アラタカンガタリ〜革神語〜第293話「表彰」感想
2022/03/30 Wed. 15:40 [アラタカンガタリ~革神語~]
トリの不時着によって整備場で発生した大火災
その火災の爆風に巻き込まれたクニクル、コトハは怪我を負い、
逃げ遅れて瓦礫の下敷きになったおやっさんは門脇の救出により
身体こそ無事だったものの、倒れた時点で即死だった
そんな中、遠くから火災に気づいたカンナギが劍神「火炎」で火災を沈めた
火災を沈めたカンナギはようやく無事だった酒場を見つけ出して…
その火災の爆風に巻き込まれたクニクル、コトハは怪我を負い、
逃げ遅れて瓦礫の下敷きになったおやっさんは門脇の救出により
身体こそ無事だったものの、倒れた時点で即死だった
そんな中、遠くから火災に気づいたカンナギが劍神「火炎」で火災を沈めた
火災を沈めたカンナギはようやく無事だった酒場を見つけ出して…
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前回、火災を沈めた後、ようやく人のいる酒場を見つけたカンナギ、
その酒場にいたのは老人ばかりのようで…
やっぱり、以前遭遇したあの謎の男もいましたか。
まぁ、この男はなんとなく正体はわかりますけどね。
しかし、驚いたのはガトヤに捕らえられた
元囚人の老人達が再登場した事です。
名前があるキャラは旅先で再会とかありますけど、
名無しの老人達が再登場は予想外でした。
そう言えば老人達が革以外にオソメも覚えてましたけど、
そう言えば彼女と恋人のマサヒは元気でやってるんでしょうか?
それと正体は隠していると言っても謎の男と経営者以外は、
ガトヤの元囚人ですからカンナギに見覚えあるのは当然ですよね。
ガトヤ編ラストで革を探しに一度降り立ちましたし、
彼らが目撃していても不思議じゃないわけですから。
それはそれとして…カンナギ、
それ、盛大に酔潰れるフラグ!!!!
神鞘だから高を括ってるみたいですけど、
酔う酔わないは長生きとか神鞘とか関係なく、
個人の体質によるものですからね?!!
神鞘でも鞘に弱いと酔うと思うんですけど!!!
それは置いておいて、老人達は過去に革に助けられた事、
ここまで帰って来る道中で革が神鞘達を降して、
領土は属鞘達に守ってもらってる話も知ってる事から
やっぱりこんな降し合いの中でもきちんと見てくれて
知ってくれている人はきちんといるんですよね。
でも、いくら良い鞘がいると言っても憎しみに囚われた
ナカクニの人々には届かないのもまた事実です。
彼らが鞘を憎む気持ちはわかってましたが、
少しでも鞘に味方する者を容赦なく追い出すとは思いませんでした。
それでも、酒場で気ままにやる辺り、この老人達は強いと思います。
そしてこれでわかりました。彼らが領土の人間を巻き込み、
平気で鞘の領土を戦火にする理由がです。
彼らにとっては鞘の領土で生活する人々も
鞘の仲間という認識でしかないと思うんです。
敵である鞘の領土にいる者は一般人含めて
全員が敵と考えているのならあれだけ非情になるのも頷けると思います。
そんな領土の事を話す老人達に謎の男が反応、
その反応からカンナギは謎の男こそが属鞘だと察して…
まぁ、あからさまに怪しかったですし、彼が属鞘なのは納得ですね。
問題は属鞘なのに劍神を使わず、ただの短剣で対抗した事です。
もしかするとシムの元を離れた際に劍神を奪われたのか、
それとも自ら劍神を手放してどこかに置いたのか、
同時にこの属鞘が酒場の場所を教えなかった理由もわかった気がします。
属鞘から見たら、正体を明かすまでハタレマの兵と認識してたでしょうし、
鞘を殺すための組織に正体を明かすメリットなんてありませんし、
ハタレマに変装した鞘でも、降し合いをしに来たと勘ぐるのも無理はありませんから。
でも、カンナギはハタレマ兵に変装していた鞘でも、
別に属鞘と降し合いをする気で来た訳ではありませんし、
属鞘からシムの事を調べる為に来たわけですから、
属鞘から最低限の信頼を得る事が出来れば…
って、ここで酔潰れるんですか!!!!
やっぱり、意地になってサンサ酒飲んだのが、
仇になったじゃないですか!!!
しかも4杯も飲んだらそりゃグデングデンになります!!!
でも、不幸中の幸いか少なくとも敵という認識からは
外れたのは良かったです!!!!
これで実は敵だったら戦う相手の前で
酔いつぶれて倒れた事になるので
それはそれで無能になりますけどね!!!!
でもカンナギは当分、復帰は難しそうです!!!!
