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サッカー選手と売春婦

夫と息子がテレビでサッカーの試合を観ている。
どこが強いとか誰がどこに移籍したという話に混じって、売春という聞き捨てならない言葉。
「何々?なんでサッカーに売春が出てくるの?」と問いただしたところ、こういうことである:
シャンゼリゼ通りのZAMAN CAFEというレストランに、売春斡旋の疑いで捜査が入った。
そこでお仕事をしている娼婦の口から、お客として、フランク・リベリーとシドニー・ゴヴゥ、そしてカリム・ベンゼマの名前が出た。
彼女は今でこそ18歳だけど、サッカー選手たちとやった時は未成年だったことがわかり(でもお客には成人だと偽っていた)、テレビやネットがこのスキャンダルに沸いている。
フランク・リベリーとシドニー・ゴヴゥは事情聴取を受けた。ベンゼマはこれから・・・

17歳には見えなかったぜ・・・

franck_ribery.jpeg

さてファンや視聴者たちの反応は?
「売春自体は禁止されていない。禁止されているのは売春斡旋だ。試合と試合の間に一発“息抜き”して何が悪い」
「選手たちは未成年だと知らなかったって言っているし、あの写真、とても18歳には見えない」
「スポーツ選手にプライバシーはないのか!?僕たちが関心があるのは、試合しているときの選手であって、私生活で何をしようと関係ない」
「有名人のスキャンダルに飛びついて興奮するマスコミ、クソ食らえ」
・・・という反応が多い。

仕事をちゃんとやっていればいい、仕事のシーンを一歩出たら干渉しない、というスタンスはいい。
ミッテランには隠し子がいたし、シラクだって愛人(日本人!)がいるけど、政治家としての汚点にはならなかったじゃない。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(単純計算しても歳は出ません!)
訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とヴィンテージの服、デビッド・ボウイが趣味。

長谷川たかこ

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