まん丸、メジャーへの道　６

どうも
三流亭まん丸でございます。


今年も、
終息の見えないコロナ禍のせいで
鬱屈した空気に包まれた
閉塞感漂う１年でしたねぇ。

「来年こそは！」と期待するモノの
ウィルスには大晦日も新年も
まったく関係ございません。

コロナウィルスから「今年もよろしく」なんていう
ありがたくない新年の挨拶をされそうですよねぇ。

転ばぬ先の杖と申しまして、
準備や用意はしなけりゃなりませんが、
とはいえ、
先の分からないことに気を回しすぎて
未来を悲観しながら
新たな年を迎えるのも辛すぎます。

せめて年末年始くらいは、
全力で真面目にふざけて大笑いして、
スッキリした清々しい気持ちで、
パア～っと過ごしたいもんです。

で、動画を１つご用意いたしました。
フィッシングやアダルト、怪しげなサイト、
オレオレ詐欺じゃありませんのでご安心を。

クリック　→　https://youtu.be/XazyhnymUQo

・・・オレオレでしたねぇ。（笑）


心、晴れましたか？

頭、スッキリしましたか？



ということで。

今年も１年間、
「三流亭まん丸」ならびに「まん丸メジャーへの道」に
お付き合いくださいまして誠に有難うございました。
来るべき２０２２年が皆様にとって
明るく楽しく心穏やかな１年となりますこと、
心より祈念申し上げまして、
２０２１年はこの辺で締めさせていただきます。

皆様、どうぞよいお年を！

どうも
三流亭まん丸でございます。


もう２０２１年も終わっちゃうんですねぇ。

あっという間の１年、
コロナ禍で何もできなかった・・・
ようで、意外といろいろやったような・・・
気がしてるけど、やっぱり何もしなかった・・・
なんてことはなく、
いろいろあった１年でしたねぇ。

てなことで、
「今年の汚れは今年のうちに」なんていう
テレビのＣＭじゃありませんが
スッキリとした気持ちで新年を迎えるために
今回はこの１年を総決算したいと思います。

１０大ニュースみたいな感じですけど
個人的にはどうでもいいこと、たとえば・・・

コロナ禍での東京オリ・パラに関しては、
私は終始反対と申しておりましたので
開会式・閉会式をはじめ競技の一切を、
一秒たりとも視聴しませんでしたので
何も書けませんし、書くつもりもございません。

あと、コロナワクチン接種ですけど、
自衛隊さんに大変お世話になり
心から感謝いたしますが、
副反応等は全くといっていいほど無かったので、
こちらもスルー。

あ、そういえばアベノマスクの廃棄費用、
６０００万円なんですってね。
もはや利用価値のない不良債権なんですから
おもいきって全部処分・清算しちゃって
スッキリさせたらいかがでしょうかねぇ。
もちろんアベさんのポケットマネーでね。
（６０００万なんて屁でもないでしょ？）

笑点で林家三平がクビ。
口を開けば嫁自慢と鬼母ばなし、
窮すると先代・三平の物まね、
ボケをかましては作り笑顔で媚びを売る・・・
他の凄腕ベテランさんに比べて
明らかに力量・努力不足だったので
止むを得ませんかねぇ。

・・・のようなことはランキングから除外。

個人的に極めて大きな影響のあった
「２０２１まん丸個人的１０大ニュース」
を発表いたします。

あ、１０個も無いので
「３大ニュース」ということでご容赦の程を。



それではまず第３位！

ドゥルルルルルルル～

ジャン！

宅建試験合格

コロナ禍自粛生活を惰性で過ごすのではなく
ポジティブに生きる為に何かをしよう、
そう決意して資格試験合格を目標に、
実生活でも仕事にもまったく関係ない
昨年１２月から宅建の勉強を始めました。

