麻生太郎首相と民主党の鳩山由紀夫代表による初めての党首討論が27日、国会で開かれた。首相は鳩山氏への逆質問を多用しつつ「どちらが首相にふさわしいか、意見を戦わせたい」と述べ、迫る衆院選を意識し「党首力」を競う姿勢を鮮明にした。鳩山氏は「麻生政権は官僚主導。我々は税金を払う側に立って政策を作る」と政権交代を訴えた。
討論で首相は「政権交代は手段であって目的ではない。民主党の社会保障、安全保障(政策)に国民は不安を抱いている」と挑発。鳩山氏は「政権交代はスタートライン。そこから新しい日本が生まれる」と反論した。
首相は、民主党の小沢一郎代表代行の秘書が政治資金規正法違反で起訴された事件にこだわった。「責任を取った方がすぐに代表代行になるのが責任の取り方なのか。『一心同体、殉ずる時は殉ずる』と言っていた方(鳩山氏)が代表になるのは、話が違う」と指摘。鳩山氏から企業・団体献金の全面禁止法制化を提案されても「秘書の逮捕がきっかけだ。現在の法律すら守られていないのに『制度が悪い』というのは論理のすり替えだ」とかわした。
鳩山氏は「正しく、全部オープンに(政治資金処理を)やっても逮捕されたら、元を断たねばならない」と反論。「同じことをして一方では秘書が逮捕され、他方(自民党の政治家)はおとがめなし。これが検察官僚のやることか」と検察批判に踏み込んだ。
鳩山氏は09年度補正予算案を「役所のためにテレビや自動車を買う、官僚の悪のり、お手盛り、焼け太り予算だ」と批判。首相は「きちんとした対応を考えた」と答弁した。
党首討論は昨年11月の麻生首相と小沢氏以来、約半年ぶり。今国会では初めて。
お互いに批判 討論終了後
麻生太郎首相は27日、「友愛という理念は間違っていないが、現実化するのが政治家の仕事。経費もどう具体的にやっていくのかよく見えなかった」と批判。首相官邸で記者団に語った。鳩山氏は同日、記者団に「首相の答弁は実にいいかげんだ」と批判した。
抜粋
(http://www.excite.co.jp/News/politics/20090527/20090528M10.065.html)
報道ステーションで見ただけだから詳しいことは分からない。
でも見た感じからすると小沢問題でえらく攻められてたなぁ、鳩山さん。結局、小沢さんの説明が足りなかったのが問題ということやね。今後も何かにつけ
ねちゃねちゃ言われるんやろうから手は打っとかなアカンのんとちゃうやろか?
政権交代は手段であって目的ではない。
その通りやね。この頃の民主党の発言を聞いていると、目的は政権交代!と感じていた。政権公約、マニフェストを見てよいと思う方に投票してその結果、政権交代となる、これが本当の姿。
安易に
「一度やらせてみては?」 で投票したらえらい目に遭いそうやな。
民主党が言う官僚批判はよくわかる。「官僚により官僚のための」政治を改めるのはとてもよいこと。でも、だったら民営化郵政を後退させるようなことはやるべきではない。特にこの問題で国民新党とつるむのはいただけない。もっと民営化を推進し名実共に民間企業となるよう率先してやるべきである。
労働組合の顔色をうかがわねばならない民主党にはムリ?
党首討論、月2回程度の開催らしい。
小沢さんは嫌がったが、
鳩山さんは別に痛い所はない からキャンセルすることはないだろう。
解散までキッチリやって欲しい。
827号