BLEACH 千年血戦篇 第1話「THE BLOOD WARFARE」感想
2022/10/11 Tue. 02:29 [BLEACH]
900年を得て鼓動を取り戻し、90年を得て理知を取り戻し、
9年を得て力を取り戻し、その男が蘇った時、最後の戦いが始まるだろう
その帝国の存在は誰も知らない、誰も。
今ここに、一護達の最後の長い戦いが始まる!!!
今回は分割4クールで深夜枠と連続放送でない事は非常に残念ですが、
それでも深夜枠で4クール貰えた事は良い方です!!!
さて、BLEACHのアニメに詳しくない方に過去のアニメで、
どんな話をしてきたかざっくりおさらいからします!!!
「死神代行篇」
霊が見える事以外、ごく普通の高校生、黒崎一護。
彼はある日、死神の少女、朽木ルキアと出会う事で、
彼女の代わりに死神としての仕事をする死神代行となる。
クラスメイトも巻き込まれる虚の事件を次々解決したり、
クラスメイトで滅却師の石田雨竜との対決などもあり成長していく。
「尸魂界篇」
ある日、ルキアを連れ戻しに彼女の義兄、朽木白哉と
その部下で副隊長の阿散井恋次が現世に出現。
圧倒的実力差で一護、雨竜を倒し、ルキアを尸魂界へと連れ戻す。
処刑が決まったルキアを救出すべく一護は浦原喜助の下で修行し、
斬魄刀「斬月」を使いこなせるようになり、仲間達と共に尸魂界へと乗り込む。
そんな中、尸魂界「瀞霊廷」で五番隊隊長、藍染惣右介が何者かに暗殺される。
ルキアの処刑で暗躍される何か、2つの物語は次第に繋がっていく。
「バウント篇」
アニメオリジナルシリーズ。
尸魂界から帰還した一護達は束の間の日常に戻ったが、
リリン達、謎の3人組が現れ、謎のゲームへと巻き込まれて行く。
しかし、それは新たなる脅威に備えた裏原の暗躍によるもので、
現世では思うように卍解が出来ない事を一護に身を以て教える為、
雨竜が滅却師の力を失った事を情報共有させる為のものだった。
動き始める狩矢神、率いるバウント。彼らは人間の生気を奪い力へと変え、
滅却師の力を利用し、尸魂界への復讐を目論んでいた。
「破面篇」
バウントとの戦いを終え日常に戻った一護達の元に、
謎の転校生、平子真子が現れ、
一護を仮面の軍勢へと迎え入れようと動き始める。
同じ頃、長らく姿を眩ましていた藍染は破面を生み出し、
空座町への侵攻を開始、死神達と破面の戦いが始まった。
「虚圏篇」
ウルキオラによって連れ去られた織姫を救出すべく、
雨竜、茶渡、ルキア、恋次と共に虚圏へ赴いた一護。
次々現れる破面達との激しい戦いの中、
一護は織姫を救出すべく、因縁の破面、グリムジョーとの決戦に臨む。
「新隊長天貝繍助篇」
アニメオリジナルシリーズ、破面との戦いとは異なる時間の話。
長らく空席だった三番隊隊長に天貝繍助と呼ばれる男が就任。
気さくで誰とも打ち解ける性格で三番隊の面々は勿論、
各隊の隊長達にも負けず、護廷十三隊の弱点とも言える
隊同士の連携を強化していき、そのカリスマ性を見せて行く。
一方、現世の一護は霞大路家の姫、霞大路瑠璃千代と出会った事で、
否応無く霞大路家のお家騒動に巻き込まれて行くが、
次第にそれは護廷十三隊をも巻き込む事件へと発展して行く。
「破面・VS.死神篇」
グリムジョーを撃破し、織姫を救出したのも束の間、
十刃の1人、ノイトラの出現で絶体絶命の状況に追いやられてしまう。
ネルが記憶を取り戻した事で本来のネリエルとなる事でノイトラを追い詰めるものの、
後一歩のところでネルに戻ってしまい、戦況は再び逆転してしまう。
他の戦地で戦う仲間達にも危機が迫るその時、
護廷十三隊から白哉、剣八、マユリ、卯ノ花の4人の隊長が救援に駆けつける。
「過去篇」
それは本編より110年前の物語。
十二番隊隊長として選ばれた浦原喜助は、
蛆虫の巣に投獄されていたマユリを隊に引き入れ、
新たな組織「技術開発局」を設立し、その忙しい日々に追われる事になる。
一方、当時、五番隊隊長だった平子は当時、副隊長だった藍染を危険視し、
常にその行動を気に止めて注意を怠らなかったが、
ある事件がきっかけで浦原達、仮面の軍勢の面々の運命は大きく変わってしまう。
「空座決戦篇」
遂に始まった藍染率いる破面と元柳斎率いる護廷十三隊の決戦。
結界を担う柱を守る副隊長達と破面達との戦いはほぼ善戦するものの、
アパッチ、ミラ、スンスンが生み出したアヨンの強さの前に追い詰められて行く。
そんな中、遂にそう隊長である元柳斎が遂に前線へと赴き始める。
「斬魄刀異聞篇」
アニメオリジナルシリーズ、破面との戦いとは異なる時間の話。
ある日を境に斬魄刀との対話に異変を感じ始めた死神達。
それは斬魄刀を実態化させる謎の男、村正による力だった。
次々と死神達に反旗を起こし始める実体化した斬魄刀達。
なんとか現世に逃げ延びてきたルキアから事情を知った一護は、
事件を解決すべく、単身、尸魂界へと向かい、村正率いる
斬魄刀との戦いに身を投じて行く。
「破面・滅亡篇」
長く続いた藍染との戦いも最終局面へ。
虚圏で開始される一護とウルキオラの最終決戦。
レプリカ空座町での戦いの行方。
明かされる市丸ギンの真意。
崩玉を取り込み、新たな姿へと変貌した藍染との決着。
父・一心から伝授された最後の月牙とは?!
