<大相撲夏場所>◇14日目◇25日◇東京・両国国技館
令和最初の優勝は、西前頭8枚目の朝乃山(25=高砂)が飾った。
大関豪栄道(33=境川)を寄り切って12勝目を挙げ、結びの一番で1差で追っていた横綱鶴竜(33=井筒)が関脇栃ノ心(31=春日野)に敗れ、14日目で自身の初優勝を決めた。1場所15日制定着の49年夏場所以降では昨年初場所の栃ノ心以来、21度目の平幕V。三役経験のない力士の優勝は、61年夏場所の佐田の山以来、58年ぶりとなった。
取組後インタビューに答えた朝乃山は「先に上手を取られたのでじっくり攻めた。勝ったことが1番。まだ実感はないです」と淡々と話した。今場所は優勝争いをする中で、自分の相撲をとることに集中してきた。「プレッシャーはあったけど、平常心でやってきたことが良かった」と振り返った。
(https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/201905250000673.html)
「レイワワン」「チャンピオン」 トランプ大統領が朝乃山関を英語で表彰
大相撲夏場所千秋楽の取り組みを見終えたトランプ米大統領。本人たっての希望だった「米国大統領杯」の優勝力士への贈呈では英語で祝意を述べ、観客の歓声を浴びた。
安倍晋三首相による内閣総理大臣杯授与の後、白い布に包まれた米国大統領杯が土俵上に登場した。上部に米国の国鳥であるワシがあしらわれ、高さは約54インチ(約137センチ)。重さは60~70ポンド(約27~32キロ)で、約40キロの総理大臣杯よりも10キロほど軽いとされる。布が取られ、お披露目されると、場内から「おー」とどよめきが起きた。
黒いスリッパをはいたトランプ氏は土俵につけられた階段をゆっくりと歩き、土俵に上がった。優勝した朝乃山関に向かって軽くお辞儀をしてから、笑顔で近づき、英語で表彰状を読み上げた。
「アサノヤマヒデキ」「チャンピオン」「レイワワン(令和元年)」。キーワードが発せられる度に拍手と歓声が起きた。トランプ氏は協会関係者の助けを借りながらトロフィーを朝乃山関に手渡し、がっちりと握手。土俵上で見守っていた安倍首相とも並び立ち、握手した。
興奮度が最高潮に達した場内だったが、表彰式は目立ったトラブルなく終了。午後5時45分ごろ、トランプ夫妻と安倍首相夫妻は、観客に手を振りながら会場を後にした。
会場入りから退場まで、1時間にも満たなかった滞在時間。それでも強烈な印象を残し、世界中から注目を浴びた「トランプ場所」が終幕した。
(https://www.msn.com/ja-jp/news/national/「レイワワン」「チャンピオン」-トランプ大統領が朝乃山関を英語で表彰/ar-AABW7ao)
朝乃山、初優勝おめでとう!
昨日平幕優勝が決まった。
つまり横綱大関陣が不甲斐ないということ。
横綱鶴竜は11勝4敗、大関豪栄道、高安は9勝6敗。
新大関貴景勝は再休場のうえ3勝4敗、来場所カド番となる。
大関から陥落した関脇栃ノ心は10勝5敗で大関復帰を決めた。
優勝した朝乃山は殊勲賞、敢闘賞も受賞、敢闘賞は他に阿炎、志摩ノ海が、技能賞は竜電が受賞した。
今場所は千秋楽にトランプ大統領が観戦に来るというのが話題となり、トランプ場所と化していた。
本来なら横綱が「米国大統領杯」をもらう姿があるべきだったのになあ、ほんま不甲斐ない。
もちろん朝乃山の頑張りがあってこその優勝だけれども。
三役、大関、横綱目指して精進してほしい。
朝乃山、初優勝本当におめでとう!
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