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まん丸、メジャーへの道 6

あることないこと 話半分でお付き合いくださいませ

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2022.05.31

せんべい







せんべい



どうも
三流亭まん丸でございます。


5月半ばから続いていた
梅雨の走りのような雨は止んだというのに
私の精神は、ひたすら病んでましたよ。

生とは?死とは?という
決して正解のない難問の底なし沼に
ズブズブとハマっていっちゃいまして
自分でもこのままじゃマズいな・・・
って真剣に思い悩んでおりました。

でもね、そんな時こんなシーンに出会って
おもわずホッと力が抜けたんですねぇ。

こんなシーン、それは・・・


日曜の朝早くのこと。

春日部まで行くために、
浅草から東武線に乗っておりました。

座席がチラホラ空いているくらい。

70前半くらいの細身ですらりとした、
白いワイシャツ、よれっとした紺のスラックス、
黒い小ぶりのリュックを抱えた
人の好さそうな初老のおじさんが
曳舟(浅草から2駅先)から乗ってきましてね、
私の向かいの席に座ったんですよ。

そのおじさん、すぐに膝の上でかかえていた
黒いリュックのポケットのファスナーをあけまして、
なにやらゴソゴソ・・・。

出てきたのは1枚のせんべい。

おじさん、ニコニコしながら、
小分け包装のビニルをあけまして、
両手で大事そうにそのおせんべいを・・・、
そう、リスがどんぐりを食べるかのように、
小さな口でちょっとずつ、
少しづつ食べ始めましたんです。

そうですねぇ、直径5cmくらいの
小さなおせんべいだったんですけど、
北千住駅(曳舟から5駅)まで時間をかけて
ゆっくりと食べ続けたんですねぇ。

食べ終わったおじさん、
満足そうな笑みを浮かべてましたねぇ。


と、再びリュックのポケットを
ガサゴソし始めたかと思ったら
先ほどのと同じ、
新たなおせんべいを取り出しまして。

おじさん、これをまた
ハムスターがひまわりの種をかじるかのように
両手でその小さな口に運び、
ちょっとずつ、少しずつ食べ始めたんです。

相も変わらない笑みを浮かべながら
ちょうど西新井駅に到着するタイミングで
そのおせんべいを食べ終わりました。
(北千住~西新井は4駅)


と、黒いリュックのポケットから
全く同じ3枚目のおせんべいが!

おじさん、今度は
振り下ろされた真剣を
柳生十兵衛が白刃取りしたかのように
そのせんべいを両手で挟み込んで口元へ運び、
三たび、ちょっとづつ、少しづつ
食べ始めたんですねぇ。

西新井、竹ノ塚、谷塚・・・
で、計算されつくされたかのようにピッタリ3枚を
ちょうど電車が駅のホームに
滑りこむタイミングで食べ終わり
そのおじさんはその駅で降りていきました。


その駅、草加 (笑)



なんかね、
なんでかわかりませんけど、
この出来すぎた出来事に立ち会えて
とても幸せな、救われた気分になりましたよ。



とはいえ、よくよく振り返ると
いくら空いている車内とはいえ
こういうご時世に普通電車の中で
モノを食べるのはちょっとねぇ。(苦笑)

・・・え?

「カタいこと、言うな」ですって?


カタくていいんですよ。
せんべいなんですから。

それにね、
車内でせんべいだけ食べるなんて
あられもないわけで。(笑)














モヤモヤが晴れるまで



どうも
三流亭まん丸でございます。


ここのところの空模様のように
心の中がどんより・・・
モヤモヤしているのでございます。

いろいろ考えさせられることが・・・。


第2次世界大戦後、77年かかって
国際社会が積み重ねてきた平和への努力、
築き上げてきた国際協調という枠組みが
力を持っているたった一人の狂人によって
一瞬で吹き飛んでしまったことに対するショック。

