■SMBC日本シリーズ2023・第3戦 阪神 4-5 オリックス(31日・甲子園)
両チーム1勝1敗で迎えた甲子園での第3戦は、オリックスが逆転勝利。2年連続日本一に向け2連勝を飾り、2勝1敗とした。
5-4と1点リードで迎えた9回裏、5番手・平野佳寿(39)が2死一・二塁で一打サヨナラのピンチを招いたが、4番・大山をフルカウントから最後はフォークで空振り三振に仕留めた。
日本シリーズ初登板の先発・東晃平(23)は阪神に先制点を許したが、以降は要所を抑え5回81球を投げ、5安打1失点の粘投。育成出身投手としては球団初となる日本シリーズでの先発勝利を手にした。
打線は4回にこの日4番の頓宮裕真(26)が同点アーチを放ち、5回は連続ヒットから勝ち越しに成功すると、宗佑磨(27)の2点タイムリーでリードを広げた。リリーフ陣は終盤1点差に迫られたが、その1点を守り切り接戦を制した。
第4戦の予告先発は阪神が才木浩人(24)、オリックスは山﨑福也(31)。
◆”無敵の男”東が甲子園で粘投、終盤1点差も逃げ切る
プロ6年目の東晃平は、育成出身としては球団初の日本シリーズ先発。1軍では阪神戦、甲子園の登板も自身初となった。今季は8度の先発で6勝0敗(防御率2.06)。昨季8月6日の日本ハム戦でプロ初勝利を手にし、ここまで通算14度の登板で球団新のデビューから7連勝(0敗)と無敗を続けている。
立ち上がりは近本を3球三振に仕留めるなど3者凡退。2回は先頭の大山にライト前ヒットを許すと、佐藤輝は空振り三振。だがノイジーのヒットで1死一・三塁、続く坂本は二ゴロでゴンザレスの好捕により二塁アウトもダブルプレーにはならず、阪神に先制点を奪われた。さらに木浪の二塁打で2死二・三塁としたが、伊藤将を打ち取り失点を「1」で抑えた。
3回は先頭・近本にヒットを打たれるが、中野のファールフライを廣岡がナイスキャッチ。続く森下の打席で近本の盗塁を若月の好送球で2アウト、森下は三ゴロに打ち取った。
この日の打線は1番・中川圭太(27)、2番・宗佑磨(27)、3番・森友哉(28)、4番・頓宮裕真(26)、5番・ゴンザレス(34)、6番・紅林弘太郎(21)、7番・若月健矢(28)、8番・廣岡大志(26)で挑んだ。CSで負傷した杉本裕太郎(32)は3戦連続でベンチ外。
阪神・先発の伊藤将司を相手に、1回は2死から森がヒットで出塁するが、頓宮は大きなフライも中飛。2回は3者凡退。1点を追う3回も3人で抑えられた。プロ初打席の東は二ゴロ。
だが4回は2死無走者で、4番の頓宮がカウント2-2から5球目のストレートを捉え、バックスクリーン左へソロ本塁打を放ち、リーグ首位打者の一発で1-1の同点。今シリーズ第1号となった。さらに5回は、先頭・紅林、若月の連続ヒットで無死一・三塁のチャンス。ここで廣岡の遊ゴロ間に2点目を奪い、全力疾走の廣岡は一塁セーフ。さらに東が投ゴロも伊藤将の二塁悪送球で1死一・二塁とすると、2死で宗が右中間を破る2点タイムリー2ベースを放ち、4-1とリードを広げた。
5回は木浪のヒット、近本への四球で2死一・二塁としたが、中野を左飛に打ち取りこの日はマウンドを降りた。打線は6回に若月の犠飛で5-1と流れを渡さず。
継投に入った6回、2番手・小木田敦也(25)が先頭・森下にヒットを許すが、大山の三ゴロを宗が弾くが二塁アウト。続く佐藤輝、ノイジーを外野フライに打ち取った。
だが7回、3番手・山岡泰輔(28)が坂本、木浪に連打を許すと、代打・糸原は中飛も近本に四球で1死満塁に。ここで中野の一ゴロ間に1点を返され、森下のライトへの2点タイムリーを浴び5-4と1点差に迫られた。続く大山は代わった宇田川優希(24)が三ゴロで凌ぐ。
8回は続投の宇田川がノイジーのヒットと送りバントで2死二塁とするが、ここまで3安打の木浪を空振り三振で切り抜けた。9回は平野佳寿(39)が代打・原口に四球を与えると、近本の二ゴロで1死二塁に。中野は空振り三振も森下に四球で一・二塁のサヨナラピンチとなったが、最後は大山をフルカウントから空振り三振でゲームセット。
(https://news.yahoo.co.jp/articles/3be2fcd9334a30bd3ee3befac03bf2f06644f9fa)
オリックス|000|131|000|5
阪 神|010|000|300|4
仕事で本日も見られませんでした。途中経過を聞くだけでドキドキしていました.接戦での敗戦、惜しかった。
これで阪神の1勝2敗。
明日は勝つぞ、甲子園だもの。
がんばれ!阪神タイガース!!
5553号