日本未来の党は27日、党名を「生活の党」に変え、代表を嘉田由紀子滋賀県知事から森裕子参院議員へと変更することを総務相に届け出た。
嘉田氏と嘉田氏に近い阿部知子衆院議員らは離党することになり、同党は分裂した。「生活の党」は、小沢一郎衆院議員ら旧「国民の生活が第一」のメンバーのみで構成される。
小沢氏と嘉田氏は28日、大津市内で共同記者会見し、未来の党分裂の経緯などについて正式に説明する。
党名変更の届け出に先立ち、未来の党は27日、嘉田氏側近の飯田哲也代表代行と森氏が「分党」の確認書に合意し、その後、国会内で開いた両院議員総会で「分党」が承認された。
ただ、実際には未来の党が受け取る予定だった政党交付金の大半は、生活の党が引き継ぐ。嘉田、阿部両氏らは近く新たに政治団体を結成するが、政党要件を満たさないため政党交付金は支給されない。嘉田氏は27日、周辺に「(党分裂が)カネ目当てと思われたくないから」と語った。
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121227-00001421-yom-pol)
選挙で負けた、しかも大敗したんだから党首が責任を取らなければならないのは当然のこと。
責任を全く取らない社民党の福島のおばはんの真似をしないできっちり責任を取るべきなのに、嘉田代表はここのところを理解していない。
ていうか福島のおばはんも滋賀のおばはんも党は自分のものと思ってんじゃないの?
今回の騒動は共同代表に旧「汚沢一味の生活が第一」のメンバーが汚沢を共同代表に押したところから始まった。嘉田代表は約束違反としてこれを認めず、社民党を離党後加入した阿部知子を共同代表に押して対立が激化、今日の分党‥‥というか乗っ取りとなった。
そもそも汚沢は一兵卒として役に付かないというのが約束だった。それを反古にする提案をされたら嘉田代表がNO!を言うのは当然の話。
「生活の党」の代表には森裕子がなるという。だったら共同代表に汚沢でなく森裕子を押すべきだったんでは?あるいは「生活の党」の代表に汚沢が就くべきだったんでは?
まだ10日ほどしか経っていないのにこの騒ぎ。純粋に嘉田「未来の党」に投票した人で裏切られたと思っている人はどれぐらいいるんかな。
嘉田さんは結局、汚沢にいいようにされたな。カネに穢い汚沢のイメージを嘉田さんを前面に出してクリーンなイメージにして選挙に勝つ汚沢戦略。でも真っ黒は透明の嘉田看板に隠しても丸見えだった。
汚沢も勘が狂って来たんとちゃうけ?
まあ嘉田代表が「鉛筆持ったら未来の党」なんて、有権者をバカにした子供騙しの“スローガン”を叫ぶとは汚沢も思っていなかったとは思うが。
嘉田さんを利用した結果、議席が大幅減になったんだから仕方ない。
そもそも合流を仕掛けたのは汚沢なんだから、それが失敗した責任は汚沢にある。
とすれば汚沢が共同代表に就くこと自体おかしな話。
嘉田代表が大敗の責任を取り代表を辞任し、後任の代表に汚沢以外の人を代表戦でもやって決めたらよかったんでは?とっても簡単な話やんけ!
この騒動、嘉田さんにしろ汚沢にしろ大きなキズがついたな。
2508号