22日午前5時59分ごろ、福島県沖を震源とする地震があり、福島、茨城、栃木各県で震度5弱の揺れを観測した。
気象庁は福島県と宮城県の太平洋側沿岸に津波警報を、青森県から伊豆諸島にかけては津波注意報を発令。同6時49分に福島県いわき市小名浜で60センチ、同7時6分に相馬で90センチ、同8時3分に仙台港で1メートル40センチなど、岩手県から東京・八丈島にわたる広い範囲で津波を観測した。同庁によると、震源の深さは約25キロ。地震の規模(マグニチュード=M)は7.4と推定される。
政府は首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置。青森県から千葉県にかけての太平洋側沿岸の自治体は、住民に避難指示を出した。総務省消防庁などによると、千葉県で女性(82)が自宅の階段から転落して脚を骨折する重傷を負ったほか3カ月の男児が顔を打撲するなど、4人が負傷。福島県で5人、仙台市で2人、東京都でも2人がけがをした。いわき市の石油コンビナート地区では火災が発生したが、間もなく鎮火した。
海上保安庁によると、宮城県内の漁港などで小型ボート16隻が転覆。人的被害は確認されていない。
気象庁の中村浩二地震情報企画官は記者会見し、「今回の地震は東日本大震災の余震域で起きた。今後1週間は同じ最大震度5弱程度の地震に注意が必要」と述べた。東日本大震災の本震(M9.0)は陸と海のプレート境界で起きたが、今回の地震はそれより浅い陸のプレート内部で起きた正断層型だった。仙台港で観測した津波の高さは、東日本大震災後最大。
東京電力によると、午前6時10分ごろ、福島第2原発3号機の使用済み核燃料プールの冷却装置が停止したが、同7時47分に再開した。同6時半すぎには福島第1、第2原発でそれぞれ高さ1メートルの津波を観測した。東北電力と日本原子力発電によると、停止中の女川原発(宮城県)と東海第2原発(茨城県)、廃炉中の東海原発(同)で異常は確認されていない。
JR東日本によると、東北、上越、北陸、山形の各新幹線が一時運転を見合わせた。国土交通省によると、仙台空港は滑走路に被害はないが、乗客や職員が一時避難。全日空と日本航空によると、この影響で同空港発着便など計26便が欠航した。
津波警報、注意報は午後0時50分までに全て解除された。主な各地の震度は次の通り。
震度5弱=福島県白河市、須賀川市、いわき市、茨城県高萩市、栃木県大田原市
震度4=福島市、水戸市、宇都宮市、仙台市、秋田市、山形県米沢市、群馬県渋川市、埼玉県春日部市、千葉市、新潟県見附市
震度3=福島県塙町、茨城県牛久市、栃木県栃木市、宮城県気仙沼市、秋田県大仙市、山形市、前橋市、さいたま市、千葉県銚子市、新潟市、青森県八戸市、盛岡市、東京都千代田区、横浜市、甲府市、長野県諏訪市、静岡県富士市。
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161122-00000016-jij-soci)
なんだか眠れなくて何度も起きて、うつらうつら、時計を見ると6時前。
NHKニュースを聞こうとラジオをつけて、5分ほどして緊急地震速報。
久しぶりに聞いた。
揺れるん?もしかして東南海地震??
と思っていたら関東の方。またあっちの方か、、、。
震度5弱。
大きな地震なのに、慣れてしまったんやなぁ。あんまり驚かんかった。
津波警報、注意報発令。アナウンサーが「3mの津波が来る」と避難を延々呼びかける。
結局、津波はそれほどではなかったけど、それでも一早く高台に避難することは大事だし、大震災の教訓が生かされたみたい。
地震の方も家屋に被害はあっただろうし、ケガをした人もいただろう。
ただ死者が出ていないのが本当に良かった。
まだまだ不安な日々は続くだろうけど、頑張ってください。
今回の地震は5年前の大震災の余震だという。
いつまで余震は続くのやら。
東に西に、どこで起こっても不思議ではない大地震。
東南海地震、近いのか?
3857号