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まん丸、メジャーへの道 6

あることないこと 話半分でお付き合いくださいませ

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2024.11.17

ガス抜き 



【ガス抜き】

容器の中にある気体が膨張しすぎて、容器が破裂しないように中の気体を適当に抜くこと。



〈ガス抜き実施日 : 2024.11.17〉

女性差別撤廃条約は、男女の完全な平等の達成に貢献することを目的として、女子に対するあらゆる差別を撤廃することを基本理念とし、政治的、経済的、社会的、文化的、市民的その他すべての分野において、女性の性に基づく排除や制限、さらには区別することも差別にあたると定義し、どんな分野においても男女の区別なく、すべての人が平等であることを基礎として、女性の人権及び基本的自由を守ることを目的に締結された条約です。

1979年12月18日に第34回国連総会において採択され、1981年9月3日発効されました。

2019年8月時点で締約国数は189ヶ国、もちろん日本も条約に署名(1980年7月17日)し、1985年6月24日に国会承認、同日内閣批准決定を受けて、1985年7月25日に国内発効されました。

ますはここまでを頭に入れておいてくださいね。




で、もう一つの大事なポイントがこれ。

この条約には、第28条、第29条に「留保」の規定があるということ。

「留保」、物凄く簡単に言うと、「締結に当たり条約を遵守していこうと思っているんだけど、国内に根付いちゃってる昔からの伝統や慣習、文化や宗教上などなどの理由からそれらをすぐに変え、今すぐに全ての条項をすべて守るのは難しいんですよ。特に〇〇と▽▽の条項については、国内にそれを変えてもいいという風潮や理解が浸透するまで、そういう環境が整うまではちょっと待ってほしいなぁって思ってるんです。あ、もちろんそれ以外のことについては条約の内容をきっちり履行していきますよ」ってこと。

この「留保」は締結した後に撤回することができますが、締結した後に「やっぱりここだけ留保したいんだけど…」はできません。

後だしはダメ、ダメなものは事前に言っておいてね、ってことですけど、これは国際的な約束事ですから当たり前のことですよね。

で、日本はこの条約を締結する際に、なにひとつ「留保」をしませんでした。


なにひとつ「留保」しませんでした。


なにひとつ「留保」しませんでした。


わかります?

この条約を締結する際に留保を行使する国は数多あったというのに、日本は一切留保しなかった、つまり「この条約に掲げられているすべての内容をすべて履行していきます」と国際的な場で堂々と宣言しちゃったわけですよ。





ここまでを踏まえた上で、ようやく本題。


それから約40年が経ちました。

今年の10月末、国連から「皇位継承は男系男子に限る」という皇室典範の改正について勧告がなされ、その勧告に対し、世の政治屋の皆さんは「皇室の在り方は日本が決める、内政干渉も甚だしい!」とたいそうご立腹のようです。

ま、私から言わせてもらえば

「はあ? 自分らの不勉強さ・無知さが招いた結果だろうよ。何をいまさら文句言ってんの?」


国連が勧告するのは当然なんです。

日本はあらゆる分野でのすべての男女差別を撤廃するという条約を、なにひとつ留保することなしに、締結・批准したんですもん。

にもかかわらずそれから40年近くも経っているのに、我が国の象徴天皇制のある意味肝である皇室典範とはいえ「皇位継承は男系男子に限る」という規定が残ってるわけで、「ありとあらゆる分野で例外なく一切の男女差別・区別を排除すると40年前に約束したのは日本でしょ?留保していないんだから早く是正してくださいな」って、国連が注文つけてくるのは至極当然のことなんですよ。

文句言われたくなかったら40年前に、「条約締結して批准しますが、皇室典範に対しては留保します」って意思表明しておけばよかっただけのハナシ。

それをしてこなかった政治屋さんたちが国連に対して「内政干渉だ!」と腹を立てるのはお門違いもいいところ。

「日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする」という憲法98条2項に書かれている通り、日本は「条約は法律に優位する」立場をとる(国内法が条約より優位という国もあるけど、それらの国は条文留保して締結している)と明記している以上、それをまるで無かったかのように(知らないだけかもしれませんけどね)、まるで国内事情の方が条約に勝るような言い草で立腹し勧告してきた国連に逆ギレするなんつぁ「私たちは国際条約がなんたるかを全く理解していませんよ~」って自分たちの不勉強ぶり無知ぶりを晒す大醜態なわけ。

腹を立てるのは国連に対してじゃないんですよ。

40年前にこの条約に署名・締結する際に「日本の皇室についてはこの条約の履行を留保する」ことを国連に意思表示しなかった当時の内閣の不勉強で無知な政治屋さんたちに対してであり、この大事な点をまったく指摘することなくロクな議論も経ずにすら~っと批准してしまった世襲やタレントらがウジャウジャ集う国会議員の不勉強で無知な政治屋さんたちに対して、なんですよ。

ね、昔っから「〇カに決定権・裁量権を持たしちゃいけない」、つまり「バ〇に政治はやらすな」っていうでしょ?

しちゃうと何十年後かに今回のような国家の基本を揺るがすようなオオゴトの原因を作りかねないわけですよ。

あ~、こわい、こわい。

票取りマシーン・客寄せパンダの今井某、生稲某、森下某…そういうタレント議員たち、ただ地盤看板カバンを受け継いだけで偉そうな顔してのさばる世間知らず常識知らずで不勉強・無知・無能な世襲議員たち、そういう輩たちが今だけよければという視点で適当に大した意図もなくなんとなくこれから決めていくことが、数十年後に日本の足枷となり大きな禍根になってくんですよ。

今回の国連からの勧告は、浅慮で無知で未来の責任を負うとしなかった政治屋たちに起因しているわけで、まさにそれが具現化した例。

あ~、やだ、やだ。

今の政治をみてると、この先の日本、日本の未来が心配でなりませんよ。








おあとがよろしいようで






※ 10/27の総選挙について下記に【追記】として、ちょっとだけ書かせていただきました。





どうも
三流亭まん丸でございます。



言いたいことを一気に吐き出しますね。




連日、政治家たちが国家の行方を語っていたが、国家とは何かの根本が全く分かっていないかのようだった。

国家とは、主権者である国民が幸福になるためのシステム、それ以外のなにものでもない。

ならばこの先の日本について語られるべきは、「国民が日々幸福になるために生きていく上で、立ちふさがっている障害の排除、直面している苦境・困難の解決のための施策について」でなければならないはずだ。

にもかかわらず。

彼らの繰り広げた主張は、そこにはほとんど触れられず、国家存立の為に、その維持のために何が必要かという政策論議ばかりで、むしろその実現のためにどこまで国民に犠牲を強いるのか、という内容ばかりであった。

空虚だ。

聞いていて呆れるしかなかった。

国民の代表者としてそこに存在している方々であるはずなのに、なんでこうも国民の意識との乖離が甚だしいのだろか。



第二次安倍政権から岸田政権に至るまで、外国の侵略から「国益を守る」ことをさかんに喧伝しそれに基づく施策がなされてきたが、今の日本を冷静に見るならば、最大の脅威は「外」ではなく、「内」ではないのか。

つまり「外に存在する敵」ではなく「国家の根幹システムの崩壊」こそが、眼前焦眉の脅威なのではないかということだ。

国家存立の目的は国民の幸福実現である。

国家の原則はそこにあり、様々なシステムはそのためにある。

しかし、政治家は、その大原則をほったらかしにし、本来国民のために使わねばならない自らに付与された強大な権力を私利私欲のために用い、国民の幸福よりも自らの欲求を満たすことに躍起になり汚職や不正を繰り返した。

献金という名目の賄賂を受け取り、その見返りとしてそれらへの優遇政策を積み重ねてきたことで、持つ者・持たざる者、富む者・富まざる者を生み出し、マタイ現象(持つ者はどんどん富み、持たざる者はいっそう貧しくなる)を加速させ、社会格差を無くすどころか拡大させ続け、それが深刻な経済格差を生んでいる。

何十年も前から予測されていたにもかかわらず、なんら策を講じてこなかったことにより人口減少が進み、あらゆる産業で労働人口不足は顕著になり、インフラ・物流・農業といった生活基盤産業の存続さえ脅かされるようになった。

少子高齢化の危機が叫ばれていたにもかかわらず小手先だけの制度手直しでその場しのぎに終始してきたことで年金制度は崩壊寸前、健康寿命をはるかに超える75歳まで働かなければ生きていけない状況に追いこんだ挙句、老後は2000万円の貯蓄が必要だと平然とほざいた。

そしてそのために株式投資という名のバクチを推奨し、老後の生活資金までも自助努力で賄うよう仕向け、そうできないことを自己責任化してしまった。

本来、国民の幸福追求のための政治システムが、為政者の勝手な都合によって捻じ曲げられ歪められ改悪されてきた結果、「国民が幸福になるために築かれたシステム」、言い換えるならば「国家の根幹をなしてきたシステム」が崩れ始めていること、これこそが今もっとも重大で直接的な脅威なのではないのか?!

