NO.1385 青い空、碧い海、・・・郷愁。
こんな写真を見つけると俄然、郷愁がそそられる。
なつかしい一番好きな景色!!
15の春にここをはなれるまでの、・・・全てが蘇る。
よしまこさんのよしまこ日記/2009年種子島より、3枚の写真をお借りしました。
太平洋を望む種子島南端。前之浜。
ここから左へ坂道を500メートルほど下りきると、そこは私が生まれて育ったところ、西野本村(ほんむら)。
この坂は「七色坂」という。子どものころは「ないこ坂」(漢字は不明)といっていたが、10数年前の帰郷のとき見たら「七色坂」という看板があった。
弧を描く砂浜のかすんだ先が、ロケット基地。
青い空、碧い太平洋、白い砂浜、みどりの原始林の防砂林、そして四季折々に色を変える田んぼ、里山のみどり、そして青い空・・・。
「七色坂」?・・・観光用の命名かしら?
家を飛び出し田んぼをつき抜け、防砂林をくぐり、よく海に行った・・・。
沖縄のようなエメラルドグリーンのきれいで優しい海ではなかった。
碧い素朴で雄大な海だ。
海岸に出ると東側は砂浜、西側に磯と分かれる。
もちろん右に行く。
そこが私たちの冒険と遊び場だった。
釣りをしたり、すもぐりでナガラメ(トコブシ)やイセエビを捕ったり・・・。
しかし、10数年前に行ったときは、海やけで海草はなく貝も魚もほとんど見かけなかった。
ここ一帯の磯は、世界でも有数の巻貝の宝庫と言われていたのに。とにかくいろんな色や形の巻貝で一杯だったのだが・・・。
おじさんが、護岸工事や、上流の開発で海が死んだといっていた。
下の写真は砂浜の中ごろ、鹿鳴川河口から東側、ロケット基地方面を望むショット。
下は、太平洋まで転げ落ちそうな一本道。(よしまこさんが好きだという)
両側は、かつて我が家の畑であった。砂糖キビが風に揺れ、サツマイモ畑が広がる。
野良仕事を手伝い、海を見ながら弁当を食べたものだった。
(今は耕作してない荒れた畑が多いようだ。)
・・・ここの地名は忘れた。
突き当たりは、鉄砲伝来の地、門倉岬。
50メートルを超える断崖絶壁だ。(この下の磯が私たちの遊び場だった。)
前には、はるか太平洋の水平線。
そして右には、洋上のアルプス・屋久島。
左には、ロケット基地の竹崎海岸に続く白砂青松の海岸線。
岬の少し手前を左に曲がると300メートルほどで、1枚目の七色坂である。
無性にまた行って見たくなった。
カメラを持って数日間、ゆっくりっと・・・。
よしまこさん、ありがとう。
・・・ついでに、種子島の海が困っているようです。
海の男達ががんばっています。
海を守るために、国や県の支援が必要だと思います。
この流木はどこから来たのでしょう。大陸の開発、自然破壊と関係ありそうですが・・・。
種子屋久流木回収、漁船の自主奉仕頼み 行政支援体制望む声(南日本新聞 2009 09/28 10:28)
種子島・屋久島周辺の流木問題で、地元漁船が27日までに約2400本を回収した。すべての回収本数約3700本の6割超に当たる貢献ぶり。県は、海岸に漂着した流木の回収は民間企業と委託契約しているが、海上での作業はボランティア頼みというのが実情だ。回収作業で漁を休まざるを得ない上、流木と接触して船を損傷する危険性も高い漁業関係者。「災害」ともいえる今回の流木漂流を機に、行政による支援態勢づくりを求める声は根強い。
(中略)
高速船が10日間全面ストップするなど、島民生活に大きな支障を及ぼした流木問題。今後も同じような事態は起こり得る。問題の長期化を防ぐため、回収能力の高さを証明した漁船を取り込んだ仕組みづくりが求められる。
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2009.09.30 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・自画像・自分史断片