さて一方、革達は先の火災で死んでいった
おやっさんを含む犠牲者の葬儀を行っていて…
やっぱりサカキは無理していたんですね…。
あの時は生きてる仲間の命を優先しましたけど、
実の父親が事故で死んだんですから辛くないはずはないです。
スズリの言う心を癒す力というのは本当かはわかりませんが、
少なくともサカキにとっては嘘でも縋りたいと思うんでしょうね。
そんな葬儀も終え、講堂で先の火災で命を顧みず、
救助に動いた革と門脇は表彰される事となって…
門脇については革じゃなくても素直に凄いと思います。
革は緊急事態に戸惑い、ミクサに止められたとはいえ、
劍神を使おうとした時に多少の迷いがあったのも事実です。
でも門脇はすぐに火の海に飛び込んで、
こっそりとは言え、劍神も使って救助に迷いがなかったです。
これは革にはない強さと思います。
思えば門脇は拗らせる事はあっても迷う事はあまりないんですよね。
革を虐めていた時もあれが革で革を本気にさせられると
本気で思っていたからこそ虐め抜いていたんでしょうし、
少し丸くなった後も革と決着を着けたい、その心は今も変わりません。
革が優しさや苦渋の決断で迷うタイプなら、
門脇は良くも悪くも一度決めたら拗れようとも一直線なタイプですね。
そういう迷いがないから昔、革を虐め続けて本気にさせようとしてましたし、
前回のように救助に一切の迷いがなかったりするわけですから。
さて、表彰式の中、前の火災での革の行動を思い出すミクサ、
革にはその気はないんでしょうけど、ミクサからしたら、
革はコトハに好意を抱いているのはバレバレですし、
返事がまだと言っても実質的な失恋と感じるのも仕方ないと思います。
問題は革の方がコトハの事を告白もせずに諦めようとしている事だけですしね。
そんな表彰式も終え、突如、ハタレマの生徒から名前が挙げられ…
このタイミングで特待生発表ですか!!!
火災による犠牲者が出たばっかりなのに?!!!
革と門脇は名前こそ呼ばれなかったものの
表彰されたり、戦闘の実力から特待生には入ってるんですね。
ミクサ、ワカ、タエマが選ばれなかったのは残念でしたけど。
まぁ、これで当初の目的、シムの食事会への道は開け…
って、このタイミングで先の火災の一件を、
シムがカンナギに擦り着けてきましたよ!!!!
いや、前回の礼を言うとかの発言でカンナギの
行動を利用するとは思ってましたけど、
本当に最悪のタイミングでハタレマ兵の
憎悪と憎しみを増加させてきてます!!!!
確かにカンナギも何人か降してはきてますけど、
もうちょっと冷静に考えましょうよ!!!!
本当にカンナギが仕組んでやったのなら、
火災の火を消す理由がないですからね?!!
むしろ、放置して被害を拡大する方が、
敵対関係の相手がする手段なので、
それをせず沈めた時点で不自然ですからね?!!
しかし、過去にアラタに汚名を着せたカンナギが、
今度はシムに汚名を着せられるとは皮肉なものです。
流石の革もこれには苛立って食事会でシムを止める気でいますし、
門脇に至ってはブチ切れ寸前で苛立ってますよ!!!!
その酒場にいたのは老人ばかりのようで…
やっぱり、以前遭遇したあの謎の男もいましたか。
まぁ、この男はなんとなく正体はわかりますけどね。
しかし、驚いたのはガトヤに捕らえられた
元囚人の老人達が再登場した事です。
名前があるキャラは旅先で再会とかありますけど、
名無しの老人達が再登場は予想外でした。
そう言えば老人達が革以外にオソメも覚えてましたけど、
そう言えば彼女と恋人のマサヒは元気でやってるんでしょうか?
それと正体は隠していると言っても謎の男と経営者以外は、
ガトヤの元囚人ですからカンナギに見覚えあるのは当然ですよね。
ガトヤ編ラストで革を探しに一度降り立ちましたし、
彼らが目撃していても不思議じゃないわけですから。
それはそれとして…カンナギ、
それ、盛大に酔潰れるフラグ!!!!
神鞘だから高を括ってるみたいですけど、
酔う酔わないは長生きとか神鞘とか関係なく、
個人の体質によるものですからね?!!
神鞘でも鞘に弱いと酔うと思うんですけど!!!
