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まん丸、メジャーへの道 6

あることないこと 話半分でお付き合いくださいませ

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2023.07.20

梅干し







梅干し



どうも
三流亭まん丸でございます。



三連休を利用して妻の両親が住む南房総・白浜へ、
いろいろと力仕事や畑仕事のお手伝いをしに
行ってきました。

80歳過ぎの高齢者だけの家では普段、
なかなかできないこともありますので…。


さて、その白浜の家の庭には
たいそう立派な梅の木がございまして、
昨年は30キロ超の実が収穫できたとのこと。

毎年毎年、その梅を使って
梅干しを作るのが楽しみなんだそうです。


…で、6月末のこと。

今年もたわわに実ったので
お義父さん、お義母さんは

「あすた(明日)にでも収穫すんべかのぅ」


ところが翌朝


   !!!


あれほどなっていた実が
梅の木から見事に消えて
な~んにもない!




なんでもここ1~2年、
近所の畑でも収穫間近の野菜とかも
ちょこちょこやられているんだそうで、

「あ~あ、やられちまったのぅ。
きっと誰かが盗ってったにちげぇねぇ。
もすこす(もう少し)早く
採っちまえばよかったのぅ…」


そして、去年漬けた梅干しを食べながら


「はぁ、今年はすっぱいじゃ」



と、なんとも残念そうに…。




ということで、
学校夏休み期間となりました。

夏休みは工事の繁忙期。

毎年恒例のことですが、
ブログをしばらくお休みさせていただき
本業に集中させていただこうかと存じます。

(ときどき時間が空いたら
更新するかもしれませんが…)

今年も酷暑の夏になりそうですが
皆様もくれぐれも御身体、
ご自愛くださいね。

それでは。








2023.07.13

クマ







クマ



どうも
三流亭まん丸でございます。


東京は暑い日が続いております。

梅雨時の物凄い湿気に加えて
連日の35度超え。

もうね、せいろの中で蒸されている
たっぷり肉の詰まったブタまんの気持ちが
よ~くわかる…。(笑)

…てなわけで。

今回はちょっと涼しくなるような
お話をしようと思います。



「涼」といえば夏の北海道。

ほんとね、おカネとヒマがあるのなら
毎年6月~9月の間、
ずっとず~っと滞在したいですよ。

でも、北海道っていえば、クマがねぇ…。

今年はあの大都会・札幌の住宅街でも
ウロウロ出没してるとか…

ほんと、クマったもんですねぇ。



クマはデカいですから、捕まったらアウト。

それでいて足が速い(時速50~60km)ので
たとえボルトでも走って逃げ切ることは無理。

図体に似合わず木登りもとても上手ですから
木に登ってやりすごそうなんていうのは
自分で自分を窮地に追い込んでいるようなもん。

もうね、
クマの被害にあわないようにするには
クマに出会わないようにすることしか
究極的にはないわけですよねぇ。



で、クマに出くわさないための方法としては
「小さな鈴を身に着けておく」というのが有名。

クマも元来人間のことが怖いらしいので、
「ここに人間がいるよ、こっちに来ないでね」
と鈴の音で教えてあげるんだそうです。

あとね、足元を注意しながら歩くというのも大事。

クマのフンがあったらそこはクマの縄張り、
近くにクマがいるという目印なわけです。

そんなこと言われても
クマのフンの特徴がわからない


…ごもっとも。

では、これから
クマのフンの特徴をお教えいたしますので、
よ~く覚えておいてくださいね。


クマのフンには
だいたい小さな鈴が紛れています。




…少しは涼しくなりました?




ブタまんみたいなお腹の私なんて、
クマからしてみりゃ
超ご馳走なんでしょうねぇ。








2023.07.07

ぜんざい公社







ぜんざい公社



どうも
三流亭まん丸でございます。



中央官庁ひしめく霞ヶ関…のはずれ。

「ぜんざい公社」なる看板がかけられたビルをみつけ、久しぶりにぜんざいでも食べてみようかという気になり受付へ。
「あのぅ、ぜんざい食べられるんですか?」
「はい。」
「あのぅ、ぜんざい食べたいんですけど…」
「2階1番窓口で手続きしてください。」
とぶっきらぼうな対応。



2階に上がって1番窓口へ。

「あのぅ、ぜんざい食べたいんですけど…。」
「では、こちらの申請書に必要事項を記入して持ってきてください。記入用テーブル・ペンはあちらです。」

「『申請者名』に名前を書いてっと。『年齢』は40歳。『職業』は会社員。『住所』は東京都○○区。『電話番号』『携帯番号』『メールアドレス』『家族構成』『同居人』『尊敬する人』『苦手な食べ物』『好きな異性のタイプ』『既往症』『血圧』…。ぜんざい食べるのに何でこんなことまで書かにゃいかんの? ブツブツ…。」

