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2025-01-05

弱者男性定義を今一度はっきりさせておきます

以下全てにあてはまることです

身長170未満

年収500万未満

・年齢30歳以上

婚姻歴なし、彼女いない歴1年以上

・健常者(障害者障害者枠であって弱者男性枠ではない)

生活保護を受けていない(ガチ困窮者も別枠)

私はブラコンなのかもしれない

 幼い頃から私たちは“セット”として見られてきた。生まれた日も同じ、顔立ちもよく似ている――いわゆる“一卵性双生児”ではないけれど、それでも周りからは「双子っていいね、仲良しでしょ?」と言われ続けてきた。実際に仲が悪いわけではないし、ケンカらしいケンカしたことも数える程度しかない。

 私と兄は同じクラスに入ることが多くて、席替えときはいつも先生が「双子は離しておいたほうがいいわよね」と気をつかってくれたから、わざわざ離れた席にされたりもした。まあ、それはそれで気が楽だった。四六時中、兄の隣りにいるのはちょっと落ち着かないというか、どうも“完全なる一心同体”なんてことはありえないんだと、子どもながらにどこかで感じていたから。

 けれど、周囲のイメージとは裏腹に、私たち姉弟――いや、厳密には数分だけ兄が早く生まれた、という関係性――は、「まるで違うタイプ」の人間だった。性格も、好きなものも、行動パターンも、何もかも対照的

 兄は昔から落ち着いていて、実に要領がいい。小学校の頃から自然リーダー役を任されることが多くて、学級委員をやっていたこともある。友達は多いし、先生からの信頼も厚い。ふと気づけば彼を中心にグループができているような感じで、皆が「○○君に相談すれば大丈夫」「分からないことがあったら○○君に聞けばいい」と頼ってくる。本人はあまり偉ぶることもなく、いつも穏やかに笑いながらうまく場を収めていた。

 一方の私は、人前でしゃべるのも苦手だし、控えめに言っても“引っ込み思案”な性格だ。自己主張しないタイプで、どちらかと言うと集団より一人でいるほうが落ち着く。そんな私の横に、なんでも器用にこなしてしまう兄がいる――それがどれほど大きなコンプレックスを生むか、たぶん兄自身は気づいていない。

 双子の妹としては、兄のことを「尊敬している」という気持ちが確かにある。その一方で、「ああ、また兄が注目を集めてる」「私なんて何をしても目立たない」と思わず拗ねてしまう瞬間だって少なくない。

 たとえば、小学生とき学習発表会の劇で主役を決めるオーディションがあった。私は勇気を出して立候補してみたのだが、結果的にみんなの前でうまくセリフを言えず、途中で声が震えてしまった。恥ずかしくなって固まっていると、「じゃあ代わりに○○君やってみて」と先生が兄を指名した。すると、兄はほとんど練習もしていないはずなのに、しっかりセリフを頭に入れていて、堂々と演じてしまったのだ。そこにいたクラスメイトの拍手と歓声の大きさを思い出すと、今でも胸が苦しくなる。「これだよ、これ」と、みんなが“求める”のはいつも兄の方。私という存在は、最初からオプション扱いなんだ、なんて気持ちになってしまった。

 そうやって、「どうせ私は兄に敵わない」と思うと同時に、兄が称賛される姿を見て心のどこかで誇らしく思う自分もいた。この矛盾した感情を抱えながら成長していくうちに、私は自分がブラコンなのかもしれない、と思い始めた。

 ――ブラコン。そう、兄を強く慕う妹のことを、ネット友達同士の会話なんかでは気軽に「ブラコン」と呼ぶ。でも“好き”と言っても、それが恋愛感情であるはずがない。一方で、ただの家族愛だけとも言い切れない。自分でも整理しきれない妙な感情を“ブラコン”という軽い言葉ごまかしている気もした。

