NO.1351 改憲派・軍事利権議員の落選
今回の総選挙で、改憲派議員や軍事利権にたかってきた議員が大量に落選している。
改憲派議員の大量落選
まずは改憲派の議員集団「新憲法制定議員同盟」(会長・中曽根康弘元首相)所属の衆院議員が大量落選し、衆院では139人から53人に激減した。
「新憲法制定議員同盟」とは、改憲目的で集まっている議員集団。
1955年に旗揚げした「自主憲法期成議員同盟」が、2007年3月に名前を変えて再発足したもの。「9条の会」を名指しで敵視し、これに対抗する運動を全国で起こすという方針を掲げている。民主党の鳩山由紀夫代表は08年3月、同同盟顧問に就任している。
今年5月には、各党の幹部や財界関係者ら1200人を集めて大会を開き、「一日も早く国会における憲法審査会の活動が始められ、新しい憲法制定に向けて国会での議論が開始されることを願う」とする決議を採択している。
主な落選者は、「会長代理」の中山太郎元衆院憲法調査会長をはじめ、「顧問」の海部俊樹元首相、丹羽雄哉元自民党総務会長、中川昭一元財務・金融相、山崎拓元自民党副総裁、国民新党の綿貫民輔前代表、「副会長」の島村宜伸元農水相、深谷隆司元通産相、堀内光雄元自民党総務会長、「幹事長」の愛知和男元防衛庁長官など。
軍需利権団体 理事の議員 全滅
また、日米の軍需利権を掌握してきた社団法人「日米平和・文化交流協会」の理事(今年4月現在)を務める自民党などの議員が今回の総選挙で落選・引退し、全滅!
瓦 力(自 民)引退=前会長
久間 章生( 〃 )落選=会長
玉沢徳一郎( 〃 )引退
井上 喜一( 〃 )落選
斉藤斗志二( 〃 )落選
綿貫 民輔(国民新)落選
同会は軍需利権の「フィクサー」(黒幕的人物)とされた秋山直紀理事(昨年7月に脱税容疑で逮捕、12月に保釈)が取り仕切り、自民・民主など各党の国防族議員や日米の軍需企業関係者などが集う「日米安全保障戦略会議」を主催。毎年5月の連休には、米軍需企業や国防総省などへの訪問を繰り返していた。
同協会の理事には前原誠司氏ら民主党議員も名を連ねていましたが、秋山氏をめぐるスキャンダルが明るみに出て以降、距離を置いている。
総選挙は悪玉の一定の掃除にもなったということだ。
しかし、それだけでは油断は出来ない。
国民の普段の監視と参加で、憲法改悪を許さず、利権の温床・軍事費を削減し、軍事利権を一掃しなくてはならない。
以上、一応記録しておこう。
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2009.09.06 | | Comments(1) | Trackback(4) | ・2009総選挙Ⅲ