2023/03/29 Wed. 00:44 [アラタカンガタリ~革神語~]
創世の刺す事で門脇の内に秘めた闇を知ってしまった革
それは革を虐めていた門脇ではなく、孤独を恐れる一つの少年だった
自身を捨てて出ていった母親、自身を認めず価値観を押し付ける父親
そして優しさで救われたと同時に革への強い依存を向けるようになった自分自身
創世により闇が払われた事でようやく自分自身の弱さと向き合えたのも束の間、
そんな門脇に見切りをつけた逐力は門脇を完全に闇に飲み込んで吸収してしまい…
最後に残りし神鞘ムメイ!!!
師ノ鞘が今動き出す!!!!
-- 続きを読む --
前回、門脇の内に秘めた闇を知り、解放した革
しかし、それは同時に逐力が門脇を見限る決定打ともなってしまい、
己の過ちを悔いた門脇もまた希望を諦めて飲み込まれてしまう
一方、ムメイの浮船に突入したカンナギはムメイを探すものの見つけられずにいて…
見つけた部屋の鏡に映るは沢山の脳と操られし人々、
そして眠り薬により深い眠りに晒された人々!!!!
そう言えばヤタカは単独行動だったので道中で
これら2つの出来事を知ることは出来ましたけど、
ハタレマからそのまま塔に来たカンナギは知りませんでした!!!
そりゃ、基本的に図太いカンナギも困惑します!!!!
そこに鏡越しに姿を見せるムメイですけど、
シムですらムメイにとっては1人形に過ぎず、
カンナギに対しても意外にも最後に残った神鞘と
まるで最後に残る事すら想定してなかった扱い!!!!
まぁ、読者的には最初の神鞘でレギュラー的
立ち位置のキャラだったので残るのは無難でも、
後半からはほぼ鬼と化した六ノ鞘達との戦い、
鬼の瘴気で創世と逐力以外の劍神の神意は
本来の強さを発揮しづらい状況になったので
その状況下でも生き残れたカンナギは、
相手からしたら意外な存在以外の何物でもないです!!!!
そんな以外な評価をしつつも何か行動を開始するムメイ、
一方、残されたハタレマの兵士達はサカキの休戦宣言に
全員が全員納得行っておらず、ヒスミを始めとする
一部のハタレマ兵は敵討ちに燃えるのも仕方ないです。
でも、そもそも仇なんてどこにもいないんですけどね。
彼らは知らないだけで降ったのはシム自身の意思、
それでいて降った先の相手はシムと手を組んでいたムメイ、
事実はそれでも遠くにいる彼らはそれらを知る由もない以上、
行き場のない憎しみをぶつけたくなるのも仕方ないです。
その一方でサカキやワカ達は冷静に状況を見て、
自分達が間違っていた事に気付いてるのが良いです。
サカキも憎しみに囚われてましたけど、
スズリのおかげで冷静さを取り戻せましたし、
サカキ達の憎しみもわかりますけど、
その為に無関係の人間を巻き込み、街や建物を壊し、
犠牲者を出してしまったら自分達が憎んでいた
降し合いをする鞘達と何も変わりませんからね。
ワカ達も憎しみこそあれど彼らは比較的温厚でしたし、
流されて入隊した戦いを好まないクニクルだっています。
神意が解かれた以上、彼らが戦う理由はもうないですから。
そして塔の方の異変に感じるスズリ達も向かうみたいですけど、
彼女達も向かってくれたら心強いと思います。
本当に秘女王キクリの命の危機は続いてますし、
治癒能力を持つ采女族は1人でも協力してくれる方が助かると思います。
一方のコトハは秘女王キクリと革の両者を治癒、
そんな中、革は門脇を失った悲しみが未だ残り続けていて…
門脇の胸に秘めた闇を知ったからこそ受けた痛みですね。
革なら、それを知ったら間違いなく後悔しますよね…。
門脇が無理していた事に気付けなかった事も、
革の本質とも言える優しさが門脇を傷つけてしまった事も、
革なら全部自分のせいでそうなったと後悔しますよね…。
一人で抱え込んでいた門脇の問題でもあるので、
革一人の責任ではないですけど、革の性格を考えると
門脇がそうなってしまったのは自分のせいと思いますし、
真実を知ったからこそ、自分が1人になった時、
門脇は自分以上に一人ぼっちで孤独だったと痛感したわけですから。
一方、カンナギは遂にムメイの元へとたどり着き…って、このタイミングで塔に爆撃?!!!
せっかく、秘女王キクリの傷も癒えてきたのに
革が戦えない状況かつコトハも治療に専念してる
そんな状況で攻撃されるのって絶対やばいじゃないですか!!!
-- 続きを閉じる --
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
[edit]
△