パズル懇話会の2009/2/21の例会にて
ある発表者が丑の字の一刀切りについて話していました。
今年の干支にちなんで、うまいこと紙を折り込んだ上で、1回ハサミで切るだけで、丑の字を切り出すことをやってみた。こういう風に折ったらできた。云々。と紙の折り方を山折り谷折りの線で示した図を使って説明しました。
ちなみに、丑の字は縦横の直線だけで構成されていて、線は十分な幅を持っている字でした。
すると別のある方が、山折り谷折りの線が複雑に入り混じった図を見て、即座に、ここ間違っている、と指摘しました。
その指摘は正しかったのですが、どうしてすぐわかったのか???でした。
紙を折り込んで平面状にペッチャンコにした時、
それを開いた紙の山折り、谷折りの線は、次の法則を満たすそうです。
山折り谷折りの交点(紙の外周ではなく内部の点に限る)から出る線の数は、
|山折り線の数 - 谷折り線の数|=2
知らなかった… びっくりしました。
後から鶴を折ってみて確かめたけど、確かにその通りでした。
きっと折り紙の世界では基本なのでしょうね。深い世界です。