昨日のエントリーで、民主党は「『企業の国際競争力の強化」を基本とし、『消費税を含む抜本的な改革に取り組む』という表現で消費税増税の方針を打ち出した。まるで自民党と変わらない、財界要求丸抱えのマニフェストだ」と書いた。
昨夜のニュースでは、「消費税増税は明記しない」事になったと報道されていた。姑息な選挙対策である。
NHKニュースウォッチ9は、「財政が大変だから増税も仕方ない」というインタビューの声を流しながら、ちゃんと「消費税増税の議論をすべきだ」という論調で報じていた。ボケが!!「増税やむなし」論に国民を誘導するメディアの論調にはあきれ返って力が抜けそうになる。
増税では選挙に勝てない
消費税増税で選挙に勝った政党はない。
その歴史を若干振り返ると、
○1978年 第1次大平内閣時に、一般消費税導入案が浮上。総選挙の結果を受け撤回せざるをえなくなった。
○1986年 第3次中曽根内閣時に、売上税法構想。中曽根首相(当時)は86年の衆参同時選挙で、「大型間接税はやりません。この顔がウソいう顔にみえますか」と大ウソをつき、選挙で自民党が圧勝するや、売上税という名前の大型間接税導入にまっしぐら。翌87年のいっせい地方選挙で自民党が惨敗し、売上税導入断念に追い込まれた。
○1988年 竹下内閣時に、公約にもない消費税法を強行。(12月30日公布)
○1989年 4月1日 消費税法施行 税率3%。同年の参院選では、当時の日本社会党が消費税反対で圧勝した。
○1994年 2月細川内閣で税率を7%とする国民福祉税構想をだしたが、世論の批判で即日白紙撤回においこまれた。
○ 年 村山内閣は地方消費税の導入と消費税の税率を引き上げ(4%→地方消費税を合わせて5%)、社会党は次の選挙で壊滅状態になった。
○1997年(平成9年)4月1日、橋本内閣が5%増税を実施。翌年の参院選で大惨敗して内閣はつぶされた。
姑息な選挙対策
以上、見てきたとおり消費税はお腹の中ににいるときも、生まれた時も5%へ成長した時も、国民から祝福されたことはない日陰者なのだ。歴代政府・与党が国民をごまかし、国民の審判から逃げて強行してきた公約違反の税制だ。この暗い生い立ちの歴史を見て、民主党も「増税を明記しない」と選挙対策上したに過ぎないのだ。
したがって、「明記」しようとするまいと前言は変わらない。
民主党は「より信頼できるマニフェストを示す」と言うが、公約破りの総括も反省もなく、「公約を破って公約を作る」愚である。
そこには、民主党の基本的な政治姿勢がある。それは第一に、5兆円にも上る軍事費、なかんずく最大のムダである米軍への「思いやり予算」にメスを入れられない対米従属政治であり、第二には、大企業・大資産家への優遇税制にもメスを入れることができない大企業優遇政治である。
ところで、最初にNHKの報道とメディアの姿勢を批判したが、あきれ返って力が抜けそうになるブログ論調もある。
「言わずと知れた真実」 「マスゴミ」批判に熱心な方がおられる。
植草一秀の『知られざる真実』は「マスゴミ情報工作に惑わされてはならない」「偏向メディア=マスゴミは、昨年9月の鳩山政権発足時点から、一貫して鳩山政権攻撃を展開し続けてきた」とおっしゃる。
そして曰く、
沖縄の普天間基地返還問題での優柔不断さ、官僚天下り根絶の手ぬるさ、企業団体献金全面禁止の不明確さなど、鳩山政権に対する不満は少なくない。
①対米隷属からの脱却、②官僚主権構造の打破、③大資本と政治権力の癒着排除、が政権交代を通じて実現すべき三つの課題であると考えるとき、鳩山政権のこれまでの歩みは、政権交代を実現させた主権者国民の期待に十分応えるものではない。
・・・・
政権交代によって実現を目指す三つの課題は、これまでの自民党政治のアンチテーゼである。自民党政治は、①対米隷属、②官僚主権、③大資本との癒着に、基本特性があった。
・・・
この現実を踏まえるなら、次期参院選で民主党を中心とする勢力を勝利させ、①対米隷属からの脱却、②官僚主権構造の打破、③大資本と政治権力の癒着解消、を実現させることを求めてゆくしかないということになる。
そのために、民主党には上記三つの課題に対する明確な約束を政権公約に明記することを求めなくてはならない。同時に、この三つの公約を明示する他の政党を支援することが必要だ。
なるほど、①と③については、微妙に違うも当道場の基本的立場であり賛成できる。
しかし、民主党政権が上手く行かないのは、「マスゴミ」のせいというより私には民主党が公約を破り、その政策が、エコノミスト先生の期待からはかなく乖離していくところに問題があると思うのだが・・・。
植草氏は、自民党初めたけのこ新党などはその立場(①~③)にないとことごとく切って捨てる。そうだそうだ!それも賛成だが・・・、次のようにおっしゃる。
他方、党内民主主義が確保されていない政党に国政全体を委ねようと考える主権者は少ないだろう。
名前は控えたようだが、最も近い政治スローガンを掲げ、
本来政府がやるべきことを行動に移しているが、
日本共産党だからお嫌いのようである。残ったのは「
反響」「
反共」のみ!
そして次のように結ぶ。
主権者国民は、マスメディア自身が利権複合体の一部であり、この利権複合体の利益を優先して情報誘導している現実を正しく認識しなければならない。
現在の民主党、鳩山政権を絶対視することはできないが、この民主党を軸に政権を維持させるなかで、主権者国民のための政治実現を目指す以外に、現実的な選択肢はないと考える。
この意味からも、参院選に向けて民主党には、①普天間問題での米国に対する毅然とした姿勢、②天下り根絶に向けての法改正公約、③企業団体献金全面禁止法制化の公約、の明示を求めてゆかねばならない。
うう~~ん!?
米国に物言えず、普天間基地の移設先探しに迷走しドツボにはまり自公政権時代の路線に回帰、「政治とカネ」からは逃げ
企業・団体献金は党本部に集める強権的再編、大企業優先で法人税減税を語り、消費税増税を求める・・・。その他挙げればキリがない数々の公約破り・・・、だからこそ支持率も下がっている。この民主党の「現実を正しく認識しなければならない」と思うのだが・・・。民主党の「言わずと知れた真実」を前に、あれほどの沖縄県民の声すら聞こえないふりをして踏みにじる民主党に期待は届くのだろうか。。
梯子を外され、振られてもなお恋慕う姿は哀れでもある。
私の見立てでは、
民主党は、政権交代への国民の期待を裏切り、既にルビコンを渡っているのだ。
誤解のないように一言付け加えるならば、私はメディアの鳩山政権へのネガティブキャンペーンを容認するものではない。普天間基地問題にしても、政局視点からの報道が中心で、ではどうしたらいいのか真剣に検証して問題を提起する姿勢はほとんど見当たらない。ジャーナリズムの劣化もはなはだしい。
最後に私も先生のアジを見習って。
「主権者国民は、」アメリカに物言えず、財界大企業にへつらい、「二つの政治悪」の病巣におかされどんどん公約を破る民主党の「現実を正しく認識しなければならない。」
これこそ最後に、お断り。
「また植草批判か」という声もありましょうが、彼はプロですから、その「知られざる真実」を明らかにし問うのは、政治ブログシーンの貧困を憂える「気弱な弱小ブログ」の心意気と思ってください。
先生を慕う生徒さんたちは、焦眉の政治課題をますます口にしにくくなっているようですが・・・。
参考:
■
NO.1625 公約破りの「公約」 民主党参院選マニフェスト http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-1701.html ■
NO.1064 消費税 二十歳の誕生日 http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-1013.html
公約を守るのは議会制民主主義の基本!!