で、まさかの一発合格。

超極貧・超零細水道屋オヤジは、
狡猾で悪徳な不動産屋に転身し
葉巻くわえて左うちわに右扇子、
土地をコロコロころがして、
ガッポガッポと儲けてやりますよ～！！




続いて、第２位！

妻の入院

６月のとある夜、
妻が突然フラフラと倒れて救急搬送・・・
のはずが、コロナ禍を理由に
救急車の中で入院拒否のたらいまわしに。

医療崩壊を目の当たりにしましたよ。
本当にイライラ・ヒヤヒヤいたしましたねぇ。

で、五輪優先ミエミエの
後手後手のコロナ対策によって
この事態を引き起こしたアベ・スガ政権を
心の底から憎み、恨みましたよ。

この救急搬送の遅れにより
妻にもしも、もしも・・・
もしものことがあったとしたら、
国はどう責任を取るつもりだ！

「仮定のことにはお答えを控える」

なにをおっしゃるウサギさん！
仮定のハナシなんかじゃなくて、
現に救急病院４つ、
受け入れ拒否されたんですよ！

「全く問題ない」

問題大あり、
大あり名古屋は城で持つですよ。

「ご批判には当たらない」

・・・もはや批判する気も起きない。

このかみ合わない質疑応答、
大喜利の無理問答みたいですよねぇ。
もしこんな状態が長く続いていたとしたら
国が滅びますよ。
こんな日本語で会話が成立しない人が
とっとと首相を退陣してくれて、
本当に良かったです。

あ、妻ですか？

お陰様ですっかり元気になりました。
皆さまにはご心配をおかけいたしました。
重度の貧血でした。

・・・大きいお尻なんですけどねぇ。


なお、それ以上の詳細な内容については

「家庭の話にはお答えを控える」




そして今年最大かつ
ダントツの衝撃的第１位は・・・


ガッキー結婚・・・




・・・何も言えね。




あの・・・、源ちゃん。
おまえさんには、一緒にうどんをすする仲、
吉岡里帆ドンきつねさんがいるというのに、
なぜ、なぜ私のガッキーを・・・


なぜ、ガッキーを・・・



ガッキーを・・・



ガッキーを・・・



ガッキーを選んだのなら

里帆ちゃんは私に譲ってください。





ということで、
２０２１年まん丸的３大ニュースでした。



年内はあと１回、
皆様への感謝を述べて終了・・・かな？

どうも
三流亭まん丸でございます。


もうすぐコロナ禍で迎える
２回目のクリスマスでございますねぇ。

で、本日はクリスマスイブ・イブ・・・

なんていうオヤジギャグをかましてる

アナタ！

クリスマスイブの「イブ」は「イブニング」のイブ、
「前の日」という意味ではありませんよ。
つまりね、クリスマスイブニング（２４日晩）から
２５日のことをクリスマスっていうのであって、
決してクリスマスイブ・イブなどという
こっ恥ずかしいオヤジギャグをかまさぬよう、
世のお父さま方、どうぞご注意くださいませ。