その狂人のくだらない欲望の実現の為に、
残酷・冷酷そして容赦なく、
無情に奪われていく数多の人の命。

倫理的には一人一人の命は
とてつもなく重く尊いものではあるが
物理的にはあまりに小さく弱い。

その小さく弱い一人一人の命は為す術もなく、
圧倒的な物理的力を持つ狂人の意思によって
まるで無いモノかのように蹂躙されてしまう。

個の命の尊厳の偉大さを説いてみても、
野蛮で下劣な強大すぎる物理的力の前では
あまりに無力であることを思い知らされる。

生きる権利、生きる自由、生きる尊さを
いくら声高に叫んでみても
狂人の耳にはまるで届かない。

自分の命が狂人に弄ばれている。
自分が生きるその保証は
狂人の意に委ねられている現実。

これまでに自分の中で培われてきた
命、生の概念が覆ってしまった。

命、生は当然に尊重されるモノではなく
戦い守り抜いたものだけが得られるもの

そんな風に。



その一方で、そのせっかくの命を
自らの手で終わらせてしまうこともある。

上島竜兵さんの訃報。

オヤジの死は突然訪れたが
でもそれは自然の摂理というか法則・・・
順序というか、来るべき時が来たわけで
その時は悲しい思いをしたが
心でそれを受け入れることはできた。

でも、
当人にしかわからない事情があったにせよ、
上島さんの死は、なんとなく自分の中で
受け入れられないでいる。

大自然の大きな営みというか、
悠久の時間の流れの中に
当然に位置づけられている死とは
異なるからなのか。



と思う一方で今朝の報道。

日テレ・河村アナウンサーが
脳出血で54歳で急逝。

生きていることが至極当然、
明日という日は普通にやってくる、
そこに突然やってくる死。

自分が死んだことさえ、
気づいていないかもしれないほど
突然やってくる死。

そんなことを、
もし今の自分だったら
受け入れられるのだろうか?

ならばいっそのこと
命の幕引きを他に委ねるのではなく
自分の意思で設定し
そこまでを後悔せぬよう精一杯生き抜いて
時が来たらその幕を閉じるという考え方も
有りなのかもしれない・・・。



あらら・・・

ちょっと危なくなってきたかな。(苦笑)




ま、とにかく生と死について、
これほど考えさせられている日々は
これまでの五十有余年の人生において
なかったです。

なんかね、そういう思考や感情が
ボディブローのようにジワジワ効いてきて
ヘッポコブログを書こうという気に
なかなかなれないのでございます。

この心のモヤモヤが晴れるまで
ブログはちょっとの間お休みです。

どうかご了承くださいね。








2022.05.12

あと







あと



どうも
三流亭まん丸でございます。


昨日の朝のNHK「おはよう日本」の
スポーツコーナーのアナウンサーが
「サッカーの祭典・ワールドカップ開幕まで、
まもなく半年・・・」と申しておりました。

朝食の納豆をかき混ぜながら、
なんか釈然としないなぁと思っていたところ
「ああ、あの時と同じだ」ってなことに
気が付いたんですねぇ。

あの時。

とある休日の朝。
9時に起床して居間におりてくると
「あ、もうすぐ朝ごはんだから」と妻。
と思ったら妻のスマホに着信があり
何やら急用ができたようでワチャワチャ。
で気が付けば11時、もはや昼ごはん。

「世界陸上・織田裕二によれば
もうすぐ、は5時間後のことでしょ。
それに比べりゃ2時間なんて刹那よ、
あっはっは。」

・・・まあ、そうかもしれませんが。(苦笑)



で、先ほどのNHKの「まもなく」に戻るわけですが
私の個人的感覚から申しますと
半年は「まもなく」じゃないんですよねぇ。(苦笑)

もし半年が「まもなく」でもOKだとしたら
次の例文たちのまもなくを半年後に置き換えても
違和感が無いはず。


待ち合わせ場所に到着したら、
まもなく(半年後)友人がやってきた。


(足から根が生えて光合成始めるわっ!)


電車に乗り遅れたが、
まもなく(半年後)次の電車が到着した。


(インドの国鉄かっ!)


お爺ちゃんは散歩中ですが、
まもなく(半年後)戻ります。


(すぐに警察に捜索願、出せ!)


当機はまもなく(半年後)
羽田空港を離陸いたします。


(で、2時間後に沖縄かーい!)



違和感、あるでしょ?