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2010.05.15 |
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民主党の支持率が下がっているのは「世論調査」を仕込んだマスゴミのせいだ、と言う。
もはやこの方は、政治の現実が全く見えないようです。いや見たくないのでしょうね。
こんな記事が飛び出しました。
ダム工事:「小沢氏に業者逐一確認」高橋元秘書が初証言(毎日新聞 2010年3月25日)
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件に絡み、小沢氏の秘書を務めた高橋嘉信元衆院議員(56)が24日、毎日新聞の取材に、小沢氏本人が公共工事で「天の声」を出していたと初めて証言した。岩手県発注の鷹生(たこう)ダム(大船渡市)工事を巡り、談合の本命業者に関する小沢氏の指示を業者側に伝えたという。
高橋氏の説明によると、98年ごろに小沢氏から「世話になっているので鷹生ダムは清水にしろ。仙台に言っておけ」と指示されたという。高橋氏は直後、談合の仕切り役だった鹿島東北支店(仙台市)の当時の幹部に電話し、「小沢からです」と前置きして「鷹生ダムは清水だそうです」と伝えたという。
鷹生ダムは98年5月に本体工事の一般競争入札が行われ、清水建設、熊谷組などのJV(共同企業体)が落札。受注側が謝礼として小沢氏のパーティー券を年約2000万円ずつ数年間購入したことが判明している。
高橋氏は「どの業者に公共工事を受注させるかの判断を当初は小沢氏本人に逐一確認していた」とも述べた。
高橋氏は80~00年に小沢氏の秘書を務め「金庫番」と呼ばれた。00年衆院選で旧自由党から比例代表東北ブロックで初当選。小沢氏と決別し09年衆院選では小沢氏の選挙区の岩手4区に自民党から出馬し落選している。証言について小沢氏事務所は「担当者と連絡がつかないのでコメントできない」、清水建設と鹿島は「確認できない」としている。【政治資金問題取材班】
これこそ「悪徳ペンタゴンの走狗」「低劣マスゴミ」の仕業だ。
植草一秀大先生は、ありがたくも
「民主党が現執行部体制で参院選を大勝する方策」を授けている。
(前略)
鳩山由紀夫総理大臣と小沢一郎民主党幹事長の取るに足らない政治資金問題を、検察とマスゴミがタイアップして、民主党攻撃を続けてきた。歪んだ世論調査が鳩山内閣の支持率低下を伝えることにより、鳩山政権に対するネガティブなイメージの刷り込みが図られている。
(中略)
私は、日本政治刷新のために、鳩山政権に安定政権基盤を付与するべきだと思う。参院選で安定基盤を確保できれば、鳩山政権は大ナタを振るうことができる。
①官僚天下りの根絶を実現する
②企業団体献金全面禁止を実現する
③対米隷属から脱却する。
この三つを確実に実行してもらわなければならない。
(中略)
日本政治刷新を希求する主権者国民が鳩山民主党に日本政治刷新の機会を提供すれば良いのである。決定権は主権者国民にある。悪徳ペンタゴン走狗のマスゴミの暴走をこれ以上野放しにしてはならない。
民主党はメディア対策本部を設置して、民主党議員のメディアへの出演を党として戦略的に対応するべきである。メディアが政治的に対立する悪徳ペンタゴンの支配下にあることを踏まえれば、マスゴミに対して党として警戒的に対応すべきことは当然だからだ。
鳩山首相、小沢幹事長の政治と金の問題は「取るに足らない政治資金問題」なのだそうだ。
★
「取るに足らない政治資金問題」は、こちらにも満載!内閣支持率の低下は、マスゴミのせいで、「鳩山政権に安定政権基盤を付与」すれば「日本政治刷新」が出来るそうだ。
その核は、①官僚天下りの根絶を実現する ②企業団体献金全面禁止を実現する ③対米隷属から脱却する。・・・と言う。
衆院で過半数を取りながら、①②は手をつけず,③は迷走と裏切り・・・、でも参院で過半数を取ればできると言う?
民主党がやっている政治の現実を見ていない、なんとももう妄言のレベルではないか。
かなわぬ夢を民主党にしがみついて託そうと、アジる。
主権者国民が市民運動を展開しなければならない。
低劣マスゴミを無視することである。
低劣マスゴミ制作番組を視聴しない。
低劣新聞の購読をやめる。
必要な情報はネットを通じて無料で入手できる。
という。
ご自身の発信をネットで無料入手できる「必要な情報」と思い込んでいる?ようだ。
こう言う方たちが熱烈に民主党の足を引っ張るのだろう。
素晴らしい「方策」に拍手を送りたくなってきた。
・・・こんなことを書いて、気分は今日の天気ようにドンヨリだ。
(・・・と、昨日書いていたが、今日から天気は回復しそう。花見日和になるかな?)
政治論議はもっと事実を見たほうがいいと思うけどお・・・
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2010.03.26 |
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春のうららかな日差しが恋しい今日この頃です。
ニンジンを切ったときこうしておけば、部屋の中で小さな緑が可愛いですよ!
はじめに、マスコミに載らない海外記事さんのココログ版が、突然閉鎖させられたそうです。
全く心あたりはありません。トラックバックできないブログに何の意味があるでしょう?
