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サイエンスコミュニケーションは、職業か能力か?

サイエンスアゴラが終わって気が抜けたのか、風邪を引いた私です。

病院でお医者さんに「良くかぜ引きますね」といわれたのがショックです。

だから、お前の所が儲かっているんだろう、という心の叫びを隠しつつ、
「ええ、のどが弱いんで」とうつむきながら返しました。

そんなことを言いたいわけではなく。

サイエンスコミュニケーションするのはいつまでどこまで?:Bサイエンスコミュニケーション

>なんとなく気になってたことがアゴラでも気になった。

それはサイエンスコミュニケーション活動をする期限と場に対する意識。


ということで、サイエンスコミュニケーションとは何か、という問題なわけです。

このブログでも、何度かサイエンスコミュニケーションについて書きましたが、
私は、サイエンスコミュニケーションとは「能力」だと思いますので、
「それで飯が食えるかどうか」は、
その人の「他の才能」と組み合わせることが出来るかどうかにかかっていると思います。

私は、編集という仕事の中で、たまたま対象分野が科学だったために、
サイエンスコミュニケーションの仕事に関わることができましたが、
そこで身につけた技術は、相手が金融だろうと企業広報誌だろうと使えるわけです。

もっと言うと、サイエンスコミュニケーション業界(笑)でしか通用しない技術では、
他の業界ではプロとして使えません。

M322さんが書いているように

>サイエンスコミュニケーションはただの一手段。
サイエンスコミュニケーション”だけ”ではやっていけなくても、
サイエンスコミュニケーション”も”活かしていく場を見つければ(作れれば)
いくらでも続ける方法はある。


ポスドク問題とか、不安な未来と戦う人に言いたいのは、
サイエンスコミュニケーションという経験に何を掛けることができるか。
掛ける相手が0ならば、答えは0。科学を学んだのだから、それはわかるよね。

(自分の専門+サイエンスコミュニケーション)×能力=何が出来るか

というようなことで考えると、今身につけたことで何が出来るかが見える。

就職が厳しい中で、どういう職に就くかばかりを考えるだろうけど、
どういう職についても、そこで全力でやれば、あとで見えるものがありますよ。

まず飛び込んでみる、そこで正しいと思うことをやってみる。
この世で科学と密接でないことは少ない。
サイエンスリテラシーが必要な所には、必ずサイエンスコミュニケーションが必要になる。

そう思っています。

その上で、自分で選ぶばかりではなく、たまには流されてみることも重要です。
「おきていることはすべて正しい」と、勝間和代さんも言ってますしね。

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ワークライフバランスを求めるばかりではなく、アンバランスにのめりこむ時期があって良いよね。

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こういう本も読んでみてはいかがでしょうか?
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風邪大丈夫ですか?

ワークライフ”アンバランス”なm322です。

”手段”っての何か違うかなと思いつつ書いてたので、
”能力”ってしっくりきますね。
コメントで鳥類さんは
”態度””姿勢”ともおっしゃってました。

いずれにしろ磨けるものですね。
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プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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