ストンと腑に落ちるというか
さーっと澱みなく聞き流せるというか、
そういうものとは真逆の、
「なんか違うよなぁ」っていう
ゴツゴツとひっかかる岩感のような違和感が。(笑)

半年後のワールドカップ開幕と同じように、
開幕したばかりのプロ野球の
優勝が決まる日本シリーズを
「まもなく」ですね、とは言わないしね。

(もっとも、タイガース&ファイターズに対しては
開幕して「まもなく」で優勝の可能性が潰えた、
と言われても何ら違和感は無いですけどね。)



まぁ、時の表現と、
それがどれくらいなのかという感覚は
まさしく人それぞれですから、
半年を「まもなく」と表現しても
違和感を持たない方も
当然いらっしゃると思います。

でもね、やっぱり私は、
半年っていうのは
それなりの期間だと思うんですよねぇ。

ゆえに私なら「まもなく半年」じゃなくて
「あと半年」って言うかなぁ。



もしかしたら天下のNHKアナウンサーも
「サッカーの祭典・ワールドカップ開幕まで、
まもなく半年」と言ってまもなく、
「サッカーの祭典・ワールドカップ開幕まで、
あと半年に迫り」って言うべきだった
って思ったかもしれませんねぇ。

でも、生放送ですからねぇ。

口にしてしまった言葉は取り消せない上に、
よりによって、
サッカーの祭典・ワールドカップの話題でしょ。


後悔したって、

「あと」の祭り

ってことですよねぇ。





【追記】

80歳になっても相も変わらない
ダチョウ倶楽部御三方揃っての
「やぁ~」を見たかったなぁ。

上島竜兵さん、
ただただ、残念でなりません。

慎んでお悔やみ申し上げます。









2022.05.07

DIY







DIY



どうも
三流亭まん丸でございます。


ゴールデンなウィーク、
終わってしまいましたねぇ。

私はどこへも行かなかったですし、
皆様のブログへの訪問もしませんでした。

・・・不義理いたしまして申し訳ありま温泉。

PCも開かず、ブログも書かず、
な~んにもしないで
ただひたすら雷様の如くゴロゴロと・・・

していたわけではなく、
何をしていたかというと
DIYをしておりました。

実は、以前から妻に「作って」と
頼まれていたモノがあったのですが、
なんだかんだと理屈をこじつけて、
逃げ回ってやらずじまいだったんです。

ところがついに、
連休はゴロゴロするぞと決めていた雷様に
妻からの雷が落ちたんですねぇ。

ど(D)うして
い(Ⅰ)つまでたっても、
や(Y)ってくれないの!


その圧倒的なド迫力に

ど(D)うか
い(Ⅰ)のちだけは、
ゆ(Y)るしてください!


・・・てなわけで、DIY。(苦笑)


まあね、
思い込んだら試練の道を行くが男のド根性、
やると決めたら重い腹・・・
じゃなくて重い腰を上げて、
妥協を許さず本気でとことん本格的に。

え~、何を作ったかと申しますと・・・

拙宅と公園との敷地境界にレンガの花壇、
拙宅と隣宅との敷地境界にブロック塀、
その花壇と塀に囲まれた空間にウド鈴木を・・・

ウッドデッキをこしらえたんでございます。


【1日目】
現場採寸・図面作成と材料拾い
ホームセンターへ材料買い出し

【2日目】
墨だし・レベルだし
捨てコンクリート打設
基礎ブロック設置

【3日目】
木材をカットして仮組み、微修正
カットした木材のペンキ下塗り
先行給水配管

【4日目】
カット・下塗装した木材の本組立

【5日目】
ウッドデッキ表面の仕上げ塗装

【6日目】
ウッドデッキに置く作業机の加工・塗装・設置
給水配管を延伸、水栓取付


で完成。

こんな感じに仕上がりました。


ウッドデッキ2



なんということでしょう。

あの殺風景だった、塀との砂利敷の隙間が
木の温もりが感じられるウッドデッキに大変身。

それだけではありません。

花を植える庭などどこにも無いというのに
ガーデニングを楽しみたい奥様の為に
こじゃれた作業机とレトロな水栓が。
これは物置でホコリをかぶっていた
思い出があると思われる小さな机を
加工して塗装し直したもの。

匠からの温かく細やかな心遣い、
奥様は喜んでくれるでしょうか




「ビフォー・アフター」かよっ!



いかがです?

水道屋オヤジの素人大工にしちゃ
なかなかのもんでしょ。(笑)

まあね、作る前は、
うまくできるか不安でしたけど
DIYっていうのは、

ど(D)うなっても
い(Ⅰ)いからとりあえず
や(Y)ってみよう!


という精神が大事なんですねぇ。



てなわけで
最後は、なぞかけを。


え~

「DIY」とかけまして
「日本の原発」とときます

そのココロは?