政党のビラをまくと豚箱。ピザ、鮨、あやしい宗教団体のビラなら不問の社会、不思議なことではありません。
最新の記事、クリス・ヘッジスによるもので、「情報スーパー下水: インターネットは企業権益によってハイジャックされるだろうか」というものでした。
とのこと。
私はネットの世界には疎く、事情は飲み込めませんが・・・。
海外からの貴重な情報を提供いただいていたのに残念です。是非どこかで復活して頑張ってほしいものです。
さて、今日はあまり書かないタイプの話。
こっけいと言うか、やっぱり小沢一郎はエライ!と言う話です。
小沢氏、生方副幹事長解任を撤回 「党の団結大事」(東京新聞 2010年3月24日 01時13分)
民主党の小沢一郎幹事長は23日夕、党本部で記者会見し、執行部を批判した生方幸夫副幹事長の解任方針の撤回を表明した。これに先立つ生方氏との会談で「参院選を控え、党の団結と協力が大事だ。本来の副幹事長の職務に全力を挙げてほしい」と伝え、続投を要請したことを明らかにした。生方氏は「分かりました」と受け入れた。
党執行部は当初、同日午後の常任幹事会で生方氏を「人事異動」の形を取って解任する方針だった。しかし、参院選を控え党内外から批判が高まったことを受け、方針を一転させた。ただ、小沢氏がいったん了承した解任を撤回したことで、威信低下が浮き彫りになり、今後の鳩山政権内の力関係にも微妙な影響を与えそうだ。
鳩山由紀夫首相は23日夜、生方氏の続投について記者団に「それは小沢幹事長が判断した。いろいろ考えられた末の結論だったと思っている。党の中でしっかり議論することになるわけで、むしろ良かったんじゃないか」と指摘した。ただ党幹部は、首相から同日昼に小沢氏に連絡があり「幹事長の判断が変わったようだ」と述べ、首相からの指示があったとの見方を示した。(共同)
民主党内も支持者もどうなんでしょうか?
民主党支持のブログシーンは、申し訳ないが、滑稽です。
持ち上げていたらはしごを外されたわけですから。
一度目は、「政治とカネの問題」で不起訴決定を受けてのからの出来事。
検察の捜査を「このようなことを許していたら日本の民主主義は暗澹たるものとなってしまう」として、断固たたかう姿勢を見せていた小沢氏は、不起訴処分に対し、「公平・公正な検察当局の結果と受け止めている」と言ったもんだ。
当のご本人がこう言ってしまえば、応援団はは立つ瀬がないというのが普通ですが・・・。
そして今回の生方副幹事長の解任とその撤回劇。
小沢氏の意向にそう解任を持ち上げては、またその撤回劇にヤンヤの拍手を送る。
「vanacoralの日記」 2010-03-23 「どこまでも恥を知らない植草一秀 」が、以下こき下ろして紹介しています。
■生方副幹事長問題を解決した小沢幹事長の凄腕(23日付『知られざる真実』)
民主党副幹事長の生方幸夫氏を解任するとの民主党の方針決定は、本来、大きく取り扱われるような案件ではなかった。小沢氏を攻略したい利権複合体の走狗である一部マスメディアが大騒動に仕立て上げたものだ。
(中略)
生方副幹事長は、党執行部の運営に問題があると感じるなら、会が終わった後にゴタゴタいうのはやめて、堂々と党内会議の席で表明するべきだったのではないか。
(中略)
生方副幹事長問題を小沢一郎幹事長が見事に処理した。悪徳ペンタゴン連合よりも、小沢氏の方が一枚上手であった。
そして、
ど・こ・が?
「小沢氏の方が一枚上手」なら、ここまで騒ぎが大きくなる訳ないでしょう。これぞ「恥も矛盾も感じず」「論理的思考ができない」植草氏の真骨頂ですねorz
と結んでますが。
・・・ということで、以下の
なるほど、そうだ!という記事を紹介しておきましょう。
田畑光永氏が(ジャーナリスト)ブログ
リベラル21で、書いています。
「2010.03.24 民主党、生方氏の副幹事長職解任を取り消し――これぞ独裁の証し」
民主党は新聞のインタビューで小沢幹事長を批判する発言をしたという理由で、去る18日、副幹事長職を解任することを決めた生方幸夫衆院議員について、23日、小沢幹事長が直接、生方氏に会って解任取り消しの意向を伝え、生方氏も留任を了承したために、事態は一転、元の鞘に収まって終息した。生方氏解任に対する世論の激しい反発に小沢氏が譲った形だが、この経過そのものが党内における小沢氏の独裁振りを証明したと言える。
(中略)
これぞ典型的な独裁のメカニズムである。独裁者は腹のうちを明かさず、周りのものがそれを忖度して、気に入られるように物事を処理する。うまくいけばそれでよし。案に相違してうまくいかなければ、そこで独裁者が決定を改める。当初の決定をしたものの立場など意に介さないばかりか、場合によっては逆に責任を追及される。
(中略)
民主党にもせめて自民党程度の民主化を求めたい。生方解任が取り消されたことは小沢氏自身が世論の逆風にたじろいだことの現われだろう。北教祖からの不正献金を受けた小林千代美議員が離党も議員辞職もしないと言って頑張っているのは、北教祖関係者の逮捕、起訴を理由に小林議員が離党したり、辞職したりすれば、当然、秘書3人が起訴された小沢氏にあらためて世間の目が注がれるのを避けたいがため、本人の意思とは別に頑張らされているのだと言われるが、そんな形で政治の筋をねじ曲げ続ければ、結果はさらに悪くなるだけである。
鳩山首相は小林議員について「何らかの対処をする必要がある」と述べているが、ここはせめて「指導性」を発揮して、きちんとした対応をすると共に、小沢幹事長の進退にも総裁としてのけじめを見せてもらいたいものだ。
かつては自公政権を厳しく批判し、民主党政権を天まで持ち上げ小沢擁護に
海外から「健筆」をふるった方は、「真実」が見えて嫌気が差したのか、もう一ヶ月以上に渡り日本の政治の話はエントリーに挙げていないようだ。しかし、マスコミに載らない海外記事さんが言う「あやしい宗教団体」ならぬブロガー達は、またしても植草氏のアジテーションに陶酔するのでしょうか・・・?