だが、今回の総裁選・代表選を通じて、それを口にする政治家はいなかった。

これらのシステムが破綻寸前に至る要因を作ってきた、為政の無策さ・私物化を自ら猛省し、心を入れ替え真摯に謙虚に批判を受け止めて、この悪しき状況を正していくという決意を語る政治家は、誰一人いなかった。

だから、国民の心に何も響かない。

「こんなときばかり」「またか」「どうせ変わらない」「自分にとって都合のいい今の状況を変えようとするはずがない」、政治家に対しての不信が国民の間に蔓延し「諦め」すら通り越して無関心に、もはや新たな政治に対する期待などどこにもない。

国民から信用を失った政治家は、もはや政治家ではなく、政治を執り行う資格など無いのだ。



もう一度書く。

国家は国民が幸福になるための単なるシステムだ。

国民が国家を作るのであって、国家あっての国民ではない。

国家を維持するために、国民に過度な困難を強いたり、国民の日々の生活を犠牲にすることを当然とするのは、まったくもって理にかなわない。

政治家が、自らの懐を肥やせるようシステムの改悪をし続け、「国民の幸福追求・実現の為のシステム」という本来の在り方から全く変容してしまった国家なら、なおさらだ。

そんな国家の体裁だけを装い、その本質が変容してしまったエセ国家を維持するために、国民負担が増大することなど許されるはずがない。

ゆえに本当に国家の行く末を語るのならば、まずは何より自分達政治家が利益を得るためにだけにある現行システムを破棄し、国民が幸福を享受できるシステムに変えていく(戻していく)ことを宣言し、これまでの行為に対しての真摯な反省と自らが痛む覚悟、それでもそれを遂行していく決意を国民の前で明確に示す必要があった。

だが、目を皿に耳をダンボのように総裁選・代表選の各候補の主張を、いろいろな場所で事細かに何回も視聴したが、それについてはまったく示されなかった。

そして代わりに語られた主張も、国民困窮社会の現実からあまりにもかけ離れた話、ノン・リアリティに終始し、事実上の一国の首相を選ぶ代物とは恥ずかしくてとてもいえない、はっきりいってサル山のボス争いでしかなかった。

これまで通りのサル山を存続させるためにはどうすればいいか、それしかそこにはなかった。

国家は国民が幸福になるためのシステムであり、幸せになりたい国民からその力を委託された政治家の役目は、国民を幸せにすることしかなく、それが唯一無二の責務である。

自分たち(政治家たち)の幸せのためだけに存在しているエセ国家を維持するために、その国民を犠牲にするのはやむを得ないという考えは、その根本をまったく間違えている。

そういう考えの政治家に、この内政難局山積の日本の舵取りなど任せるわけにはいかない。

だが、我々は総選挙が行われない限り、サル山内の論理のみで選ばれた新しいボスザルに、ひとまず委ねることしかできない。

来たるその時が訪れるまで、悔悟をかみしめるしかない。



「すべての人間は生まれながらにして平等であり、その創造主によって、生命、自由、および幸福の追求を含む不可侵の権利を与えられている。こうした権利を確保するために、人々の間に政府が樹立され、政府は統治される者の合意に基づいて正当な権力を得る。そして、いかなる形態の政府であれ、政府がこれらの目的に反するようになったときには、人民には政府を改造または廃止し、新たな政府を樹立し、人民の安全と幸福をもたらす可能性が最も高いと思われる原理をその基盤とし、人民の安全と幸福をもたらす可能性が最も高いと思われる形の権力を組織する権利を有する」

「権力の乱用と権利の侵害が、常に同じ目標に向けて長期にわたって続き、人民を絶対的な専制の下に置こうとする意図が明らかであるときには、そのような政府を捨て去り、自らの将来の安全のために新たな保障の組織を作ることが、人民の権利であり義務である」

これは自由・平等の原則と民主主義の理念を掲げたアメリカ独立宣言の一部だが、これによれば、国家の存立のためには国民の犠牲もやむを得ない、国家存立のために国民があるという考えに基づく政治は、主権者である我々国民が打倒し、主権者国民に幸福をもたらす新たな政治を構築していかなければならないとある。

国家は国民が作るものであり、それがおかしくなったら作り替えていくものなのだ。

国家は、国民を幸せにするための道具(システム)に過ぎず、主権者は国民、その国民が国家を維持する目的は、国民が幸せになること以外にない。

ゆえに、そこをないがしろにしてまで国家を存立させることが最優先の目的であってはならないのだ。

これから為政者の座に就く者には、国民あっての国家であることを肝に銘じてもらわなければならない。

そしてそれが叶わぬ場合には、我々国民は、我々国民の権利が最大限尊重され、幸福の追求・福利の享受のために行われる政治を本気になって取り戻さねばならない。


すべて国民は、個人として尊重される。 生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする(日本国憲法13条)

すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない(日本国憲法14条)

憲法は、「憲法により基本的人権を保障しそれらは我々国民に永久に与えられる」とする一方で、我々国民に対して釘を刺している。

この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない(日本国憲法12条)

権利と自由は、何もしなくても守られそこに当然に存続しつづけるものではなく、むしろ「権利や自由を主張し行使しなければ取り消される」ものであり、国民は自ら積極的に政治に対して働きかけを行い、時には政治に対して抗しなければならない、と。

ゆえに我々国民は、この尊い我々の自由及び権利を有し続けるために、どんな時でもでもいかなる状況でも、決して諦めることなく「おかしいことはおかしい」と、我々の権力を委託した政治家に対して問い続け注文をし続け、政治に対して声を上げ続けなければならないのだ。

諦めることなく、「不断の努力」を積み重ねていかねばならない。

国民の不断の努力の果実は、来るべき総選挙においてあらわれる、そう信じたい。








…と、ここまで書いて。


はぁ~ スッキリ致しました。

とりあえず今の段階で、言い残しはありません。





え~

突然ですが、この記事をもちましてこのブログを「中締め」し、いったん「お開き」にしようと思います。

2009年3月にスタートして約14年半、39歳だった私はもうすぐ55歳(11月で)になり、老眼で細かな文字が読めなくなり、お腹はさらに出っ張り、頭髪は…  

随分歳を取りました。(涙)

でね、74歳で死んだオヤジのことを考えると私に残された時間はあと20年、ここらでここまでのことにいったん区切りをつけて、これからの20年間をどう生きていくかをちょっと真面目に考えてみようかな?って思ったわけですねぇ。

ま、そういうことですが、人生の4分の1という長~い間、時には真面目に、ほとんどふざけて書き続けた2100もの記事をパッと消してしまうのはなんとも忍び難く耐え難いので、このブログは閉鎖せずにこのまま、記事も読めるようにしておこうと思います。

皆様のところへのご訪問もこれまで通り。

で、これからの20年間をどうするかを考えて、「またブログを書こうかな?」と思ったら、しれ~ッと何事もなかったかのように戻ってくるかもしれません。

ゆえに「完全にやめる!」と宣言してしまうと戻ってきにくくなるので、とりあえず「中締め」でいったん「お開き」、もしかしたら二次会・三次会があるかもしれないよ~というくらいの、緩~い感じにしておこうかと存じます。



…てなわけで。

長年にわたるお付き合い、そして御愛顧、心から感謝申し上げます。

皆様、本当にどうも有難うございました。


次があるかもしれませんので最後はこの一言で。


おあとがよろしいようで。



「まん丸、メジャーへの道」 【完】






…かもしれない。(笑)

 
 



【2024年10月28日追記】
民主主義による意思決定の原則は、多様性な意見と個人・少数派権利の尊重、それらを集約するための議論による全会一致であって、多数決は意思決定手段の一つに過ぎません。
ゆえに本来は様々な意見を俎上に乗せ議論を重ね合意形成していくわけですが、意見の相違の溝を埋めるために根気よく粘り強く説明・説得し意思決定までに議論を尽くさねばならず大変な労力を要します。
ここが「民主主義は面倒で手間と時間がかかる」といわれる所以です。

ところが政権復帰してからの自公連立政権はこの民主主義的プロセスをまったく無視し、数の力により他の意見をまったく受け入れず「これしかない」「こうあるべきだ」という自己の意見・主張のみの実現を目指して政権運営してきたわけです。
これまでの戦後一貫してとられてきた国としての方針の大転換を伴うような重要事項でさえ、為政者の一存・意思のみによって、民意を十分にくみ取ったとはいえないおざなりの議論と数の力の濫用ともいえる多数決によって決められきました。
数の力による議論なき多数決による意思決定は民主主義への冒涜、権力によるはなはだしい専横としかいいようがありません。

安易な多数決が対話を閉ざす道具になっている
(東京外国語大学・大石高典准教授)


