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まん丸、メジャーへの道 6

あることないこと 話半分でお付き合いくださいませ

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ちょこっとだけ復活



どうも
三流亭まん丸でございます。


だいぶ片付いてはきたのですが
いまだ周囲がバタバタしております。
ブログ完全再開は10月18日以降になりそうです。
再開した暁には、またよろしくお願いいたします。




さて、自民党総裁選のはなし。

岸田新総裁という結果になりました。

結論から申しますと、自民党は変わらないことを選んだということですね。

党員党友の地方票で、総得票数において河野さん(335046票)が岸田さん(219338票)を上回りました。第1回投票において河野さんが1位を獲得した都道府県は37にもなります。(決選投票では39票分獲得です)

河野さんの言動や政策にはいろいろと問題点があります。でもその分を差し引いたとしても、今の自民党を変えられるのは河野さんしかいない、河野さんの強引すぎるくらいの突破力・実行力しかない、と党員・党友の方々は考えたのではないでしょうか。

老害が牛耳る露骨な利権誘導と特定者への違法まがいの便宜供与、公文書偽造・改ざん、モリカケ桜不正疑惑まみれ、議論軽視、説明しない国民ないがしろのアベ・スガ政治、それに対して党内からおかしいの声が一つも出ないような物言えない自民党を、河野さんがその突破力・実行力によって変えていってくれ、という日本全国の自民党党員・党友の方々の思いが現れた結果だと思います。

しかし、議員票では、その河野さんは第2位どころか「第3位」。麻生さん・甘利さんらが支持する岸田さんが1位、安倍さんがゴリ押しする安倍傀儡の高市さんが2位という結果になりました。

これまで通り、老害ジジイどもが党内において実権を握り幅を利かせること、つまり「自民党を変革しないこと」を自民党現職議員たちは積極的に選んだというわけです。

新総裁・岸田さんは「聞く力」をアピールしています。

8月26日に総裁選へ出馬宣言したときに発した、おもいきりのいい威勢のいいアベ・スガ政権の不正疑惑に対する姿勢や党改革を目指す内容も、麻生さんや安倍さん、二階さんからの声を「聞いた」途端、みるみるトーンダウンし、大きく変化してしまいました。

しかも新総裁就任後の人事では、説明すると言いながら入院して逃げ回った挙句、いまだ説明の一つもないでしれ~っと復活している汚職疑惑が晴れないままの甘利さんや、加計利権のど真ん中にいる萩生田さんら、アベ・スガ政権の中心にいた、脛にキズ持つ「昔の名前で出ています」方々を、党要職や重要閣僚へ起用するという話も聞こえてきます。

結局、アベ・スガ政治の継承。
岸田さんの顔した安倍政権と何ら変わらないわけですよ。

自民党が自浄作用を取り戻し、世代交代し、老害・利権政治から脱却することを大いに期待しながら、今回の総裁選を目を丸くして注視してきましたが

自民党は何ら変わってない
自分の力で変えることもできないし、
これから変わるつもりもない


ってことが、この総裁選の結果を見て嫌というほどわかりました。
この機が党内改革による再生のビックチャンスだったというのに・・・。
期待が大きかっただけに失望感も甚だ大きいですねぇ。



ということで、自民党の顔、そして今後の方針が決まりました。

自民党は変わらないことを選びました。
自民党は、党を変えるチャンスを自らの手で潰しました。

でも我々は、政治を変えるチャンスを自らの手で潰すわけにはいきません。
今度は自民党員・党友ではない、我々国民が選ぶ番です。

選挙は、有権者の声を政治に反映させる方法の一つですが、自分の主張と何から何まで全く同じという政党・候補者はまず存在しない、むしろ違っていることの方が当たり前なんです。
だから「自分の主張と同じことを主張している受け皿の政党がない、ゆえに誰が当選したって自分の意が政治に反映されない、だから投票なんかしたって意味がない。」となりがちなわけです。
でも、実は選挙というものは、自分にとって良いとなる部分を比べて選ぶのではなく、悪い部分を見比べてどっちのほうがまだマシかを選ぶ、「最悪な方」より「悪い方」を選ぶ、つまり「悪さ加減の選択」なんです。
投票基準は「どっちの方がよりイヤか、そのイヤな方を排除する」なんですね。