やっぱりイチローはエライ!(笑)
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2010.03.24 |
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NPJ お薦め ブログ 推薦御礼
今夜は、七山のロフトでバーべキュウを楽しみ、満天の星を見ながらちびりちびりと語らっているかもしれません。(予約投稿です)
ところ変われば品変わる、と言うけれど・・・。
“選挙中の発言、公約でない”
まずは、岡田外相 。
「公約と(鳩山首相の)選挙中の発言とはイコールではない。公約というのはマニフェストだ。あえてマニフェストには普天間という言葉を書かなかった」。
最後は「県内移設容認」しかないと見込んでいました、ということでしょうか。衆院第1委員会室が騒然となり、、質問者の共産党笠井議員が凛として「有権者は何を頼りにして政党と候補者を選ぶのか」と批判したのは当然でしょう。
民主党は野党時代はなんと言っていたのか。
「消えた年金問題」で、安倍晋三首相(当時)が2007年7月の参院選で「最後のお一人に至るまですべて記録をチェックする」とした約束が実現不可能となったとき、自民党の町村信孝官房長官(当時)は「選挙中ですから、簡略化して物をいってしまっているところが確かにあった」などと言い訳。
すると、、民主党鳩山幹事長(当時)は、「許せることではない、国民をバカにしている。徹底的に追及する」)と表明し、簗瀬進参院国対委員長(当時)は「民主主義の本質を理解していない。選挙の時の言葉だからこそ重い。暴論である」と、党ぐるみで批判していたものです。
「民主主義」・・・、与党のときと野党のときでは正反対ですね。
機密費は非公開
次は、平野博文官房長官。
「透明化」はどこに行ったのでしょうね。
民主政権も機密費使途は非公開 平野氏「私が適切に判断」 (東京新聞 2009年11月5日 12時45分)
平野博文官房長官は5日午前の記者会見で、内閣官房報償費(機密費)について「(費用の)性格上、使途をオープンにすることは考えていない。私が責任を持って適切に判断していく」と述べ、民主党政権でも使途を非公開とする意向を示した。
政権発足直後には、記者団に官房機密費について問われ、「そんなものがあるんですか。 全く承知していない。 承知していないからコメントできない」なんてとぼけていた平野官房長官。
民主党は野党時代の01年、機密費の透明性を高めるため「機密費改革法案」を提出した経緯がある。2003年には、政権をとったら「内閣官房機密費の流用を厳格に制限し、使途は厳正な公開基準の下で一定期間後に公表する」と決めている。
「国民から疑念をもたれないように、担当である私が使途について責任を持って使っていく」
「確かに過去にそう言ってきたのは事実だが、現実に官房長官の職に立ったとき、相手のあることでもある。私を信頼してほしい」
おいおい、ヒラノ君。「私を信頼してほしい」で済むなら、法律なんていらないでしょう。しかも民主党支持層の中でもあなたは「大丈夫か?」と一番信頼が薄いんだから・・・。
民主党なら(と言うのは、殆ど第2自民党に近くなってきていますから)、与党になったら絶対に見せたくないはずですよ。だって、秘密の裏工作の資金だもん。
だって、会計検査も形だけで事実上ノーチェックの内閣機密費ってこんなものですから。
志位委員長質問が明らかにした
これが内閣官房機密費ヤミの工作資金の実体だ・・・外遊する国会議員へのせんべつ、悪法を通すための国会対策・野党対策……巨額の国民の税金が時の首相や内閣の党略的私的な工作にヤミからヤミへとつかわれているのではないか――。内閣官房文書という決定的な証拠を示しての、日本共産党志位委員長の衆院予算委員会での追及が大きな反響を呼び起こしています。内閣官房機密費の実態にせまりました。(イントロだけ引用)
政治の裏舞台を垣間見る策略陰謀・・・。全部貼り付けたいのですが、何せ長いので是非リンク先でどうぞ。
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2009.11.07 |
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おいおい、又かよ!
民主党は、幹部に拠って発言がコロコロ変わるんだな。
いくら寄り合い所帯とは言え、政党という組織が、国民にどう向き合うかの問題だ。
法制化検討「約束してない」=政調会長が鳩山氏の発言修正-非核三原則 (時事通信 2009/08/10)
民主党の直嶋正行政調会長は10日、鳩山由紀夫代表が政権を獲得した場合の非核三原則の法制化検討を表明したことについて「そういう考え方があってもいいという言い方で、必ずしも検討を約束したのではない」と指摘した。外交の重要方針に関する代表の発言を、政調会長が修正したもので、批判を招きそうだ。
せっかく、
「いい事はいい」と評価したばかりなのに・・・。
色々言うことも無いでしょうが、アメリカに気を遣っているのか?
だったら、オバマ大統領は核廃絶の先頭に立つといってるんだから・・・。
???
それぞれの顔で、あっちを立て、こっちに気遣い・・・、
鳩山君、代表でしょう。
一体民主党は、どうなんでしょう?
鳩山代表自身も11日、党本部で「法制化の検討はしたいが、果たして本当になじむのか」と語った。
鳩山氏は、もともと「つくらず、持たず、持ち込ませず」の非核三原則から、「持ち込ませず」を除外した二原則にするのが持論。日米核密約にかんして、「必要性というものがあったからこそ現実的な対応がなされてきた」(7月14日)と是認し、三原則の見直しを示唆していた。その後、発言を「修正」したものの、法制化に関しては「法律にすれば変えられる危険性がある」(4日)と慎重姿勢でした。
それが一転して、「法制化を検討していく」(9日)と発言し、そのブレぶりが指摘されてきた。
民主党のこの混乱ぶりは、「日米軍事同盟中心」という自民党政治のゆがみをただす立場がないという弱点からくるもので、米国の顔色を見ないとないと、自らの方針も定められないという有様だ。
いま必要なのは、核密約を公開し、これを破棄し、非核三原則の実効性をはかることです。そのことを通じて、名実ともに「非核の日本」にすることが求められている。
ま、 こんなことでいちいちエントリーを立てていたら、キリが無いですが。
今日は、仲間たちの”打ち上げ”でした。
知り合いの居酒屋を昼間から借り切り。
宮崎の地鶏がメイン。
それぞれに楽しかったようです。
私は、大人しくビールと焼酎を少し。
夕方から、別コースで若者と食事に行きます。
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2009.08.11 |
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橋下徹大阪府知事は、民主党支持ブログでは、ぼろくそ叩かれてきたけど・・・。
当の民主党が、蜜月の恋に陥る予感?
数日前から、晴れ間にクマゼミが啼き出した。梅雨も終わり近いかな。
民主と橋下氏、急接近 原口“総務相”と意気投合 鳩山代表『連携取りたい』(東京新聞 2009年7月9日 朝刊)
民主党は八日、大阪府の橋下徹知事を党本部に招き、「次の内閣」総務相の原口一博氏が会談した。両氏は地方分権や「霞が関解体」で「共通点は多い」とすっかり意気投合。東国原英夫宮崎県知事の衆院選出馬を模索する自民党に対抗し、民主党は人気のある橋下氏に急接近した格好だ。
原口氏:「地方の改革の旗手と共同していきたい」
橋下氏:「民主党の素早い対応には、日本が大きく変わるのではという気持ちを抱いている」
橋下氏:「納得できない国の政策には地方に拒否権を」
原口氏:「立法化の検討をマニフェストに入れたい」
橋下氏:「素早く地方の声に対応してもらった。中身について言うことはない」
鳩山代表:「橋下氏の考えは非常に民主党に近い。何らかの形の連携を取っていきたい」
民主党は2007年の参院選マニフェストに「将来的に全国を三百程度の基礎的自治体で構成する」と明記したが、地方から強制的に合併させることへの批判が続出し、衆院選マニフェストには盛り込まないことにしている。
しかし、原口氏は道州制基本法の制定を目指す意向を示した。
経団連が押し付ける「究極の構造改革=道州制の導入」を軸に話を進め、橋本人気にあやかりたい民主党。
「ボロクソ批判」の行方は如何に?
