6,434人が犠牲となった阪神・淡路大震災から、20年を迎えた。17日、兵庫・神戸市では、追悼行事が開かれている。
震災で犠牲となった人たちの追悼の場となっている、神戸三宮の東遊園地には、午前5時前から、絶え間なく人が集まっている。
これまで過去最高となる、およそ1万4,000人が追悼に訪れた。
1995年1月17日、淡路島を震源とする震度7の地震によって、6,434人が犠牲になった。
東遊園地のほか、被害に遭った多くの施設で、震災発生時刻の午前5時46分に合わせて、黙とうがささげられた。
両親を亡くした男性は「生きている間に、孫の顔を見せてやりたかったんですけどね。たぶん、今は喜んでいると思います。この日、ここへ来ると、涙を流していいんですよね。そういう日かなと思います」と話した。
孫と娘婿を亡くした夫婦は「(孫が)『ママ、熱い、痛い』って言って、亡くなっていく。それを思い出して、つらかったです。あっという間の20年でね。いつもね、亡くなった子をね、いつも、じいちゃん、ばあちゃん、弟、妹をね、みんな守ってもらうようにね」と話した。
兵庫県内の復興公営住宅に住む被災者は、およそ3万5,000人。
そのうち、65歳以上の高齢者が半数を超えて、自治会の運営などが難しくなっているところが多くなっている。
また、震災を経験していない神戸市民は、4割にのぼる。
確かに20年は、大きな節目ではある。
しかし、これで一区切りというわけではない。
震災で得た教訓を、今後にどう生かしていくのか、その問いかけは続いていく。
(http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150117-00000568-fnn-soci)
「不明者の数が減って死者の数が増えるのが普通やけど、テレビ見てたら死者の数が増えて不明者の数もどんどん増えて行く。それがつらい。」って言っていた人がいたのをよく覚えている。
20年かあ、、。
あっという間って感じかなぁ。
黙祷。
3210号