NO.497 770兆の赤字の真犯人は?
現在、国と地方を合わせた「長期債務残高」(国と地方の借金)は、約770兆円。
子どもからお年よりまで、国民1人あたり約600万円の借金があるということだ。
え~~!!我が家は、3600万円かよ!おいおい・・・。
福田首相は、社会保障費が増えて財政赤字がかさんだと言って、消費税増税しかないような事を言っている。(このウソは、過去ログNO.495 社会保障に金がかかり、財政赤字になった?・・・総理の大うそ。でみた。)
ちょっと、横道にそれるが、「敗戦処理」と侮っていた福田内閣だが、ある意味「最強」かもしれない。・・・しれない、ではなく、そうだ。あなどれない!
(「世界の片隅でニュースを読む」さんよりTBいただいたので、転載。)全くその通りだと思う。そして消費税増税とともに討ち死にするのが福田の総理としての使命であり、財界総本山からの指令なのだ。(と思う。)今日の北海道新聞の世論調査では福田内閣支持率はついに14%にまで低下しているが、むしろここまで下落するともはや怖いものなしとも言える。もはや自民党は次期総選挙を福田で戦うことはない。福田は選挙を気にせず、衆議院の任期満了までやりたい放題できるのである。「ポスト福田」たちもこの際福田がすべて泥を被ってくれるのを望むだろう。財界にとってこれは願ってもない「好機」である。「財界立法」を次々と押し付けてくるだろう。
だから、弱小なりといえども、「大脇道場」は消費税増税反対キャンペーンを張るのだ。
ということで、話を戻し、
財政赤字の真犯人は大型公共事業だ!
ちょっと見づらいですが、お付き合い下さい。
1990年代に急に借金が増えている。(水色の棒グラフ)
10年間で約300兆円。
財務省も「公共事業関係費の増加が主要因」と認めている。
90年6月の「日米構造協議」最終報告書は、むこう10年で「総額430兆円の公共投資基本計画の実施」を提起し、さらに、95年には、13年間で「630兆円」に増額改定されている。
この計画に縛られて、92年宮沢内閣の「緊急経済対策」から2000年の「日本新生のための新発展政策」まで、大型公共事業に税金をつぎ込んで、赤字の山を積み上げてきたのだ。
アメリカの言いなりになり、大型公共事業中心の政治、「大型公共事業に50兆円、社会保障にに20兆円」の逆立ち政治をして来た自民党政治こそが財政赤字のの真犯人である事は明らかだ。
次回は、軍事費が暮し予算を圧迫してきた事、大企業減税(上のオレンジの折れ線グラフは法人税が90年の37.5%から30%にへらされる中で税収が減っている事を示している)で税収が減ってきたことなどについてみてみたいと思う
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2008.06.20 | | Comments(5) | Trackback(2) | ・消費税・財源・税Ⅰ