烏合集散を繰り返し、政権の挙げ足取りに終始している野党のこれまでの言動と、そして実現困難だけど耳障りの良いお題目を羅列したあくまで選挙目当ての公約をどう評価するのか。

ジジイ共が支配し、権力を私用して利権誘導に終始し、不正に手を染め、議論を軽視し一切説明しない、責任は一切取らない、憲法解釈を歪曲し好き放題やり、経済格差を助長させ、人事権をちらつかせたり不当に行使したりして行政を歪ませ、とどめはコロナ禍対応の無為無策ぶりを見せつけた、徹頭徹尾国民をコケにし続けたアベ・スガ政権の約9年をどう評価し、それを変えようとせず引き継ぐことを選んだ自民党をどう評価するのか。

自分にとって、どちらがよりイヤで、どちらがまだマシなのか。

しっかりとこれまでを検証し、これからを熟考し、間近に迫った衆議院選挙に臨みましょう。
そしてその一票を、自分の考えに従って必ずや行使しましょうね。





【10/8 ちょこっとだけ追記】

「白猫でも黒猫でもネズミ捕る猫はいい猫」という鄧小平の言葉もあるにはあるのですが、私はネズミ捕っても黒猫は支持できませんねぇ。

・・・正確には、黒猫というより、カネに汚い猫かな。私利私欲優先の方々には、公正な政治はできませんよ。

岸田さんの、総裁としての党人事、新首相としての組閣人事。

自民党幹事長:甘利明さん。
2016年に自信や当時の秘書が都市再生機構(UR)と補償交渉していた建設業者から、現金や接待やらで1200万円を受けとった疑惑有り。元秘書とともにあっせん利得処罰法違反と政治資金規正法違反の疑いで刑事告発される(東京地検は不起訴に)。自身の疑惑について国会で自らの言葉で説明するといいながら、体調不良→入院で、説明を一切することなしに、そのままうやむやに。こんな疑惑まみれの方を幹事長にするとは、あまりに酷い。

自民党組織運動本部長:小渕優子さん。
後援会行事(バスツアー)に事務所負担があったのでは?という政治資金規正法違反疑惑に端を発して調査すると、地元有権者へのワインやカレンダー配布等が次々に露呈。地元事務所へ家宅捜索が入る直前に、証拠物件のPCにドリルで穴が開けられていたという強引な力技による大胆不敵な証拠隠滅も。その後に行われた第三者委員会の調査の聞き取りに対して、ご自身も政治資金でベビー用品・化粧品・ブランド服を購入していたことが発覚。しれ~ッと復権して、この方もいずれ、日本初の女性首相候補と言われるようになるんでしょうなぁ。

経済産業大臣:萩生田光一さん。
地元有権者対象のスポーツイベントを多数開催、上位者のための賞品用費用の収支の赤字分を政治資金から補填していた疑惑あり(2019年12月)。御存知・安倍友の代表格で、加計さんとズブズブのBBQ仲間。落選中は加計さんの経営する大学の講師をやっていたそうですよ。

財務大臣:鈴木俊一さん。
五輪担当時代、資金管理団体が2013年からの2年間で、地球33.8周できるのに相当するガソリン代1400万円を計上している。

沖縄担当大臣:西銘恒三郎さん。
米軍辺野古への基地移設にからみ、同関連工事の受注業者から220万円の献金を受け取る。2017年の衆院選最中にも、同関連工事を受注した業者から献金を受けている。2018年から19年にかけて東京・新橋の「ガールズスナック」に11万6000円を政治活動費として支出している。・・・緊急事態宣言解除ですし、私も地元防災協会の会長として、集めた会費で、駅近くのバーのお姉ちゃんたちと政治活動してくるとしましょうか。

まだまだ出てきますよ。

厚生労働大臣:後藤茂之さん。
2009年と14年の衆院選で、選挙活動運動員、後援者が公選法違反で逮捕されるという失態。2013年法務副大臣時代、巨額年金資産消失事件を起こしたAIJ投資顧問株式会社傘下の証券会社から100万円以上の政治資金を受けとる。加えて、この会社の代表から50万円の寄付を受け、同社株式を200株(1000万円相当)も保有していたことも発覚。

農林水産大臣:金子原二郎さん。
2013年、海上自衛隊のパソコン購入に際し、地元業者から購入するよう防衛省へ圧力をかけ、その業者から240万円の政治資金を受け取っていた疑惑あり。