いえ、むしろ恣意的に対話(議論)せず、意思決定の一つの手段でしかない多数決を悪用・多用・濫用して、多様な異なる意見や主張を黙殺してきたわけです。対話(議論)の機会を設ければ、それらを俎上に乗せなければならず、決定に際し配慮や考慮をせざるを得ませんからね。

人の諸権利についての無知、忘却または蔑視が公共の不幸と政府の腐敗の諸原因である
(フランス人権宣言)


そして為政者は、数の力を背景にしたやりたい放題が長期常態化することで感覚がマヒし、何をやってもいい、何をしても大丈夫、という驕り・慢心・傲慢さにより、腐り始めた己を認識できなくなります。

権力は腐敗する
絶対的権力は絶対的に腐敗する
(ジョン・アクトン)


この格言は世の常、長い歴史において立証されている定理のようなもので、日本でも安倍政権以降の長き春を謳歌した自民党が案の定腐りました。
その専横は一層エスカレートし、民意を政策に反映させることがその使命であるのに、その民意を無視、いや民意そのものがもはやわからない、何が悪いのかすら理解できない・わからないほど、自民党は腐り果てます。
腐り始めたばかりの池の水は他の綺麗な水によりまだ再生可能ですが、腐りきった水しかない池は、もはや自らの力では再生できません。
自浄作用が全く働かなくなった腐った自民党に、それまで自民党を支持してきた人ですら愛想をつかし、今回NOを突きつけたのです。

権力の乱用と権利の侵害が、常に同じ目標に 向けて長期にわたって続き、人民を絶対的な専制の下に置こうとする意図が明らかであるときには、その ような政府を捨て去り、自らの将来の安全のために新たな保障の組織を作ることが、人民の権利であり義務である。
(アメリカ独立宣言)


これが具現化したのが今回の総選挙です。

驕れる人も久しからず
(平家物語)


民意は形となり、自公連立政権は過半数を割り込むこととなります。

だけど、これで安堵してはいけません。
権力は魔物、手にすると人を変えます。
新たに権力を握った者が、ふたたび腐った政治を繰り返さないように、我々有権者は政治を厳しい目で監視し続けなければならないのです。

この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない
(日本国憲法第12条)


そのためには、我々有権者も「政治屋」と「政治家」を見極める目を持たねばなりません。

政治屋は次の選挙のことを考える
政治家は次の世代のことを考える
(ジェームス・クラーク)


資質の欠片もないタレントや芸能人上がりや、ボンボン育ちで民意とかけ離れた世界で生きてきた世襲、そして裏金・脱税行為を息をするかの如く行う利己主義的金満政治屋を、2度と政治の舞台に登壇させてはなりません。

政治屋を排除し、心の底から信じ自らの未来を託せるような志ある政治家を選び出す目、もし今そういう政治家がいないのであれば育てていく環境を整え、我々主権者国民が幸せになるための政治を取り戻しそれを保持するために、常に政治を監視し、政策に対して声を上げ続けていかなければならないのです。

一方で我々国民から信託されて選ばれた新たな議員は、この選挙の結果を謙虚に真摯に受け止め、永田町の論理で動く政治屋であることを恥じ決別することを覚悟し、青雲の志をもって国民のための政治家になるよう、心を入れ替えて努めなければいけません。

民主主義の大原則である、多様な意見・少数意見を尊重しながら徹底した議論による合意形成と意思決定をはかるという、国会の本来のあるべき姿に、戻していかなければなりません。

野党勢力250が政策・理念の一致無くしてただ政権奪取のために集まればそれは単なる野合であり、そんないい加減な烏合の衆政権には直面する喫緊の課題山積の日本を委ねることはできません。

そして自公も獲得議席215という現実を直視する必要があります。

安易に野党を連立与党に引き込む工作を画策しこれまでのように数の力による独りよがりの政権運営を遂行しようとするのではなく、少数与党として自公あわせて衆院過半数233に足らない18を埋めるべく、野党からの多様・少数の意見等をも取り入れながら政策立案・政権運営を行い、可能な限り全会一致に近づけるような合意形成をはかるための丁寧かつ徹底した議論に努めなければなりません。

面倒で時間と手間がかかるかもしれません。

でも、それが民主主義です。

今回の選挙は「腐った政治からの決別」「金権・利権誘導政治から国民が幸せになるための政治への転換」「日本の民主主義の再生」、このスタートラインにようやく立てたということなのではないでしょうか。

腐りきった日本の民主主義が再生されるか否かは、新たな議員たちが、有権者が選挙を通じて示した声を真摯に受け止め反省をし心の底からの改心した上で、信頼・信用が完全に失墜した腐りきった今の政治を本来あるべき姿に復元していく困難に挑む覚悟を示し遂行していくこと、そして我々有権者も政治に対して常に「おかしいものはおかしい」と声を上げ続けられるよう真剣に厳しい目で政治をチェックし続けていくこと、これらができるかどうかにかかっています。

今のままの政治が続くようでは日本に未来はありません。

これからが本当の勝負なのではないでしょうか。


以上、今回の総選挙の総括でした。






2024.09.01

迷走







迷走



どうも
三流亭まん丸でございます。

進路に悩む高校3年生がボヤいてます。
「台風は進路が決まっていていいよなぁ」


…今回の迷走の台風10号は、この高校3年生のよう。

図体ばっかりでっかくなって進路も決めずノロノロとあっちフラフラこっちフラフラ、周りのヒトに迷惑かけまくって大暴れしやがって…。

全く笑えないですよ。

被災された方々に心からお見舞い申し上げます。


しかし、今年の8月は猛暑・酷暑、ゲリラ豪雨、巨大地震注意、台風10号…とまぁ、自然災害にとことん振り回された夏でしたねぇ。

もうね、こういう不安と気疲れでお腹がいっぱいですよ。

でもね、お腹がいっぱいとはいえ、コメが無いのは困るわけですよねぇ。

100%自給できるのが唯一コメだけなのに、それが自然災害やその備蓄による買い占めがあったとはいえ平時でこれだけ品薄になるっちゅうのは、実にヤバイ。平時でコメ不足なんていう状況では、有事(大災害・大地震・戦争等)がおきたらひとたまりもないでしょうよ。

はっきりいってこれまでの減反・生産調整という農政の失敗か、もしくはそこに何らかの思惑が働いているってこと。

思惑…、新米出荷待たなくても十分賄えるだけのコメ(備蓄米含)はあるというのにそれを市場に出さないのは、備蓄米を放出すりゃ米価は下がるけど米価が下がれば…、ってこと。

支持基盤が農村部の自民党にとって、11月にも行われるかもしれない総選挙を前に農村部の利益が減る施策などするわけがない。

あとね、食うモノに困れば、国民の最大の関心はそこに向くってこと。

国民の関心がこれら(自然災害・コメ不足)にむいて、批判の目から逃れることが出来て喜んでいるのは…

悪行(裏金・脱税)の限りを尽くし、それを反省し正そうともせずウヤムヤ・曖昧模糊に。で、まるで何も無かったかのように目先を変え何やるこれやると言いたい放題、結局、倫理・道徳どこへやらこれまで通りのカネもうけのやり方はそのままに、それを死守することに邁進しつづけている、変わる変わるというだけで全く変わろうとしない「変わる変わる詐欺」の自民党に他ならない。

国民の政治への関心が希薄にならざるを得ないのをいいことに、その犯罪者どもが次期首相の座を狙って総裁選なんかやっちゃってるんですからねぇ。

これでもし小泉さんが総裁選に勝つようだったら、結局自民党議員は自分たちが選挙に勝つことしか考えてないってことなんでしょうねぇ。小泉さんが首相として、トランプORハリス、プーチン、習近平、金正恩らと丁々発止、互角にやり合う姿なんて、微塵も浮かばないですよ。

自民党議員にしてみれば、難局続きの国際情勢下において国益を守るなんていうことは二の次・三の次、元首相の息子で環境大臣しか経験したことない人気だけの若手イケメンをトップに据えて、自らの就職活動を有利に進めるために刷新感を打ち出したいだけでしょ?

刷新感? 笑わせるんじゃないですよ。

刷新感はあくまで「感」、やってる風を装うってことであって、実際にやるわけじゃない。

国民が求めているのは刷新感じゃなくて、そういう自分本位の考え方による汚いやり方で私腹を肥やすしかできない「政治屋」を一掃し、政治を「刷新」することなんですよ。

これまでなんだかんだいって自民党に一票入れてきた私も、この国民を裏切る犯罪行為(裏金作り・脱税)を組織ぐるみでしておきながらまったく自省・自浄することなく、この期に及んでまだ「選挙で自分が勝つためには?」を第一義に自己保身に走る自民党・自民党議員にはホトホト愛想が尽きました。

もしそういう理由で小泉新総裁(自分の考えと異なる意見をまったく聴こうとしない河野&新NISA等の施策を推進し国民に投資を呼びかけ資産を増やすように仕向けておいて金融資産が増えたら「金融所得増税をする」という詐欺まがいの公約を掲げる石破も同様)誕生なら、私は後に行われるであろう総選挙では、もう自民党に投票しません!



