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まん丸、メジャーへの道 6

あることないこと 話半分でお付き合いくださいませ







都知事選・都議補選を一言で振り返る



どうも
三流亭まん丸でございます。


都民有権者の一人ですので、一応この結果だけには触れておかないとね。

ま、こんな感じでしょうかねぇ。


都知事選、小池勝利の要因は「現職」だったということに尽きる。

8年間権力の座にいたことで培った各種団体との利権関係をフルに利用した集票支援に加え、裏でしたたかに既存政党への支援を求めその支持団体からの支援をとりつけ、それらの支援をしっかり固める一方で、そういう権力・利権を駆使した選挙戦法をほとんど表に出さなかった作戦。

策士・緑のタヌキ、褒めたくはないけど見事としかいいようがない。

対抗馬と見られていた蓮舫の失速は、国政対立を都政に持ち込もうとしたことに対して都民有権者が拒否感(違和感?そうじゃないだろう感?)を示したこと、全面そして前面に出て支援に回った共産党への「立憲はまだしも共産党は絶対に嫌だ」アレルギーの強さを見誤ったこと。

石丸の躍進は、既存政党によるいまだに続く旧態依然の政治のやり方、そこから端を発して何度となく繰り返される不祥事に対して自浄作用すら働かない既存政党の現状に失望し、あきらめ、三下り半を突きつけたいと考えた有権者の受け皿になりえたこと。

立候補の際に「政治屋を潰す」と宣言した石丸のその言葉こそ、既存政党による相も変らぬ従来の政治に辟易した有権者の意思そのものであり、その思いの数が石丸の得票数だったと思いますねぇ。

都議補選にしても、9選挙区で自民はわずか2勝(6敗)、かといって立憲もわずか1勝、共産・維新は全敗(共産0勝4敗、維新0勝2敗)、残りの議席は地域政党であったり無所属だったり(無所属2・都民ファ―スト3・諸派1)という結果でしょ。

自民党はダメだけど立憲もダメ、いやいや、既存政党による従来型政治そのものへの有権者の失望とダメ出しが、この結果からみてとれるわけで。

なんかね、これまでの選挙で争われてきた政党間の「保守vsリベラル」という対立軸が、この都知事選・都議補選で、既存政党による旧態依然の従来通りの政治体制を「維持するかvs一掃して変えていくか」という対立軸にガラッと変化したような感じがしますねぇ。


それにしても…

自民にはお仕置きを、共産と組むような立憲にはまかせられない、現職は信任するも過半数は与えず緊張感を持たせた(2位3位合計すると、現職得票数を上回る)、「コストパフォーマンスだけが政策の是非の判断基準」という視野は狭いがイキのいい有望そうに見える若手は、叩き潰すことなく、見識を広めてもらうべく経験を積ませて次の機会を与えた。

今回の都知事選・都議補選、都民有権者のその絶妙なさじ加減に感服いたしました。

投票率もアップ、政治に対してさじを投げなかったですしね。

以上でございます。



…ぜんぜん一言じゃないって? (苦笑)
 



コメント

私は埼玉県民。ですが30数年住んでいた新宿 気持ちは埼玉都民で当然都知事選は関心事。さすが緑の狸おばさんはしたたかでしたね。組織票を表に出さず確実に票に結びつけ論戦もさけ 1位キープ。2位ではダメですかの蓮舫さん。党首が200万票取れれば意味があるなんて馬鹿な事言っていた立憲党首。都民をバカにしているにもほどがあります。政権を6年後取りますなんて愚か バカそのものを発言。これでは自民が凋落しても立憲は天下採れませんよね。国政選挙を都政に持ち込み 共産とも。これじゃ勝てるはずありません。ちなみに新座市長選挙 現職自民系市長が3選 共産候補 15000票対25000。共産候補は共産の名前は出していませんでしたが市民はご存じ。現市長は100億の余剰金貯めこみ 緊縮財政。福祉後退 変えて欲しかったけど交代はなりませんでした。

2024.07.09  kitchenplaza  編集

現職強し残念!

2024.07.10  卑弥呼です  編集

kitchenplazaさん、コメントありがとうございました。

これまで投票に行かなかった無党派層がたった5%動く(投票率55→60%)だけで、既成政党の自己に都合の良い偏った論理(皮算用)から導き出した屁みたいな目論見など、軽く吹っ飛ばせることが、石丸2位・蓮舫3位でよくわかりました。

やはり選挙に行って投票するという国民自らの意思表示をしていかないと、日本はかわらないですし、すればかえられるんですよ。

国政選挙は最低でも6割、可能であれば7割の有権者が投票してきっちりと意思表示をする、さすればこの既成政党たちに乗っ取られた我々の民主主義が取り返せるかもしれませんねぇ。

2024.07.10  三流亭まん丸  編集

卑弥呼さん、コメントありがとうございます。

したたか緑のタヌキの狡猾策士ぶりは、相変わらず健在だったということですねぇ。

ま、有権者の中に新しい選択基準が芽生え始め、既成政党どもはこれまでの選挙手法が通用しなくなったことに慌てふためいていることでしょう。

国政選挙が楽しみですねぇ。


2024.07.10  三流亭まん丸  編集

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その責任は痛感いたしますが、
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