「はい、書きました。」
「内容確認しますので、あちらでお待ちを。」

…フロアには私以外誰もいないのに15分経過。

「では、この申請書を持って3階の2番会計窓口へ行ってください。」



3階2番会計窓口。

「申請書もって来ました。」
「はい、じゃあ申請手数料300円納めてください。」
300円支払います。
「では、この申請書と申請手数料受領書を持って、2階1番窓口へ行ってください。」



2階1番窓口。

「お金納めてきました。」
「申請書と申請手数料受領書を最終確認させてください。それまでの間ちょっとお待ちください。」

…フロアに私以外誰もいないのに15分経過。

「大変です!! 血圧欄、上が80、下が120ということで健康状態に異常があります。医師の診断書が必要です。5階に診療所がありますのでそこで受診し診断書を書いてもらってください。」
「上下間違えて書いただけなん…」
「すぐに5階へ行ってください。」



5階診療所。

「すいません。診察してもらえますか?」
「どれどれ? …ちゃんと脈打っているようだから、ぜんざい食べるのには問題なしじゃ。」
「はい、これ診断書。この診断書を持って3階2番の会計窓口へ行きなさい。」



3階2番会計窓口。

「診断書もらってきました。」
「では、診断料および診断書発行手数料で300円納めてください。」
300円支払います。
「申請書と申請手数料受領書と診断書と診断書発行手数料受領書をもって、2階1番窓口へ行ってください。」



2階1番窓口。

「書類はこれで全部揃いました。」
「ようやくぜんざい、食べられるんですね。」
「まだです。ぜんざいにお餅を入れますか?」
「え? ぜんざいって普通お餅が入って…」
「もし入れるようでしたら、トッピング追加手続きが必要になりますので、4階3番窓口で手続きしてください。」



4階3番窓口。

「トッピングでお餅ですね。1個につき100円ですが、何個入れますか?」
「3個、お願いします。」
「お餅は焼きますか?」
「あ、焼いてください。」
「焼くと1個当たり50円高くなりますが、よろしいですか?」
「…焼かなくていいです。」
「ではこの『トッピング追加手続書』を持って3階2番会計窓口へ行ってください。」



3階2番会計窓口。

「お餅3個トッピングで300円を納めてください。」
300円支払います。
「では申請書と申請手数料受領書と診断書と診断書発行手数料受領書、そしてこのトッピング追加手続書とトッピング料受領書を持って2階1番窓口へ行ってください。」



2階1番窓口。

「手続きはこれですべて完了です。ではこの手続き完了書を持って3階2番会計窓口へ行き、ぜんざい代3000円を納めてください。」
「エエッ!? すでに900円も払ってるんですけど…。」
「900円は手続き費用です。」
「ぜんざい3000円って高すぎやしませんか?」
「もし金額にご納得いただけないようでしたら、申請を取り下げることもできます。その場合、手続きとして今までの手順をすべて逆に回っていただき…」

「…わかりました。食べます。」



3階2番会計窓口。

「ぜんざい代3000円を納めてください。」
3000円を支払います。
「はい、こちらが食券になります。この食券を持って別館へ行っていただき、ぜんざいをお食べください。」
「別館?!」
「はい、こちらの建物は手続きする場所で、食べる場所は異なります。」
「じゃあ、別館の場所を教えて下さい。」
「2階1番窓口へ行って、お聞きください。」



2階1番窓口。

「別館はどこですか?」
「このビルを出て、目の前の道を西へ真っ直ぐ30分ほど歩いたところです。」
「30分?!」
「あ、お食べにならないようでしたら、申請取り下げていただくこともできます。その場合、手続きとして今までの手順をすべて逆に回っていただき…」

「…わかりました。行きます。」



夏のギンギラ太陽が照り付ける中、汗だらだらで言われたとおりに30分歩くと、「ぜんざい公社別館」の看板が。
中に入るとガランとした食堂のような所に愛想のない担当職員が1人立っています。
暑い中さんざん歩いてきたので、喉がカラカラです。

「とりあえず冷たい水をいただけますか?」
「では、本館で、手続きしてください。」
「…水はいいです。ぜんざいください。」


食券を手渡すと、職員はそのまま厨房へ。

待つこと20分…。



やっと出てきたぜんざい。

バクっとくらいつきます…が、全く甘みがない!