憲法前文を読んでごらんなさい。

国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。

国民が持つ権力を委託された方々がその権力を私的に使い裏金つくり・脱税行為をするという、国民に利益享受させるどころかむしろ損失を与えている犯罪者の方々がですよ、何ら罪に問われることなく、自らを正すことなく、そのままの地位にとどまり、何も無かったかのように我が物顔でやりたい放題に、その権力を自らの私利私欲のために使い続けようとしている。

そんなことが許されるわけがない。

国民からの信頼を失う=自らがその立場に存在している前提条件が無くなるってこと、それはつまり国民の代表者=国会議員である資格を失うってことですよ。

即刻退場が筋ってぇもんです。

そんな犯罪者集団(センセイ方)に、この先の国家の在り方などを語る資格など、微塵もありゃしないんですよ。

(「今の自民党」が憲法改正云々語るなどもってのほか。憲法っていうのは主権者・国民の持ち物。国民自らの権力を委ねた為政者に対して、その強大な力を暴力的に専横的に使わないように、為政者のできることを制限し縛るものなんですよ。ゆえに為政者である首相は憲法遵守しなけりゃならない立場であって、その立場の人が「ここ変えろ」「ここを変えたい」等々改憲云々言ってはならないんですよ。あと「国民の代表者である国会議員が発議するならいいじゃないか」に対しては、先にも書きましたけど、国民の代表者である国会議員には「国民の厳粛な信託」が必要であるわけですよ。これだけの不正を働いてもなお自省の欠片もない自民党国会議員たちに国民の厳粛な信託などありますか?ってこと。政治不信極まる原因を作った自民党国会議員たちに対する国民の信頼など地に落ちたも同然。不信感のカタマリ、それはつまり、もはや国会議員としての存在要件を備えていないわけで、そういう人たちは「国民の代表者」といえないんじゃないかってこと。)



とはいえねぇ。

自民党が変わるのではなく、自民党政権が変わるかもしれませんが、そうなるかどうかも、なんともはや。



さあ、9月。

いろいろなもの、いろいろなことが迷走し、それらに振り回されそうな予感がしますが、我々はそんな中でも己をしっかり持って、2024年の残り1/3を惑わされることなく走り抜けていかねばなりません。

いかなるときも心を落ち着けて冷静に。

迷走しないためには瞑想するのが一番でございます。






2024.08.01

8月に考える




8月に考える




八月や






戦争を決めた少数の犯人は万死に値するが、戦った幾百万人の犠牲心は、時代がどう変わろうとも、不滅の尊い記録として永久に民族史の上に染められるべきである。連合艦隊とその人々。連合艦隊は再び還らないが、日本と日本人とは残った。問題は、その日本人が「還らぬ人々」の愛国心と犠牲心とを記憶して、よく己れの戒めとするかどうかにかかる

(伊藤正徳著「連合艦隊の最後」の「序」の「第三節」より)



最近、本ばかり読んでまして。

日露戦争終結のためにロシアとの過酷な講和交渉に挑んだ小村寿太郎外相の「ポーツマスの旗」(吉村昭)、海軍三羽烏と称され対米戦争開戦に最後まで抵抗したものの軍人として戦争における日本海軍の舵取りを担った「山本五十六」(阿川弘之)「米内光政」(阿川弘之)「井上成美」(阿川弘之)、首相・外相を務め文官で唯一A級戦犯として処刑された広田弘毅の「落日燃ゆ」(城山三郎)なんかを読みあさってたんですけどね、驚くほどよく似てるんですよ、この物語で描かれてる日本と、今の日本が。

私が読んでいて痛感したことは、「日頃から知見を深め、常に冷静に状況判断し、己の力を正しく把握すること」がすべての始まりであり、「根拠に基づかない過信はすべての判断を見誤らせる」ということ。そして「無思慮な奴ほど威勢がよく無責任だ」ということ。

小村寿太郎にしても米内光政にしても、当時の列強と呼ばれた世界の国々に対して、ちっぽけな日本という国の乏しい資源、工業力や経済力といった総合的な国力を冷静に分析しており、その根底には「日本は全く強くない」という認識があったわけですよ(でも彼らは決して必要以上には卑下してはいない)。その強くない日本が国際社会において生き残る為には?と考えたら、おのずとすべきこと、しちゃいけないことが見えてくるわけですね。小村・米内、山本や井上の言動の根拠は、常にそこにあったわけです。

で、今。世界第3位(4位でしたっけ?)の経済力を有し、防衛装備も世界で有数、たしかに世界の中において凋落傾向にあるとはいえ未だ日本の国力は相対的には強い方の部類に含まれるでしょう。ただ、向かい合わなければならない国々と直接比べてみたら? 

世界第2位の経済力を持ち、日本の5倍の軍事費で拡大し続ける中国に対しての日本は? 

単純に考えても、14億人と1.2億人が戦えば、向こうは14人がかりで1人やっつけりゃいいわけですよ。黒沢明の100人斬りじゃあるまいし、14対1じゃどうやったって勝ち目はないわけですよ。

で、核ミサイルぶっぱなしかねない北朝鮮、その背後にはその中国、そしてプーチン専制国家であるロシアがいるわけですよ。その国々との絶対的な力を比較したときに、果たして日本は「強いといえるのか」ってことです。

私はね、莫大な経済力をバックに底無しの生産力で拡大し続ける中国の軍拡に呼応して、日本が安全保障という名の下で軍拡を進めたとしても、そのスピード・圧倒的物量に勝てるわけがないと思ってますよ。だって国力に圧倒的な差があるんですから。

日本は弱くないけど決して強くもない、その強くもない日本がどう中国と向き合うのか。

少なくとも軍拡じゃないと思うんですよね。個の国力で対抗するのではなく、日米の信頼協力関係をさらに進化させる一方で、元々の友好国とはその関係をさらに深め、日本の味方になってくれる新たな国々との友好関係を構築し、それらと協力して中国に抗する。

だからね、そういう点においてだけは、安倍さん以降の日本がしてきた外交は評価できるわけですよ。

ただし、満点かといえばそうではない。不十分どころか赤点。

だってその向き合わなければならない中国との直接的な外交努力を全くしていないわけですね。安倍さん、そしてそれ以後の政府首脳らは、習近平さんと何回首脳会談しましたか? 

嫌な相手かもしれませんが、それでも顔を何度も突っつき合わせて、相手の出方や腹の内を、直接会って探り合う機会を設け、ニコニコ握手をしながら机の下で足を蹴飛ばしあう。だけど決裂し喧嘩別れするのではなく、「とても有意義だった。互いに理解できないことを、理解できた」という大人の対応で会談を積み重ねることが、実は安全保障において、もっとも重要なことだと思うんですけど、それを全くやってこなかったんですよね。

あとね、私がなんとなく嫌だなと感じているのは、今の国会議員の皆さんたちは「日本は強い」って考えている方が多いんじゃないか?っていうことなんですよ。最近、非常に短絡的で、威勢のいいことばかり、よく耳にしますから。

でも、ほんとうに日本って強い国なんですかね。

そこを見誤ると、とんでもないことになっていきますよ。

本当に強い国は「強力な軍備を備え、戦う」という方法を選択しなくても、他の手段で国を守る術を複数有している国なんじゃないでしょうか。

過去、このブログの記事やコメントに、私はこんなこと書いてました。

私は、戦争はいやです。そういう状況に追い込まれて、周りの全員がそれをやむなしと受け入れたとしても、私は戦争には反対します。戦争は、罪無き国民を、国家の命により無差別大量殺人に動員するということ。そして命を落とし害を被るのは戦争を決めた者ではなく国民。そんな戦争を正当化するために掲げられた正義など、そういう状況にまで状況を悪化させた無能な為政者の言い訳・屁理屈に過ぎず、そんな正義を語る為政者ほど稚拙で喧嘩好きだということは、図書館に所蔵されている歴史書をみれば一目瞭然です。そんなもんに加担するなど、まっぴらご免です。たとえ戦争が起こっても、周りの人々から何を言われたとしても、戦争には反対し続けますよ。たとえその言動で命を失ったとしても、銃口をひと様に向け、引き金を引くよりはるかにいい。それが私の、争いの無い未来の実現に対する「自己犠牲」だと思っています。(2018.8.27)





阿川弘之著「米内光政」の序章「六」で、井上成美がこう言ってます。

「国の存亡のためには立つ。国滅びるというのなら、国の独立が脅かされるときには、とにかく立つ。そのためには軍備というものが必要だ。国の生存が脅かされ、独立が脅かされた場合には立つ。そのかわりに、味方を作っておかなけりゃいけない。自分だけじゃ勝てない。正々堂々の主張をするならば味方ができる、と私は考えています。弱い国家を侵略してそれを征服して自分のモノにしようということをする者は、必ずほかの国の批判にあって、みそかの晩の金勘定の清算をさせられる時期が来る、と思う。軍備というものはいらないじゃないか、戦しないのなら…そういう意味じゃないですね。」