ついでに、橋下評を一つ紹介します。
福岡県弁護士会(偉大なる
池永満先輩が会長です)のサイトに、
「弁護士会の読書」と言うのがある。弁護士さんたちの書評ブログのようです。以下転載。
橋下「大阪改革」の正体
著者 一ノ宮 美成、 出版 講談社
ひとの悪口を言うのは私もあまり好きではありません。しかし、この橋下大阪府知事については、まあ石原東京都知事も同じですが、あまりのえげつなさに我慢ならず、悪口くらい言わせてもらいたい、そんな気分です。
といっても、これは書評ですので、この本に書かれていることを紹介します。ほとんど、そうだそうだと手を叩き、足をふみならしたくなるような話が満載です。いやあ、その正体はひどいものです。そんな橋下知事を依然としてマスコミが高く持ち上げているため、大阪府民の支持率は高どまりだというのです。いやはや、まったく罪つくりなマスコミです。これは小泉「改革」とまったく同じ構図ではありませんか。
橋下弁護士はサラ金「シティズ」の代理人弁護士を務めていた。「シティズ」というのは高利を強引に取り立てることで有名な会社です。橋下弁護士は、また、徴兵制の復活を主張し、日本は核武装すべきだといい、「税金を払わない奴は生きる資格がない」とウソぶきました。
テレビの出演料は、ローカル局で1時間50万円、ネット局だと100万円以上。講演料も1時間150万円、年収3億円。こんな大金持ちが貧乏人は死ねと言っているのですから、まったく許せません。
橋下弁護士は府知事選挙出馬を「2万パーセントない」と否定しながら、その直後に出馬を表明した。出馬を否定したのは、番組キャンセルにともなって違約金が発生するのを恐れたからだ。そんな解説がなされています。せこい男ですね、まったく。年収3億円の金持ちというのに、呆れます。
「大阪府は破産会社」と橋下府知事は何回も言ったが、これは事実に反している。
嘘も百回言えば本当になる。こんなデマゴギーをマスコミ受けするように繰り返しただけのこと。いやあ、ひどいものです。許せない、プンプン。
橋下知事の支持率が6割以上というように高いのは、常に敵を作る手法にたけているから。小泉元首相は郵政族を的にしたが、橋下知事は公務員労組を敵にした。それで世間の注目を集め、支持をかすめ取ろうとしたわけだ。いま、日本社会に蔓延している社会の閉塞感から、その不満のはけ口が公務員に向かっている。
橋下知事は、高校生に対して次のように強弁した。
「義務教育は中学まで。自分で勉強して公立に合格するしかない。今の日本は自己責任が原則。それがいやだったら、国を変えるか、日本から出るしかない」
ひどいものです。高校生に向かって、いやだったら日本から出て行けというなんて、とんでもない暴言じゃありませんか。いったい、橋下知事って、日本の王様なんですか。
橋下弁護士を知る大阪の某弁護士は、橋下知事について次のように語る。
「ひと言で言うと幼稚ですわ。メディアが、まるで大阪の救世主であるかのように持ち上げるため、少しでも批判すると橋下知事はキレるし、世間のバッシングにあう。そこで、誰もが口を閉じるしかない。いまの大阪では、橋下知事とメディアが共演して恐怖政治がつくられている」
橋下知事について、情緒的な発達が11歳か12歳くらいで終わっている幼い人だと断言した人がいます。ふむふむ、まったく、そのとおりなんじゃありませんか。
橋下知事には、庶民の目線というのがまったく感じられない。今日の財政危機を作り出した張本人である関西財界が橋下知事をあやつり、その橋下知事が熟知したメディアを手のひらに躍らせることで、財界の方針を実行している。メディアは「絵になる」「字になる」などと面白おかしいだけのポピュリズム報道になり下がっている。そこには破壊だけしかない。
横山ノックと言い橋下知事といい、本当に日本の政治家には人材がいませんよね。
そうはいっても、国政選挙で投票率60%程度というのは、あまりにも低すぎます。政治家は国民(有権者)が育てるべきものです。
(2008年12月刊。1000円+税)
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2009.07.11 |
| Comments(3) | Trackback(1) | ・民主党批判Ⅱ
先ずは、やくみつるが、24日付「赤旗日用版」に寄せた4コマ漫画の傑作を紹介しよう。(言葉だけだけど・・・笑)
1コマ目・・・「なんのことはない。民主党代表に鳩山由紀夫氏が就任したことで
時計の針が55年前に戻っただけではないか?」
2コマ目・・・「だが歴史は繰り返すの謂(いい)にならうと、この先、ひょっとして・・・」
3コマ目・・・再び保守合同なんてことも?!
「友愛」ならぬ「なれあい」!
バカヤロー解散ならぬ バカヤロー合同
4コマ目・・・そうなりゃ 元も子もない。
2世議員を云々する以前に・・・
「総理の孫の総理就任禁止!」
保守合同で、自由民主党が出来たのが1955年。
あれから55年、当時の自由党・吉田茂、日本民主党・鳩山一郎の孫同士、麻生太郎と鳩山由紀夫が爺さん達の後を追って「保守合同」に走ろうとしている?
