日本維新の会は、1日午後4時から臨時の党大会を開き、馬場伸幸氏の後任となる新代表に、大阪府知事の吉村洋文氏を選出しました。
維新の代表選には、吉村洋文氏のほか、金村龍那衆院議員(比例南関東)、空本誠喜衆院議員(広島4区)、松沢成文参院議員(神奈川選挙区)が立候補していました。
■吉村氏が有効投票数の8割を獲得し圧勝
国会議員と地方議員、一般党員らによる投票の結果、吉村氏が有効投票数の約8割となる8547票を獲得。635票の金村氏、492票の空本氏、1066票の松沢氏を圧倒し、新代表に選出されました。
■吉村氏は「党の目標を定めて共有していく。次世代のためにある政党ということを軸に」
吉村氏は、あいさつで「日本維新の会の目標を定めて、みなで共有していく。次世代のためにある政党ということを軸にしていきたい。我々はまだまだ弱小で経験も少ない。その中で国政政党として他党とぶつかっていく」と話しました。
吉村氏は、午後6時40分から行われた記者会見で、党の共同代表について「前原誠司氏にやっていただきたい」と話したほか、党の3役については「まだ決めていないが、若手にやってもらいたい」と話しました。
さらに、「野党第一党を目標にするのではなく、与党の過半数割れを重視し、維新の公約の実現を目指していく」と話し、来年夏の参院選を巡っては、「1人区では、野党同士がつぶし合うのではなく、自公政権と野党が1対1の対決に持ち込めるようにすべき」とする考えを示し、今後、他の野党と協議したいとしています。
維新は、10月27日に行われた衆院選で、大阪の19の小選挙区は全勝したものの、大阪以外の小選挙区で獲得できたのは4議席にとどまったほか、比例票は前回より約300万票減らし、議席は公示前の44議席から6減の38議席となりました。
代表選では、来年夏に行われる参院選に向けて、党を立て直すための取り組みなどが主な争点となりました。
吉村氏は「国政政党としての存在意義が揺らいでいる」として、「次世代のための政党」、「道州制を実現する政党」、「永田町文化を変える政党」の3つを党の目指すべき方向性として掲げていました。
吉村氏は、2011年に大阪市会議員選挙で初当選を果たし、その後、衆議院議員や大阪市長を経て、2019年からは大阪府知事を務めています。11月19日には、「大阪維新の会」の代表選でも再選を果たしていて、大阪府知事、「日本維新の会」代表、「大阪維新の会」代表の3足のわらじを履くことになります。
(https://news.yahoo.co.jp/articles/472b57ec9026451c40e8d4791c86fd363ae471e4)
ぶっちぎりの代表選出、当たり前やな。
でも府知事との二足の草鞋、大丈夫?
どちらもしっかりと努めてください。
5918号