・・・去年まで私もクリスマスイブイブ
使ってましたけどね。（苦笑）


さて、クリスマス。

長男２１歳、次男１７歳、私５２歳、妻永遠の２８歳。
もう、どうだっていいような気もしますねぇ。（苦笑）

ということで、どうだっていいクリスマスに、
どうだっていいような企画を考えてみました。

オヤジギャグ・クリスマス編

おお、ここでもオヤジギャグ・・・（苦笑）　

「どこかで聞いたことがある・・・」
っていうのもあるかと存じますが
そこはどうかご容赦のほどを。

それでは早速いってみましょ。




【だじゃれ編】

「1年早いねぇ。もうクリスマスだよ」
「びっくりすますねぇ」

「焼肉屋にサンタが！」
「サンタ食うロース」

「あなたはもしかしてキリストさま？！」
「いえーす！」

「クリスマスなのに何で御馳走が無いの？」
「作るのがシチメンチョウくさい（七面倒臭い）」

「サンタさん、トナカイ一気に１０頭購入」
「トナカイを大人買い」



【なぞかけ編】

「クリスマス」とかけまして
「アベ政権時代の官僚」とときます
そのココロは？

「忖度、労す」


「クリスマス」かけまして
「森の中」とときます
そのココロは？

「クマとリスが潜んでいます」


「サンタクロース」とかけまして
「ママの浮気相手」とときます
そのココロは？

「来るのはいつもパパがいないとき」


「サンタクロース」とかけまして
「美容室ではなく理容室」とときます
そのココロは？

「ソリで来ます（剃り出来ます）」


「サンタの移動手段」とかけまして
「しゃちほこ」とときます
そのココロは？

「そりっ！」


「クリスマスのミサ」とかけまして
「大相撲の興行」とときます。
そのココロは？

「教会（協会）で行います。」


「クリスマスの風物詩」とかけまして
「無能な課長」とときます
そのココロは？

「イルミネーション（いる意味ねぇっしょっ）」


「メインディッシュがないクリスマス」とかけまして
「勝負どころのボウリング１０フレ」とときます
そのココロは？

「ターキーが欲しい」


「クリスマス」とかけまして
「おしゃれ」とときます
そのココロは？

「木飾る（着飾る）でしょう」


「クリスマスの風景」とかけまして
「宇宙戦艦ヤマト・古代進」とときます。
そのココロは？

「雪が大事」


「クリスマスパーティーのBGM」とかけまして
「解散風吹く衆院議員」とときます。
そのココロは？

「選曲（選挙区）が気になります」



【大喜利編】

★貰っても嬉しくないクリスマスプレゼントは？

広辞苑


★貰っても嬉しくないクリスマスプレゼントは？

余っているアベノマスク


★貰っても嬉しくないクリスマスプレゼントは？

引退した老トナカイのシンボリルドルフ


★貰っても嬉しくないクリスマスプレゼントは？

使い終えて廃棄処分されるはずだったソリ


★こんなサンタは嫌だ

新ソリ購入に財産全額投入した為、
今年のプレゼントは無し！


★こんなサンタは嫌だ

二言目には「カネ」「金」と、
おカネの事しか言わない


★こんなサンタは嫌だ

寝てる子をわざわざ起こす


★こんなサンタは嫌だ

プレゼントと一緒に請求書を手渡す


★こんなサンタは嫌だ

支払えばその場で領収書発行


★こんなサンタは嫌だ

ただし電子マネー＆クレジットカード不可、
現金払いのみに対応


★サンタとトナカイのいさかいの原因は？

元々なんか、そりがあわない


★サンタとトナカイのいさかいの原因は？

コロナ禍でサンタが３０キロ太って重い


★サンタとトナカイのいさかいの原因は？

サンタが、プレゼント代を稼ぐために
ソリで年賀状配達のバイトをすると言い出した


★サンタとトナカイのいさかいの原因は？

サンタの子供たちへの慈善は、
