サラウンドシステム付きタブレットはアウトドア向け?







ASUSのマーケティング事業部より試用を依頼されたZenPad8.0ですが、


もうひとつ未開封のオプションがあります。








Audio Cover(オーディオカバー)、すなわち外付けスピーカー。







開封すると… あれマニュアルが見当たらない?







出てきたのはオーディオカバーと、パワーケースにも付属したドングルのみ?


…と思ったら大丈夫。






オーディオカバーを開くと、中に挟まれた梱包物に入ってました。





まずは同梱のドングル。パワーケースについてきたのと同じ物のようです。





ACアダプタをMicroUSBケーブル経由でカバーのUSB-pogo端子に繋げば、カバー単体を充電させることができます。




しかし小さ過ぎて、いかにもすぐに無くしそうな気がしますが…






そのあたりの工夫もきちんと施されてます。このドングル側面の溝がミソです。








こんな風にケーブルに通せます。このアイデアはありがたい。アウトドアでも紛失率が激減しそうですね。








ちなみにカバーを単体で充電している途中はドングルのLEDが黄色く点滅。緑に変われば充電完了とのこと。







とは言えすぐに音質などを確かめたいのが本音ですから、


マニュアルに従って本体にオーディオカバーを取り付けます。






ZenPad8.0は昨秋の発表時に、大々的に? レビュープログラムが実施され、


発表会に招待されたブロガーさんたちがその際に実機とカバー類をいただいて、使用感などをブログで公開した模様ですが、


それに該当するブログを見ると、カバーの取り付けで苦労されている方が相当数いらっしゃいます。






しかしそんな方々は、まず間違いなくマニュアルのこの部分を見落としているのでしょう。







マニュアル通りにすれば、何の問題もなく隙間なしに取り付けられますよ。







ちなみに取り外し時は上の画のイヤホン/マイクロホンジャック右側に見える隙間に爪を入れてこじれば、


すっきりとカバーを外すことができます。






ではオーディオカバー取り付けの儀。







オーディオカバーを取り付けると、ZenPadの画面には英文でのセットアップダイアログが表示されますが、


特に難しい操作は必要ありませんでした。








パワーケースの時も同じですが、右上のバッテリーインジケーターが2つ。


左側がカバー、右が本体のバッテリー表示。




さてこのオーディオカバー、ただ者ではありません。


臨場感溢れる迫力のサウンドを楽しめるDTS(デジタル・シアター・システムズ)対応の5 .1サラウンドシステム。


5つのスピーカーとサブウーファーが内蔵されています。



正直なところ、ZenPad8.0本体のスピーカー音質はかなり陳腐で、


iPad mini3と並列でYouTubeの同じ動画を流したところ、圧倒的な力量差は悲しくなるほどでしたが… 









AudioWizardを起動してサラウンドを設定し 








いちばんしっくり来る感じだった、「スマート」のプリセットを選択すると、


明らかにiPadのデフォルト音域を超える臨場感で、音楽を聴くことができました。







ちなみにオーディオプレーヤーはASUSデフォルトのAiPlayerでも良かったのですが、


いくつか試してみて、ヤマハのmysoundプレイヤーがいちばんヨサゲです。歌詞を探して表示してくれるし♪ 


下の画面はAiPlayerの物ですが…(^^ゞ 





ZenPad8.0にオーディオカバーを装着すると、


音楽や動画再生用にiPad mini3はもはや必要ないなと感じる臨場感と音質を得られます。







家族キャンプの際、寝る前のひとときでお子たちにアニメ見せることもありますが、


次はiPadでなくZenPadの出番となるでしょう。




ところで気になるのはオーディオカバーの重さです。





オーディオカバー単体で265グラムもあり、ZenPadと合わせると、


なんと600グラムを超えますが、試しにこの状態で2、3日、通勤で使ったところ、


実測値ほどは重さを感じなかったというのが正直な感想です。







この筐体の細長さが付与する価値があるのでしょう。


個人の筋力差はあるかもしれませんが、掴みやすく手首に載せやすいので、重くて腕が疲れたということはありませんでした。






ですが日常の使い勝手からすると、いちばん良いオプション装備は… 






パワーカバーでしょうね。やはりサブバッテリー機能はありがたい。




ZenPad8.0はほぼ新品にも関わらず、デフォルト装備状態でのバッテリーの減り方は、


1年以上使っているiPhone6と同等か、もしかしたら少し早いくらいですから。






アウトドアで使うタブレットとして、セルラーモデルではないZenPad8.0が最適なモデルとは言い切れませんが、


充実のオプション装備を揃えれば5.1チャンネルサラウンドを備えた簡易シアターにもなりますし、


GPSや加速度センサー、光センサーに加え、電子コンパスや磁気センサーも内蔵していますから、


導入するアプリを選べば、通信環境を気にせずに各種観測センサーを存分に活用することも可能です。







標高チェッカーとコンパスアプリは導入済み。あとは水平器アプリとか山地図アプリなども入れたいところ。





ただしセルラーモデルではないため、とりあえず屋外での通信環境は、


しばらくはiPhone・iPadのテザリングに依存しないとならなそうです… (^^ゞ 







今後はモバイルルーターの導入も検討かなと。






そして最も重要かもしれないのが、ケース類の持ち運び方。これは大きな課題であると感じます。







拡張バッテリーとサラウンドスピーカーという付加価値は魅力的ですが、


それぞれが排他的使用となるため、同時に装着することはできません。







外遊びでZenPadを活用するには、ケースのためのケースが必要になりそうですが、


そんな選択肢をASUSの直販サイトに設けていただいても良いのかもしれません。






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非公開コメント

すごい

拡張スピーカーまであるんですね
iPhoneがモノラルですから臨場感はすごいことでしょう
ん~これはぜひ視聴してみたい(^^)

こういう排他使用のアイテムを持ち出すのはちょっと悩んでしまいますよね。
私なら百均でプラケースを調達して、スポンジシートで座りが良いようにするかな。
これなら何枚か有ってもサンドイッチできますからね。
この場合端子がむき出しになるので、ドングルがいいカバーになりますよね。

No title

学卒で入社した現P社の営業職時代、
音響担当の事業部が
サラウンドシステムのステレオを売り出していました

当時、独身寮にインスタント食品が送られてきます
「皿うどんを食べてサラウンドを売ろう!」
書かれてあるキャッチフレーズに事業部の気合を感じました

こんにちは

すごくいろんな機能があるんですね。
自前で揃えたらかなりするんでしょう。
私には高嶺の花だなぁ。

父のお風呂に付いてはいろいろ悩ましく思っているところですが、
新築中という構造などもチェックはしておいた方が良いかもです。
年齢的な事を考えて手すりなどは勿論付けているかもしれませんが、
慣れない業者だと意味のない場所にテキトーにつけたりすることもあるそうです。
私のブロ友さんのお父様が昨年体調を崩され、最近退院されましたが車椅子の生活になり
寝室から居室までの移動もままならなくその都度SOSがきて大変らしい。
これからの生活を考えるならどんな状態になっても生活できるように作っておいた方が良さそうです。

No title

ノルマ達成、お疲れ様です。

No title

そういう小物にちょっとしたアイデアが盛り込まれているのはありがたいですね。
結構ロストしますからねw

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