私もこのブログの記事のコメントにこんなことを書いています。

私は自衛隊の存在を否定しません。他国からの侵略行為に対抗する防衛手段としての実力部隊を保持することは国として当然だからです。「個別的自衛権を行使する実力部隊」である自衛隊の存在、そしてその法的根拠については、集団的自衛権行使可能となった法改正前の、戦後政府が答弁してきた自衛隊合憲の解釈通りで、なんの不備もないと思っています。ただし前述の法改正後の自衛隊を、憲法に明文化することに対しては、個人的には反対です。国民の間で熟考し、議論を重ね、意見を集約していく必要があると考えます。安倍首相の一存で、安倍首相の個人的考えを、国民の持つ憲法に明文化するのは、やはりおかしい、そう思いますねぇ。(2018.8.27)

我が国への侵略行為に対しては断固抗する。その覚悟を示すために侵略から国を守る為の力は持つべきです。

ただし、あくまでもその力は平和を維持するための根拠、国の独立を守るための外交的交渉を裏支えする一つの要因として存在する力にとどめるべきで、この力を必要以上に誇示したり恫喝・威嚇に利用しては絶対にならないんですよ。

日々、真摯な話し合いによる交渉での外交努力を積み重ね、各国と信頼・友好関係を築くことこそが真の侵略行為に対する抑止力であることを肝に銘じ、それを絶対に忘れてはならない。

いたずらに、必要以上に戦力の拡充を図ることは、各国との緊張関係を高め、軍拡競争を煽るだけであって、「安全保障のジレンマ」(※)という逆効果を招くだけ。

※「安全保障のジレンマ」…A国との緊張が高まった際、もしもの事態に備えてB国は軍備の拡充を図る。その動きに呼応し、A国は更なる軍備の拡充を図る。それに対しB国は・・・。「もしも」「万が一」に備えれば備えるほど、軍備拡充競争は激しくなる。これを「安全保障のジレンマ」という。

重ねて書きますが、軍備拡張は絶対に安全保障の核にはなりえないわけで、相互の意思確認のための外交努力こそ、それを徹頭徹尾・外交努力を積み重ねることこそ、安全保障政策の核だと考えます。

「外交とは武器を持たない戦争である」といわれます。笑顔で握手を交わし、机の下では互いのスネを蹴り合っている、それが外交です。嫌だろうが、憎かろうが、話にならない相手だろうが、ゴロツキだろうが、チンピラ集団だろうが、まずは直接顔を突っつき合わせ話し、「お互いを理解し合えないことを、お互いに理解した」を積み重ねることが安全保障には最も大事なことです。その外交努力をせずして戦力増強だけに走れば、安全を守るためという名目の元、「万が一のために」と備えれば備えるほど軍拡競争化し、緊張状態が高まり、安全が脅かされるのです。分かり合えなくたっていい、文句言い合うだけでもいい、まずはどんな相手だろうと直接話し合う機会を積極的に設ける。そういう外交努力もしないうちから、ただやみくもの防衛力の増強、敵国内の敵基地攻撃能力容認、弾道ミサイル配備、先制攻撃論、核レンタル論・核保有議論など俎上にのせられないと考えます。(2018.8.27のコメント)

「戦争が起きたら」の仮定には「戦争が起きないように普段から外交努力を積み重ねる」、「よその国が攻めてきたら」の仮定には「よその国が攻めてこないように普段から外交努力を積み重ねる」、これが「領土・領空・領海を守り、国民の生命財産を守る」という真の安全保障であり、政治が全精力をつぎ込んでやるべき役割だと考えますが、安倍政権以降の安全保障政策は、これらの仮定の事象が「発生したときに備えて戦争ができるようにする」という視点しかなく、「起きないように努める」という考えが決定的に欠落しています。

最近、特にその傾向が強くなってきたように感じますねぇ。




長くなりましたのでそろそろ締めたいと思います。

私も大学で政治を学び、戦前日本のことは、経験はしていないまでもある程度理解はしているつもりです。日本人、日本社会全体が戦争肯定に洗脳され一色に染まってからでは、国民個々の力では何もできないということも知っています。だからこそ、モノ言える今、モノを言い続けるしかない。私は右翼でもなければ左翼でもない。ただ「戦争はしない。戦争が起きないためには何をするべきなのか」のみが思考・行動の判断基準であり、その一点において、政府に対して声を上げ続けていきます。(2018.8.27のコメント)



戦争を起こすことはそれほど難しくない。国民に対し、我々は攻撃されかけているのだと危機感をあおり、平和主義者には愛国心が欠けていると非難すればいい。

(ナチス最高幹部 ヘルマン・ゲーリングの言葉)



あらゆる戦争は、時の権力者・為政者が掲げる「自衛」を大義名分に始まってるということを忘れてはなりません。















ブログ再開までの場つなぎ 10



どうも
三流亭まん丸でございます。


2018年の夏、「時事なぞかけ」と称して、ほぼ毎日なぞかけ一つ、アップしてたんですよねぇ。

その中からいくつかピックアップしてみましたので、どうぞ。


↓   ↓   ↓   ↓


「フィギュアスケート」とかけまして
「ブログ」とときます。


「リンクでジャンプする」



「裏口入学」とかけまして
「たるたるの二の腕」とときます。

「気になる袖の下。」



「アムロの宿敵」とかけまして
「テスト採点用のペン」とときます。

「赤い彗星(水性)」



「怪我人続出の夏場所」とかけまして
「日本国憲法」とときます。

「休場(9条)は、戦いを放棄しています。」



「猛暑を凌ぐ」とかけまして
「借金返済待ったなし」とときます。

「氷菓子(高利貸し)に頼るしかない」



「高校野球」とかけまして
「社会人になって初めての給料日」ととく

「硬球(高給)の夢を追い、
白球(薄給)に現実を知る」




「部活のマネージャー」とかけまして
「養豚場」とときます。

「部費、部費(ブヒ、ブヒ) うるさい。」



「五輪・陸上100m走」とかけまして
「119番通報」とときます。

「9秒(急病)の人も10秒(重病)の人も
必死に駆ける(かける)でしょう。」




「大学の成績」とかけまして
「スーパーを毎日利用する人にとってのレジ袋代」
とときます。

「優・良・可で不可(有料化で負荷)となります。」



「日本人女性の平均寿命」とかけまして
「バーバリーのトレンチコート」とときます。

「限りなく米寿(ベージュ)に近い。」



「真夏にお風呂を…」とかけまして
「高齢者会館に集う人達」とときます

「わかさない。」



「ビール」とかけまして
「ナンパで始まったひと夏の恋」とときます。

「最初はグイグイいきますが、
そのうち泡無くなる(会わなくなる)でしょう。」




「鳥人間コンテスト」とかけまして
「サボり癖のある人」とときます。

「墜落(つい、楽)しないようにね。」



「大阪デパートで大セール」とかけまして
「風邪の引き始め」とときます。

「おかんが走る。」



「ボクシング」とかけまして
「氷川きよし」とときます。

「こぶしが決め手です。」



「ボクシング」とかけまして
「プールで水遊び」とときます。

「じゃぶじゃぶ」



「ボランティア」とかけまして
「私の頭」とときます。

「儲け(もう、毛)はない。」



「ウルトラマン」とかけまして
「とりあえず終わらせた。」とときます。

「やっつけ仕事です。」




「引責辞職した国家公務員」とかけまして
「 I  had done.  」とときます。

「過去官僚(完了)」



「オスプレイ」とかけまして
「ゴキブリ」とときます。

「飛びまわると、人を不安がらせます。」



「風力発電」とかけまして
「初心者と対局する将棋の名人」とときます。

「火(飛)も核(角)も使いません。」



「タクシー」とかけまして
「古い温泉街での宴会」とときます。

「迎車(芸者)料金は別にかかります。」



「8月31日の夏休み宿題ドリル」とかけまして
「酵素パワー洗剤でした洗濯もの」とときます。

「驚きの白さです。」



「流行語」とかけまして
「夏の終り」とときます。

「すぐに飽き(秋)がくるでしょう。」


てなわけで、シメはこれで。



「水道水」とかけまして
「なぞかけ」とときます。

「頭をひねらないと出て来ません。」



ちゃんちゃん ♬












ブログ再開までの場つなぎ 9


どうも
三流亭まん丸でございます。

まだまだこの手抜き企画で
お茶を濁しますよ。(苦笑)

2020年7月24日の記事でございます。

 ↓   ↓   ↓   ↓

嘆いても人生なら、笑っても人生。
こんな話で気分転換はいかがですか?