 中学生になってからも、この複雑な関係は続いた。中学校ではクラスが分かれることもあったし、部活動も別だった。兄はバスケ部、私は図書委員。これで少しは「双子セット」から解放されるかと思ったのに、周りの子にはすぐに「バスケ部の○○君の双子なんだ!」「あのイケメンの妹?」なんて言われる。兄が“イケメン”かどうかは正直私にはわからないけど、少なくともモテることは確かだった。

 それを素直に「すごいね」って思えればよかったけれど、現実は違った。私の中にはまたしても“嫉妬”とも言えるような感情が生まれていたのだ。

 兄が女子からチョコをもらってきた日、家に帰ったら「これ、好きな子から?」「気になってる子いるの?」と何気なく聞いてしま自分がいる。いや、妹として話題にするくらいは普通だろう。それでも内心では妙なざわつきを感じる。兄の恋愛想像するたびに、寂しいような、モヤモヤするような感情が胸のあたりで渦巻く。

 私はどうしようもなく「兄を意識しすぎている」と思った。たとえば学校テストの成績が出たとき掲示板に学年順位が張り出されると、私は自分順位より先に兄を探す。兄の成績が上位なら嬉しいし、誇らしい。だけど、いつも兄より下の順位自分がなんだか情けなくもなる。

 結局、私は兄の背中を追いかけているのか、それとも追い抜きたいと思っているのか、自分でもはっきりしない。そんな曖昧気持ちを抱えてしまうせいか勉強部活中途半端なまま、どんどん自分に自信をなくしていった。

 高校受験が迫ったとき先生には「同じ学校を受けることになるよね?」と当然のように言われた。両親も「双子なんだから同じ高校でいいじゃない」と笑っていた。だけど、私は少し反発心を抱いていた。いつまでも「兄の妹」として見られるのは嫌だったし、同じ進路を選ぶのが当たり前というのもなんだか癪に触った。

 しかし、結局は同じ高校に通うことになった。兄の成績ならもっとレベルの高い私立や、他の選択肢もあったはずだけど、彼は家から一番近い、いわゆる“県立の進学校”を選んだ。私としては心の底でほっとしたのかもしれない。だって、違う学校に進んでしまったら、毎日どんな気分になるのか想像もつかなかったから。

 高校に入り、部活も別々、クラスも別々になった。それなのに、噂はすぐに広まった。「あのイケメン双子」だの「お兄さんと妹さん全然似てない」だの、また私は地味な存在として扱われ、兄だけが注目されているという図式が出来上がる。私はその“いつもの光景”に、慣れてしまったのだろうか。辛い、悔しい、というよりも、「ああ、またこれだ」と自分を納得させてしまっていた。

 しかしその一方で、兄が自然クラスでも中心的存在になるのを見て、どこか安心している自分がいる。それは確かにブラコン的な感情なのかもしれない。だって、「あ、また人気者になっちゃってる」「でも、なんだか誇らしいかも」と思ってしまうのだから。変だと思いながらも、これが私の素直な気持ちだった。

 このまま大人になって、いつか兄が誰かと付き合ったり結婚したりすることになったら、私はどんなふうに感じるんだろう――そんな想像をすると、時々息苦しいような、不思議な寂しさが込み上げてくる。兄がいなくなるわけじゃないのに。「家族」から、ずっと一緒に暮らすわけじゃないとわかっているのに、なんとなく孤独を感じずにはいられない自分がいる。兄がいなければ、私のアイデンティティはどうなるのか。自分ひとりで立っていられるのか、不安になる。

 ある日の放課後、私は図書室で一人、本を読みながらうとうとしていた。すると、突然ガタガタと椅子が動く音がして、目の前に兄が座っていた。

「珍しいね。ここで何してんの?」

 兄は私がよくいる場所をわかっていたみたいで、わざわざ探しに来たらしい。

「いや、ちょっと疲れちゃって……寝てた」

 私が照れ隠しにそう言うと、兄は少し笑ってから、「今日部活早めに終わったからさ、待たせちゃ悪いし。帰ろうと思って」とあっさり言った。

 私が彼を待つなんて、そんなの当たり前じゃないのに。いつから私たちは、自然と同じ時間に家を出て、同じ時間に帰るようになっていた。もちろん都合が合わない日は別行動だけど、兄はできるだけ合わせようとしてくれる。