「これ、全然甘くないんですけどっ!!」

と文句を言うと、その職員は、


「そりゃそうです。甘い汁は全部公社が吸いましたので。」 






マイナンバーカードを使うと、
ぜんざい食べるまでの手続きが
簡単・便利でスピーディーになります。

諸費用もカードに紐づけされた口座から
自動引落としされますので超楽チンですよ。


でも、ぜんざいは
全く甘くありませんので、
あしからず。

(むしろ苦々しいかも…)






2023.07.02

さよならの日







さよならの日



どうも
三流亭まん丸でございます。


とうとう来てしまいました、
さよならの日が…。(涙)

今年50周年を迎えた中野サンプラザは、
51周年を迎えることなく、
本日2023年7月2日に閉館いたします。

中野サンプラザ、お疲れさまでした。

そして…

50年間、どうもありがとう!




ちなみに本日、
サンプラザ50年の大トリを飾るのは
山下達郎さんのライブでございます。

まさしく

さよなら、夏の日~ ♬

ですねぇ。(涙)





中野のランドマークであり、シンボルであり、
中野のアイデンティティだったサンプラザ。

中野で生まれ中野で育ち中野で生きる、
常にサンプラザの姿が見ながら暮らしてきた
これまでの私の53年の人生。

小中学校でのイベント、成人式、友人の結婚式、
地域コミュニティの会合・カルチャースクール、
地元組合の忘年会や賀詞交歓会、
プール、ボーリング、レストラン、コンサート等々…
「サンプラザ無くしては今の自分は存在しえない」
といっても過言でないほど
サンプラザはそこに存在することが
当たり前だったわけですよ。

それなのに、ああ、それなのに…。

サンプラザの無い中野なんて
クリープの無いコーヒー…
横綱休場の夏場所…
シャンシャンのいない上野動物園…
ネギマのない焼き鳥セット…
みたいなもん。

悲しいなぁ、寂しいなぁ。



多くの区民の「残してほしい」の声を無視して
中野駅北口再開発という名目の
大手ゼネコンと政・官絡んだ都市開発利権の為に
その姿を消してしまうこと、
そしてそれに対してまったく有効な抵抗もできずに
指をくわえてこの日を迎えてしまったこと、
サンプラザを愛する私としても
ただただ後悔、甚だ無念でありますねぇ。

私も隅っこの隅の隅ではありますが
一応建築業界に身を置く者ではあります。

そこ(業界内)で相も変わらず蔓延っている
「凄いハコモノ(ビル)さえ作ればいい」という
安易で貧しい発想力と、
「スクラップ&ビルド」=「再開発」という
旧態依然の固定観念、
本当に呆れかえっておりますよ。

そりゃあ、新しくなれば
機能的で利便性は良くなるかもしれませんが、
この発想、このやり方では
画一的で凡庸で無機質な建物ばかりが並ぶ
どこぞの駅前と変わらぬ光景、
「ここ、中野なの? 〇〇と同じじゃん」
なんてことになっちゃうんですよ。

「中野」=「サンプラザ」=「白い三角形の建物」
という日本全国の人々が持って下さっている認識を、
貴重な財産として受け継ぎ、
それを利用して特徴のある街づくりに生かさなきゃ。

壊してしまったら何も残らない。

なんでヨーロッパのように
伝統のあるシンボリックな建物を
修繕し再生し上手に生かし利用する、
それを軸というか中心とした特徴ある街づくりを、
中野においてしようとしないんでしょ。

百歩譲ってどうしても既存建物を
解体しなけりゃならないとして、
もし私が新築の設計担当だったら、
ただ高くてでっかい真四角のビルなんて
絶対に作りませんねぇ。

大きさはでっかくなるかもしれませんが
超耐震・多機能・高機能を備えた
既存と全く同じ独特の三角形の
「シン・サンプラザ」を作りますよ。



…と、いくらボヤキまくっても
今日でサンプラザは閉館し、
2024年度から解体工事が始まり、
この独特な三角のフォルムは
その姿を消してしまうのです。


サンプラザ


そしてその4年後の2028年に、
高さ250m超の四角いハコモノ、
「NAKANOサンプラザシティ」が
できるんです。


8.jpg



さよなら三角 またきて四角



「再開発なんてそういうもんだ」
と受け入れなければならない…
のかもしれませんが、
右肩上がりの成長が望めないこれからの時代に
「再開発の目的=経済の活性化」という
従来通りの商業ベースの目論見が優先され、
そこに、住民が関与していない(できない)、
住民の意思不在のままに行われる再開発に、
いったい何の意味があるのか?
と、つくづく思っちゃいますねぇ。(寂)






プロフィール

三流亭まん丸

Author:三流亭まん丸
オヤジギャグ好きの
ただのそこらへんにいる
ちょいエロオヤジでございます。
あること・ないこと、
真偽のほどはいい加減。
そんな記事により
皆様に何か不都合が生じた場合、
その責任は痛感いたしますが、
責任はとりません。(笑)

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