文部科学大臣:末松信介さん。
2010年の参院選で出所不明の1157万円の巨額寄付金を収支報告書へ未記載、16年に政治資金規正法違反で刑事告発される。ちなみに2014年にはエルメス等高級ブランド品を政治資金で購入していたことも露見した。

ワクチン担当大臣:堀内詔子さん。
2014年に6万円の香典代を、2019年に靖国神社への支払い1万2000円を計上し、政治資金収支報告書記載事項をめぐって批判を浴びる。夫は、山梨の一大グループ富士急社長というのに、微々たるお金も自腹を切るのが嫌な方のようで。

デジタル担当大臣:牧島かれんさん。
2019年から20年にかけて、NTT秘書室長から1人5万円のコース料理の接待を複数回受けている。


この人選はハチャメチャもいいとこだな。
どいつもこいつもカネ、カネ、カネ、カネ・・・

やっぱ何も変わらんなぁ。


ちなみに今世間をにぎわせている日大理事による病院建設関連の背任事件に絡んでいる、藪本さんって方、関西圏に病院や介護施設を30施設持つ医療法人「錦秀会」の理事でございまして、自称「年収はイチロー並み」という大富豪なんですけど、ま、ご想像通り、政界とズブズブの方。
安倍さんとは「晋三さん」「藪ちゃん」と呼び合うほどのゴルフ仲間。もちろん安倍さんだけじゃありません。元防衛副大臣・中山泰秀さんの有力後援者で2011年から19年までの間に個人献金・錦秀会名義の献金等で2278万円、田村前厚労大臣にも、元民主党で二階さんに拾ってもらった細野豪志さんにも、そして幹事長時代の石破さんにも政治献金してるっていうんだから、ある意味ありとあらゆる政治家さんたちの表と裏のお財布って感じだったんでしょうねぇ。
この藪ちゃんに便宜を図って、その見返りをいただく、政治家なんてみな、同じ穴の狢。こんな党の金権・金満体質が、岸田総裁になったからといって自浄作用で一朝一夕に変わるわけないですよねぇ。おもいきって悪い箇所はばっさりと切除する、そういう外科的手法でなけりゃねぇ。

投票というメスは、我々貧乏人の国民でも、使えますから。











周囲がバタバタと騒がしいため
落ち着くまで暫しの間(1か月程度)
ブログはお休みさせていただきます。

再開した暁には
またよろしくご贔屓の程
お願い申し上げます。









2021.09.08

総裁選







総裁選



どうも
三流亭まん丸でございます。


自民党総裁選について、今回1回だけ記事を書かせてください。
9月末に結果が出るまではこれについての記事はもう書きませんので・・・

・・・たぶん書かないと思う

・・・書かないんじゃないかな

・・・ま、ちょっと覚悟はしておいてください(笑)



菅さんの総裁選不出馬によって、自民党の地殻変動が起きるかもしれません。一言でいえば「ジジイ政治から脱却するための次の世代によるクーデター」に、この総裁選はなりえるかもしれないってこと。

今回の総裁選は、自民党が自浄再生する千載一遇の好機・・・、

いや、逆だな。

今回の総裁選をそのような意味のあるものにできないと、自民党は「ジジイ達による変革できない時代遅れの政党」と国民に烙印を押され、奈落の底へとまっしぐらに堕ちていくことになる最大の危機になりえるかもしれませんねぇ。



で、唐突ですが、ここでいったん取り下げた記事「顔」の一部を再び掲載いたします。


戦前・戦中から帝国議会を牛耳ってきた藩閥出身者・特権階級、名門世襲や元貴族らが公職追放になったことで、それらに占有されていた国会に、戦後普通選挙を通じて様々な出自の新たな議員が多数加わったこと。

そして保守二大政党だった日本民主党と自由党が1955年に合同、自由民主党が結成されたこと。

そういう経緯もあって自民党は結党以来ずっと、党内にタカ派からハト派、保守左派・中道・保守右派、そういう様々な考え、様々な立場、様々な出自の人が存在していたんですよ。

その多様性のおかげで、国民からの様々ないかなる声もスポンジのように吸収し、スライムのように柔軟自在に対応し、それゆえ国民からのあらゆるその要望に応えながら長期にわたって日本の政権を担ってこれたわけなんですねぇ。