 私は不器用に本を閉じてバッグにしまいながら、少し早足で歩く兄の後ろ姿を見つめた。いつの間にか、背も私よりずっと高くなっていた。昔はほとんど同じ身長だったはずなのに。そんな変化ひとつひとつが、私の心をシクシクと痛めつけるような気がした。

 高校二年のある夜、兄がふいに私の部屋のドアをノックした。ドアを開けると、彼が少し困ったような表情で立っている。いつも余裕たっぷりの顔をしている兄にしては珍しい。

ちょっと、聞いてほしいことがあるんだけど……」

 そう言って兄は部屋に入ってきた。私は慌てて机の周りを片づけ、椅子を勧めた。何か深刻な話でもあるんだろうかと、胸が高鳴る。

「どうしたの?」と聞くと、兄は小さく息をついてから、「……おれ、告白されたんだ」と言った。

 瞬間、私は心臓が大きく跳ねた。体温が上がるのを感じる。なんだ、その話。自慢でもしてるの?――そんな意地悪い言葉が頭をかすめる。けれど、兄が思いのほか真剣な表情をしていることに気づき、私は思わず黙り込んだ。

「その……同じクラスの子なんだけど、バスケ試合をよく応援してくれてて、この前の大会終わってから声をかけられた。ちゃんと考えて答えたいんだけど、自分はどうしたらいいのかわからなくて……」

 兄はもともと人気者だし、告白くらい何度かされてもおかしくはない。けれど、彼がこんなふうに私に相談してくるのは初めてだった。

「どんな子なの?」と私は声を震わせないように気をつけながら尋ねる。

「明るくて、周りを盛り上げるのが得意な感じ。勉強も得意みたいだし、すごく……可愛いと思う」

 そこまで言われて、私はなんとも言えない感情に襲われた。可愛い子。兄がそう表現する女の子。おそらく兄にふさわしい、そういうタイプなんだろう。私とはまるで正反対の…。

 でも、私は笑顔を作って、「いいじゃない。付き合えば?」と返した。兄は意外そうな顔をして、「そっか……でも、なんだか変に緊張して気軽に返事できなくてさ」とさらに眉をひそめる。

「兄ちゃんがいいと思うなら、OKすればいいんだよ。あ、応援してるから

 声が上ずりそうなのをこらえながら、私は精一杯明るい口調を作った。兄は少し安心したように笑って、「そっか……ありがとう」と言い、私の部屋を出て行った。

 扉が閉まった瞬間、私は椅子に崩れ落ちた。ああ、終わった。そんな意味のわからない言葉が頭に浮かんでくる。私にとっては“何かが終わった”気がした。兄がこのまま誰かと付き合って、どんどん私の知らないところで大人になっていく……。その未来を思い描くと、胸の奥に大きな穴が空いたように感じる。

 あの夜から私は兄とどう接していいのかわからなくなった。どんな顔をすればいいのか、何を話せばいいのか。今まで自然と近かった距離が、一気に遠のいてしまったような気がする。

 それでも朝になれば兄と顔を合わせるし、一緒に家を出る。兄は普段通りに私に接してくれる。時には「行ってきます」と頭をポンと叩いて笑ってみせたり、何気ない雑談を振ったり。でも、私は妙なぎこちなさを拭えないまま、まともに目を合わせられなくなってしまった。

 兄のほうは私のそういう態度に気づいているのかいないのか、何も言わない。それが逆に辛かった。私が一方的意識しすぎているだけなんだと思い知らされるようで。

 しかし、数週間ほど経ったある日、兄はふと私の肩を掴んで、ぐるりと向かい合って言った。「お前、最近なんか変じゃない? 具合悪いのか?」と。私はドキッとして何も言えなくなり、目をそらそうとする。

