『精神的に追い詰められて、、、』というと、かなり深刻に聞こえるけど、『心が疲れて、、、』では軽すぎる。
「とにかく心を癒さないと、、、」と思い、バンコク旅行を予約したのが出発の1週間前、9月17日(土)。
「こうなったらビジネスクラスで行ったれ〜」と金がないのに大盤振る舞い。
どうする、カード払いした旅行費。
そこから1週間後の9月24日(土)の24時55分、、、つまり9月25日(日)の0時55分のJALで出発。
この頃には『心の状態」はかなり改善されていた。でも今更キャンセルはできない。目一杯楽しんできてやろう!!
チェックイン手続き、出国手続きとビジネスクラス優先でスイスイ!
JALのサクララウンジは時間も時間なんで、かなり空いてた。
時間になり、当然の優先搭乗。
飛行機の旅って、のんびり過ごせるんだなあって感じた。
飛行機の中、ビジネスクラス席はガラガラ状態。
ここで気付く。チェックインの時も優先搭乗の時も、そして機内に入ってからも、名前で「〇〇さま」と呼んでくれることを。
ほんま「特別待遇です」って感じ。
飛行機は深夜便なんで食事は朝食。
美味しかったけけど、やっぱりディナーの方がええなぁ。
バンコクスワンナブーム国際空港もスイスイ。
荷物を受け取り、その他大勢の人とホテルに向かう、、、と思っていたら、この日のツアー参加者は1人だけだった。だからホテルへの送迎も私一人だけ。車貸切状態、ラッキー!!
ホテルはモンティエン バンコク、6時過ぎに着いた。
でも部屋に入れるのは12時過ぎてから。
どうしようと、ソファに座りながらボーッと考えている間に外は明るくなってきた。
暁の寺、、そう、ワット・アルンに行こうと思い立ち、地図を調べ、ホテルを出る。
BTSとチャオプラヤー・エクスプレス・ボートに乗る。
前の日に雨が降り、プカプカ水草が流れてきていた。 中国風のお寺もあった。
ワット・アルンは修理中。
チャオプラヤー・エクスプレス・ボートはワット・アルンの対岸しか止まらず、ここから渡し船に乗り換えてワット・アルンを目指す。
渡し船を降りたら、すぐそこだった。
僧侶の法話を聞きに大瀬の人が来ていた。
三島由紀夫の小説『暁の寺』として日本人に有名なワット・アルンの仏塔。
仏塔の裏側(?)にある本堂(?)では読経を上げる僧侶たちがいた。
その後方で正座で読経を10分ほど聞き、もちろん何を言っているのかわからんが、とてもいい気分になった。
人々の前で何やら有難い話をしている(たぶん、、)僧侶がいて、読経を上げる僧侶がいて、ここは単なる観光寺院ではなく、信仰の寺だった。
渡し船に乗り、対岸に戻り、そこからワット・スラケートに歩いて目指した。
それにしても暑い。汗だくやあ。
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