がっちりとした一枚岩のように見えて、実はしなやかでしたたかな変幻自在な政党、それが自民党「だった」んですよねぇ。

そしてその多様性を互いに激しくぶつけ合うも、対立相手を完膚なきまでに駆逐することなく、その存在を党内に常におおらかに許容してきたことが自民党が戦後長期にわたって政権与党の座にいられた要因でもあったわけですねぇ。

つまり、その多様性が互いにけん制しあうことで党内に常に緊張状態を作り出し、結果として政治の質の堕落を防止させる機能を果たしていたんですよ(もちろん、派閥政治の行き過ぎによる金権・金満という弊害により、汚職・買収といった政治腐敗を招く要素もありましたけどね)。

政権を担う主流派と、党内野党の非主流派のバチバチの権力闘争こそが、政治に緊張感を生じさせていたわけですねぇ(三角大福中とかね)。非主流派が、政権を担う主流派を監視し、事あらばその座を奪おうと常に主流派に対して目を光らせていれば、政権を担ってる主流派は、政策の失敗などもってのほか、迂闊なこと、些細なポカやヘマすらできないですもんね。

両者はにらみ合いながら、それが事あるごとに入れ替わり、ある時は互いにけん制し、ある時は手を組み、様々な意見を忌憚なく容赦なくぶつけ合うんです。党内議論は遠慮なく徹底的に行い、丁々発止の議論を重ね主張し、妥協し、集約し、最大公約数が6~7割程度満足できるような政策に仕上げるんです。

そして自民党の強さは、党内において喧々諤々の議論はするけれど、党として決定したことには絶対従うっていうところにあったんですよ。家の中のケンカは外に見せない、つまり野党に対しては一枚岩で抗するんですね。

本来なら、与党にとってかわるはずの野党という形になるはずが、与党内与党にとってかわって与党内野党が政権を奪取するという仕組みが強力に自民党の中に存在していたことで、野党に付け入るスキを与えなかったわけですよ。

ヘマしたら身内に足元を掬われるという緊張感の中、多様性の尊重、バランス、そして闊達な議論、それを経ての決定を、党として一致結束して遂行する。。それをして、刻々と変化してきた日本の状況に柔軟に対応し、日本の舵取りを長期にわたって担ってきたのが自民党という政党「だった」んですよ。


それが、今の自民党は何ですか! (怒)

今の自民党の「一枚岩」は、昔の自民党の「一枚岩」とは全く違って、ただ単に「ジジイの言うがまま」なだけじゃないですか。

情けないなぁ、ホント、情けないですよ。

昔の党内議論が活発だった自民党と違って、今の自民党には、自分の考え、意見を堂々とモノ言おうとする議員がまるでいないじゃないですか。不甲斐ないですよねぇ。

コロナ対策一つとってみても、衆参合わせて387人もの議員がいるのに、党内から党執行部・現政権に対して、「もっとこうした方がいいんじゃねぇか?」「ここはおかしい、こうすべきだと思うんだが」っていう意見や提案が何一つ、誰からも出てこないっていうんだから、心の底から呆れてしまいますよねぇ。

様々な糸で編まれた太い紐は、いきなりぶっつり切れることはまずないですが、同じ糸だけで編まれた紐は、ぶちっと切れやすいんですよ。今の自民党は安倍・菅と一強状態が長く続き一枚岩にみえたかもしれませんが、昔の自民党の「一枚岩」とは全く違う。多様性を失ってしまった今の自民党は、様々な糸が編み込まれた太い紐のような強さがなく、同じ糸で編まれたただ太いだけの糸、ぶちっと切れやすいんですよ。


・・・ま、無理もないですかね。

小選挙区制により各選挙区から議員になれるのはたった1人。党からの公認(支援)がなければ戦えませんよ。しかも公認するしないは党執行部の一存でしょ。党執行部に歯向かって「そりゃ、おかしいぞ!」と声上げられる気骨のある奴なんかいるわけがないですよねぇ。