自分たちの過酷な労働と犠牲の上に
成り立っている偽善ということに、
トナカイたちが気づき始めた。


★サンタとトナカイのいさかいの原因は？

トナカイが夜勤＆残業手当を要求


★今年でプレゼントを配るのは最後。なぜ？

労使交渉が決裂し、無期限ストへ突入。


★今年でプレゼントを配るのは最後。なぜ？

両者がケンカしてまで、
子供たちにプレゼントを配ることに
意義を見出せなくなった。


★今年でプレゼントを配るのは最後。なぜ？

プレゼントはＡｍａｚｏｎでチョイスしてもらい、
配送は佐川急便がする方が効率的じゃないか


★今年でプレゼントを配るのは最後。なぜ？

拠る歳にも勝てないし・・・


★今年でプレゼントを配るのは最後。なぜ？

そり運転免許を自主返納


★今年でプレゼントを配るのは最後。なぜ？

以上をひっくるめて「諸事情により」



【川柳編】

恋人や　家族いなけりゃ　普通の日


今宵また　缶チューハイと　やきとりで


こたつにて　年賀状書く　クリスマス


達郎は　歌い続ける　クリぼっち


夜更けすぎ　ツリーは松へと　かわるだろ




はい、おしまい。


皆様、どうぞ良いクリスマスを
お過ごしくださいね。

どうも
三流亭まん丸でございます。


３日間連続で政治ネタ書いたんですけど
未だどうにもこうにもスッキリしないんですよ。

で、最後っ屁、かまします。

正真正銘、これで２０２１年の政治ネタは最後。



まずこれ。

森友裁判、何も解明されないままいきなり終結。
ふざけてますよねぇ。

でも、これによって逆に
国が何かを隠したがってることは
明白になりましたねぇ。

それが何かははっきりしませんでしたが、
我々が多分こうだったんだろうと思っていることが
ほぼ間違いなく行われていたってことでしょうねぇ。

我々国民が貸与した権力の私物化、
納めた税金の私的流用、
ほんと、許せませんよねぇ。

ここに至る経緯を整理すると・・・

森友問題による文書改ざん問題で、
改ざんを指示された公務員の方が、
良心の呵責に耐えかねて自殺。

その公務員の方が命と引き換えに残した
赤木ファイルという証拠が存在しているのに、
一向に真相を政府が調査・公表せず。

真相・真実を知りたいと願う遺族が訴訟を起こし
ついに裁判が始まる。

裁判所が資料の提出を国に命令し始めた途端、
国は負けを認める「認諾」という手続きを行い
１億１０００万円の賠償金を支払って裁判を終結、
国は真相を闇に葬ってしまった。

あのねぇ、
１億１０００万円の原資は我々の税金でしょ。

納税は　明日の笑顔の　第一歩

これ、令和元年度東村山間税会主催の
「税の標語」コンクール入選の
小平第五中３年・双木柚希さんの作品。

それが現実は

納税は　アベの笑顔の　第一歩

になっちゃってるという・・・

アベさんの不正を隠すことに使うのではなく、
アベさんの不正を暴くために、
我々の税金は使われるべきだと思いませんか？

アベさん、
双木さんと未来の子供たちに謝んなさい！

「アイム　元ソーリ―」


次。

国交省の「建設工事受注動態統計調査」の改ざん。
ＧＤＰ（国内総生産）を算出する重要な基幹統計で、
二重計上して下駄はかせて良く見せてたんでしょ？

なんかね、建設業界で働いていて、
公表される統計データが
建設業界の実態をまったく反映していないよなぁ
って思ってましたけど
実はこういうことだったんですよねぇ。

ＧＤＰがウソの数字を基に算出されていたって、
もうね、統計の信用性だけでなく
国際的な信用までガタガタですよねぇ。

統計っていうモノは
同じ基準を用いて、継続して
正確なデータを記録するからこそ
意味があるのであって
１度でもそこに手を加えてしまったら
それまでのン十年にもわたる積み重ねは
一瞬にしてパアになっちゃうってことですよ。

