最初の650ページを突破。
次は第二部「フランス編」。

【ミステリ】悪魔のラビリンス

本→二階堂黎人
09 /17 2006
悪魔のラビリンス
二階堂黎人
講談社文庫
悪魔のラビリンス (講談社文庫)悪魔のラビリンス (講談社文庫)
(2004/06/15)
二階堂 黎人

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二階堂蘭子シリーズ6作目。
ラビリンスサーガ1作目。

中篇2作で構成されてます。

人狼城で姿を消した蘭子。
その間に助手の黎人がやるべきことは忘備録から昔の事件を出してきて執筆すること。

さてラビリンスサーガ1作目。
これまでとは打って変わって犯人はすべて「魔王ラビリンス」という怪人。
関わる事件にすべて彼(彼女?)が関わっている。
そんな名探偵vs怪人を描いている。

ラビリンスの異常さってのはよく分かるんだけど事件は…
これまでがものすごい事件だったりしていたものだから、なんだかその幕開けとしてはなぁ。
ラビリンス・サーガの2作目「魔術王事件」はものすごい分厚さだっただけにきっとすごい事件であることを期待しよう。


とりあえず人狼城読めよ >自分

【ミステリ】悪霊の館

本→二階堂黎人
09 /16 2006
悪霊の館
Palace of evil spirits

二階堂黎人
講談社文庫
悪霊の館 (講談社文庫)悪霊の館 (講談社文庫)
(2000/04)
二階堂 黎人

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二階堂蘭子シリーズ第4作目。
だんだん分厚くなっていく、ついに今回は800Pを突破!
まだ次の極厚が残っているからこんなのなんて序の口なのかもしれないけど(笑


今までのシリーズでもっとも猟奇的で驚愕的な話だった…

最初の事件からして4体の甲冑に守られ、さらに魔術的な記号の上に死体があり周りを囲む本で囲まれていた。
しかも死体は全裸、ただし首と両手両足の指はすべて切断されていた、って…。
なぜ死体をこんなに面倒な方法で発見させなければいけなかったのか。

次々に起こる殺人事件と背後にある館の歴史やらを経てあまりに驚愕なラストはすげぇな…と。

【ミステリ】吸血の家

本→二階堂黎人
09 /13 2006
吸血の家
House of blood suckers

二階堂黎人
講談社文庫
吸血の家 (講談社文庫)吸血の家 (講談社文庫)
(1999/07)
二階堂 黎人

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二階堂蘭子シリーズ。
文庫では3作目。


遊郭を営む旧家で起きた惨劇と呪いの殺人予告。
決して幸せにはならない血筋の美人姉妹たち。
怪しげな降霊儀式。
そして起こった事件には足跡がない密室状況。


あーもう雰囲気は相変わらず抜群。
トリック自体も使い古されたようなものだけれども、こう来るか!という内容だったので満足です。

あとは「悪霊の館」さえクリアすればようやく人狼城~

【ミステリ】バラ迷宮

本→二階堂黎人
09 /08 2006
バラ迷宮
Labyrinth of Roses

二階堂黎人
講談社文庫
バラ迷宮 (講談社文庫)バラ迷宮 (講談社文庫)
(2000/01)
二階堂 黎人

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二階堂蘭子シリーズの短編集第2弾。


人体発火や皮剥ぎといった残虐な事件を扱っているけれども
残虐性じゃなくて二階堂黎人が書くと怪しげな事件になるよなぁ。
犯人がいる!じゃなくてまるで人でないモノが存在するかのような。

ノスタルジックでトリッキィな展開がない正統派なだけに安心して読めるシリーズのような気がする。
この蘭子シリーズは。


あとは「吸血の家」「悪霊の館」を読んだらついに「人狼城」だな。
楽しみ。

【ミステリ】ユリ迷宮

本→二階堂黎人
09 /07 2006
ユリ迷宮
Labyrinth of Lilies

二階堂黎人
講談社文庫
ユリ迷宮 (講談社文庫)ユリ迷宮 (講談社文庫)
(1998/03)
二階堂 黎人

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二階堂蘭子シリーズの短編集。


短編二つに中篇一つ。


短編になるとより作家の個性が出るというが…
二階堂黎人という作家は「今があるのは昔の本があるから」というような、昔の古典を大事にしているんだろうなぁ。

雰囲気や謎の提示、名探偵の推理方法。
目新しいものは特にない。
でもどこかで見たようで見たことのないものばっかり。

そんなに古典ミステリを読んでるわけではないけれどもなぜか懐かしさを感じる。


短編一つ目の館が消失する「ロシア館の謎」はかなり好き。

【ミステリ】聖アウスラ修道院の惨劇

本→二階堂黎人
09 /01 2006
聖アウスラ修道院の惨劇
二階堂黎人
講談社文庫
聖アウスラ修道院の惨劇 (講談社文庫)聖アウスラ修道院の惨劇 (講談社文庫)
(1996/11)
二階堂 黎人

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二階堂蘭子シリーズ2作目。


外界から切り離されたような修道院で起きるいくつもの惨劇。
それらはヨハネ黙示録になぞらえられたものだった。


1作目に続いて再びキリスト教をテーマの一つにした蘭子シリーズ2作目。
不可思議な暗号。
奇妙なシスターたち。
見立て殺人。
サバト。

雰囲気抜群すぎだ…
そして事件が解明されたあと、事件のさらに奥に隠された真相に至るとこなんてもう!


密室や殺人事件の謎を解く以上に、修道院で起こっていた処々に配置された違和感の解決とすさまじい結末は、もうスゴイの一言に尽きる。


3作目以降も楽しめるといいんだけど。
とりあえず次は「吸血の家」を読む前に短編集にでも行こうかな。

【ミステリ】地獄の奇術師

本→二階堂黎人
08 /29 2006
地獄の奇術師
二階堂黎人
講談社文庫
地獄の奇術師 (講談社文庫)地獄の奇術師 (講談社文庫)
(1995/07/06)
二階堂 黎人

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二階堂蘭子シリーズ1作目。

時は昭和42年。
暗躍する怪人。
凄惨な殺人事件。
殺人予告。
三重密室。
女子高生探偵。


えらく懐かしい。
まるで冒険小説のような。

探偵二階堂蘭子と黎人は少年探偵団のようだなぁ。
事件の雰囲気も江戸川乱歩さながら。
そう、なんていうか"昭和のあの時代"という感じだし。
事件も三重密室を取り扱うなど魅力的。

これでもか、とでてくるミステリに関する脚注にもミステリに対する愛を感じるなぁ。


なんというか「雰囲気にしてやられた」(笑



さぁこれからあのあまりに長すぎるという「人狼城」に向かって頑張るか。

∀ki(あき)

自由に生きてます。
色々読んだり見たりしてます。

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