もしかして、あれ……おれが告白された話、嫌だった? ごめん、変な相談して」

 兄はそう言って、気まずそうに視線を落とした。そのとき私は、頭の中がぐちゃぐちゃになったまま、「別に」と口走った。

別に、嫌とかじゃないし。良かったじゃん、兄ちゃん告白されて……」

「うん、でもなんかお前の態度が変だからさ。もしかして反対なのかと思って」

「なんで私が反対しなきゃいけないの。全然いいよ。早くOKすれば?」

 自分でもわかるほどに、投げやりな声になってしまう。兄は少しむっとした様子で、「何だよその言い方」と眉をしかめた。

 あ、もしかして今、兄がちょっと怒ってる? 珍しい。そんなことを考えた瞬間、私は突然涙がこぼれそうになって、慌てて目を閉じた。

「ごめん……」

 小さな声で謝ると、兄はそれ以上は何も言わずに、ほっと息をついて「わかったよ。とりあえず……ごめんな、変な空気なっちゃって」と呟き、また歩き出した。私は動揺したまま、背中を見送るしかなかった。

 私がブラコンなのかもしれない――そう意識し始めたのはいつのからだろう。ずっと昔から、兄は私の“特別”だった。それが家族愛だけなのか、別の感情が混ざっているのか、自分でもわからない。ただ一つ言えるのは、私は兄に強いコンプレックスを持ちながら、同時に強く惹かれているということ。

 テストで負ければ悔しいし、兄が誰かに好意を寄せれば胸が痛い。それでも、兄が元気で笑っていてくれると嬉しい。それはまるで、一方的片想いにも近いかもしれない――なんて考えるのは、やっぱりおかしいのかな。

 あれから何日か経った頃、兄は告白してくれた女の子に対して「もう少し時間がほしい」と伝えたらしく、今も決断できずにいるようだった。どういうことなんだろう。私は聞きたいと思いつつも、なかなか話しかけられないでいる。兄も自分からその話題を振ってはこない。

 でも、この中途半端状態が続くうちに、私は少しだけ気持ちに整理がつきはじめた。もし兄がその子と付き合うことを選んだら、私は素直に応援したい。兄の幸せを喜んであげたい。それが「妹」として当然の気持ちかもしれないし、私が抱えているコンプレックス嫉妬は、所詮家族愛の延長にある“わがまま”なのかもしれない。

 ある放課後、兄と帰り道を歩いていたら、ふいに兄が言った。

「おれさ、たぶん……その子と付き合うことになると思う」

 思わずどきりとしたが、私はできるだけ自然な声で「そっか」と返事した。すると兄は少し笑って、「まあ、お前とはずっと一緒にいるし、いろいろ相談してくれてもいいのに、最近は離れちゃってるからしかったわ」とポツリと呟いた。

別に離れてなんかないよ、兄ちゃんこそ勝手に決めつけないで」

 私は思わずふてくされたような口調になってしまい、すぐに言い過ぎたかと後悔した。でも兄は、「そっか」と柔らかく微笑んで肩をすくめるだけだった。私の中で、何かがほっと緩むのを感じる。兄はいつも通りだ。大きな変化が起きる前の、最後日常みたいにさえ思えた。

 その週末、兄は正直に返事をしたようで、結果として女の子正式に付き合うことになった。その報告を受けたとき、私は不思議と落ち着いていられた。ああ、本当に、兄に素敵な人が現れたんだな。良かった。きっとすごく似合う二人になるんだろうな。

 だけど夜になって一人になったとき、妙に胸が苦しくなって、泣きそうになる自分がいた。まるで失恋でもしたような――いや、これは失恋なのかもしれない。私が心のどこかで抱いていた「一番近い異性としての兄」が、誰かに取られてしまったような気持ち。そうとしか説明できない。

 ただ、それを口にするわけにはいかない。だって、そんなの兄にとっても彼女にとっても迷惑だし、何より自分自身が許せなかった。

 それからは、少しずつだけど状況は変わっていった。兄は放課後彼女と一緒に帰ることが増え、休日部活の合間を縫ってデートに出かけるらしい。家にいる時間も減ってきたし、リビングで顔を合わせてもスマホを気にしていることが多くなった。

