大相撲九州場所(福岡国際センター)は千秋楽の29日、2場所ぶり12回目の優勝を決めていた白鵬が、朝青龍との横綱対決を制し、今年の春場所以来、4度目の全勝優勝を果たした。年間最多勝記録も86勝に伸ばした。魁皇は琴光喜を降してようやく勝ち越し。三賞は、ともに白鵬に次ぐ12勝を挙げた栃ノ心と雅山が敢闘賞、11勝の豊ノ島が技能賞を獲得。殊勲賞は該当者がなかった。
「白鵬時代」の到来予感?朝青龍を圧倒
時代は移り変わる。そう印象付ける強さで朝青龍を倒し、一年納めの場所を全勝で締めた白鵬。土俵に転がした先輩横綱をいたわるように起こす姿が、立場が完全に逆転したことを物語っていた。
年間86勝という前人未到の高みに立った白鵬は「輪島関(優勝14回)、そして平成の大横綱貴乃花関(同22回)に並びたい」と次の目標を掲げる。白鵬時代の到来ですかと問われて口をついたのが「精進したいです」。心身ともに充実する24歳の横綱が言葉通りにけいこに励めば、最高位の座は揺らぎそうもない。
魁皇は立ち合い右から当たると、琴光喜の左腕を抱えてすかさず小手投げ。千秋楽での勝ち越しに笑顔はなく「やっとなんでね」。今年は6場所すべて8勝7敗で「ほめられたものじゃない」と分かっている。ただ、右ひざのけがなどを乗り越えて5年ぶりの皆勤。幕内通算勝利を1位の千代の富士(現・九重親方)にあと1勝と迫る806勝まで伸ばした。
九州場所最多の懸賞47本
結びの一番、朝青龍?白鵬戦に九州場所として最多となる47本の懸賞がかかった。九州場所の過去最多は、04年千秋楽の朝青龍?魁皇戦、06年千秋楽の朝青龍?千代大海戦の38本。
抜粋
(http://www.excite.co.jp/News/sports/20091129/20091130M50.053.html)
横綱白鵬おめでとう!
優勝は昨日決まっていたけれども今日も勝って、
全勝!&年間最多勝新記録86勝!と花を添えた。
今年4敗しかしなかったんか。強いなぁ。
本当に白鵬時代の到来かな。
魁皇は結局8勝7敗で幕内通算勝利1位の千代の富士にあと1勝。
今場所追いつけるかなと思っていたのにとっても残念。
来場所に期待!
千代大海は関脇陥落。来場所10勝を目指すということだが何だかなぁ。
関取って「潔さ」が必要な世界と思っていたけどそうでもないんかな。
こうなったら千代大海、大関復帰に向けがんばってや!
白鵬の連勝記録、朝青龍の巻返し、魁皇の幕内通算勝利新記録達成、千代大海の大関復帰戦と初場所は面白くなりそう。
他大関陣も奮起して優勝にからんでほしい。
それと日本人力士も優勝にからんでほしい。
がんばってや。
1026号