「ちょっと、タカシ、わかってんの?!」
「・・・」
「なんか言ったらどうなの!」
「・・・」
「もう! あなたからもビシッと言ってやってよ」
「タカシ、お前、18にもなって何やってんだ!」
「・・・」
「おい! タカシ!」
「・・・」

「・・・ちょっといいかな」
「なんですか? おじいちゃん」
「そう寄ってたかって問い詰めたところで
タカシは心を開かんじゃろ」
「そうはいっても・・・」
「ま、ここはわしにまかせくれんかの」
「でも・・・」
「なぁ、カズコさん。このわしに。」
「この際、おやじにまかせてみるか。な、カズコ。」
「・・・あなたがそうおっしゃるのなら。」

「なぁ、タカシ」
「・・・」
「黙って目を閉じてみんしゃい。」
「・・・」
「さ、目を閉じるんじゃ」
「・・・」
「そう、そう。したら、耳を澄ますのじゃ」
「・・・」
「うむ。ココロ静かに聞くのじゃぞ」
「・・・」


ぷう~


「ちょっとおじいちゃん!」


ぷっぷぷぷっぷ~ぷっぷ~


「おやじ!!」



・・・うっ、うっ


「え? どうした、タカシ」
「泣いてるの?!」


俺が、悪かった。
父さん、母さん、ごめん・・・


「もう、それ以上何も言わんでええ。
言葉にせずとも、皆わかっとる。」

「じっちゃん…」



市原悦男 92歳。

ひとは彼を、ひとの心を揺り動かす
伝説の語り屁
とよぶ…




心をこめれば
言葉にせずとも想いは伝わる。
それがたとえ屁だとしても。

・・・なわけないか。(苦笑)


屁にもならない話ですいませんねぇ。


















ブログ再開までの場つなぎ 8



どうも。
三流亭まん丸でございます。


2019年7月19日に書いた記事でございます。


↓   ↓   ↓   ↓



あれは、ひどく暑かった日の午後3時。



目の前にはカッチンカチンに凍ったアイスクリーム。

冷凍庫の奥から発見された未開封のアイスクリーム。

おそらく5年前のものと推測されるアイスクリーム。



智恵子は「東京には空が無い」と言う。

妻は「アイスには賞味期限が無い」と言う。

私は「アイスには目が無い」と言う。



天使が「あぶない」と右耳元でささやく。

悪魔が「大丈夫」と左耳元でささやく。

理性が「やめとけ」とダメ元でささやく。



ああ、本能が・・・。





ここのところおなかの調子があまり良くない。

やはりあれが原因なのだろうか。



胃腸を、酷く扱った日の午後3時。











ブログ再開までの場つなぎ 7



どうも。
三流亭まん丸でございます。

2017年5月18日の記事「かみ」を
再掲載いたします。

 ↓   ↓   ↓   ↓


これから食事される方、
食事中の方、
食事後の余韻を楽しんでいらっしゃる方、
お読みいただくのは
後ほどにしていただければ
幸甚に存じます。




【 演目 「かみ」 】


てんてけてけてけてって・・・♪



ぎゅるるるる~

やばい…。
急に腹が!


うう、どこかに便所は…。

ああ!

うううっ!

うわぁ! も、もうダメだ!



こ、公園だ。
便所は・・・

あった!

神様はいたぞ!

ほっ・・・

間に合った。





んっ?!

あれ?

トイレには~
それはそれはきれいな
神様がいるんやで~♬

はずなのに
どこにも紙が無いじゃないか!

・・・まぁ、落ち着け。 

何かかわりになるものは・・・

なんにもない なんにもない 
まったくなんにもない ♪

って、鼻歌歌ってる場合じゃないけど、
歌わずにはいられないよ、まったく。

ま、クサいから、
とりあえず1回流そう。



さぁてと、どうするか。

ハンカチはあるんだけどなぁ。

でもなぁ、
会社出るとき事務のアッコちゃんから
借りたやつだしな。

大体さ、ハンカチ流しちゃったら、つまるだろ。

・・・つまらないかな?

いや、つまるよな。

って、ああ!もう!
つまらないことばかり
考えてる場合じゃないだろ。

アホか、まったく。



もしハンカチでふいたら?

そのハンカチ、
そこらへんに置きっぱなし?

ありえないなぁ。

じゃ、持ってかえって、
そのままアッコちゃんにかえす?
もしバレたら「笑って許して」って
お願いするか?

・・・やっぱ、アホだ。



おもいきって隣のブースに、
紙とりにいくか!

・・・いや、それはないな。

この格好で扉あけて
外に出た瞬間に誰かと出くわしたら、
相当恥ずかしいだろ。

でも、このまま半ケツ出したままじゃ
いられないぞ。

そういや、
「男はどんな危険であっても
戦わなければならない時がある」
って誰かが言ってたな。

…って、そんなクサいこと言っても
半ケツ姿じゃサマにならねぇ。

ふふ、トイレゆえにクサい話、って
我ながらうまいじゃない。

…って、そんなこと考えてる場合じゃねぇし。



隣まで、行くか?!

いや待て、早まるな。

隣のブースに紙があるとは限らんぞ。
あるか、ないかは、
神のみぞ知る…

なんてな。



お、人の気配。
誰かが入ってきたみたいぞ。
早まらなくてよかった~。
危うく半ケツ姿、
見られちゃうとこだったぜ。

・・・でも、これは助けてもらう
絶好のチャンスだぞ。
声かけてみるか?

勇気を持て、おれ!

がんばれ、おれ!

行くぞ、おれ!

よ~し!



「あのう~」

やばっ、緊張で声が裏返った。


う、う、う、うわぇ~ん!! 

バタバタバタ・・・




・・・逃げ出しちゃった。

ちっちゃい子供みたいだったな。

…怖がらせちゃったかな。

そりゃそうだよな。

薄汚い便所内で
人の姿が見えないのに、
いきなり「あのう~」なんて
裏返った変な声が聞こえてくりゃ
誰だって怖いわな。

ふう。




そうだ! ケータイで助けを呼ぼう。

…って、何て説明すりゃいいんだ?

ありの~ままの~ 姿みせるのよ~♪

って尻丸出しの姿、見せたくないし、
鼻歌歌ってる場合じゃないし。

そもそも助けを呼びようがないじゃないか。
焦ってたからこの公園の名前、見てないし。

それにあとで絶対に笑い話のネタにされるから、
連絡するの尻込みしちゃうわな。



…こうなったらもう、
このままもう少し半ケツのままにして、
自然乾燥するか。

いや、乾燥しても
ふいてないことはかわりないだろ。
カピカピ感は嫌だし、
汗でもかいたらもっと嫌だし。

・・・って、ずっとそのままなわけないじゃん!!

紙を手に入れ次第、直ちににふくだろ?
尻に火がついてる状態なんだから、なぁ。


キキーッ


お、外で自転車が止まったぞ。
入ってきてくれるかな。

ん、なんか話し声がする。
女と男の声だな。


おっ、入ってきたぞ。
よし、助けを…

「このトイレの中でうちの子が!」

ん?

「あとは、まかせてください。」

へっ?

「隠れていることはわかってます!」

も、もしかして?

「この便所内に
不審者がいるという通報を受けました。
隠れてないで、出てきなさい。」

おまわりさんかよ!



・・・どうする?

このまま黙ってると話がこじれそうだな。
正直に言わないとまずいかなぁ、こりゃ。


「おとなしく出てきなさい!」

「出たくても出られません!」

「いいから早く出てきなさい!」

え~い、神よ!
どうなってもシリませんぞ!

「紙を!」



事情を察したおまわりさんは
ポケットから携帯ティッシュを取出し、
扉の下からそっと差し入れてくれた。


ああ、解放された。



やっぱ、シャバの空気は美味いなぁ。
塀の外ってこんなに眩しかったかな。

そこには後光がさした
阿弥陀如来さまのような
穏やかな顔をしたおまわりさん。

この便所に紙は無く、
神もいなかったが、
仏様が助けに来て下さったのだ。


「ありがとうございます。助かりました。」

「ははは、とんだ災難でしたね。」

「はぁ。」

「一応、外で簡単に事情を説明してもらえますか?」

「はい。」


ふう、大丈夫そうだ。
大ごとにならなくてよかったなぁ。

いやぁ、それにしても焦った。
スッゲー汗かいちゃったし。
アッコちゃんのハンカチで汗ふくか。

…ケツふかなくてよかったなぁ。



ポロッ



ん?

ハンカチとろうとして、
なんかポケットから落ちたな。

れれ?

ポケットティッシュ…。


ああああっ!


さっき駅前で貰ったの、忘れてた!




あ、おまわりさんがこっち見てる。

顔つきがさっきと違うぞ。
やばい、やばいぞ!
不動明王だ!