 そんな姿を見るたびに、私は初めこそ「何それ」と拗ねそうになったけれど、次第に「ああ、これが普通なんだよね」と思えるようになった。いつまでも双子で一緒に行動して、べったりいられるわけじゃない。私たちはもう、高校生になって、少しずつ大人になる道を歩んでいる。兄が変わっていくように、私も自分自身で変わらなきゃいけない。コンプレックスに振り回されるだけじゃなくて、ちゃん自分人生を築く努力をしなくちゃ。

 そうして意識を切り替えるようになってから、私は自分自身もっと集中しようと考えた。成績を上げるために塾に通うことを決め、大学受験に向けて目標を明確にする。部活には入っていなかったけれど、放課後図書室に残って勉強する習慣をつけた。

 以前なら、兄と差を感じるたびに落ち込んでいたけれど、もうそれはやめよう。兄が私とは別の人生を歩むのは当然のことなんだ。私は私で、やるべきことに打ち込めばいい――そう思えるまでに時間はかかったけれど、兄が“誰かの彼氏”になることで、その覚悟ができた気がする。

 ただ、正直に言えば、私はまだ「兄が好きなんだな」と感じる瞬間がある。家でふと兄の靴が脱ぎ散らかしてあるのを見たら、「もうちゃんと揃えてよ」と文句を言いながらも、心が温かくなる。彼がリビングでぼーっとテレビを見ていると、いつものように軽口を叩き合いたくなる。そんな些細な日常が、やっぱり私は好きだ。だからこそ、これからもずっと“兄の妹”であり続ける自分を大切にしたいと思う。

 確かに、兄と比較して自分卑下してしまうこともあるし、兄に対する“ブラコン”めいた気持ちがふとした瞬間に疼くこともある。けれど、それも私の一部なんだろう。

 それに、コンプレックスを抱えながらも兄を慕っていた時間は、決して無駄ではなかった。兄を目標にしてきたから、こんな自分でも少しだけ頑張ることができたのかもしれない。だって、誰かを目標にしなければ、自分なんか何もせずに投げ出していただろうから

 将来、私たちが進む道はもっとバラバラになるだろう。大学へ行くのか、就職するのか、あるいは兄はさらに先の道を選ぶかもしれない。けれど、たとえどんな道を進もうと、私たち双子でありきょうだい。そこに嘘はないし、その事実は変わらない。

 ――もしかしたら、私は一生「ブラコン」かもしれない。時々、兄のことを思い出して「あの人は今どうしてるんだろう」と胸を締めつけられるように感じるかもしれない。それでも、私には私の人生があるし、兄にも兄の人生がある。お互いが自分の道を歩いて、それでも時々振り返ったときに「相変わらず元気そうだね」と笑い合える。そんな関係理想だ。

 だから私は今、「ブラコンかもしれない」という自分を受け入れつつ、少しずつ前を向こうと思っている。コンプレックスごと受け止めたうえで、兄のことを好きでいるし、同時に自分目標に向けて一歩ずつ前進していく。その先に待っているのがどんな未来なのかはわからない。でも、きっともう少し強くなった私なら、兄の存在に振り回されるばかりじゃなくなる――そんな期待を抱きながら、今日図書室の机に向かう。

 時々、顔を上げて窓の外を見つめると、校庭でバスケをしている兄の姿が見える。仲間と笑い合いながら走り回る姿は、いつも通りキラキラしていて、私の胸をかすかに痛めつける。それでも私は微笑んで、参考書に再び向き合う。

大丈夫大丈夫」と心でつぶやきながら。兄は兄で、私は私。二人で支え合い、時には離れて、それぞれの人生を歩んでいく。私のブラコンはきっと治らないかもしれない。でも、それでいい。そんな自分を認めてあげたら、少しだけ楽になれる気がする。

anond:20250103191818

風呂に入ったら、身長20センチ伸びたり目が二重になったりするのか?

