まじめに投資 110

個別株の研究 7

個別株の研究 画像

このカテゴリ(「個別株の研究」)の過去記事を見ていて、示唆を得たのでそのことをまとめてみたい。

1 オンワードホールディングス

6月10日 オンワードホールディングス 1
6月14日 オンワードホールディングス 2
6月20日 オンワードホールディングス 3

オンワードホールディングスに注目して、3つの記事を書きましたが、現在のチャートは下のようになっています。
20240728オンワードホールディングス
過去記事では、売買については書いていませんが、実際は、黒い矢印のところで売りを入れています。
この銘柄に注目したのは、カップウィズハンドルの形になっていることに気がついて、上昇を期待したからですが、思惑が外れて下がってきました。黒い矢印の時点になると、ダブルトップをつけての典型的な下落サインとなりました。そこでこの先下落すると見越んで売りをしかけたわけですが、次の日にタスキ線でその日の下落を打ち消した後、横ばいとなりました。その後上昇傾向に変わり、赤い矢印のところで、大幅上昇したことに嫌気がさして、売りを解消しましたが、その翌日から下げ始めました。もし、ここを我慢していたら大きな利益を手にしていたところですが、底で売り天井で買い戻すという最悪の手を打ってしまいました。


2 デサント

6月5日 デサント 1
6月12日 デサント 2
6月19日 デサント 3

デサントに注目して、3つの記事を書きましたが、現在のチャートは下のようになっています。.
20240728デサント
この銘柄も売買については書いていませんが、赤い矢印のところで上昇期待の買いを入れています。しかし、翌日から下げ始め、黒い矢印の所でこれ以上の下げに耐えられなくなり損切りしました。ところが、その翌日暴騰し、今も暴騰継続中です。


この2つの例は、いずれも株価の動きを見通すことはできていたのに、あと1日または数日待つことができずに、大きな利益を逃してしまったというケースです。個別株投資をしているとこのようなことがよくあります。
このような失敗は、株価の上下の動きには意識が敏感に反応するが、時間の経過には鈍感でそのギャップを脳が処理しきれないから起こると思われます。このギャップによる失敗を克服しない限り、個別株投資を続けても成功する可能性は低いという気がします。もし、個別株投資を続けるなら、どうやってそのギャップを克服するか、その方策を見出さなければなりません。

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Author:blogst66
 教職在職中に木村秋則氏の「奇跡のリンゴ」を読んで感銘を受け、無農薬農法に関心を持ち、200冊以上の農業書を読み漁りました。本を読んで農業の知識が深まるにつれ、自分でも農業をやってみたくなり、一年早く教職を退き就農しました。(2013年)

 農業は8年間続けることができましたが、持病の腰痛の悪化により、農業活動を継続することが難しくなり、一線から退きました。(2021年)

 一昨年から趣味として「個別株投資」を始め、ブログの中身も投資に関することが増えてきました。投資はまだわからないことが多く、初心者が陥りやすい失敗例などを発信しながら経験を積み上げていこうと思っています。(2022年)

 2年半続けた個別株投資に限界が見えてきました。しばらく個別株投資に距離を置きます。(2023年6月)

 植物の写真集「みちばたの花」をはじめました。過去に散歩の途中で撮った植物の写真の中から、毎日ひとつずつ紹介します。(2023年6月)

 過去に読んだ本を紹介する「きままに読書」を立ち上げました。自分が過去に読んだ本を振り返ることにより、人生を振り返ってみたいと思います。(2025年1月)

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