鳩山代表がゴーサイン 民主党鳩山由紀夫新代表は、改憲手続き法(国民投票法)にもとづき衆参両院に設置されている憲法審査会について、「議論は始めて結構だ」として、憲法審査会を始動させ、議論の開始を容認していた。(17日のNHK番組で)
「時代に沿って変えなければいけないものが50年、60年変わっていない。ここに最大の問題がある」と。そして、「憲法審査会のスタートに民主党は反対しているが」との問いに「議論は始めても結構だと思います。ただ、経済がこういう状況下で憲法(の議論)を真剣にできるのか。そういう余裕がいまの政権にはないのではないか。(民主党は)そう思っているから国会対策のなかで憲法審査会の議論がされていないということだ」と述べていた。
鳩山由紀夫代表はもともと改憲論者で、戦前への復古主義的な改憲をめざす「新憲法制定議員同盟」(中曽根康弘会長)の顧問に就任(2008年3月4日)している。
改憲派の民主党代表のゴーサインでいよいよ動き出すか。
2009年5月22日(金)「しんぶん赤旗」より。
28日に民主議員が陳述
憲法審査会規程めぐり 自公民が決定
衆院議運委理
自民、公明の与党と民主党は21日の衆院議院運営委員会理事会で、憲法審査会規程の制定をめぐって28日に前衆院憲法調査会長代理の枝野幸男議員(民主)を参考人として意見聴取することを決めました。
日本共産党の佐々木憲昭議員は「これまでも野党の反対を無視して委員長の職権で進めてきた。なんの反省もなく、それを前提として、このような形ですすめることには反対だ」と批判しました。小坂憲次委員長は「その意見は十分聞かせていただいたが、やらせていただく」と述べました。
民主党はこの間、「改憲手続き法強行(2007年5月)について与党の側からの一定のけじめが必要」などとして、同規程の制定を正式の議題とすることに反対し、民主側の意見陳述にも応じない姿勢を示してきました。
一転、承諾したことについて民主党の国対幹部は、「与党が非常に強硬で、このまま一方的に規程議決を強行されるのも問題がある。一方的だったとはいえ、自民党の中山太郎議員(前衆院憲法調査特別委員長)も意見陳述しており、民主党の意見も表明しておくことにした。もともと何が何でも反対ではない」と述べました。
鳩山氏は、国会対策は「現場に任せている」とは言うものの、明らかにトップの意思を反映した民主党国対の対応だろう。
形式的には対立を装いながら、実質は、保守2大政党による改憲に向けた「保守合同」の動きである。もともと、55年の自民党結成の大目的は「自主憲法制定」という名の憲法改悪にあった。巡りめぐって、またもや改憲での「合同」である。顔は二つだが、心は一つという「合同」だ。
「護憲」の声を上げよう 「護憲」を標榜しながら、鳩山民主党支持を表明しているブロガー諸君。
事実を見る勇気がなければ君達はただの「信者」であり、その言説は諸君のブログ史のみならず人生史に禍根を残すことになるであろうことを忠告しておく。直ちに声を上げるか、さもなくば、「護憲」の旗を降ろすと表明することをお薦めする。
関連過去ログ:
NO.1160 これはやばくない?鳩山由紀夫新代表、憲法審査会の始動を容認 。 http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-1187.html
ソマリア沖への自衛隊派兵に反対!「海賊対処法案」阻止!キャンペーン中! http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-1159.html
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2009.05.22 |
| Comments(1) | Trackback(2) | ・民主党批判Ⅱ
このところ、民主党批判ばかりでごめんなさい。
このまま民主党が政権とっても、自公政権とどこが違うんだ、・・・なので。
鳩山民主党を嬉々として丸々持ち上げてやまない方々は別にして、「先ずは変えること、悪かったらまた変えればいいじゃないか」という意見もあり、その可能性は高い?だろう。
「交代」により国民が政治的経験を積む・・・その意味は認めるとしても。
それはそれとして、じゃあ、次期政権?のチェックを、ということで行きますか。
麻生総理にさえも正論を許す
「国民の気持ちとしては、小沢さんのカネの話を聞きたいところではないか。民意と民主党は少しねじれがある」・・・、いみじくも麻生太郎総理が言ったそうだ。自分の党の事は棚上げして、お前が言うか!と言いたいが、主語を隠せばと「そうだな」という内容だ。
実際、小沢氏の姿勢に「納得できない」という声は7~8割。小沢氏が党の重要な役職に就くことにも過半数の世論のが反対があった。例えば、原誠司同党副代表が「国民や党に迷惑をかけて辞任して、辞任してすぐにポストに就くのはいかがなものか」と言わざるを得なかったのも、国民世論とかけ離れた党運営をしているからだろう。(こう書くと、「前原は自民の犬だ」とお叱りを受けそうだが・・・ま、冷静に。)
「古い自民」を不問
民主党の鳩山由紀夫代表は、新執行部人事で「小沢し起用は当然」とし、小沢氏の選挙担当の代表代行への起用を決め、「古い自民党体質や官僚体質を打ち破り、国民が主役の政治をつくりたい」と述べた。
小沢氏は、自らの西松建設違法献金疑惑について、「一点のやましいところもない」と依然開き直ったまま。党の代表選では誰一人として疑惑解明の声を上げず、「小沢代表の今日までの功績は誰もが認めるところ。間違いなくその評価を怠っては決してならない」(鳩山氏)と責任を不問にしてきた。
小沢氏の疑惑は、ゼネコンからダミー団体を通じて政治献金を受け取り、まさに「古い自民党的な金権体質」そのものを示したものだ。その責任を不問にしたままで、国民の納得も得ずに、小沢氏を党の要職に重用し、「古い自民党体質を打ち破る」などと言っても、残念ながら説得力は無い。
「脱官僚」はあっても「脱財界」は無し
鳩山新代表は、「官僚時代の終焉」「官僚任せの政治」「官僚主導から生活者主導の政治へ」と、”脱官僚支配”を政権交代の旗印の掲げて見せた。物好きな人の調査では、代表就任記者会見では「官僚」を24回口にしたそうだ。
ところが、財界・大企業の「派遣切り」をやめさせ、規制を強化することや、小泉「構造改革」路線を抜本的に転換して、国民的な問題である「貧困」や「格差」をなくすことなどは、一言も触れなかった。
「官僚政治」を批判するなら、・・・一部の特権官僚に財界・業界が天下り先を用意し、官僚がその見返りに財界・業界の利益につながる政策を作る、そして政府与党がその官僚の政策を後押しし、財界・業界から政治献金を受け取る・・・、この「政官業」の癒着にこそメスを入れ、その頂点の「脱財界」がなければならないのだが。
然るに、鳩山新代表には「脱官僚」の言葉はあっても「脱財界」が無い。このことは、小沢氏を全面的に擁護することと同根だ。一応小沢氏が言明していた、「企業・団体献金の即時禁止」も口にはしなかった。
消費増税と改憲
その一方で、鳩山氏は17日のNHK討論では、消費税増税については、「次の次の総選挙になれば、排除するつもりはない」と発言。さらに、憲法改定についても、「60年変わっていない。ここに最大の問題がある」と述べて、改憲原案の審査権限をもつ憲法審査会の始動を容認する立場を明らかにしている。
「政権交代」を唱え代表が変わった鳩山民主党も、一体自民党とどこが違うのか・・・。
変えるべきは、大企業優遇とアメリカ言いなりの政治で、国民の暮らしや医療や教育を踏みつけにし、平和を踏みにじる自民党政治の中身そのものだろうに・・・、そんなものは、私にはどう見ても見えてこないのだ。