後天的努力でどうにかならない生まれながらの体質が一番重要なのは事実だろうに

anond:20250105001646

40超えた女なのに結婚できません!どうすればいいですか!

希望年収は800万以上!清潔感あって身長175以上!マーチ以上!普通の人でいいです!

低スぺチー牛は話しかけてくるな!

妊娠適齢期のこともあるので早く相手を見つけないとって焦ってます

2025-01-04

32歳男ですが婚活市場価値を教えて

・32歳の男(今年で33歳)

フリーランスITエンジニア年収1200万ほど

東京在住

身長171cm

学歴結構良い

・見た目はどちらかというと良い

コミュニケーション力は普通

・今までの彼女は3人でそれぞれ結構長く続いていた

別れて1年くらい経つの自分の年齢もあり、マッチングアプリとかで結婚を考えられるような人を見つけたいです。

見た目が自分タイプ愛嬌が良ければ他の条件はあまりないです。

anond:20250104125022

いい加減データ見ろよ。

既婚者男性身長分布有意に差が出るのは身長155cm以下。

それ以外は普通に結婚している。

身長でもOKって…

もしかして婚活女性が言ってる「低身長でもOK」って、もしかして最低でも165cm以上のこと言ってる?

anond:20250104114051

俺を物理的に見下してくる女が多い

上下関係を教えてやりたいとかいクズ女が嫌いだ

俺の身長が162cmで体重が42kgなせいか俺より身長高い女にホテルに連れ込まれたことがある

こういう屈辱的なことをされたので長身の女は大嫌いだ

anond:20250104105351

女があれほど男の身長を気にするということはそれも清潔の一要素ってワケですね

成人男で身長175cm以上の割合は、実は上位25%しかいないんだとさ

それだけでも少し厳しい条件だと思う

婚活身長プロフィールは6フィート以上かそれ以外で分けなさい

170センチ以上は平成価値観

時代は6フィート以上

40歳までにやめるべきこと

40歳人格の円熟期である

キャリアが充実し、早い人なら子ども成人式に涙する頃。物欲との戦いにも一区切りつき、ようやく周りを見渡す余裕が出てくる…そうした時期の40歳からこそやめるべきことを以下に示す。

漫画アニメ

いい年した大人対象年齢を20歳以上オーバーしてなお漫画アニメに執着し続ける姿は滑稽だ。

スタジオジブリ宮崎駿アニメ子供のものだと言った。

子供時代から趣味が深まらないこと・拡がらないことは不幸である漫画アニメ勇気をもって卒業しよう。

地方dis東京dis

どの地域にも人々の暮らしがあり無邪気にdisれるものではない。

地方方言が後進的だと笑うことは、現在方言話者だけでなくその地で代々暮らしてきた先祖、そしてその人々の日々の会話、言葉記憶を笑うことである商店の少なさを笑うことは、その土地の人々が物質的消費に娯楽を依存していない点で買い物依存症東京都民より高等な存在であることを理解していないのと同じである

東京の家の狭さを笑うことは、その狭さに耐えてなお東京に住み続ける覚悟、たとえば職業子供教育を笑うことである

そうした事情想像せず安易disる者は自分の周囲5メートルしかイマジネーションが働かない単純バカである

グルメ批評ごっこ

まずければ金を出して別の店に行け。

うまければ満足して食べろ。

食事感謝して頂くものであり、批評対象にすることは下品である

身体コンプレックス

周囲の人は、道ばたのおじさん・おばさんが醜くても気にしません。

会社の同僚は、身長が低くても、顔一面がニキビ跡でも、仕事さえしてくれれば何でも構いません。

ユニクロ

そのコートユニクロか…?

そう問われて恥ずかしくなったりむきになって弁明したりする人は、どこかでユニクロを下に見ていることを自覚すべき。卒業しましょう。

フェミニズムアンチフェミニズム

いい年していつまで「男」「女」でいるのか。

性別よりはるか重要アイデンティティを育んできたでしょう。

また人々の暮らしの豊かさ、魂の高潔さを決定するファクターは当然性別だけでなくむしろ性別がすごく小さなことだと気が付かないかな?