そういう状況におかれている自民党議員にしてみれば、日本に対して、国民に対して、政治に対して「こうしたい、こうするべきだ、こうあらねば」なんていう自らの政治的信念を貫くことよりも、議員でいられることの方が大事、最重要・最優先課題になっちゃいますよ。その目的を成就することが行動基準のすべてで、「そのためにどうする? 何しておく?」そういう打算で行動している、処世術だけに長けた・・・、そんな奴ばっかりにねぇ。

だからね、議員でいられるように党内有力者であるジジイたちの腰ぎんちゃくに徹するんですよ。従順な操り人形となって、ジジイのお気に入りになれば、いろいろ目をかけてもらえるし、ポストに引き上げてくれるし、選挙の時に便宜を図ってもらえますしねぇ。

己を殺してジジイのいいなりになるメリットはまだありますしね。

ジジイたちの力を背景に、「虎の威を借る狐」として、力を行使し利権を獲得し、おカネを儲けるわけですよ。そういう旨味を知ってしまったら、政治信念がどうだ、政治信条がこうだなんて言って、真面目に政治するのがバカらしくなっちゃますよねぇ。

今の自民党議員は有権者そっちのけで党のジジイたちの為にしか働かない、その結果、自民党議員の政治的能力・資質の劣化が甚だしい。

今の自民党議員たちがこのままじゃ、日本は近い将来立ち行かなくなること必至でしょうねぇ。



・・・と、ここまでが、「顔」に書いた内容。




でもね、やっぱり今のままのジジイのいいなり政治はおかしい、それを疑問に思い危機感を持っていた自民党議員もいたってことなんですね。

菅さん総裁選不出馬で、それらの議員達のその思いが一気に表面化、「このままでは本当にマズい、ならば私が!」という危機感を表し、「これまではこういうところがダメ、私ならこうやる、こうする」というビジョンを掲げた複数の議員が、総裁選出馬の意思を表明しました。

個人的な思いですけど、せっかくなんですから今回の総裁選は、党の危機、いや日本の危機を救うために自ら進んで火中の栗を拾おうと手を挙げた有志達の心意気を汲んで、立候補したいという方は全員、無条件で総裁選に出馬できるようにしてもらいたいですねぇ。つまらん党則(推薦人20人)や、多数派工作だけの烏合集散、派閥力学などで、その意志を潰すようなことはしてもらいたくないんですよ。

総裁選に出たい人は、全部出してやる。そして立候補者たちに、互いのビジョンを俎上に載せさせ、総裁選という場でガチで大いに議論させる。それを通じて次の総裁には誰がふさわしいかを、ジジイの意向や派閥云々ではなく、誰からも縛られることなく議員・党員が自分の意思で、自分の責任で投票し選ぶ。

それを断行することが、自浄作用を失い堕落しきってしまった自民党が、再生のためのスタート地点に着くことができる唯一の手段なんじゃないでしょうか。

ジジイが牛耳る旧態依然の自民党から、ジジイ抜きの新たな自民党に生まれ変わるために、「うっせぇぞ、ジジイども!  お前らのやり方に黙って従ってきた結果が、今の国難ともいうべき状況なんじゃないか! 旧態依然の考え・やり方に凝り固まった、10年先にこの世にいないかもしれないジジイどもには、未知の新たな激動の波に立ち向かう日本の舵取りは任せられん! これからはジジイ抜きでやる! 日本の未来は、日本の未来に生きる俺たちが、担うべきなんだ! 俺たちがやる! もういい加減、ジジイはひっこんでろ!」と総裁選立候補者達がビシッと言う事ができるか。

そしてこの総裁選を「ジジイ政治に引導を渡すべく絶好の機」ととらえ、次を担う世代が、派閥を牛耳るジジイたちの命に従うことなく、自分の政治信念・信条に照らし合わせて、意志と責任と覚悟をもって、党内クーデターともういうべき投票行動を貫き通せるか。

それだけが「自民党はまだ何とかなるかもしれない」と国民に思わせ、衆院選で惨敗しないための唯一の方法だと思いますねぇ。


でもね、立候補者が「やっぱりジジイどもの傀儡だった」「ジジイどもに気づかいしはじめ日和りはじめた」なんてことになったり、一方のジジイたちも、推薦人の確保への妨害、派閥の締めつけ、多数派工作、そういう総裁選後も党内影響力を保つために横やりや裏でゴソゴソ何やら画策し始めた・・・、なんていう従来通りの自民党のやり方がチラッとでも見えてしまったその時は、自民党はジ・エンド。

