どうも。
今回はちょっとお固く。
三流亭まん丸でございます。
フニャフニャな生半可ないい加減な知識で
カッチンコッチン!な事を語ろうとするなんとも挑戦的な企画。
まぁるいまん丸が、四角くおさめまっせぇ~。
どうぞお付き合いの程を…。
さて、昨日木曜日は第13回
大喜利グランプリの結果発表の日でした。
お題28
街を歩いてて、景気がよくなったなぁと実感。なぜ?私のボケの結果です。
【優秀作品】
★ 見かける野良猫たちが徐々に太ってきた。 (第1位 35.4pt)
【次点作品】
★ ちょっと前は10円玉がせいぜいだったのに、最近は500円玉を拾うことが多い。
【番外・講評】
★ 開店時間前のパチンコ屋に並んでいる人が少なくなった。
皆様方からの心温まる「ポチッとな」のおかげさまで
第1位&ポイント獲得することができました。
心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
さて、「景気の気は気分の気」なんて申しますが
皆さんのところでは「景気」、よくなってるという実感ありますかね?
私のような末端零細自営業にはまだまだ波及してきていないようです。
というか、大手輸出型企業はここのところの円安進行で絶好調なのかもしれませんが
その好調ぶりが、下々まで行き届くには年単位の時間が必要なのかもしれません。
行き届くまで、もちこたえられるかどうか…。
ゆえに、私に言わせれば、イの一番に「企業業績を上げる」施策を施し
順次、「給料が上がる」 → 「消費が増える」 → 「企業業績が上がる」
という従来の経済サイクルで考えられたアベノミクスは全く評価できません。
それは、この数字を見ればその理由もよくわかってもらえるような気がします。
2013年3月末で大手企業100社の内部留保金は
99兆円大手100社でこの数字ですから、
日本の企業全体で200兆円規模の内部留保金があるのではないか?
とまで噂されているのであります。
企業は、バブル崩壊やその後の厳しい経済を経験してきたせいで
業績が上がっても、万が一の時のために日本の単年の国家予算に匹敵するほどのおカネを
内部留保してしまっているわけです。
これ、すなわち、労働者への利益の分配がなされていない、
給与にその利益が反映されていないおカネがこれだけあるということ。
…というよりは反映しようとしていない、いやする気が無いおカネという方が正確かな。
つまり企業は業績が上がっても、現状ではその利益は給与として支払われない
ということです。
そこでマルノミクス。
私だったら、経済再生のシナリオはまず「給与を増やす」ことから始めますね。
まずこの企業の莫大な内部留保金にべらぼうに高い税率の税をかける。
仮に50%の税率ならば約50兆円を納税しなきゃならなくなる。
となれば、内部留保するより設備投資に回したり従業員へ給与として支払った方が得。
そう会社側に判断させるくらいの高い税率をね、おもいっきりかけるんですよ。
仮に50兆円税収が上がれば単年度国債発行無しで国家予算が組めますし…。
また一定金額以上の利益を上げた企業の法人税税率は引き下げないで
むしろ大幅に引き上げるべし。
利益が出る=高い法人税を納めなけりゃならないんだったら
固定経費の人件費を増やして利益を少しでも少なくしようとするでしょうし
多少無理してでも設備投資におカネを回すんじゃないでしょうか?
カネをためこんでいるところからはカネを吐き出させ
ないところへ回す…これが原則ですよ。
そして申し訳ないのですが、1000兆円にも及ぶ国の借金があるんですから、
消費税廃止や恒久的な引き下げは現実味がありませんので、
消費税税率は時限的に3%へ引き下げ。
これらの政策がうまくかみ合い功を奏せば、
給与が増え個人消費が活発になり、
その一方企業の設備投資需要が増え経済が活発化する。
無尽蔵にじゃぶじゃぶおカネ刷って、
後世に莫大な借金を残さなくたってイケるんじゃないの?
…な~んてね。
労働者への給与が増えたら、労働者がそのカネを内部留保したりして…。
それにこれだけグローバル化が進んでいれば、国際的な要因が複雑に絡み合って
こんな簡単にうまくいくわけないでしょうし…。
まぁ結局、「経済は生き物」、どうなっていくのかだれも正確には読むことができないし
これが絶対!という施策なんかもありゃしないんでしょう。
ということはやはり行きつくところはこれ。
「景気の気は気分の気」
みんながみんな、「ここんところ景気、ちょっとずつよくなってきてね?」
って自己暗示をかけて、そう信じ込むことが
景気回復・経済再生に最も効果的で有効な施策なのかもしれませんねぇ。
なんか最近、「見かける野良猫たちが徐々に太ってきた。」ような気がする…ってね。
以上 まん丸でした。
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