派遣で清掃の仕事をしている男性に「どうして男なのに低収入汚物を拾う仕事をしているのか」と質問すべきだ。性別以外の要因を教えてくれるから

またフェミニズムアンチフェミニズムオーソドックス論理第一に男あるいは女を社会的弱者定義し、第二にその立場社会的構造によりもたらされたものであり自己解決が困難だと訴える。第三に誰か親切な人がその構造を変えるべきだと要求する。つまり他者への要求…言ってしまえばおねだりするための論理武装に過ぎない。

20歳程度の学生さんがご両親にあれこれおねだりするわけにいかなくなったから別の依存先を探すのに要求リストを作る程度の営みがフェミニズムアンチフェミニズムであり、40の大人真剣に取り組むべきものではないのである

anond:20250104001824

バカマンコは男に会話能力とか家事能力とか求めてないからな

顔、金、身長学歴これだけだ

2025-01-03

いい感じの女性体重3桁あるらしいので相談をしたらたくさんコメントもらったので返信

https://anond.hatelabo.jp/20241227032716#tb

の主です

あけましておめでとうございます 寝正月してました

想像以上にコメントをもらったので、ここでまとめて返信という形にしたいと思います。本当は1つ1つ返したかったんだけども、全てのコメント読んだので許して

健康面には気をつけて

これが1番多かった やっぱりそうだよなあ 付き合ったら検診とかは欠かさないようにする

病院にはちゃんと行くタイプみたいなので(増田風邪くらいなら行かない)そこは安心

・食費には気をつけて

これも多かった 増田は食費ケチる側なのでそこで喧嘩にならないよう気をつける

・足元気をつけて 体力ないか

これは1番参考になったやつ 確かに視界狭い可能性高いし、なんか先導するのかっこいいし意識する

後者に関しても外でのデートでその辺気を使うようにする

身長にもよるけど?

170前半 女性なの含めたらめちゃ身長高い気がする。増田よりでかい

・会ってないの?店の関係

チアプで知り合ってほぼ毎日連絡取ってる仲 早く会いたいけど相手はまだ…って感じみたい。ここに関してもアドバイス欲しい

最近旅行中であんまり話せなくて寂しいです

自己肯定感低いがちだよ

かにそうかも あんまりかわいいって言わないとよく言ってる かわいいのに

妊娠出産リスクがあるよ 騎乗位がやばい

妊娠出産リスクあるの知らなかった。本格的に結婚意識したらダイエット検討ですね。本人痩せたい意思はありそうだし

後者に関してはちょっと気になるんけど増田やばい

世間の目とか気にしてるお前が愚か デブ専いるから気にするな

まりにそうすぎた ごめんなさい 相手に見捨てられない限りたくさん愛そうと思います

悠仁(身長178cm)

「お前、朕の悪口ネットに書いたよな?」

anond:20250102183751

うちも父がこれ

自分ハゲで腹出てて身長盛っててヤニカス特有の汚い歯で高収入けが自慢のジジイなのに、家族容姿ちょっとした事でも貶しまくる

それでは飽き足らず、いわゆる「ブサイク枠」芸人番組を好んで見て容姿馬鹿にし、地味顔や老境の芸能人が華やかな服を着てると容姿とセットで文句言う

 

高身長美形の母方の血を引けた兄弟やワイらは、顔が浮腫んでるとか顔色悪いとかの健康上の異常なとき以外は外見の指摘をやらないが

父は母(内田有紀に似ている)に「目が飛び出てる・胸がえぐれてる」、姉(母似のBMI20前後)に「肥えてる・足が太いケツがデカい痩せろ(中学生からずっと)」と貶しまくった挙げ句、取り返しのつかないことになった

ワイら息子には、恐らく将来の復讐を恐れてかやらんし、親戚の女にもやらないので、相手見て貶してる

増田ってなんで結婚出来ない奴多いの?