それは置いておいて、老人達は過去に革に助けられた事、
ここまで帰って来る道中で革が神鞘達を降して、
領土は属鞘達に守ってもらってる話も知ってる事から
やっぱりこんな降し合いの中でもきちんと見てくれて
知ってくれている人はきちんといるんですよね。
でも、いくら良い鞘がいると言っても憎しみに囚われた
ナカクニの人々には届かないのもまた事実です。
彼らが鞘を憎む気持ちはわかってましたが、
少しでも鞘に味方する者を容赦なく追い出すとは思いませんでした。
それでも、酒場で気ままにやる辺り、この老人達は強いと思います。
そしてこれでわかりました。彼らが領土の人間を巻き込み、
平気で鞘の領土を戦火にする理由がです。
彼らにとっては鞘の領土で生活する人々も
鞘の仲間という認識でしかないと思うんです。
敵である鞘の領土にいる者は一般人含めて
全員が敵と考えているのならあれだけ非情になるのも頷けると思います。
そんな領土の事を話す老人達に謎の男が反応、
その反応からカンナギは謎の男こそが属鞘だと察して…
まぁ、あからさまに怪しかったですし、彼が属鞘なのは納得ですね。
問題は属鞘なのに劍神を使わず、ただの短剣で対抗した事です。
もしかするとシムの元を離れた際に劍神を奪われたのか、
それとも自ら劍神を手放してどこかに置いたのか、
同時にこの属鞘が酒場の場所を教えなかった理由もわかった気がします。
属鞘から見たら、正体を明かすまでハタレマの兵と認識してたでしょうし、
鞘を殺すための組織に正体を明かすメリットなんてありませんし、
ハタレマに変装した鞘でも、降し合いをしに来たと勘ぐるのも無理はありませんから。
でも、カンナギはハタレマ兵に変装していた鞘でも、
別に属鞘と降し合いをする気で来た訳ではありませんし、
属鞘からシムの事を調べる為に来たわけですから、
属鞘から最低限の信頼を得る事が出来れば…
って、ここで酔潰れるんですか!!!!
やっぱり、意地になってサンサ酒飲んだのが、
仇になったじゃないですか!!!
しかも4杯も飲んだらそりゃグデングデンになります!!!
でも、不幸中の幸いか少なくとも敵という認識からは
外れたのは良かったです!!!!
これで実は敵だったら戦う相手の前で
酔いつぶれて倒れた事になるので
それはそれで無能になりますけどね!!!!
でもカンナギは当分、復帰は難しそうです!!!!
さて一方、革達は先の火災で死んでいった
おやっさんを含む犠牲者の葬儀を行っていて…
やっぱりサカキは無理していたんですね…。
あの時は生きてる仲間の命を優先しましたけど、
実の父親が事故で死んだんですから辛くないはずはないです。
スズリの言う心を癒す力というのは本当かはわかりませんが、
少なくともサカキにとっては嘘でも縋りたいと思うんでしょうね。
そんな葬儀も終え、講堂で先の火災で命を顧みず、
救助に動いた革と門脇は表彰される事となって…
門脇については革じゃなくても素直に凄いと思います。
革は緊急事態に戸惑い、ミクサに止められたとはいえ、
劍神を使おうとした時に多少の迷いがあったのも事実です。
でも門脇はすぐに火の海に飛び込んで、
こっそりとは言え、劍神も使って救助に迷いがなかったです。
これは革にはない強さと思います。
思えば門脇は拗らせる事はあっても迷う事はあまりないんですよね。
革を虐めていた時もあれが革で革を本気にさせられると
本気で思っていたからこそ虐め抜いていたんでしょうし、
少し丸くなった後も革と決着を着けたい、その心は今も変わりません。
革が優しさや苦渋の決断で迷うタイプなら、
門脇は良くも悪くも一度決めたら拗れようとも一直線なタイプですね。
そういう迷いがないから昔、革を虐め続けて本気にさせようとしてましたし、
前回のように救助に一切の迷いがなかったりするわけですから。
さて、表彰式の中、前の火災での革の行動を思い出すミクサ、
革にはその気はないんでしょうけど、ミクサからしたら、
革はコトハに好意を抱いているのはバレバレですし、
返事がまだと言っても実質的な失恋と感じるのも仕方ないと思います。
問題は革の方がコトハの事を告白もせずに諦めようとしている事だけですしね。
そんな表彰式も終え、突如、ハタレマの生徒から名前が挙げられ…
このタイミングで特待生発表ですか!!!
火災による犠牲者が出たばっかりなのに?!!!
革と門脇は名前こそ呼ばれなかったものの
表彰されたり、戦闘の実力から特待生には入ってるんですね。
ミクサ、ワカ、タエマが選ばれなかったのは残念でしたけど。
まぁ、これで当初の目的、シムの食事会への道は開け…
って、このタイミングで先の火災の一件を、
シムがカンナギに擦り着けてきましたよ!!!!
いや、前回の礼を言うとかの発言でカンナギの
行動を利用するとは思ってましたけど、
本当に最悪のタイミングでハタレマ兵の
憎悪と憎しみを増加させてきてます!!!!
確かにカンナギも何人か降してはきてますけど、
もうちょっと冷静に考えましょうよ!!!!
本当にカンナギが仕組んでやったのなら、
火災の火を消す理由がないですからね?!!
むしろ、放置して被害を拡大する方が、
敵対関係の相手がする手段なので、
それをせず沈めた時点で不自然ですからね?!!
しかし、過去にアラタに汚名を着せたカンナギが、
今度はシムに汚名を着せられるとは皮肉なものです。
流石の革もこれには苛立って食事会でシムを止める気でいますし、
門脇に至ってはブチ切れ寸前で苛立ってますよ!!!!
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
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