横綱白鵬が結びで横綱日馬富士に勝ち14勝1敗とし、史上最多を更新する4場所ぶり36度目の優勝を果たした。しかし、日馬富士の突進を白鵬がよけるような形で日馬富士が土俵外に飛び出してしまうあっけない結末に、館内のファンからは大ブーイングが飛んだ。優勝インタビューでは、白鵬が涙ながらに取り口を謝罪するシーンもあった。
立ち合い、右手を日馬富士の顔に差し出した白鵬は、次の瞬間、左に動いた。目標を失った日馬富士は踏ん張り切れずに土俵外へ。一瞬で白鵬の優勝が決まった。今年の初場所9日目、栃煌山戦で見せたのに似た取り口だった。
これに観衆は大ブーイング。座布団を投げてしまう人もいた。NHKで解説を務める元横綱の北の富士勝昭さんも「変化はやめてほしいね。昔はこんなことなかったと思うよ」と残念がった。
優勝インタビューでは白鵬にファンから厳しい声と温かい声援の両方が飛び交った。「8カ月の長い間、優勝から遠ざかってましたので…」「今までね。…。すいません」と度々、言葉を詰まらせた白鵬。自ら、「2日目からいい相撲ではありましたけど、千秋楽、ああいう展開で決まると思わなかったんで、申し訳なく思います」と謝罪した。
目頭を押さえ、人目をはばからず涙を拭った白鵬。インタビュー後半はほとんど質問に答えられず、「すいません」「15日間、ありがとうございました。以上です」と声を振り絞った。
白鵬の前に稀勢の里が豪栄道との2敗対決を寄り切って制していたが、優勝決定戦とはならなかった。土俵下で白鵬の優勝を見届けると、口を結んだまま引き揚げた。
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160327-00000087-dal-spo)
横綱白鵬、36回目の優勝おめでとう!
4場所ぶりか、、久しぶりやな。
ただ千秋楽の大一番で、変化で勝ちを拾うというのはやはりいただけない。
特に大阪場所、ブーイングは両国よりも大きくなったと思う。
これが、相手が大関以下の力士ならば、ブーイングの大きさは適当と思うが、相手は同じ横綱の日馬富士。
変化についていけない日馬富士も日馬富士、横綱としてどうかと思う。
まぁ非難の第一は白鵬の変化だけれども。
今場所は期待された琴奨菊が失速。
代わりに稀勢の里、豪栄道が大活躍と面白い場所となった。
来場所もかき回してや!
とにかく横綱白鵬、優勝おめでとうございます。
3578号