しつこくてごめんなさい。
自公政権を変えたいと言う声が大きくなる中、じゃあそういう方向に変えるんだと、その方向性、中身こそが議論されるべきだと思うのだ。
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2009.05.19 |
| Comments(0) | Trackback(2) | ・民主党批判Ⅱ
日本選挙学会というのがあるらしい。
「赤旗」報道によると、
その総会・研究会が17日までの2日間、京都市の同志社大学で開かれました。研究会では政党のメディア戦略、民主党の構造分析、自治体合併が選挙に及ぼす影響などをめぐって議論が交わされました。
代表選が終わったばかりの民主党の地方組織の構造の実証研究、代表選出をめぐる問題点について、政党としてのあいまい性と未成熟さが示されました。
民主党と有権者との関係について「民主党は政策中心に有権者の支持を獲得しているといわれるが、民主党の場合、政策は支持・投票にあまり影響を及ぼしていない」「民主党とはこういう政党だろうという見方は人によって分かれる」と、支持者、投票者側が抱く民主党観にも、同党のあいまい性が反映しているとの指摘がありました。(以上、部分引用)
なるほど、当たっているかな。
国民の中では政治的意識が高い層であるはずのは政治ブログ界隈を見ても、政策は余り関係ないようだ。自公政権を変えるには、一番大きくて近い、が主な支持の根拠のようだ。その政策評価や中身については二の次三の次になっている。これは、究極的には民主党の問題というよりも、有権者・国民の意識の問題であり、この国の政治的民主主義の成熟の度合いの問題だろうが・・・。
「政権交代」なら改憲論者でも 例えば、新しい代表になった鳩山由紀夫氏は改憲論者で、戦前への復古主義的な改憲をめざす「新憲法制定議員同盟」(中曽根康弘会長)の顧問に就任(2008年3月4日)している。私は少なくとも、すぐに止めるべきだと主張しているが、熱心な「政権交代」論者は、護憲を自認しながらこのことには不問だ。「清濁併せ呑む」太っ腹というよりも、単なるダブルスタンダードにしか見えない。
その鳩山氏、「小沢傀儡ではない」とはいっていたが、やはり小沢氏を筆頭代表代行に重用するしかなかった。民主の人事にとやかく言うつもりはないが、世論は評価しないだろう。
鳩山氏は、金権政治に対しては一歩も前に進めないが、改憲には早速一歩前に進もうとしている。
憲法審査会の始動を容認 自民党は連休前にもと狙っていたのだが・・・。
鳩山由紀夫代表は、17日のNHK番組で、改憲手続き法(国民投票法)にもとづき衆参両院に設置されている憲法審査会について、「議論は始めて結構だ」として、憲法審査会を始動させ、議論の開始を容認した。
改憲原案の審査権限をもつ憲法審査会は、2007年の参院選で改憲を公約した自民党が大敗したことで、これまで宙に浮いていた。自民、公明両党は今国会での始動をめざしており、これに迎合するものだ。
鳩山氏は憲法について「時代に沿って変えなければいけないものが50年、60年変わっていない。ここに最大の問題がある」と発言。「憲法審査会のスタートに民主党は反対しているが」との問いに「議論は始めても結構だと思います。ただ、経済がこういう状況下で憲法(の議論)を真剣にできるのか。そういう余裕がいまの政権にはないのではないか。(民主党は)そう思っているから国会対策のなかで憲法審査会の議論がされていないということだ」と述べた。
要するに、改憲論議は「余裕をもってじっくりやろう」と答えたということだ。
これまで冷凍庫で保存していたものをチルドにもどし、じっくり熟成させておいしく調理し食べようか、と。
保守二大政党による改憲策動は、「政権交代」の看板の陰で目立たぬ形で着々と進められている。警戒が必要だ!
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2009.05.18 |
| Comments(2) | Trackback(4) | ・民主党批判Ⅱ
民主党代表選・・・、もうすぐ決まるが、どちらが代表になろうとも、チェンジは望めない。
いや、憲法のチェンジに近くなるかもしれない・・・。
民主党代表選の議論から。
憲法改定について、鳩山由紀夫氏は、「自衛隊が海外にどういうときに行くべきか、きちんと仕分けが出来るような憲法の議論をして、憲法を作り上げていくべきだ」と改憲姿勢を示す。
岡田克也氏も、「時代の変化に応じて変えるべきところは変える。個別にどこを変えるか議論すればいい」と応じる。
集団的自衛権について、鳩山氏は、「集団的自衛という考え方の範囲が広すぎる。自衛隊派兵など、全てができないというべきではない。しっかり早い時期に行っていかなければ、現実の政治に対応できない」と述べた。
以下の記事も参考に。
改憲論議、選挙控え低調 公約化、自民内にも異論 (朝日 2009年5月16日)
党是の改憲論議も盛り上がらない。安倍元首相が集団的自衛権行使の解釈変更を政権公約(マニフェスト)に明記するよう主張しているが、党内には「理念で選挙に勝てないことは安倍首相の時に学習した」と異論が相次ぐ。船田元・審議会長代理も、総選挙で争点化して民主党との対立を浮きだたせるのではなく、「総選挙で仕切り直しした方がスムーズかもしれない」。
改憲に必要な「衆参各院の3分の2の賛成」を得るには民主党の協力は不可欠。しかし、代表選に立候補する鳩山由紀夫幹事長は15日、「総理になった時に即、憲法改正に手をつけられる状況ではない」とし、岡田克也副代表も「今度の総選挙で総理になっても、当面の課題としてはかなりプライオリティーが低い」。自民党と足並みをそろえる見通しはない。
麻生首相も今月上旬、総選挙で改憲を争点にするか記者団に問われ、「憲法改正は自民党結党以来の綱領」と答えるだけ。党内議論を喚起し、民主に協調を呼びかけようと自ら動き出す考えはなさそうだ。(以上、部分引用)
改憲を第一に掲げた安倍信三元総理の惨敗で、自民も慎重だ。 ここには国民の世論が働いている。
民主党は改憲方針を隠さない。
さらに付け加えるならば、鳩山幹事長は、戦前への復古主義的な改憲をめざす「新憲法制定議員同盟」(中曽根康弘会長)の顧問に就任(2008年3月4日)している。
この立場で、自民党とどう対決し、どういう中身の政権に変えるというのだろうか。チェンジを言うなら自らチェンジが必要だろう。少なくとも、即刻顧問を辞任すべきではないか。
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2009.05.16 |
| Comments(0) | Trackback(3) | ・民主党批判Ⅱ
国会が緊迫!鴻池副官房長官の「不倫旅行」は、最大の政治的スキャンダルに発展し、麻生政権の命取りになることは必至。
衆院予算委員会で、その政権の統治能力を問う野党の攻勢にあって、麻生太郎総理は窮地に追いやられ立ち往生。解散は時間の問題となってきた。
閣僚がが8ヶ月に4人も辞任する(「日教組は教育のガン」など不適切発言の中山成彬元国交相、G7泥酔事件の中川昭一元財務大臣、裏株取引の平田耕一元財務副大臣につづいて・・・)という事態は、鴻池祥肇(こうのいけよしただ)官房副長官の辞任により一気に麻生政権の統治能力と責任問題に発展し、麻生総理には解散しか選択肢がなくなったのである。
・・・イヤイヤ、たとえば今頃はこういうふうにになっていたはずなんだが、ということ。
(不毛な民主党の代表選討論よりも、NHKにはこういう場面を中継して欲しかったな!)
