本や映画・ドラマ・アニメの感想などを書いてる日記blog。
無貌伝 ~探偵の証~ (講談社ノベルス) (2012/10/04) 望月 守宮 商品詳細を見る |
「先生、ぼくは」
『無貌伝~探偵の証~』本文より
望は顔を上げた。
「ぼくはやっぱり……、探偵になりたい」
無貌伝 ~綺譚会の惨劇~ (講談社ノベルス) (2011/08/04) 望月 守宮 商品詳細を見る |
たとえそれが人の道に外れていようと。そう心に決めているあなたは、もうこちら側の人間なんですよ
『無貌伝~綺譚会の惨劇~』本文より
無貌伝 ~人形姫の産声~ (講談社ノベルス) (2010/12/07) 望月 守宮 商品詳細を見る |
「しかし、なぜそうまでして、そんなことが知りたいんだ? 犯人に責めを負わせたいのか?」
『無貌伝~人形姫の産声~』本文より
「それは、たぶん……」ぼくは考えた。「たぶん、ぼくは人間が何なのかが知りたいんだ。殺人事件を通じて、そうしたものが垣間見えるような気がして」
無貌伝 ~夢境ホテルの午睡~ (講談社ノベルス) (2009/10/07) 望月 守宮 商品詳細を見る |
ヒトデナシとは人でないもの、人に対応するもの。ヒトデナシはみな、人とは何なのか知りたいのだ。
『無貌伝~夢境ホテルの午睡~』本文より
無貌伝 ~双児の子ら~ (講談社ノベルス) (2008/01/09) 望月 守宮 商品詳細を見る |
一人は病で死に、二人は自らの手で命を散らす。残りのものはみな、人間であれば殺される。そして死にゆくこの家から化け物が産まれるだろう
『無貌伝~双児の子ら~』本文より