尸魂界篇から続いた藍染との因縁に遂に決着。
「護廷十三隊侵軍篇」
アニメオリジナルシリーズ、藍染との最終決戦の末、
死神の力を殆ど失ってしまった一護。
そんな折、コンは謎の少女、九条望実と出会う。
一方、護廷十三隊では隊長や副隊長が霊骸と呼ばれる
偽物と入れ替わる謎の事件が発生していた。
事件の黒幕、十二番隊第七席・因幡影狼佐の正体は?
護廷十三隊同士の戦いの火ぶたが切られる。
「死神代行消失篇」
一護が死神の力を失い2年の歳月が経った。
普通の高校3年生の生活を過ごす一護の前に、
謎の男、銀城空語が一護の死神の力を取り戻す協力を申し出る。
一方、滅却師の雨竜は夜に何者かに襲われて重傷を負ってしまう。
謎の組織「XCUTION」に完現術、人々の記憶を改竄する
謎の男、月島秀九郎の暗躍と徐々に力を取り戻し始めたはずが、
一護は次第に精神的に追い詰められて行く。
今回は死神代行消失篇以降の展開のアニメ化です。
そんなわけで本編の感想に入りますが…
早速、最終章のボス来ました!!!
そして、誰よりも早く、異常事態に気付いたマユリ!!!
人格面はやばい以外の何者でもないですけど、
それに目を瞑れば有能以外の何者でもないです!!!
そんな早くも不穏な空気を漂わせる中、
現世の空座町では車谷に代わって、
新しい死神が2人、配属される事になって…
うん!!車谷の扱いの雑さはいつも通りですね!!!
ブリーチ名脇役、車谷善之助!!!
ルキアの後釜として空座町に派遣されたものの、
死神代行の一護の方が強かったり、
死神代行の事を知らされてなかったりで
割と雑な扱いで定評がある車谷です!!!
それでも藍染相手に死なずに生き残ってる辺り、
しぶとさに関してだけは保証しても良いです!!!
残念ながらアニオリで保管されない限りは、
車谷の出番はここで終了ですけどね!!!
まぁ、死亡して退場よりは100倍マシです!!!
そんなわけで車谷の後任として配属されたのは
新人の行木竜ノ介と斑目志乃!!!
竜之介は内気で気弱な青年キャラ!!!
志乃の方は勝気で強気な女性キャラって印象です!!!
でも、空座町担当については竜之介の考えが正しいです!!!
一護達からすれば、雑魚虚でも、普通の死神からしたら、
そこそこ強い虚達の巣窟でもありますから、
二手に分かれて行動は新人には荷が重いです。
志乃の言うように分断して見回りは合理的でしょうけど、
それは並以上の実力を持ち合わせてたり生存能力あってのものです。
基本的に目くらましくらいしか役に立たなかった車谷でも、
あれでも空座町で生き抜いた死神なんですから、
実力不足、車谷みたいなしぶとさもないなら、
辺に強気でいずに慎重に組んで見回りした方が正解です。
しかし、かつては隊長格や副隊長以外には死神代行の存在は知られてなく、
アニオリでの雑な扱いも合間って、死神代行の権限がないに等しかったですけど、
藍染との決着や、死神代行の力を取り戻した今だと、
死神代行、黒崎一護の存在はそれなりに周知されてると思うと感情深いです。
そんなわけで分かれて見回りをする事になった竜之介ですけど…
早速、虚とエンカウントしちゃってますよ!!!