この期に及んでいまだに「表面だけやってるフリで相も変わらず何も変わってない自民党」と、国民から心底呆れられ、見限られ、見捨てられることは必至だと思いますねぇ。



河岸の 破石の高き こころざし
澱み聖めて 流れ正しく




今回の総裁選でこれができるか否か、それが直後に行われる衆院選の結果に連動する、私はそう思いますねぇ。






【総裁選スタートにつき追記(9/19)です】

新たなことを始めようとするならば、これまでやってきたことの検証はセットでなけりゃなりません。検証なしに次から次へと新たなこと始めたって、そりゃ下手な鉄砲と同じ。バンバン撃ったって明後日の方向じゃ当たるはずがないですし、その撃たれる鉄砲玉にはすべて我々の税金が投入されているんですから、数撃ちゃ当たる、百発一中じゃ困るんですよ。一発必中でなければね。

まあ一発必中は無理にしても、十発撃ったら最低半分以上の六発は的中させてほしいわけで、その当たる確率、その精度をよりあげるにゃ、いろいろ撃ち方を検証しなきゃダメだってこと。これまでの撃ち方を徹底的に検証し、良かった点はそのまま継続し、問題があれば改善・是正し、次の施策に反映させていかなければ、当たる確率は上がっていかないでしょ。

この検証という作業がなければ、世の中は一向に良くならないのは当たり前だのクラッカーなのでありますよ。


自民党総裁選で四候補が未来のビジョンを語り議論するのは結構なことなんですが、こと、安倍菅政権9年間に対する評価を尋ねられると、揃いも揃ってごにょごにょ口を濁すのはどうにもこうにもいただけないですよ。

裏で党を操り続けているジジイたちに忖度しているのかもしれませんけど、安倍菅政権の9年間の、引き継ぐべき良かった点(個人的には何一つ思いつきませんけど・・・)、改善・是正していかなければならない失敗した点を、忖度なしにきっちりと検証しなければ、これからの新たな方針・施策など出てくるはずがないでしょ? 

つまりね、「安倍菅政権の検証はしない」というスタンスで語られるのであれば、新総裁四候補者のビジョンは、所詮「絵に描いた餅」ってこと。そして、その絵に描いた餅を見比べて「どの餅がいいか」と選んでみたところで、その絵に描いた餅は我々の空腹を満たすことは絶対にありえないわけで、そこを基準に新総裁を選ぶのは全くもって意味がないわけです。

検証もなしに掲げた施策など、それは選挙の為だけの耳障りのよいキャッチフレースにすぎません。安倍菅政権をしっかり検証するか否か、そこに対するスタンスで、その候補者の、自らが語る将来のビジョンに対する真剣さ本気度がわかるってもんですよ。

つまりね、誰を次期総裁に選ぶべきか、その最も重視すべき絶対に見逃してはならないポイントは、安倍菅政権の9年間に対する検証をしっかりすることができるか否か、この一点。

ここを曖昧模糊にするような方が新総裁になっても、国民と乖離した政治は、何も変わらないと思いますよ。








2021.09.04

予想







予想



どうも
三流亭まん丸でございます。


ここのところ私の周辺が慌ただしく
意外とバタバタしておりまして
週1くらいの更新ペースになっております。
ま、「自粛、自粛、まだ自粛」という状況の中
ほぼ何もしてないからネタ切れで
書きたいと思うことがあまりないので
ちょうどいい感じですけどねぇ。(苦笑)

政治も慌ただしくバタバタしてますねぇ。
日々刻々と状況が変わってましたけど
ついに菅さん、総裁選不出馬という・・・。

イコール退陣、政権崩壊ですからねぇ。

これまでの特定のジジイによる専横政治に対して
党内に鬱積した不平不満を、
スガ抜き総裁選実施するこで
「ガースー抜き」したってことですかねぇ。

ま、(あくまで)個人的には
日本語で会話が成立しない
中身を伴わないスカスカ・スガ首相でなくなって
ちょっとだけスガスガしい気分ですねぇ。



てなことで、今回のテーマは「予想」。

自民党新総裁=次期首相の予想・・・ではなく、
こちらの予想でございます。


上野動物園に双子のパンダが生まれましたねぇ。
男の子と女の子だそうですよ。

名前の募集が始まってるっていう話を聞きつけて、
読売新聞4コマ漫画「コボちゃん」の妹の名を
「実穂」と漢字まで的中させたこの私が、
シャンシャンの弟・妹の名前を考えてみましたよ。