麻生総理は、鴻池官房副長官の辞任について、「健康問題まで任命責任が問われるのか・・・」ととぼけていたが、鴻池氏自信が、公務用のJR無料パスを使って「不倫旅行」をしていた事実関係を認めたことで、一転、任命責任を認めた。
事の重大性は、それにとどまらないところにある。それは新型インフルエンザ対策を政府を挙げて取り組んでいた最中の、官房副長官の破廉恥な行為だったのである。そこにこそ、分かりやすい「不倫」スキャンダルより重い、政権の致命的な危機管理、統治責任の問題があった。
今頃衆院予算委員会が開会中であれば、冒頭書いたような状況になっていただろうということだ。
麻生太郎の絶体絶命の窮地を救ったのは、日程的にはたまたまとは言えまたもや民主党であった。(いや、11日の小沢辞任から鴻池辞任、13日の補正予算成立までの日程は仕込まれた茶番劇とさえ思える。)
民主党は、代表選挙というお家の事情で補正の徹底審議を放棄。表では「補正は史上まれに見るひどい予算」といいながら、「採決は14日でいい」という自民に、「13日でもいいよ」と13日の衆院通過を事実上容認した。
もし、徹底審議をしていたら・・・、という話でしたが。
民主党の政治的性(さが)
しかし、これはたまたまの話ではない。
民主党の国会戦術は「寝る(審議拒否)」こと。実際の国会対応は欠席戦術を取ってきた。
まあ、論戦する対立軸が無いから、実際に対面すると困るんだろうけど。党首討論も小沢氏自ら提起し実現したのに「セレモニーで実りが無い」などと拒否ばかりしてきたし・・・。
国会は欠席して、一方では国民の目が届かないところで”密室政治”。その最たるものが07年11月の小沢、福田密室会談における「大連立」構想だった。「自公政治」の転換をいながら、密室の党首会談では自民との連立政権で合意。自衛隊派兵恒久法や消費税増税で一致していたという。
・・・ま、詳細は皆さんも記憶に新しいでしょうから省きますが、国政の基本で自民党と違いが無いから、お天道様の下での論戦と国民世論で自公政権を追い込むことが出来ない。必然的に政局の駆け引きに頼るしかない民主党の政治的性(さが)とでも言うべきか・・・。
これだけ分かり易い、鴻池祥肇官房副長官の辞任劇にあっても、麻生政権を追い詰めるどころか、助け舟を出してしまったのであった。
麻生政権を崩壊寸前まで追い込みながら、小沢代表の金権問題を皮切りに、敵に塩を送り続ける民主党。麻生は息を吹き返しつつある。
秘書課広報室の玲奈さんが、「鴻池祥肇さん、ありがとう。自民党の政治倫理の低レベルぶりを見せてくれて。」という記事を書いているけど、鴻池の爺さんには、もっともっと貢献して欲しかったなあ、と思う友さんなのでした。(笑)
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2009.05.15 |
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案の定、と言うしかない。
16日の民主党党首選に向けて、マスコミは「鳩山由紀夫幹事長と岡田克也副代表の一騎打ち」報道が盛んだが(NHKが実況中継までした。この感想は最後に一言だけ)、その選挙戦の中身のことだ。
( この項、はじめは「鳩山幹事長は、『新憲法制定議員同盟』の顧問を辞任すべき」というタイトルにしようかなと思ったんだけど・・・。)
私は、小沢一郎代表辞任の最大の要因である西松建設違法献金事件をどう総括するかが先ず第一に問われているとしつこく主張して来たが、その点では、両候補とも落第である。
鳩山幹事長は、「小沢氏の傀儡政権といわれるつもりは無い」と言うものの、事件発覚からこれまで一貫して小沢氏をかばってきた態度そのままに、「小沢氏のおかげで民主党がここまできたのは紛れもない事実」と小沢路線を引き継ぐことを表明している。
一方、小沢氏と距離を置いてきたとされる岡田氏はどうか。
「小沢氏ももう少し説明を丁寧にすればよかったと思う」とは言うものの、代表選について、「非小沢、親小沢という色分けにはしたくない」と述べた上で、西松献金事件に関連して、「小沢さんが集めたお金は、自民党の派閥トップクラスと比べればはるかに少ない」などと、こちらも擁護する発言を繰り返している。
繰り返しになるが、小沢氏は西松だけに限っても、10数年にわたって約3億円の献金を受け取っている。これを「自民党と比べて少ない」という感覚!例え、小沢氏にたいする献金が相対的「小額」だとしたら民主党の責任が軽くなるとでも言うのか。唖然たる見識だ。
岡田氏について言えば、あの鈴木宗男氏が、「小沢代表が、企業献金全面禁止を言った時、それをそのまま受け取って、即禁止しますというべきだった。その提起が小沢氏の十分な説明責任だったのだ」というふうに批判している。岡田氏は、「企業団体献金禁止は3年後ぐらいには・・・」と、うつろに答えることしかできない。
重ね重ねになるが、民主党が政権交代を口にするのであれば、献金額の多少に関係なく、自民党的金権体質に自らが染まっていることに対する真面目な反省と総括が必要だろう。鳩山、岡田の両氏がこの根本問題をあいまいにしたままで「政権交代」を訴えるにしても、肝心の政治の中身を変えようとしているかは見えてこない。
その他、岡田氏の公約は、「行財政改革」、日米同盟強化、「基礎年金の全額税方式」による将来の消費税増税など。鳩山氏は、消費税増税は「将来は不可避」としながら「今は時期じゃない」というもの。さらに2人とも、衆院比例代表定数を80議席削減で民意切り捨ても表明している。両者の政策に大きな違いは無い。
即刻顧問の辞任を
さらに付け加えるならば、鳩山幹事長は、戦前への復古主義的な改憲をめざす「新憲法制定議員同盟」(中曽根康弘会長)の顧問に就任(2008年3月4日)しているが、この立場で、自民党とどう対決し、どういう中身の政権に変えるというのだろうか。少なくとも、即刻顧問を辞任すべきではないか。
ちなみに私の見立てでは、民主党支持者(ブログ)の支持は割れているようだ。一応「護憲派」を気にする人は岡田支持、小沢信者は「護憲」など忘れてしまい鳩山支持。
小沢・政権交代論者は、小沢氏がいなくなると、次の「教祖」を探さなければならないようだが、自ら「護憲派」を自認しながらも、こうした肝心なこともどうでもいいようだ。「護憲派」「リベラル」の、「一事が万事」を見る思いだ。・・・教祖が教祖なら、信者も信者ということか。
NHKは、くだらん中継をするな!
・・・・この後、夕方NHKで両者の討論があったが・・・、変わらんね。これが政権を狙う政党か!?
「官僚体制打破のために、挙党体制でやろう。」
政党が国民に責任を持って一致してやるのは当たり前だろう、なにが全員野球だ!
「企業団体献金禁止を3年以内にやろう。」
(一応は触れたけど)何が3年以内だ、それが「自民党には絶対に出来ないことだ」と自慢してみせる。
消費税は、今増税はやらないといっているだけの話で、縛られたくないので「上げないわけではない」ことを強調していた。
・・・一党の党首選挙を公共の電波で実況する必要があるのか。しかも、内容は最低。身内の話は身内でやれ。自公政権をどう変えるか、国民の関心には全く応えるものはなかったというほど不毛だった。失望。ま、期待はしてなかったが、それにしても!というところ。
相撲放送の方がよっぽどマシだった・・・。
自民党総裁選の時は、一党の総裁選を中継すべきかと批判した、民主党支持者はどう聞いたのでしょうか?(NHKは借りを返したというところか?)
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2009.05.15 |
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