ブログってのは毎日書くのは大変だと思っていたけど、
ここんところ毎月1件書くのすらギリギリの状態で困っています。
今月のパズ懇の例会で、箱根の組木の『角(かく)』の話題が出ました。
『角』について、ここで写真でも入れられれば良いのだけど、体裁を整える時間的余裕が無いので、ざっと言葉で。
・外見が立方体のパズルで、各面の外見(表面に現れる分割線)は同じです。
・ばらすと10数ピースになります。
・オーソドックスなパズルで、少なくとも40年くらい前にはありました。
・立方体のものが基本ですが、同じ内部構成で、外見を球型や樽型にしたのもあります。
この『角』について、思い出を書いてみます。
このパズル、小学生の頃(はっきり覚えていないが、小3~小5くらいと思う)親父が買ってきた。
外すのは、自力でできたのか、ヒントをもらったのか覚えていない。
覚えているのは、外し方がわかっていたけど、バラバラにすると戻せなくなりそうなのがとても怖くて、
慎重に慎重に、いつでも戻れるように、1手1手何度も繰り返しながらゆっくりと外していったこと。そして途中で、親父に一気にばらさないとと促されて、ばらばらにした。その後、かなり頑張ったけどどうしても元に戻せなくなって悲しくなった。あきらめられずに続けたがもう寝なさいと止められた。そして翌朝、きれいに元通りになっているのを見て、親父って魔法使いみたいにスゴイっ、と感心した。
しばらく経って、ばらしては組んでを何度も繰り返しているうちに、ふっと、内部に隙間が無いことに気付いてとても驚いた。
このパズルを考えた人はスゴイっ、と感心した。
さらにしばらく経って、親父が今度は球体の組木パズルを買ってきた。
触ってみると、立方体のと全く同じ内部構造だったので、なぁんだ、と少しがっかりした。
単位長も同じ(というか、立方体のをベースにして、外形が球になるように削ったものですね)なので、
立方体のと、球体のと、適当にピースを交換しても組むことができることに気付いた。
外枠の2ピースだけを交換すると、立方体の中に球が入っているような綺麗な形ができ、これが一番気に入った。
気になって探したのだけど、発掘できていない。どこかにあるはずなのだが。