では早速。

和歌山のパンダには「浜」という
家族ネームがつくようですが、
上野は、歴代のパンダ名を振り返れば一目瞭然、
カンカン、ランラン、フェイフェイ、ホアンホアン、
トントン、ユウユウ、リンリン、シュアンシュアン、
リーリー、シンシン、シャンシャン…と、
同じ音の繰り返し名前がつけられるようです。

それをふまえると、やはり今回も上野伝統の
同音繰り返し名前が付けられると予想しますねぇ。



ではまず女の子の方から考えてみましょうか。

パ・ピ・プ・ぺ・ポ、この音が入っていると、
可愛らしい印象を与えるんだそうですよ。

とはいえ、パンパン・ピンピンは
「公民館にパンパンに溢れるピンピンしてる高齢者」
みたいな感じだし、プンプン・ペンペンは
「プンプン腹立てたママが子供のお尻をペンペン」
みたいでしょ。

ってなことで、「ポンポン」はいかがでしょうか。

・・・パンダっていうよりタヌキだな、こりゃ。(苦笑)



次、男の子。

男だからチ○チ○なんていう、
しょーもない下ネタは即却下。

最近は草食系男子ばかりですから、
やっぱり活発でやんちゃな感じが
いいですよね。

・・・ってパンダは笹食ってんだよ! 


パンダが草食系男子ならば
やんちゃよりも優しくて愛らしい感じの
名前がいいかもしれないですねぇ。

とはいえ、なかなか難しいので、
アから順に当てはめてみましょうかねぇ。

粒あんを漉しあんで包んでアンアン、
雷鳴がインイン轟いて、
ウンウン便秘がエンエン続き
涙がオンオン頬を流れる、
のど自慢鳴る鐘2つカンカンと、
キンキン・ケロンパ愛川欽也、
「なんか臭ッ?!」と鼻をクンクン、
ケンケン・チキチキ・キヒヒヒヒ、
コンコンなら黄色いベンザ、
中締めサンサン七拍子、
深夜降る雪シンシンと、
そっけないのはスンスンで、
悪いことは当然センセン、
知らなきゃソンソン、タンタン麺、
生意気ツンツン、住居テンテン、収支トントン、
あんたあの娘のナンナンさ、
ニンニンハットリ、かわうそヌンヌン、
ネンネンころりよおころりよ、
ノンノン失恋記念日・石野真子、
兄弟仲良く何でもハンハン、
ヒンヒン馬がいなないて、
フンフン合槌打ちながら
一人で変なら二人はヘンヘン、
ホンホン・・・

ホンホン・・・

ホンホンねぇ・・・

のほほんとした感じがしていいかも。

でも男の子なら「ホンホン」じゃなくて
「ボンボン」のような気が・・・。(苦笑)



最後は、○ン○ン以外のケースでも思考。

2頭一緒に呼ぶことが多いでしょうから、
一緒に呼んだときに音感というか、語感というか、
ゴロが良く、リズム感があるのがいいですよね~。

「セブン」「イレブン」・・・いい気分?!
「安心」「安全」・・・今は「ファンファン」と「キキ」。
「さくら」「さく」・・・「寅」の方がしっくりくる
「ニッチ」「サッチ」・・・どうにもブルドッグ。
「インテル」「入ってる」・・・ぴぽぱぽん ♬
「校長」「絶好調」・・・もはやダジャレ。

ダメだなこりゃ、しっくりこない。



やっぱり、当ブログでは上野のパンダは
○ン○ン系の名づけがなされると結論。

女の子 「ポンポン」

男の子 「ホンホン」

これが双子パンダの名前予想。



てなわけで。

「パンダ双子の名前を予想する」、
これにておしまいでございます。

チャンチャン ♪










プロフィール

三流亭まん丸

Author:三流亭まん丸
オヤジギャグ好きの
ただのそこらへんにいる
ちょいエロオヤジでございます。
あること・ないこと、
真偽のほどはいい加減。
そんな記事により
皆様に何か不都合が生じた場合、
その責任は痛感いたしますが、
責任はとりません。(笑)

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