2015/07/31 Fri. 19:22 [アラタカンガタリ~革神語~]
ハルナワの鬼神「縛囚」の神意の力で街中の人々が鬼と化し、
一夜にして地獄と化した世界で日ノ原一家と共に逃走するアラタと織部、
一方、天和国の方ではムメイが門脇に驚愕の真実を伝えようとしており…
明かされるハルナワの正体と真実!!!
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さて前回、最後の神鞘「ムメイ」が門脇に接触したわけですけど…
雰囲気的にムメイとシム、この2人が主犯格って感じですね。
シム以外の六ノ鞘は皆、好戦的でしたけど、
シムとムメイは基本的に暗躍するタイプって感じです。
シムは前の戦いのアメエノみたいに
やり過ぎた仲間に制裁をしにはきましたけど、
降し合い自体には参加せずにやるだけやって
致命傷を与えた後は去っていったわけですから。
そしてムメイもまた降し合いには興味がないようですけど…
うん!!別の意味合いで恐ろしいです!!!
奇抜な人形部屋だけなら趣味悪いだけで済みますけど、
それ全部が死人の骨や皮の継ぎ接ぎとなると
別の意味で狂気を感じてしまいます!!!
確かに彼らは降し合いには興味ないのでしょう!!
でも、彼らにとって大事な事の為なら
躊躇なく非人道的な行為を平気で行うタイプですよ!!
人体実験に使われた死体だって
もしかしたら彼らが実験のために
殺した人々の可能性だって十分あります!!!
さて、狂気にあふれた部屋を見せたムメイ、
そんなムメイは次に人形達を操り、ある光景の再現を…
あの人形達でキハラノ(現実世界)で今行われてる光景を再現できるとは…
他にも人形を通し、ハルナワと連絡を取る事も可能、
流れからして師というのはムメイで間違いなさそうですね。
さて、向こうで何が起きてるかわかった門脇、
さすがの門脇も自分と入れ替わったハルナワが
日本を壊す勢いで暴れ始めてる事には驚きを隠せないみたいですね…。
いくら、口では未練はないと言っていても、
自分と入れ替わった相手が故郷をめちゃくちゃに
してると知ると動揺するのは当然の事…
って、一番動揺していたのはムナカタ?!!
というより、ハルナワが人工的に作られた
死体の継ぎ接ぎで出来た人形って?!!!
しかも、頭部と脳はムナカタの息子の死体からって…
感情的じゃないですけど、
間違いなくシムもムメイも鬼ですよ!!!
こんな外道な事を平気でする時点で!!!!
行動原理はムナカタの息子の考えに近いんでしょうけど、
ハルナワには間違いなく生前の記憶はない、
つまり同じ顔をした別人と言っても過言じゃないです!!
キクツネ・イソラ・イキス・アメエノ彼らは
元の世界に鬼神を持って戻る事を目的とし、
その為なら降し合いにも躊躇しないタイプでしたけど、
ムメイとシムは間違いなく彼らと別の狂気があります!!!
自分達の計画に無関係なものには関らない、
だけど自分達の計画に必要な事は例え
非人道的な事でも躊躇なく実行し、
邪魔となる存在は躊躇なく排除するタイプ、
例え無関係の人や仲間を犠牲にする結果になろうとも!!!
鬼というのは恐ろしい、恐ろしいですけど、
同じ鬼でも感情に身を任せて暴れるだけの鬼よりも、
目的遂行のためだけに動く鬼の方が恐ろしいです!!!
何故なら彼らは理性を保った鬼なわけですから!!!
シムとムメイが非人道的なタイプなのはわかりました。
それと同じくらいに今回思った事があります。
門脇には一時的でも良いから現実世界に帰還して、
自分と入れ替わったハルナワをその手で降してほしいです。
ハルナワをこのままにしておく訳にはいかないのもありますけど、
それ以上に、このままじゃ誰も救われないです。
現実世界でハルナワを止める術はないと断言できます。
何故なら、例え核兵器とかでその場を抑えようとしても、
ハルナワが存在する限り、なんの解決にもならないからです。
一般人には鬼化は伝染病か何かと考えてるっぽいですし、
ハルナワという一個人が元凶なんて誰も思わないですから。
そしてハルナワの危険さを知ってる人間は限られてます。
そして、その限られた人間でハルナワに対抗出来るのは織部ただ1人、
その織部の前の一件で骨折していて不調気味、
門脇くらいじゃないとハルナワは止められないです。
それにハルナワの頭部と脳はムナカタの息子と言っても、
ハルナワはムナカタの息子ではないです。
それに苦しむムナカタのためにもハルナワを降してほしいです。
もし一時的にも現実世界に戻る方法があるなら
門脇はハルナワを倒す事は門脇にとっても都合が良いはずです。
ハルナワの存在が消えた後に天和国に戻ったら、
門脇は現実世界との決別がほぼ出来ると言えますから。
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