2021/09/29 Wed. 15:57 [アラタカンガタリ~革神語~]
鞘や鞘とわかり合えた人々をハタレマの脅威から守るため
あえてハタレマに入隊し、内部から止める事を決めた革達
しかし、そこで待っていたのは降し合いで起きた被害の再認識、
降し合いの末に和解した神鞘達の当時の悪行、
そしてヤタカの生死不明情報と鞘を倒す事に歓喜する兵士達だった
そんな恐ろしい場所に入隊したと革は実感して…
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前回、ハタレマが恐ろしい価値観の場所だと実感した革…
今回は前回に続き、降された六ノ鞘に対するまとめですね。
イキスもイソラもキクツネもアメエノも五感の一部を失い、
神意で民達の五感を奪ったり、キクツネに至っては
忠誠の証と称し、属鞘を鬼と化し操ったりしていたりと
同情の余地こそあれど、恨まれても仕方ない事をしてるんですよね。
イキスに至っては降したのが革でも門脇でもなく、
同じ六ノ鞘のアメエノだった事もあり、完全に恐怖で降った以上、
特に改心とか相手を認めて降ったわけでもないので、
神鞘の中で唯一、心で降る事がなかった鞘でもありますしね。
ハタレマもやり方が過激でこそあるものの全てが間違ってるわけじゃないです。
ただ、その過激という部分に問題があります。
領民に多少の犠牲?あれのどこが多少の犠牲と言うんですか?
あれだけの犠牲を出していたら、降し合いで領民を巻き込む
他の鞘達と全く変わらない事に気づけないんですか?
あれだけの兵器を上空から使っておいて多少は無理があります。
本当に犠牲を最小限にしたいのなら、あんな戦闘機で攻めず、
生身で武器を片手に戦闘した方がまだよっぽどマシと思います。
さすがに全員を巻き込まないは無理でも領民を避難させたり、
属鞘やアメエノだけを狙うという方法だって出来たはずですから。
それすらせず、一方的に空撃してる時点で大差ないと思います。
あげくの果てに領民を守る為に動いた革達の部分を情報操作、
これについては彼らがそう認識していると考えられます。
シムにとって都合の悪い部分ですから、意の神意で
その部分を書き換えられていても不思議じゃありませんから。
それと他の六ノ鞘が降し合いが始まる前に真っ先に
ハルナワ領を攻めたというのも基本的に無理があります。
キクツネもイソラも降し合いに参加した際に最初にしたのは、
革達と門脇達への宣戦布告です。
その後はキクツネ領を拠点としていたので、
真っ先にハルナワ領を狙う時間がそもそもなかったと思います。
イキスも降し合い参加は遅かった方でそもそも攻めるより
幻惑や洗脳などに特化しているのでやり方がそもそも一致しません。
ハルナワ領がああなった本当の原因は別にいると思います。
さて、そんな情報操作も行われている事を知った革達ですが、
そこにシムが集会の中に映像として姿を見せ、
一方の軍兵として紛れ込んだカンナギはナカクニの
崩壊した都に赴いていたようで…
空中からの攻撃と言うとクグラ辺りでしょうか?
確かに登場当初はヨルナミ程甘くないと言ってましたし、
革達の前に出向く前までの間にどこか攻めていてもおかしくはないです。
ただ、シムの劍神の神意が意を操る能力なので、
意の操作でその辺はどうにでもなると思いますし、
シムには戦闘機があるので自身の領土への空襲も容易いでしょうから。
たった1度だけと言ってますが、その1度の神意で
意を操作され誤認している可能性も十分にあるわけですから。
まあ、それはさておき、シムが降し合いに参加しなかった理由、
それは革と門脇を戦わせるという事を最優先というのもありますが、
それ以上に神意の力で自分への信仰を高めたり、
降し合いに参加しない事で民に他の鞘と違うところを見せたり、
鞘を壊滅させる為の組織、ハタレマの拡大準備もあったんでしょうね。
そして、これまで曖昧に存在が示されていた大王の神意、
シムの言葉が本当なら全て創世し生み出す力となりますね。
確かにそれほどの神意なら鞘達が狙うのも無理はありませんし、
秘女王が創世の鞘である革に鞘を束ねてほしいと願ったのも無理はないです。
革なら間違いなくより良い世界を作り出してくれると思いますから。
それにもし、その神意が本当なら、この戦いで死んでいった民や
仲間達を蘇らせる事ももしかしたらできるのかも知れません。
そして、ここで名が出てくるムメイ、なるほど、ハタレマの兵達からも
崇拝されているシムと同じ志を持っているとシム本人の口から
語られれば、少なくともハタレマ兵はムメイも味方と映るわけですね。
実際のムメイは人体実験に心は一切痛まない底の見えない闇ですが、
それを知っているのは、この場にいるのは門脇くらいしかいないのが…
そんなムメイの本質を知っている門脇は感情を抑えられなくなり…
シムが止めたから丸く収まりましたけど、
確実に上級生のシラヒトという兵には眼を付けられましたね。
ただでさえ腕がムナカタの移植というのもあるので眼を付けられやすいのに…
ここで集会終了後に革とミクサの内心の違いに性格が表れますね。
ミクサは門脇よりで下手をするとミクサは黙ってなかった可能性がありましたし、
革は現実世界で一人で抱え込む癖が虐められ時代に染みついていたのか、
感情的になるよりも胃の方にダメージ来ているみたいですからね。
さて、食堂でご飯を食べる事になった革達ですが、
集会の一件でシラヒトに眼を付けられた為、門脇の前にシラヒトが…
特等生なだけあって洞察力も高いですね…。
腕はあからさまに違うので見た目的に疑われやすいですが、
確かに門脇の片眼は亡きアカチの眼なのでそう言う意味でも門脇は目立ちますね…。
すでに門脇は鞘と疑われ始めてますし、ここを門脇がどう切り抜けるか、
革かミクサがフォローして事なきを得るのかが気になります。
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テーマ: 漫画の感想
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