「署までご同行願えますか?」



天国と地獄は、紙一重でございます。



てんてけてけてけてって・・・♪




おしまい。












ブログ再開までの場つなぎ 6



どうも
三流亭まん丸でございます。

2010年7月7日に書いた記事をご紹介します。

…この頃はヒマだったんですねぇ。(苦笑)

  ↓  ↓  ↓  ↓

2009年7月から参戦した「お笑いなネタ帳 大喜利グランプリ」で、優秀作品・次点作品・番外作品に取り上げられた私のボケの中から個人的に好きなモノをセレクト! (ポイントゲットしたボケでも、好きでないものは載せてません。)


題しまして

祝200回 大喜利グランプリ挑戦の軌跡


時間つぶしに是非お付き合いくださいね。

それでは、はじまり、はじまり~。





通販のズワイガニに購入者から苦情殺到。
なぜ?

「長野産」表示



入社して1週間、新入社員に聞いた
「あなたにとって会社とは何ですか?」

うな重についてくる山椒。
人生を豊かにするスパイスってこと。



耳を疑う機内アナウンス
「お客様の中に○○はおられませんか?」

マグロさび抜きを頼まれた方は
おられませんか?




基準がゆるそうランキング。
第3位「通販売上No.1」、第2位「美人アスリート」、
第1位は?

徒歩圏内
 


街頭で声をかけてきたキャッチセールスを
一瞬にしてかわす対処法とは?

余は神であるぞ。汝は何ぞな?



牛丼専門店がライバル店の値下げに対抗して
新サービスを開始。その内容とは?

おカネの単位を「万円」にする。
「牛丼並330万円、170万円のお返しです。」
…ちょっとゴージャスな気分でしょ?




刑務所の服役を終え出所し、
空を見上げて一言?

いかん。
どの雲みても「おっぱい」に見える。




Jリーグ降格の崖っぷち。
熱狂サポーターによる応援ボードの
メッセージとは?

死ぬ気でやれ!死んだヤツはいない!



家賃滞納しそうな人を見抜く、
大家のテクニックとは?

階段を昇り降りする時、足音のしない人



ちょっといい話。
大都会の片隅で起こった小さな奇跡とは?

落とした財布が戻ってきた時、
中身の「千円札2枚」が「二千円札1枚」に
換わっていた。




ひょっとして、我が家だけ!?
お正月に家族揃っての恒例行事とは?

門松に電飾



ひょっとして、我が家だけ!?
お正月に家族揃っての恒例行事とは?

象煮を食う



前世がお坊さんじゃないかと、
ふと思う瞬間とは?

彼岸の墓参りの前の日は、
胸の高揚感で眠れない




ひょんなことから江戸時代にタイムスリップ。
さて、何する?

袴ショップ「江戸ウィン」を開店



思わずTVを二度見した創刊号発売
「週刊○○」とは?

週刊 体臭



ダム推進派が提案した、
全く新しいダムの利用法とは?

水面に太陽光電池パネルを
隙間なく敷き詰め浮かべる




オムライスを看板商品にしたい洋食屋が
考案したインパクトある商品名とは?

雄武羅威主



基準がゆるそうランキング。
第3位「通販売上No.1」、第2位「美人アスリート」
第1位は?

紅白歌合戦の出場歌手選考基準



微妙な人気商品「ボイス目覚まし時計」。
その特徴とは?

寝付くまで市原悦子の声で
日本昔話を聞かせてくれる機能付




新党ブームの中、
ニッチな支持者をターゲットにした政党が誕生。
その名称とは?

スポンサーを探し続ける「協賛党」



コンビニ 国会議事堂前店
ここでしか買えない商品とは?

献金手帳



こんな手帳の活用法があるなんて…。
どんなの?

ほっぺたを手帳でたたくと、
100万円の束でひっぱたかれた気分を
味わえる




カーリング 競技が
冬季オリンピックでNo.1高視聴率。なぜ?

「レ・レ・レのおじさん」率いる
「チーム・バカボン」が日本代表に




刑務所の服役を終え出所し、
空を見上げて一言?


東京タワーって、
あんなに高くて白かったか?




ディープなラーメンマニアなら
聞いただけで行ってみたくなる
ラーメン屋の店名とは?

チャーシュー・リキ



すっかり忘れてた…。
年の瀬に思う今年やり残したことといえば?

世界征服



ひょっとして、我が家だけ!?
お正月に家族揃っての恒例行事とは?

蛸揚げ



耳を疑う機内アナウンス
「お客様の中に○○はおられませんか?」

私のお腹の子の父親はおられませんか?



すっかり忘れてた…。
年の瀬に思う今年やり残したことといえば?

何かし忘れとったんじゃが…。
年のせいで思い出せんわい




Jリーグ降格の崖っぷち。
熱狂サポーターによる応援ボードの
メッセージとは?

窮地に一勝!



基準がゆるそうランキング。
第3位「通販売上No.1」、第2位「美人アスリート」
第1位は?

大好評につき販売期間延長の「大好評」



まさか!こんな方法で…。
高所恐怖症の意外な克服法とは?

上を向いて歩こう



会社の受付嬢がひと目で見抜く
「仕事できなさそうなビジネスマン」の特徴とは?

手の指に「DSタコ」ができている。



微妙な人気商品「ボイス目覚まし時計」
その特徴とは?

目覚まし用ボイスが、
モスキート周波数で
30歳を超えると聞き取れない



オムライスを看板商品にしたい洋食屋が
考案したインパクトある商品名とは?

オムライス 卵の殻をのせて



結婚披露宴 で上司から部下への
不適切なスピーチ例とは?

この2人ならこの先どんな困難にも打ち勝てる
…と思いまして新郎は本日付でリストラ解雇です



先生の評価が真っ二つに分かれた
小学生の夏休み自由研究とは?

矢追純一論



カーリング 競技が
冬季オリンピックでNo.1高視聴率。なぜ?

K点越えするストーンが続出



売れっ子キャバ嬢がツイッターで、
ふと漏らしたつぶやきとは?

今来た客は、売りか、買いか、
それとも模様眺めか…。




街で評判の居心地の良い喫茶店。
どんな店?

客をイメージしたコーヒーを
その場でブレンドしてくれる。




実写版 映画化「宇宙戦艦ヤマト」
原作と決定的に違うところとは?

デスラーの顔色がやけに良い



街頭で声をかけてきたキャッチセールスを
一瞬にしてかわす対処法とは?

つかまれた右腕を切り離し、その隙に逃げる



スプーンの「すくう・混ぜる・曲げる」以外の
新たな用途とは??

「練る」ってのはどうだろう



耳を疑う機内アナウンス
「お客様の中に○○はおられませんか?

当機の機長はおられませんか?



ディープなラーメンマニアなら
聞いただけで行ってみたくなる
ラーメン屋の店名とは?

独特の渋味が自慢の「タカクラ軒」



ダム推進派が提案した、
全く新しいダムの利用法とは?

自由に放水! 『フリーダム』



会社の受付嬢がひと目で見抜く
「仕事できなさそうなビジネスマン」の特徴とは?

カバンから、でっかい壺がはみ出ている。



悩める大人相談室
「会社をリストラされそうです。
どうすればいいですか?」

「私にお任せを…」とこども店長登場



入社して1週間、新入社員に聞いた
「あなたにとって会社とは何ですか?」

隣の家の夫婦喧嘩かな。
あまり深入りしたくない…。




結婚披露宴 で上司から部下への
不適切なスピーチ例とは?

新郎、新婦、はじめまして。



ディープなラーメンマニアなら
聞いただけで行ってみたくなる
ラーメン屋の店名とは?

「オー麺」
…決して一人では行かないでださい




夏休みの公園にて。
ラジオ体操に変わる新たな早朝の風物詩とは?

壊れかけのレディオ体操



牛丼専門店が
ライバル店の値下げに対抗して新サービスを開始。
その内容とは?

牛丼を握ってくれる



大ヒット中の演歌「マグロ漁船」。
サビの歌詞とは?

マグロはあぶったイカで良い ♪



様々な宇宙人が暮らす惑星の
厳しいルール(マナー)とは?

お酒は20歳になってから。



街で評判の居心地の良い喫茶店。
どんな店?

マスターの人柄がアルデンテ



Jリーグ降格の崖っぷち。
熱狂サポーターによる応援ボードの
メッセージとは?

忍者ハットトリッ君、参上!



通販のズワイガニに購入者から苦情殺到。
なぜ?

解凍したらズワイガニごと融けてしまった



話題のスポット「忍者レストラン」。
その特徴とは?

出口を間違えると永遠に
建物内を徘徊することになる。




牛丼専門店が
ライバル店の値下げに対抗して新サービスを開始。
その内容とは?

ドンブリ・キープ



ちょっといい話。
大都会の片隅で起こった小さな奇跡とは?

私の住んでいるボロアパートの
隣の部屋に黒木瞳が引っ越してきた。

 


通販のズワイガニに購入者から苦情殺到。
なぜ?

通販カタログをよーく見ると「ズガイワニ」だった
 


ダム推進派が提案した、
全く新しいダムの利用法とは?

ネッシーを誘致する



街で評判の居心地の良い喫茶店。
どんな店?