いまいち安全性に信頼がなく
何か問題が発生して被害が生じても
誰も責任は取らないし補償は無い




でも、拙宅のウッドデッキは大丈夫。

・・・想定外のことがない限りはね。(笑)







2022.05.03

3Rの2







3Rの2



どうも
三流亭まん丸でございます。


ゴールデンウィーク真っただ中。
どっかにお出かけ・・・

してないですよ。(笑)

本日も絶賛・家でゴロゴロ中ではありますが、
今回の記事も予約投稿でございます。

ここのところ「漢字」関連の記事が
続いておりますので、今回も、
2010年4月に書いた
漢字をネタにした記事でお茶を濁します。

なんてったって、時代は3Rですから。(笑)


それではさっそく始めるといたしましょう。


  ↓   ↓   ↓


「ワシ」と「タカ」って
明確に分類されているわけじゃなくて
比較的大きいものが「ワシ」、
小さめのモノが「タカ」なんだそうです。

「ワシは知っていたけど、アンタ、知ってタカ?」
と偉そうにタカ笑い…。



その「鷹」が常用漢字に認められなくて
東京・三鷹市が不満らしいのですが、
私は常用漢字云々よりも、
「部首」に対して不満タラタラ…。


3日ほど前のこと。
長男が「『年』という漢字の部首、何?」と
質問してきました。

「『いちじゅう(※)』じゃなかったけ?」

(※ 干・一十が上下に組み合わさっている)

…そこから始まった長男の
「何で?何で?」攻撃。



『干』は「干(いちじゅう)」だけど、
『千』は「十(じゅう)」。

…『千』が「十」!?

『午』は「十」だけど、『牛』は「牛」。
『南』は「十」だけど、『支』は「支」。
『卒』は「十」だけど、『率』は「玄」。

…「干」に戻って

『幸』は「干」だけど、『辛』は「辛」。
『平』は「干」だけど、『来』は「二」。

…「二」!?

『一』は「一」。
『二』は「二」。
『三』は「三」じゃなくて「一」。
『四』は「ロ(くにがまえ)」。
『五』が「二」。
『六』が「八」。
『七』が「一」。
『八』は当然「八」。
『九』が「乙」。

…数式暗号みたいだなっておい! 

『九』が「乙」かい!?

『九』は「乙」だけど、『丸』は「・(てん)」。
『主』も「・」だけど、
『王』は「王」じゃなくて「玉」…

「玉」!?

…「玉」こそ「・」じゃないのかい?

少し戻って

『公』『典』『兵』は「八」。
『具』も「八」だけど、『真』は「目」。
『県』も「目」だけど、
『見』は「目」ではなく「見」。
『親』も「見」だけど、『視』も「見」。

…って、『視』って「ネ」じゃないの!?

ちょいと戻って

『来』は「二」だけど、『業』は「木」。
『果』も「木」だけど、『巣』は「ツ」。
でも『栄』は「ツ」じゃなくて「木」。

…「木」なのか「ツ」なのかはっきりせい!

『底』は「广(まだれ)」だけど『席』は「巾」。
『常』は「巾」だけど『党』は「小」。
『当』は「小」だけど『光』は「ル(ひとあし)」。
『原』は「厂(がんだれ)」だけど『歴』は「止」。
『厚』も「厂」だけど『灰』は「火」。
『秋』は「禾(のぎへん)」だけど『和』は「口(くち)」。

…「口」!? 

「禾」じゃないの!? 


そして最も納得いかなかったのは

   
 『問』は「口」


なんで「門(もんがまえ)」じゃないんだ?

もはや理解不能。

開いた「口」が塞がらない。




開いた口はなかなか塞がりませんし
ゴロゴロゴールデンウィークで
だら~りと伸びきってしまった精神も
なかなか元には戻らないでしょうねぇ。

2~3カ月くらいかかるかな?

Recover (取り戻す)して
Restore (修復)して
Restart (再始動)する頃には…


もうすっかり、お盆休みですねぇ。(笑)














プロフィール

三流亭まん丸

Author:三流亭まん丸
オヤジギャグ好きの
ただのそこらへんにいる
ちょいエロオヤジでございます。
あること・ないこと、
真偽のほどはいい加減。
そんな記事により
皆様に何か不都合が生じた場合、
その責任は痛感いたしますが、
責任はとりません。(笑)

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