2021/10/09
きままにお買い物 11
パソコンが壊れた!!!恐れていたことが、現実となってしまいました。
実は、一か月ほど前からパソコンの起動が正常ではなくなっていました。
パソコンの電源を入れると、ウィンドウズが起動するはずなのですが、白黒画面のブートメニューが表示され、そのメニューからCドライブを指定しないと起動しないという状態になっていました。そうすれば毎回起動するので、毎日そうしていました。
考えてみると、このパソコンは購入してから12年経っていて、ハードディスクの駆動部分などいつ壊れてもおかしくない年数が来ています。
そろそろ危ないから、更新しようとパソコン店に赴き、最新のパソコン事情を調べたり、生のDVDを買い込んでデータのバックアップを始めていました。
前回の記事で、ディスプレイをデュアルディスプレイにしたことも、パソコンの更新を予定してのことでした。
そして、電源を入れたとき、ついにブートメニューさえ出てこなくなり、にっちもさっちもいかない状態になりました。
更新の準備が終わる前に、パソコンのほうが先に壊れてしまいました。
しかたがないので、このパソコンを購入したアプライドに持ち込んで調べてもらいました。
すると、ウィンドウズ自体が立ち上がらないので、回復させるには何日かかるかわからない、ということでした。
そこで、これを機会に新しいパソコンを買うことにしました。
壊れたパソコンは、12年前にアプライドでパーツを取り寄せて、そのころ流行していた組み立てパソコンとして、自作したものです。
時がたっても、陳腐化したパーツだけを交換すれば、いつも最先端のパソコンを使うことができるというのが組み立てパソコンの強みでした。しかし、実際はパソコンの心臓部であるマザーボードが進化するので、ほかのパーツもマザーボードに対応したものに変えなければならず、思ったほど効率の良いアップデートはできせんでした。
唯一変えなくてよいのは、筐体ですが、筐体も長く使っていると飽きがきて、中身を入れ替えてもパソコンを新しくしたという感じが全然しないので、今回は筐体も含めてすべて一新することにしました。
思い起こせばパソコンを初めて購入したのは、40年近くも前の1983年のことでした。
買ったのはPC9801シリーズの最初の機種でした。
このパソコンは、周辺機器が何もついてない、ただの四角い箱のような形をしたものだったので、他に、フロッピーディスクドライブやブラウン管のディスプレイやドットプリンタなどを一緒に購入したことを覚えています。
その後、パソコンの進化は著しく、数年たてばたちまち陳腐化してしまい、新しいものが欲しくなるので、
3~4年ごとに新品のパソコンに更新していました。
最初の4台は、すべてNECのPC9801シリーズのパソコンで、当時はNECがパソコン業界を席巻していました。
ところが、アメリカのコンピューターの大手、IBMが規格を公開するという戦略に打って出て、DOS/V規格を打ち出し、世の中はたちまち、DOS/V規格のパソコンになってしまい、NECはあっという間に凋落してしまいました。
私が、次に買ったのはIBMではなくゲートウェイの製品でした。
DOS/V規格を打ち出したIBMは自らの戦略によって、新興勢力との競争に敗れ、パソコン業界からは退潮していきました。
その後、私のパソコンは日立のプリウスに代わり、
さらに、DELLの製品へと変遷していきました。
そして、最後に行き着いたのが、どこのメーカーでもない組み立て式の自作パソコンなのでした。
ちょっと長くなりましたが、パソコンの遍歴を振り返ってみましたが、これは人生を振り返ることにもつながっていて、合わせてさまざまことを思い出しました。
今回も、OSを入れ直して、ハードディスクを更新して、SSDドライブも大容量のものに変えて、ビデオカードを最新のものに変更すれば、そのまま使えるのですが、結果、変わらないのはほぼ筐体だけになるので、それでは面白くないので、全部新品ににしました。
今回の新パソコン、アプライドのBTOモデルのお値段は、 181,856円 でした。
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