吸血姫美夕　朔　７
原作　平野俊弘
漫画　垣野内成美
マンガクロス連載
全７巻

朔に覚醒し…
新たなる監視者…美夕ーーーーー

『吸血姫美夕　朔　７』本文より

『吸血姫美夕　朔』完結。

こうして美夕が生まれ、彼女が運命を背負ったわけか。

探偵団との絡みであったり、美夕を追う者の物語をもう少し描いてほしかったかも。
とはいえこうして完結まで読めたのは満足。

吸血姫美夕　朔　６
原作　平野俊弘
漫画　垣野内成美
マンガクロス連載

必ずや　この美月　トンビを倒す…
はぐれ神魔を狩るのが
監視者の宿命ーー

『吸血姫美夕　朔　６』本文より

『吸血姫美夕　朔』６巻。

こういうこと！？
あとがきでもあったけれども、美夕の前の監視者、美夕の母。
彼女の話をここでやるのか。
だから「朔」。始まりの物語ってわけか。

小さな探偵たちが美夕の身辺を探るのも、また彼女のすべてを知るための伏線だったんか…

吸血姫美夕　朔　５
原作　平野俊弘
漫画　垣野内成美
マンガクロス連載

ラヴァは私の下僕なの　だから仮面は私にしかはずせないの　わかった？
汚い……　おじさん

『吸血姫美夕　朔　５』本文より

『吸血姫美夕　朔』５巻。

うわー。
懐かしい面々が。
原作じゃなく、ＴＶアニメ版から次々と。
もうあれから２０年も経ってからマンガで見ることになるなんて。

物語はどんどん深いところへと潜っていった。
ほんと、懐かしい面々をただ出すだけじゃ終わらなかった。
どこへ行きつくのかどんどん楽しみになっていくな。

吸血姫美夕　朔　４
原作　平野俊弘
漫画　垣野内成美
マンガクロス連載

仮面じゃなくて
…あなた自身が閉じこめちゃったんじゃない？

『吸血姫美夕　朔　４』本文より

『吸血姫美夕　朔』４巻。

爛火に冷羽にと旧作の面々の物語を語り、
今度はラヴァ、か。
一歩一歩昔を懐かしみながらも新しい物語を紡いでくれてるのはほんと嬉しいものだ。

吸血姫美夕　朔　３
原作　平野俊弘
漫画　垣野内成美
マンガクロス連載

わらわは
ーーーー冷羽と申します

『吸血姫美夕　朔　３』本文より

『吸血姫美夕　朔』３巻。

冷羽もでてきたー、が。
え？
朔って続編と思っていたけれども、また違う世界観だったのか、それとも冷羽が実は別人か記憶がないのか。

それを含めてラヴァとたった二人でずっと生き続けている美夕のこの『朔』の世界観でいったい何を担うのか。
神魔を闇に帰すだけではない話にもっていこうとしているのかもしれないな。
そのあたりは朔で出てきた探偵団たちがなんとかするのかもな。

吸血姫美夕　朔　２
原作　平野俊弘
漫画　垣野内成美
マンガクロス連載

私は…神魔を闇に帰す
人間の世と闇は別だから

『吸血姫美夕　朔』本文より

『吸血姫美夕　朔』２巻。

ラヴァも爛佳も出てきた。
旧メンバーもほんと相変わらず。時代描写は確かに進んでいても、確かにそこに神魔があり、人の世のすぐ近くに存在している怖さ。
そういうホラー要素と、彼らを送る美夕たちの幻想的なキャラクター。
そしてこの世で彼らと遭遇してしまった１巻からの探偵団たちとどうかかわっていくか。
自己紹介は終わりって感じかな。
とすると、次からが「朔」のメインがはじまるんかな。

吸血姫美夕　朔　１
原作　平野俊弘
漫画　垣野内成美
チャンピオンクロス連載

やっと…　見つけた君たちを…
とても会いたかったんだよ　仮面の男と白い着物の少女…
ホントに　存在してる
変わらぬ姿で…　今も…

『吸血姫美夕　朔　１』本文より

『吸血姫美夕　朔』１巻。

ああ、どれだけぶりだろう。
懐かしい。
途中に『吸血姫』を挟んだとはいえ、もう懐かしすぎて、このテイストが。
再び会えたという感じがする。
特に彼女の永遠、ずっとあの姿のままでいてる。
この時代でも。作中世界は現代になっても、まだ彼女はあのままってのがまたいいんだよな。
まだ今も神魔を狩っていて、人間の世界に潜りこんでいて、って。
そう、この昔ながらのテイストからどう現代の物語へと変化させてくれるのか楽しみ。