2011/05/13 Fri. 08:10 [アラタカンガタリ~革神語~]
本不調で苦しみながらも門脇と戦う革、
ようやく火焔を取り戻した事で
ついにアカチと戦うその日が来たカンナギ、
そんな中、門脇が自分を倒そうとする理由を
革はついに知り…
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革が門脇と死闘をしている頃、
カンナギはアカチと因縁の戦いを繰り広げてます。
カンナギは火焔を取り戻して全力をだせるようになったとは言え、
アカチは実戦経験の高さと剣神「地龍」による
隙の無さに苦戦を強いられてますよ。
剣神「地龍」の攻撃範囲は50尺、
攻撃範囲外なら攻撃を喰らう事はないので
遠距離攻撃はできますけど
50尺の範囲に入ると地龍で守りに入るので
強力なダメージを与えるのは困難、
やはりアカチに勝つ為には
彼の攻撃範囲「50尺」に突入して
接近戦を仕掛けて勝つしかないですよ。
さて一方の革サイド、
ついに門脇は何故、革を必要以上に狙うのか
革に言い放ちましたよ。
門脇は中学時代に革本人にその気がなくても
手加減されてしまった事を今も気にしているんですよね。
でも門脇が自分に勝とうとする理由を革は理解できずに…
まあ革からすれば門脇は常に自分をいじめ続け
門脇は常に自分より優位に感じていたと思ってますからね。
でも門脇が革をいじめ続けていた理由はそんな理由じゃなく…
それは革を本気にならないからでした。
門脇が革をいじめ続けた理由はただ単に革を本気にさせ
決着をつけたかっただけだったとは…
でもこれはすれ違い続けるわけです。
門脇は好戦的な性格で挑発的な性格、
対する革は非好戦的で優しく誰かの為に熱くなれるけど
こういう戦いに対する熱さはないタイプ、
2人の性格が真逆過ぎですよ。
しかし今回の話の戦闘中の会話、
見事なまでにシンクロしてますね。
アカチがカンナギに対し
何故、カンナギの属鞘達を降し
その一族に非道を行ったかわかるまいとか考えたら、
革VS門脇の門脇はわかんねぇよと言う、
会話の内容自体は繋がってないですけど
それを上手く繋げてスムーズに話が進んでいますよ。
でも今回の件で門脇とわかり合うには
全力で戦う以外術はない事を革も気づいたはずです。
革は成り行きで戦う事になったり
わかり合う為に戦う事も必要と考えた時もありましたが
門脇の場合、後者の典型的なパターンです。
門脇に対しては話し合いは不要、
彼とわかり合うには全力で戦う、
それ以外にないですから。
さて本不調もあり追い詰められていく革、
ミクサは助太刀しようとしますけど
門脇はそれを妨害して為す術なしですよ。
革がピンチなのに見ているしかないコトハとミクサ、
2人今できる事はただ1つ…
カバネに剣神「痍無」を革から抜き取るように
頼むしかないんですね。
「痍無」が体内で攻撃を仕掛け続けているから
革は本来の力を出せないわけで
それさえ取れば、体調も楽になって
少しでも状況を変える事ができますから。
でもその間にも革は追い詰められ
門脇に捕まってしまい…
それでも革は門脇に降りません。
それは剣神「創世」の中には
これまで戦い、和解したヨルナミやヒルコ、
クグラなどの御魂を預かっているからなんです。
ここで降される事は自分に御魂を託してくれた
みんなの御魂を裏切る事にもなるんです。
それ故に革は自分の戦いは自分1人の戦いと
考えずにみんなの戦いと考えているんですね。
これが門脇ともっとも違うところです。
門脇は革に勝ちたいという
自分自身の感情だけで戦っている事に対し、
革はこれまで自分と戦い降ったみんなの
御魂を背負い戦っている、
背負っているものが根本的に違うんです。
そしてそんな革の強い意志に
剣神「痍無」も反応し…
革の傷が治り、痍無が勝手に革から出ましたよ!!
カバネも驚いてましたけど
おそらくこれが「痍無」の本当の神意だと思います。
「痍無」を入れられた人間は病を治せる可能性を上げると共に
激しい痛みや熱に襲われます。
でも結局、病を治せる可能性は本人の心構え次第、
「痍無」はそんな病や傷を持った者の
手助けをしただけ、そう思います。さてこれで状況は一変です!!
門脇の「逐力」を一刀両断して
カンナギの元へ向かう事にしましたよ!!!
果たしてカンナギとアカチの戦いが決する前に
辿り着く事ができるのでしょうか?!
そして「逐力」を一刀両断された門脇は?!!
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