現在の状況が過去と比較してどうなのか？
その過去のデータがアテにならないんでしょ？
もはやそんな統計、景気指標としては
まったく使い物にならないじゃないですか。

しかも、これだけの重大な不正にもかかわらず、
改ざんに関わった部署の責任者だった人達は
その後ことごとく出世して、
事務次官にまでなった人もいるらしいですよ。

８年間に及んで繰り広げられたこの統計改ざん、
皆さんはもうお気づきでしょうけど、
アベノミクスの時期とドンピシャなんですよねぇ。

そういや３年前にも
厚労省が不正な手法で行っていた
「毎月勤労統計調査」（これも基幹統計）問題が
ありましたよねぇ。

２０１９年２月の衆院予算委員会で
この問題を取り上げた
立憲民主党・小川淳也議員が、
当時首相だったアベさんに対して

極めて政治的な意図が
裏に隠れているんじゃないですか？
数字を上げろと、いい数字を出せと、
暗に政治的圧力を
かけているんじゃありませんか？

と問うたとき、アベさん、

まるで私たちがですね、
統計をいじってアベノミクスを良くしようとしている、
そんなことできるはずがないじゃないですか

と、しゃーしゃーと答えてんですよねぇ。


・・・してるじゃねぇかよっ！　




森友にしても、国交省にしても、
すべてアベさんが残した負の遺産。

「立つ鳥跡を濁しまくり」とは
こういうことを言うのであって
ほんと、アベさんっていう人は
心底ロクでもない輩ですねぇ。

「美しい日本を取り戻す」どころか
「歪んだ日本を創りだす」ことしか
してないじゃないですか。

憲法無視、国会軽視で不正・改ざんし放題、
やりたいことだけ好き勝手にやり、
立場危うく困難な局面に直面すると
お腹を痛い状態にアンダーコントロールし、
２度も途中で政権を放り出すという
日本政治史に名を遺す
史上最悪の為政者ですよ。


にもかかわらずここのところ
ビオ〇ェルミン飲んでるからなのか、
正露〇効いてるからなのか、
どうやらお腹の調子がすこぶる良いようで、
性懲りもなくまたゴソゴソと動き出し、
あちこちで好き放題言ってるようですが、
今は行政府の役についていない
立法府の一国会議員にすぎない
政権を２度もホッポリ投げた人でしょ。

何を今更、黙らっしゃいっ！


三原じゅん子じゃありませんけど、
「恥を知りなさい！」ですよねぇ。



しっかし岸田さんは
アベさんの残した負の遺産・・・
いや、存在自体が負の遺産・アベシンゾウを
この先いったいどう処理していく
おつもりなのでしょうかねぇ。

聞く力を持つ首相なんですから
ここはひとつ国民から幅広く意見を
募ってみたらいかがでしょう。


アベさんから文句言われ圧力かけられたら
募ってはいたが募集している認識はなかった
って答えときゃいいんですから。（笑）

どうも
三流亭まん丸でございます。


まあ、今年も旧態依然がまかり通る、
我々民間と一線画す
「永田町の常識」という非常識まみれの
相変わらずの政界でしたねぇ。

ということで、年末の政治ネタ３連発、
本日が最終回でございます。


10月の衆院選で落選し、内閣参与に登用された自民党の石原伸晃元幹事長が代表を務める政党支部が昨年、新型コロナの影響を受けた事業者に支給される助成金計約60万円を受領。助成金受領は、前年の同月と比較し、売上高が減少していることが条件だが、石原氏の支部の収入は一昨年より増加しており、批判を招いている。
（2021.12.09　日刊ゲンダイDISITAL　配信）

（石原氏はすでに内閣参与を辞任）

雇用調整助成金って
コロナの影響で休業や時短営業を強いられて
売上が落ちた民間企業を救済するための制度。

政治団体が助成金を受けられること自体
「はあ？」っていう感じなんですけど、
百歩譲って対象だとしても、
じゃあ政治団体の売上っていったい何よ？！

だいたいね、
政治団体の収入には税金がかからず
自民党の政党支部なら党本部から
税金である政党交付金が
毎年１０００万円以上支給されるんですよ。
資金繰りに困ってるなら
潤沢なプール金のある
自民党本部から支援を受けるべきでしょうよ。

というようなね・・・・


え～、極論を申します。

野党は政権批判ばかりだと批判する人は、
「政権与党がおかしなことをしている」
という前提を忘れていらっしゃるのでは？

政権与党が私物化や不正を繰り返すから
野党は批判する。

屁の無いところに臭いは立たない・・・
いや、火の無いところに煙は立たない。

それなりのことを与党がするから
野党が声を上げるんです。

その野党の批判をおかしいと言うのなら、
誰が政権与党の不正を批判するんですか？

マスコミ？

第四の権力としての矜持すら捨て去り、
権力の犬に成り下がった文春以外の今のマスコミに、
そんなことができるわけがない。

つまり、野党は、誰から何を言われようが、
政権与党の批判をすることこそが、
最大かつ最重要な存在意義なわけですよ。
野党が政権与党の批判を辞めたら
存在意義そのものが失われると言い換えてもいい。