そりゃ、新人があの巨大かつ多勢な虚を見たら、
ガチでビビって逃げ出すのも当然ですよね!!!
一護達の成長振りに忘れがちですけど、
並の死神だと普通の虚の大群でも厄介ですし、
空座町は土地柄的に強力な虚が出没しやすいんですから、
たった1人で相手にするのは部が悪いですし、
二手に分かれる案を出した志乃が真っ先にやられてるのも、
2人1組で配属された意味を
理解してなかったのが理由と痛感します!!!
ただ、そんな絶体絶命な状況下でビビりつつも、
志乃を助けようと勇気を振り絞る辺り、
竜之介もやる時はやるタイプなんでしょうね。
まぁ、1人でどうにかできる相手じゃないので、
あっさりやられましたけど。
志乃も囚われ、自身も致命傷を受け絶体絶命の竜之介ですが…
懐かしのBGMと共に一護達、現世組来ました!!!
BLEACHと言ったら、やっぱりこのBGMです!!!
黒崎一護、高校3年で死神代行!!!
オレンジの地毛が特徴でヤンキーな見た目とは裏腹に、
意外に勉強も出来て、常識人でもある主人公!!!
常時開放型の斬魄刀「斬月」を持ち、
卍解は斬月を纏う「天鎖斬月」!!!!
必殺技は斬月から強大な霊圧を放つ「月牙天衝」!!!
石田雨竜、空座高校政党会長であり、
数少ない現世の滅却師の生き残り!!!
霊圧を弓と矢に変換し、それで多くの虚を射抜き倒す!!!
滅却師専用の武器や道具も多彩に持ち合わせている!!!
茶渡泰虎、一護の旧友にして誰よりも優しい青年!!!
戦闘時には完現術で右手を「ブラソ・デレチャ・デ・ヒガンテ」に、
左手を「ブラソ・イスキエルダ・デル・ディアブロ」と変化させ、
片手で攻撃、もう片手で防御をする肉弾戦に特化してます!!!
井上織姫、一護に好意を寄せる少女で、少々天然!!!
完現術で生み出した盾舜六花を使い、防御や回復と言った
サポートをメインに活躍する!!!
彼ら4人が空座町を守る死神代行御一行です!!!
原作では最低限のバトル描写でしたけど、
流石、アニメとなると戦闘描写盛りますね!!!
まぁ、そうでもしないと一護の戦いが
中々回ってこないのもあると思いますけど!!!
何より、一護の卍解を披露が良いです!!!
前作終盤で見せた復活仕様の天鎖斬月が、
前作の続編だと言うのを痛感させます!!!
そんな一護達の活躍で救われた竜之介は、
2日間眠りぱなしでようやく目覚めて…
この一護のツッコミも久しぶりです!!!
こう言うやり取り見てるとBLEACH帰ってきたんだと痛感します!!!
それと義骸をベットに置きっぱもどうかと思います!!!
一歩間違えると要らぬ誤解されるの一護ですからね!!!
もっと、考えて置く場所決めましょうよ!!!!
志乃のツッコミは若干照れ隠しっぽいですけど、
あれでも勇気を振り絞って助けようとした結果ですし…
まぁ、その時は先に倒されて気絶気味だったので知らないのも無理はないです。
そんな竜之介と志乃を加えたいつものやり取りをする一護達ですけど、
そこに謎の男が部屋に入ってきて…
謎の破面、アズキアロ・イーバーン!!!
白い軍服と顔に仮面の一部を付けた物は、
紛れもなく破面です!!!
でもって、意外の天然気質の破面!!!!
謎めいた感じで登場したのに、
ベットから下ろさせる為に蹴り落とされた男!!!
しかも、蹴り落とされた理由も気づいてない!!!
しかし、天然イーバーンはただの破面じゃありません!!!
単独追いかけてきた一護に見せた五芒星の銀飾り!!!
そしてそれが変化した形状は正に弓矢!!!
その姿は滅却師以外の何者でもないです!!!
雑に扱ってきた一護もこれには驚愕です!!!
無理もないです!!滅却師といえば希少種で、
生存しているのは判明してる限りで石田親子の2名だけ!!
その滅却師に何故か破面がなってるというのは
驚きを隠せなくとも無理はないです!!!
