2021/03/11
車検終わりました
車検が終わってピッカピカになって帰って来ました。
ちょうどこの水森自動車の横の道が排水が悪く、雨が降るたびに水たまりになり、少しまとまった雨だと1週間くらい水が引きません。畑に行く途中、ここを通るたびに泥水をはねあげて、軽トラックの底面にはドロの塊が厚くこびりつきます。ドロを落としても雨が降れば元の木阿弥なので、基本、軽トラックのそうじはしません。
車検ではネジが泥で隠れていたら検査に合格しませんので、エンジニアの水森くんが奥さんと一緒になって一生懸命泥を落としてくれます。こうして、私の相棒は2年に一度だけピッカピカに綺麗になるのです。
おとといの続きです。
軽トラックの4回目の車検が終わりました。
軽トラックの購入とともに始めた農業ですから、農業を始めて丸々8年が経過したことになります。
農業を始める前から懸念していた腰痛の悪化が現実のものとなりました。
レントゲン写真を見たとき、もう誤魔化しができない、これ以上の無理はできないと直感しました。
しかし、トウモロコシやトマトの苗が育っています。ホウレンソウは収穫の時期を迎えています。
今すぐ、きっぱりと仕事をやめるということはできにくい状況です。
昨年、今年からは堆肥散布はしないことを決めていました。
これは、腰への負担を減らすのが最大の理由でした。
体への負担をかけないで出来る仕事を探しながら、続けられることを模索していかなければならないのかもしれまん。
経済的リスクの克服。
これも十分達成感があります。この8年間の農業収入は、教職を辞めた最後の1年分の給料を補っておつりが来るでしょう。
もう、儲けるためにあくせく働く農業をする必要はありません。
これまでは、一人前の百姓になりたいという思いと、経営的にも成り立たせたいという思いで夢中でやってきました。
しかし、もう十分です。儲けることへの求心力はなくなりました。
あくせくしないで、楽しみのための農業ならそれほど無理をしないで続けられるかもしれません。
だんだん考え方の方向性が定まってきた感じがします。
3月6日から続けてきたこのコラムも一旦、ここで区切りを付けて、もう少しはっきりした今後の方針を打ち出せないかどうか、しばらく考えてみたいと思います。
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