明かな不正だけでなく、まだグレーな状態までも、
「そりゃちょっとおかしいんじゃないの？」
と重箱の隅を突っつくようにネチネチと責め続ける。
「鬱陶しいな、もうこの辺でやめとくか」
と政権与党に思わせるまで、徹底的にしつこくね。

これまで幾度となく繰り返されてきた
モリカケサクラもひっくるめての
政治とカネをめぐる問題、
今回の石原給付金受給問題も
野党がいつまでも何度でも
ギャーギャー騒ぎ続けなければ
いつの間にか
ウヤムヤになってしまうこと必至でしょ。

そうなりゃ、それこそ政権与党の思うつぼ。
今後もその時その時のご都合主義で
法律や制度を捻じ曲げ乱用し続けるわけですよ。

ゆえに野党は、
政権与党の一挙手一投足を監視し続け
そこに不正や不正の兆候を見つけ次第、
徹底的に延々と政権与党を
批判し続けなければならんのですよ。

よく考えてみてください。

野党が批判し続けるということは、
それがどんなつまらない批判でも、
「批判することができる国会」が
そこに当たり前のようにある
ということなんですよ。

国会において、
誰からも何の圧力も受けることなく、
野党が正々堂々と
政権与党を批判できる環境が
普通に存在しているということは、
とても重要で健全なことだと思いませんか？

だって、
国の最高意思決定機関である国会において
もし一切の批判が無くなる、できなくなるとすれば・・・
それはすなわち翼賛体制ということでしょ。

そうなってしまったら最後、
「おかしい」を「おかしい」と言えなくなり、
権力のズレや過ちを修正する手段がなくなり、
権力の不正を糾弾する言論が封じられ、
必ず政治は暴走し始めるんですよ。

忘れちゃいませんか？

時の感情や意地・プライドといった主観、
都合の良い楽観主義と理屈が覆い尽くし
国力の圧倒的な差という
客観的現実に基づく主張による反論が
まったくなされない、いやできないという、
そういう状態に陥って
資源に乏しい小さな島国・日本は
豊かな国力を持つ広大なアメリカと
８０年前に戦争を始めたんですよ。

今また中国の海洋進出によって
中国に対して威勢のいい風潮が蔓延りつつあり
議員さんの中にもこういう主張をする方が
多くなってきたような気がしますけど、
右肩上がりの中国と
右肩下がりの日本が正面衝突したって
圧倒的な国力の差を見れば一目瞭然、
３０年前ならまだわからなかったけれど
今じゃ悔しいけれど勝てるわけがない。

ゆえに戦うことを考えるのではなく、
戦わずして済む方法を議論する、
備えは重要だけど、
戦うための備えではなく
戦わずして済むための備えとは何かを
丁々発止で議論しなけりゃならんのですよ。

ま、戦争のハナシだけじゃありませんけど
いろいろな主張をぶつけあい、
それに対する反論、批判ができる場が
そこにありつづけることが
とても大事なんですよねぇ。


ちょっと話がそれましたので元に戻しましょう。

だからね、
そういう場を失わないためにも
野党はどんなつまらないことでも
どんな些細なくだらないことでも
国会という場において
ただひたすら政権与党を
批判し続けなければならんのです。

そして我々も、
そういう野党の姿勢を批判するのではなく、
それが野党の重要な役割で、
それをすることが野党の存在意義であると理解し、
野党が政権与党をギャアギャア批判できる国会が
いかに尊い環境なのかを認識し、
その環境を未来永劫守り保ち続けられるよう
努めていかねばならんのですよ。



・・・ま、その前提条件として
批判する側の野党にも
批判したことがブーメランとなって
自分に返ってこないように
常に自らの足元を見つめ、
自分を律してもらわないとね。


維新の杉本和巳衆院議員の資金管理団体は２０年、政治活動に必要とは思えない「ホラ貝」購入に４万円超を支出。これに対し杉本事務所はメディアに「選挙の出陣式で使おうとした」と説明した。
（2021.12.09　日刊ゲンダイDISITAL配信）


ホラ貝に４万円？！

選挙運動に使う？！


・・・言い訳でホラを吹いちゃダメなんですよ。