俺なんて

年収身長学歴顔面も中の下くらいなのに

普通に結婚してるんだが。

弱者男性ってどうして非モテ弱者女性馬鹿にしてくるの?

カフェでの悪夢

この前、一人でカフェに行ったの。

ちょっとおしゃれな感じのとこでせっかくの休日から自分にご褒美!って思ってね。

でもさ、そこで弱者男性集団に遭遇しちゃったんよ。

席に座ってる私を見て明らかにこっちを指差してヒソヒソ。

で、いきなり聞こえてきたんだよね。

「うわっブスじゃん」

キモーイ」

いや、こっちはただコーヒー飲みに来ただけなんですけど!?

周りの客も微妙空気になってたけど誰も助けてくれないのがリアル

悔しすぎてそのまま泣きながら帰ったわ。

弱者男性ナンパ集団

家に帰ってから友達にこの話したら驚きの事実が判明。

どうやらあの集団、女をとっかえひっかえして遊んでるナンパ集団らしいのよ。

自分より下」だと見なした相手には強気に出る、っていう典型的タイプ

私みたいなデブスの弱者女性には調子乗って暴言吐くくせに上には媚びるのが目に浮かぶわ。

再開

カフェにもう一度行きたかったけどやっぱり怖いか彼氏を連れてリベンジすることにした。

そしたら、またあの集団がいてさ、私を見た瞬間またニヤニヤしてたんだけど彼氏が隣にいるのに気づいた途端に態度が一変。

あいつら急に顔をそらしてビクビクし始めたの。

こっちをチラチラ見るだけで何も言わない。

いやいや、あんだけ「ブス」「キモい」とか言ってたくせに何このザマ? 笑ったわ。

弱者男性矛盾

今回の件でよくわかった。

弱者男性って非モテ弱者女性馬鹿にして自分を保ってるんだよね。

自分より下だと思った相手を見下すことでなんとかプライドを守ろうとしてる。

でも、それってめちゃくちゃ情けなくない?

男連れだと何も言えないとかほんとにヘタレすぎ。

彼氏がいなかったら何もできないのは悔しいけど、あいつらの小物っぷりを見たらもう怒る気も失せたわ。

結局、情けない奴ら

弱者男性に言いたいことがある。

「そんなに自分に自信ないなら、人を傷つけるのやめたら?」

非モテ弱者女性馬鹿にしても結局自分価値は上がらないよ。

ま、あいつらがこのメッセージ理解できるとも思えないけどね。

ほんとに情けない奴ら。

私のスペック

24歳、年収700万、貯金3000万、身長158cm、体重48kgのデブ

anond:20250103083732

なお、たぬかなは身長人権発言の前にハゲデブと30女の羊水馬鹿にしてたが誰も反応せず無視された現実

今年で33になる婚活女子です。最近ふと思ったんですけど、デブおっさんって見た目超気持ち悪いですよね。プールとか風呂屋とかでよくあんなだらしない体人様に見せれますよ。身長や毛量は本人の努力じゃ変えにくいものがありますデブは甘えでしょ。食わなきゃいいだけじゃないですか。デブは甘えなので馬鹿にされても文句言えないと思います

私が結婚する相手に求める基準がまた増えちゃいましたね。40代になってもちゃんとまともな体型を保ってる人。早く理想相手結婚しようと思うます

2025-01-02

[]お布団ありますか(北九州市若松区塩屋

若松区声かけ事案の発生

12月26日午後7時10分ころ、若松区塩屋道路上において、

女性が見知らぬ男から「お布団ありますか」等と声をかけられ、つきまとわれる事案が発生しました。

男は、年齢10代後半から20代、身長165センチメートルくらい、細身、白のトレーナー、黒の長ズボンという特徴でした。

https://www.gaccom.jp/safety/detail-1412885

https://www.gaccom.jp/img/safety_avatar/1412/1412885/1412885_avatar_detail_1735294220276.png

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