きままに映画 13

前回(4月7日)、「きままに映画 12 オッペンハイマー」の最後で、
4月下旬公開予定の「ゴジラvsキングコング」を見ないわけにはいきませんね
と書きましたが、
まだ見ていません。
それより、「猿の惑星」の方が面白そうだったので、こちらを見てきました。


猿の惑星 キングダム

20240518猿の惑星キングダム


「猿の惑星」はゴジラ映画同様、何作も映画化されていますが、1968年に作られた初代「猿の惑星」を見たときの衝撃はいまだに忘れられません。

初代「猿の惑星」は映画館で見たことはなく、高校生の頃だったと思いますが、テレビで見たことを覚えています。主演のチャールトン・ヘストンが乗った宇宙船がとある惑星に不時着しますが、そこは知能の高い猿に支配された惑星でした。どこか遠い惑星で起こっている出来事だと思い込んで見ていたのが、主人公が、半身が海に沈んだ自由の女神像を目撃するというラストシーンが待ち受けていました。チャールトン・ヘストンのあきれ呆けた迫真の演技がそのまま自分の経験として記憶に残りました。この最後のどんでん返しは映画的表現の極みで、この衝撃を超える映画をいまだに見たことがありません。

今回の作品は?
はっきり言って、面白かった、と言えます。
地球上の物語だとわかっているので、第一作ほどの衝撃はないし、猿の表情の豊かさに驚くことも、もはやありません。
以前、ある人が「自分は実際に自分の目で見たもの以外は信用しない」と言ったことがありました。しかし今では生成AIなどの技術で、あり得ない映像がネット上に溢れています。よっぽど注意していないと騙されてしまいます。いまや、自分の目で見たものでも信用できない時代なのです。

本作は、登場する人間が二人しかいなく、登場する猿たちも個性がはっきり分かれていてわかりやすく、すっきりした気分で見終わることができます。

ただし、第一作を意識したのか、ラストシーンがかなり意味深な光景で終わっていました。ネタバレになるとよくないので伏せておきますが、おそらく続編ができるのは間違いないと思わせる終わり方でした。

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 教職在職中に木村秋則氏の「奇跡のリンゴ」を読んで感銘を受け、無農薬農法に関心を持ち、200冊以上の農業書を読み漁りました。本を読んで農業の知識が深まるにつれ、自分でも農業をやってみたくなり、一年早く教職を退き就農しました。(2013年)
 農業は8年間続けることができましたが、持病の腰痛の悪化により、農業活動を継続することが難しくなり、一線から退きました。(2021年)
 一昨年から趣味として「個別株投資」を始め、ブログの中身も投資に関することが増えてきました。投資はまだわからないことが多く、初心者が陥りやすい失敗例などを発信しながら経験を積み上げていこうと思っています。(2022年)
 2年半続けた個別株投資に限界が見えてきました。しばらく個別株投資に距離を置きます。(2023年6月)
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