【旅行】何はなくてもブルーモスク:BCN-IST2012(ISTの2):2012年7月10日
今回の旅行でうちの奥さんの最大の目的は、ブルーモスク(正式名称:スルタンアフメット・ジャーミイ)
とにかく、このモスクを見たい。
なんども見たい。
いろんな時間で見たい。
というわけで、2日目に朝、夕方、3日目の夜、と時間を変えて3回見に行きました。
このモスクの最大の特徴は、ミナレット(塔)が6本あることです。
6本あるのは他にほとんど例がなく、それだけ由緒正しくハイレベルだからと思っている人も多いですが(妻からもそう聞きました)でも、建築家がスルタンからの命令である黄金(Altun)を6(Alt)と聞き間違えたからという説もあるそうです。
このミナレットは、1日に5回の礼拝の時間を礼拝者に呼びかける(エザーンといいます)際に使ったということで、昔は声のよい人が塔の上から叫んだそうですが、今は、スピーカーから声が流れてきます。ブルーモスクだけではなく、街中のモスクがスピーカーを使った流すので、礼拝の時間前は大変にうるさい。
でも、大きなモスクほど、いい声で呼んでいるような気がしました。
ブルーモスクには、トラムのスルタンアフメット駅の方から降りてくると、まず、ドイツの泉が見えてきます。
(ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の2度目のイスタンブール訪問を記念して1901年に完成)
そして、その向こうにはテオドシウス1世のオベリスク。
城門があって、そのむこうに中庭があり、そしてモスクが見えてきます。
門から調度よい形で見えるのは計算されているのでしょうね。
朝は逆光になりますね。
モスクは基本的にメッカの方を向いて立っているので、このあたりからだと東南に向いています。
朝一なので、太陽が東にあります。
観光客は、中庭を一旦出て右手の方から入場します。
もちろん、礼拝者(Prayer)は、正面にある別の入口から入場します。
ブルーモスクは、現役のモスクですから一日5回の礼拝時間には観光客の入場を制限しています。
なので、エザーンが聞こえているときは入場できないと思ったほうが良いです。
アヤソフィアは博物館なので入場料を取りますが、ブルーモスクは入場無料です。
肩が出ていたり、足が膝まで出ていると、布を渡されます。
青い布を掛けているのは、そういうモスクに敬意を払ってない観光客です(主にアメリカ人)
とにかく、装飾も見事だし、絨毯も美しい。
内装に使われているイズニックタイルは、2万枚以上。
キリがないですが、出てきました。
確かに中も美しいですが、やはりその佇まいが美しいです。
アヤソフィアの方から見た姿。
このあと、アヤソフィアとトプカプ宮殿に行って、さらに新市街に渡ったりしてますが、その話はまた別のエントリで。
夕方、夕景を撮影するために三脚を持って再訪。
海側になる裏っ側から。
夕方刻一刻と姿が変わっていきます。
次の日は夜景を撮りに来たのに、三脚を忘れるという失態。
スルタンアフメット駅から見るトラム越しのブルーモスク。
アフメット1世廟の上に月が沈んでいきます。
さらにライトアップされたブルーモスク。
中庭からも撮ってみたのですが、まったくこの目で見た感じが出ません。
写真が下手なのもあるし、色合いというかほんとうに難しいです。
もっときれいなのにねえ。
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