一護が謎の破面、イーバーンと交戦している頃、
十一番隊の一角と弓親は神隠しが起こったとされる、
流魂街 西六十四地区へと思いているようで…
この神隠しは単なる神隠しではないんですよね。
裸足と草履の2種類の足跡しかない、
虚なら足跡とかもっと化け物でしょうし、
そもそも出現したら死神達は気付くでしょうし。
金田一風に言うなら神隠しに見立てた人間の仕業でしょう。
問題は、犯人は何故、流魂街の住人を連れ去ったのか。
滅却師の力を持つ破面に、謎の失踪事件、
ここから徐々に事態は大きく発展していく、
言うならば、最終章の序章に過ぎないわけです。
その序章を告げるかの如く、総隊長、山本源流斎の元に謎の軍隊が現れ…
相変わらず警備が雑と言うか脳筋です総隊長!!!
かっこ良くワシがいる、それに勝る警備はないって言ってますけど、
その割にアニオリ含め割と対策されてるからザルなんです!!!
復讐心に囚われた天貝の真意に気づけない上、
斬魄刀対策までされてきましたし、
斬魄刀異聞篇では実体化した流刃若火を封じ込める為に、
他の隊長達に何も言わず結界に閉じこもったから
村正に連れ去られ、封印されたと誤解されましたよね?!!
源流斎程、その存在がそれ以上の
警備はないって言える事じゃないです!!!
寧ろ、説明不足だったり過信したりで、
他の隊長達を混乱させたり元凶の元になってる
印象しかない脳筋総隊長なんですけど!!!!
そして、早くも致命傷の重傷を負ってしまう雀部長次郎!!!
アニオリでも重傷で即退場はありましたけど、
今回は原作の話でガチで致命傷です!!!
源流斎は敵の光の刃から引き抜きましたけど、
前作で生き残ったキャラが
たった1話で死亡はやっぱきついです!!!
結局、斬魄刀「厳霊丸」の能力発動は、
作中では持ち主の雀部は1回も
使う機会なく終わりました!!!
まさか、アニオリで実体化した厳霊丸が、
始解の雷能力を見せた唯一のキャラとは
夢にも思いませんでしたよ!!!
持ち主より実体化した斬魄刀の方が、
能力見せてるって割と扱いが酷い部類です!!!
さて宣戦布告したヴァンデンライヒは帰ったものの、
死にかけの雀部は最期に敵は卍解をと伝えて…
原作ではそれぞれ別でしたけど、アニメでは、
イーバーンの卍解封じとシンクロさせる演出が良いです!!!
しかし、イーバーンは卍解を消すつもりだったものの、
一護の卍解は消えず、力のゴリ押しで突破し、
逆に倒される始末です!!!
これに関しては一護が例外なだけです!!!
一護はある理由で卍解を消す
関連が効かないだけなんです!!!
そんな卍解を消せなかった事に戸惑いつつも、
ヴァンデンライヒまで逃げ帰る事に成功したイーバーン、
そこで瀞霊廷から帰ってきたフリーゲンと鉢合わせし…
争いが嫌いと言う割に平気で殺しにかかってますよ閣下!!!
この手のタイプは厄介です!!!
争いを好まないと言いつつも、
それを止める為に平気で相手を殺しますから!!!
閣下の冷酷さを表してるようですけど、
味方殺しの閣下はこれだけじゃ終わりませんからね?!!
第1話という事でEDは前作のダイジェスト仕様!!!
原作のエピソードをメインとして組み込んだダイジェストEDですけど、
個人的にはアニオリ長編も少しは混ぜて欲しかったです!!!
テーマ: BLEACH
ジャンル: アニメ・コミック
[edit]
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この記事に対するコメント
死神、バウント、破面、完現術者、滅却師とそれぞれの種族が描かれていることはね。昔は、種族関係が描かれていた時代であったこと。黒崎一護が主人公で、種族の時代が終わりがやって来たこと。死神は変わり、バウントは滅び、破面は滅び、完現術者との戦いは終わった。そして、死神と滅却師との戦争になること。種族の時代が終わりがやって来ていること。黒崎一護達現世組との最後の使命になること。古い世界に、終止符を撃つこと。
死神やバウントや虚や完現術者や滅却師の物語は、王道だからな。王道は、種族関係が深い。ブリーチでは、王道の時代に、幕を下ろすことをな。種族の時代を終わらせることがね。死神や滅却師との戦争が、歴史に、終止符を撃つ。藍染やユーハバッハとの戦いも、楽しみだよ。
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今期開始アニメ感想第7弾は…
突然託された死神の力。
その日から俺の世界が変わった。
死神代行・黒崎一護。
大切な仲間を護る為、強き想いを爆発させて、
今、魂の刃を振り下ろす!
せーにんの冒険記 | 2022/10/12 01:04
今期開始アニメ感想第7弾は… 突然託された死神の力。 その日から俺の世界が変わった。 死神代行・黒崎一護。 大切な仲間を護る為、強き想いを爆発させて、 今、魂の刃を振り下ろす!
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