居心地良すぎて、
時々マスターが居眠りしている。




受験失敗した友人を慰めるのに
不適切な言葉とは?

お賽銭、ケチったろ?



Jリーグ降格の崖っぷち。
熱狂サポーターによる応援ボードの
メッセージとは?

こんなモノ読んでないで、
試合に集中しろ!



スプーンの「すくう・混ぜる・曲げる」以外の
新たな用途とは??

「このたわけ者めが!」って額にピシッと…。



基準がゆるそうランキング。
第3位「通販売上No.1」、第2位「美人アスリート」
第1位は?

店の看板娘



カーリング 競技が
冬季オリンピックでNo.1高視聴率。なぜ?

氷面に歯の絵が描いてあって、
歯磨きしているように見える




ケータイ ショップ店員から言われて
嫌な気持ちになる一言とは?

結局、どれも同じです



街頭で声をかけてきたキャッチセールスを
一瞬にしてかわす対処法とは?

津軽弁でまくしたてる。



売れっ子キャバ嬢がツイッターで、
ふと漏らしたつぶやきとは?

春になれば津軽に帰れるっぺ。



牛丼専門店が
ライバル店の値下げに対抗して新サービスを開始。
その内容とは?

店員の女の子をチェンジできる(2回まで)



基準がゆるそうランキング。
第3位「通販売上No.1」、第2位「美人アスリート」、
第1位は?

知る人ぞ知る



入社して1週間、新入社員に聞いた
「あなたにとって会社とは何ですか?」

顔で笑って腹で泣くところ。



悩める大人相談室
「会社をリストラされそうです。
どうすればいいですか?」

自ら辞表を提出すれば
リストラではありませんよ




刑務所の服役を終え出所し、
空を見上げて一言?

お~ そ~ら みよ~♪



通販のズワイガニに購入者から苦情殺到。
なぜ?

卑猥ガニだった。



様々な宇宙人が暮らす惑星の厳しいルール(マナー)とは?」

インベーダーゲームは厳禁



基準がゆるそうランキング
第3位「通販売上No.1」、第2位「美人アスリート」、
第1位は?

個性派俳優



基準がゆるそうランキング。
第3位「通販売上No.1」、第2位「美人アスリート」、
第1位は?

演技派女優



これって勘違い!?
自分に気があると思ってしまう
異性の行動とは?

近づいてくるなり、いきなり匂いを嗅ぐ



基準がゆるそうランキング。
第3位「通販売上No.1」、第2位「美人アスリート」
第1位は?

リサイクルショップの「新品同様」



結婚披露宴 で上司から部下への
不適切なスピーチ例とは?

話は手短にいきましょう。
今をさかのぼること45億年前、
地球が誕生したころ…。




街頭で声をかけてきたキャッチセールスを
一瞬にしてかわす対処法とは?

「私じゃなきゃダメなんでしょうか?
次の人じゃダメなんでしょうか?」
と問い詰める。




ちょっといい話。
大都会の片隅で起こった小さな奇跡とは?

オレの住んでいる日当たり最悪の
4畳半のボロアパートの押入れに、
「マツタケ」が生えた!




家賃滞納しそうな人を見抜く、
大家のテクニックとは?

「あんた、おもろいなぁ。芸人さん?」
とカマをかけてみる。
芸人だったらもちろんNG。




刑務所の服役を終え出所し、
空を見上げて一言?」

コーンビーフ食いてぇ…



ダム推進派が提案した、
全く新しいダムの利用法とは?

サスケのファイナルステージとして活用



会社の受付嬢がひと目で見抜く
「仕事できなさそうなビジネスマン」の特徴とは?

訪問先の担当者を「ちゃん」づけ。



基準がゆるそうランキング。
第3位「通販売上No.1」、第2位「美人アスリート」、
第1位は?

アジアンビューティー



家賃滞納しそうな人を見抜く、
大家のテクニックとは?

「あれぇ~?小銭無いやぁ~!」
といつも言う奴




これって勘違い!?
自分に気があると思ってしまう異性の行動とは?

「このクソ豚!」といいながら、
ムチ打ちしてくれる




売れっ子キャバ嬢がツイッターで、
ふと漏らしたつぶやきとは?

潜入捜査始めてから、もう7年…。
辞めるに辞められなくなっちゃったわ。




前世がお坊さんじゃないかと、ふと思う瞬間とは?

何事も三度までは許す



結婚披露宴 で上司から部下への
不適切なスピーチ例とは?

馬子にも衣装ですね…。



ちょっといい話。
大都会の片隅で起こった小さな奇跡とは?

公衆便所に飛び込み用を足したものの
紙がないことに気づき
「助けて~」と叫んでいると、
幼稚園児くらいの小さな手が
ドアの下の隙間から
カエデの葉っぱを差し入れてくれた。(実話)




「日本で一番行きたくない水族館」
の称号を贈られた水族館。なぜ?

入場者数より退場者数の方が
必ず1日20人少ない




「日本で一番行きたくない水族館」
の称号を贈られた水族館。なぜ?

水槽がひのき風呂



カーリング 競技が
冬季オリンピックでNo.1高視聴率。なぜ?

ストーンの代わりに、
縮こまった真央ちゃんを投げた



結婚披露宴 で上司から部下への
不適切なスピーチ例とは?

部下である新郎の趣味は
骨董品集めだそうです。
新婦を見ればお分かりかと…。




コレって要るの?
新型冷蔵庫の新機能とは?

氷がトリプルアクセルしながら
製氷庫へ落ちる「真央ちゃん」機能。




ちょっといい話。
大都会の片隅で起こった小さな奇跡とは?

拾った宝くじ、300円当選。





 ↑   ↑   ↑   ↑



あらためて…




ヒマだったんですねぇ。(苦笑)












都知事選・都議補選を一言で振り返る



どうも
三流亭まん丸でございます。


都民有権者の一人ですので、一応この結果だけには触れておかないとね。

ま、こんな感じでしょうかねぇ。


都知事選、小池勝利の要因は「現職」だったということに尽きる。

8年間権力の座にいたことで培った各種団体との利権関係をフルに利用した集票支援に加え、裏でしたたかに既存政党への支援を求めその支持団体からの支援をとりつけ、それらの支援をしっかり固める一方で、そういう権力・利権を駆使した選挙戦法をほとんど表に出さなかった作戦。

策士・緑のタヌキ、褒めたくはないけど見事としかいいようがない。

対抗馬と見られていた蓮舫の失速は、国政対立を都政に持ち込もうとしたことに対して都民有権者が拒否感(違和感?そうじゃないだろう感?)を示したこと、全面そして前面に出て支援に回った共産党への「立憲はまだしも共産党は絶対に嫌だ」アレルギーの強さを見誤ったこと。

石丸の躍進は、既存政党によるいまだに続く旧態依然の政治のやり方、そこから端を発して何度となく繰り返される不祥事に対して自浄作用すら働かない既存政党の現状に失望し、あきらめ、三下り半を突きつけたいと考えた有権者の受け皿になりえたこと。

立候補の際に「政治屋を潰す」と宣言した石丸のその言葉こそ、既存政党による相も変らぬ従来の政治に辟易した有権者の意思そのものであり、その思いの数が石丸の得票数だったと思いますねぇ。

都議補選にしても、9選挙区で自民はわずか2勝(6敗)、かといって立憲もわずか1勝、共産・維新は全敗(共産0勝4敗、維新0勝2敗)、残りの議席は地域政党であったり無所属だったり(無所属2・都民ファ―スト3・諸派1)という結果でしょ。

自民党はダメだけど立憲もダメ、いやいや、既存政党による従来型政治そのものへの有権者の失望とダメ出しが、この結果からみてとれるわけで。

なんかね、これまでの選挙で争われてきた政党間の「保守vsリベラル」という対立軸が、この都知事選・都議補選で、既存政党による旧態依然の従来通りの政治体制を「維持するかvs一掃して変えていくか」という対立軸にガラッと変化したような感じがしますねぇ。


それにしても…

自民にはお仕置きを、共産と組むような立憲にはまかせられない、現職は信任するも過半数は与えず緊張感を持たせた(2位3位合計すると、現職得票数を上回る)、「コストパフォーマンスだけが政策の是非の判断基準」という視野は狭いがイキのいい有望そうに見える若手は、叩き潰すことなく、見識を広めてもらうべく経験を積ませて次の機会を与えた。

今回の都知事選・都議補選、都民有権者のその絶妙なさじ加減に感服いたしました。

投票率もアップ、政治に対してさじを投げなかったですしね。

以上でございます。



…ぜんぜん一言じゃないって? (苦笑)
 



プロフィール

三流亭まん丸

Author:三流亭まん丸
オヤジギャグ好きの
ただのそこらへんにいる
ちょいエロオヤジでございます。
あること・ないこと、
真偽のほどはいい加減。
そんな記事により
皆様に何か不都合が生じた場合、
その責任は痛感いたしますが、
責任はとりません。(笑)

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