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【コミック】魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~ 2

コミック→魔法遣いに大切なこと
01 /02 2010
魔法遣いに大切なこと ~夏のソラ~ 2
原案:山田典枝
作画:よしづきくみち
少年エース連載
魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~ (2) (角川コミックス・エース 209-2)魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~ (2) (角川コミックス・エース 209-2)
(2008/12/20)
よしづき くみち

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――私自身やお母さんですら当たり前に諦めてたこの命
お父さん… こんなに心がゆさぶられるのは
私がまだ生きているからなんだよね……

魔法遣いに大切なこと ~夏のソラ~ 2』本文より

魔法遣いに大切なこと ~夏のソラ~』完結巻。

ソラに残された時間は少し。
そんな中、魔法士の試験のときは近づいてくる。


思わず感動した。
単純に。
この「命」というテーマに。
そして彼らが命に向き合ったことに。
なにより人を想うことが魔法になる、その素敵な魔法に。


魔法遣いに大切なこと」に貫かれているやさしさはそのままに「いのち」と「死」を真っ向から描いた力作だと思います。

【コミック】魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~ 1

コミック→魔法遣いに大切なこと
04 /11 2009
魔法遣いに大切なこと ~夏のソラ~ 1
原案:山田典枝
作画:よしづきくみち
少年エース連載
魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~ (1) (角川コミックス・エース 209-1)魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~ (1) (角川コミックス・エース 209-1)
(2008/06/26)
山田 典枝よしづき くみち

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――けど それでも私はこの夏 プロの魔法士を目指します
今年の夏が私にとって 最初で最後のチャンスだから――

魔法遣いに大切なこと ~夏のソラ~ 1』本文より

魔法遣いに大切なこと』3作目『夏のソラ』。
コミック/アニメ/映画とそれぞれが同じ登場人物と舞台を配したメディアミックスのひとつ。


これまでの2作で描かれた恋愛要素や「魔法」を遣うことに対する描かれ方に新たな要素が加わった気がする…

それこそがこの「夏のソラ」の醍醐味なんだろうけど。
それが明かされた1巻のラストで思わず血の気が引いた。
これまでと明らかに違う主人公の溢れる才能や人のことを第一に考える優しさ。
あぁ「魔法遣い」として完璧だよなぁと思ってたら、まさかあんなこととは…

思わずもう一回読み返してしまった。

ソラの性格でもある人への優しさ、だが自分に対しては一歩引いているような控えめさが2度目ではまるで違ったものに見えてきた。


今までとは違ったベクトルである「死」という要素。
また、ソラが魔法遣いとして才能を持っているのに対し、ヒロイン的な立場である(?)豪太の魔法が遣えないい魔法士を配しているのがどう物語に絡んでくるのかって考えただけでも続きが読みたくなってくる。


そんな新しい要素があるけれども、相変わらずの「やさしさ」を内に秘めたコミックで安心しました(笑

【コミック】太陽と風の坂道

コミック→魔法遣いに大切なこと
02 /25 2008
太陽と風の坂道
-魔法遣いに大切なこと-

原作:山田典枝
作画:よしづきくみち
ドラゴンエイジ連載
全5巻
魔法遣いに大切なこと 太陽と風の坂道 (1)魔法遣いに大切なこと 太陽と風の坂道 (1)
(2004/06/01)
山田 典枝、よしづき くみち 他

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本当に人を想う心が魔法の力になるんだって
ようやく気がついた

よしづきくみち山田典枝太陽と風の坂道 5』本文より引用

魔法遣いに大切なこと第2作『太陽と風の坂道』。
舞台を長崎に変え、今度は魔法遣いでありながら魔法が嫌いな女の子が主人公。

魔法遣いに大切なこと」の舞台でありながらも恋愛要素をふんだんに盛り込んでいる。
また、高校3年という自分がなにをやりたいのかが分からないのにも関わらず周りはどんどん先に進んでいくという不安定さもものすごくこのマンガの中でも印象的だった。

自分で自分のことに気づいていく、その過程がすごく「やさしい」感じ。
最後まで読んで感動するとかじゃなく、心が暖かくなるというような感じの本でした。

【コミック】魔法遣いに大切なこと

コミック→魔法遣いに大切なこと
03 /22 2007
魔法遣いに大切なこと SOMEDAY'S DREAMERS
原作:山田典枝
漫画:よしづきくみち
角川書店
月刊コミックドラゴン連載
全2巻
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「「今を切に生きる」ことが残された者達が歩む道なのでは……と私は思うがね」

アニメ化もされた「魔法遣いに大切なこと」。
元は実写映画用の企画だったのがアニメになりマンガになったもの。

一部の人が使える魔法。
それは人を助けるために使われる。
そのために一人前になるまでに試験があり、制度化もされている。
そんな世界で、遠野から東京に出てきた魔法遣い見習いの「ユメ」の奮闘が描かれる。



幸せな物語だったヽ(´ー`)ノ
人の心がなんとなくわかる。
だからといってなんでもかんでも魔法で解決してしまうことすらできてしまう。
時には誰にも見られたくない望みを持つものもいる。
だから魔法は「遣う」んだろうな。
この世界では。

人に対して思いやり使うことが「遣う」という意味そのものだろうし。

魔法があるとか使えないとかが問題じゃなくて、人と人との関わりあいを描いたマンガだった。


東北の方言いいよなぁ。
あれがあったからユメの本気っていうのがものすごく伝わってきたし、なによりかわいいもんだと思う(笑


作画のよしづきくみち氏は藤島康介氏に師事していたらしい。
読んでなるほどと思えた。
なによりこの物語にすごくマッチングしてるよなぁ。

魔法遣いに大切なこと―Someday’s dreamers (1st) / 山田 典枝、よしづき くみち 他

∀ki(あき)

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